What an Interesting World

日々の気になるトピックについてあれこれと役立つ情報を提供するサイト

右利き、左利きの人がいるのはなぜ?ZAZYの左手生活1か月スタート?チコちゃん


24年9月6日放送の「チコちゃんに叱られる」の問題『右利き、左利きがあるのはなぜ?』の答えなど簡単にまとめてご紹介。天才を作る方法として先生おすすめの左手1か月生活を行ったZAZYの脳の変化は?

スポンサーリンク

ゲスト出演者

【ゲスト】小林聡美、つるの剛士

【VTRゲスト】ZAZY

右利き、左利きがあるのはなぜ?

2問目の出題は、

なんで右利き、左利きがあるの?

チコちゃんの答えは、

右脳と左脳があるから

解説は脳内科医で医学博士の加藤俊徳先生。

なぜ利き手というものが存在するのか?その理由は「脳の負担を減らすため」というもので、優先的に使う手をあらかじめ決めておかないと咄嗟に手を出すシチュエーションに出くわした際にその都度判断していたのでは動作に遅れが生じてしまうからとの事。

何かあったら自然と利き手が出るようにしておけば脳が指令を出す時間を省略できるのでこれは大きなメリット。

そんな脳には右脳と左脳がある事は常識ですが、右脳が左手を動かし、左脳が右手を動かしているというのが大きなポイント。

右利きと左利きの脳を比較してみると、黄色く表示されている手を動かす脳の領域は右利きは左脳の該当箇所が大きく発達していて、左利きはその逆というのが一目瞭然。右利き左利きの脳の発達の仕方の違い チコちゃん

この発達具合によって右利き、左利きの違いが生まれるそうで、この違いに影響を与えるのが「遺伝子」「生活環境」といった要素。

両親と子供の利き手の関係をまとめた統計によると、親が右利きだと子供も右利き、親が左利きだと子供も左利きになりやすい チコちゃん

  • 両親が二人とも右利き → 子供が左利きになる率は9.5%
  • 両親が二人とも左利き → 子供が右利きになる率は26.1%

そもそもの遺伝子の影響が大きく作用して右利きとして生まれた子供でも左利きの親の影響で左手を使い始めると右脳の手を動かす領域が発達していってそのうち左利きに変化するケースも多々起こるとの事。

スポンサーリンク

つまり遺伝子の影響だけではなく、どちらの手を多く使うか?その生活環境によっても利き手は決まると加藤先生。

ただし10歳ぐらいまでは無理に利き手を変えようとしてしまうと違和感を覚えてトラウマになり脳の発達に悪影響が出るリスクがあるので幼い頃に矯正するのは要注意。

ちなみに左利き=天才、センスの人といったイメージが強いですが、脳科学的には根拠ありだそうで、左利きだと右利きに比べて右脳と左脳の両方を平均的によく使っているのがポイント。

右脳は主に物の形、色、音の違い、空間認識などの情報処理を担当し、左脳は計算や問題解決したりする言葉の情報処理を担当しており、文字を書いたり会話をする時はほとんどの人が左脳を使用。右利き左利きの違いと右脳と左脳の関係 チコちゃん

という事は右利きは文字を書く時に左脳で手を動かしながら同じ左脳で言葉の処理をしていて、左利きは右脳で手を動かしながら反対の左脳で言葉の処理をしている事に。

このように左利きだと必然的に両方の脳を使う機会が多く、その分だけ脳全体が活性化されるために人と違った考えが浮かぶというのが加藤先生の見解。

ただしこういった脳の使い分けを利用すれば天才は作る事が出来るというのが加藤先生の考えで、その方法は日常のあらゆる動作を一か月間に渡って全て左で行うというもの。天才を作る方法は左手生活1か月 チコちゃん

という事で芸人のZAZYに協力してもらって右利きのZAZYが1か月間左手ばかりを使って生活したらどんな変化が出るか実験。

加藤先生からは芸人にとって左手生活は非常に有効で、空気を瞬時に読む力や面白い事を思いつく力がアップすると夢のようなお話。

ちなみにZAZYが選ばれたのはピンクのイメージがチコちゃんとちょっと近いという何ともな理由。チコちゃんにZAZYが出られたのはピンクつながり

仕事以外は基本的に全部左手という制約のもとで左手生活がスタートしますが、その結果は今後の放送で毎週追加報告があるという事で久しぶりにチコちゃんで回またぎの連続企画が始まる事に。チコちゃんでZAZYの左手生活企画スタート

という事で2問目は以上。

※同放送回のその他の疑問はコチラ

NHK「チコちゃんに叱られる!」に関する全記事はこちらのリンクから

一覧:NHK「チコちゃんに叱られる!」

 - エンタメ

スポンサーリンク