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遠藤航のマウスピースを真似してはいけないのはなぜ?その効果を本人が解説


サッカー日本代表・遠藤航が試合で使う愛用品のマウスピースは他のスポーツで使われるものとは違って特殊な仕様になっているようで、安易に真似をすると逆に効果が無いどころがパフォーマンスが落ちてしまう理由とは?

24年6月21日放送の「ぽかぽか」のトークゲスト出演時の内容をもとにご紹介。

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遠藤航のマウスピース

マウスピースを着けるようになったきっかけはドイツで出会った日本人歯科医にスポーツ用のマウスピースをおすすめされたのが最初だとか。

遠藤「着けるとちょっとパフォーマンスが上がる選手がいると。あとは歯を守るためという意味でちょっとチャレンジしてみようというのがきっかけで。」

他に守備的MFでボールを奪取するというポジションゆえに”強く見えそう”という外見上の理由もあるとか。

遠藤「今はもう欠かせないアイテムになってますね。」

遠藤航個人の合わせてカスタマイズされる特注品なので試作品などを合わせると数百個を超えるほど作って来たとの事。遠藤航のマウスピースを真似してはいけないのはなぜ?その効果を本人が解説

ただし費用についてはお世話になっている歯科医に趣味の延長的な感じで作ってもらっていて、スポンサー的な感じで費用負担してもらっているので遠藤航の個人負担はナシ。

遠藤「(歯科医の)彼も趣味ベースでやってくれたりしてるんで。」

マウスピースの材質は戦闘機などにも使われる頑丈な素材になっていて、これまで作られたマウスピースの総額は高級車が買えるほどになっているそう。

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マウスピースのメリット&デメリット

ただし、マウスピースを着けてプレーするサッカー選手は世界的に見ても超少数派でかなりマニアックな用具なのに加えて遠藤航が使うマウスピースはかなり特殊。

遠藤「このタイプは僕だけですね。他の歯医者さんは作れないって言ってるぐらい繊細な技術が必要なので。」

最近は遠藤航が愛用しているという事で他の選手からも興味を示されるケースが徐々に増えて来ているとか。

遠藤「僕を見て、着けたいっていう選手とか、他の選手も何人が着け始めてます。」

元日本代表の槙野智章によるとマウスピースを着けたままプレーすると喋りにくくなったり、逆に疲れるといった弊害があるのでデメリットもあるという補足。

そんなデメリットを考慮に入れてもプラスの方が大きいとする遠藤航からは、その最大の利点は”マウスピース着けると食いしばらなくなる”という解説。

遠藤「僕が着けてるやつはあまり食いしばらないようにというか、プレー中に(食いしばって)グッとなっててもパフォーマンスが出づらいので、どちらかと言うとリラックスした状態で最大限パフォーマンスが出せるように。本来のマウスピースはグッと噛むのがメインだったんですけど、その歯医者さんはその考え方がそもそも違って。そういうのも面白いなと思って。」

つまり食いしばってパフォーマンスを上げる用のマウスピースではなく、逆に余計な食いしばりを防ぐ仕様になっている特別なマウスピースという事なので市販のマウスピースとはそもそも設計思想から違うというのが注意点。

という事で安易に真似しても同じようなパフォーマンスが望める保証は無いというわけですね。

以上、遠藤航のマウスピースについてでした。

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