世界くらべてみたら 冷凍食品総選挙ランキング 3位ニチレイ炒飯、2位冷凍寿司で1位は?
25年4月9日放送の「世界くらべてみたら」は冷凍食品総選挙と題してアメリカ、イタリア、ペルーで人気投票という事でランキング結果を一覧でまとめてご紹介。
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ランキング一覧
アメリカではフライパンで作るタイプの冷凍餃子はあってもレンチンだけで作れるものは珍しく、それでいてここまで美味しい冷凍餃子は食べた事が無いと大絶賛。カリッと食感かつもちもちした薄い皮もアメリカ人にしっかり刺さっていた模様。
イタリアではギョーザもしっかり認知されており、レストランで食べるものと変わらないクオリティとコチラも好評。さらに日本での販売価格を聞かされるとそのコスパの高さに衝撃で「これでレストランを開ける」という声も。
ペルーはニンニク大好きな国民性という事もあってキャベツの食感とニンニクの風味が相性抜群と絶賛。
アメリカでは冷凍食品でお寿司が食べられるのは信じらないという感想で、ロール寿司が主流のアメリカでも握り寿司の美味しさがしっかり伝わった様子。
イタリアでは魚の旨味もしっかりあって目の前で握られたものと変わらなくてすごく美味しいと大好評。お米のクオリティも冷凍とは思えないほどしっかりしているとウケ抜群。
ペルーでは「ニギリ」というワードが出るほどお寿司に精通した人がいる一方で、やっぱり生の魚介が苦手な人が多くて票がイマイチ伸び悩み。
日本人の感覚からすると冷凍寿司という時点でかなり抵抗感があるものの、味は折り紙付きなので興味のある方は以下の公式ページで。
スポンサーリンクアメリカではレンチンでベチャっとした感じになっていないのはスゴイと大絶賛。パラパラでふっくらしたお米の食感はアメリカでもウケ抜群。
一方でイタリアではお米が柔らかすぎてイマイチ。ご飯にもしっかり芯が欲しいとアルデンテ第一主義が爆発。
ペルーでは香り豊かなのに味が濃すぎずに美味しいとその絶妙な味加減に大絶賛。
アメリカでは冷凍の揚げ物なのにパサパサ感が無くて美味しいと大好評。
鶏肉なのにこの柔らかさはなに!?と驚きと共にイタリアで売られている冷凍ナゲットより遥かに美味しいと好評。ただしイタリアの揚げ物フリットなどはカリカリ、サクサクの噛み応えがある物が多く、その点で言うとちょっと薄衣の食感が物足りないという声も。
ペルーでは厚い衣の揚げ物が大半なので、それらとは一線を画すむねからの薄衣が非常に好評で肉の味もしっかりすると絶賛。学校用の子どもの弁当を用意する文化があるペルーでは冷凍食品は調理必須のものが多く、こういったレンチンだけで子ども用のおかずが作れるのは相当助かるという声も。
スポンサーリンク濃い味が好きでお馴染みのアメリカでは意外にも「ソースの味が濃すぎる」「ソースの味しかしない」という意見で、生地や具材の野菜が美味しいのでソース無しのバージョンが食べたいという感想も。アメリカでは「キャベツパンケーキ」として認知されているお好み焼きをそのまま味わいたいという意識や、甘い濃いソースはお肉と合わせるものという考え方が多いのでは?という見解。
イタリアでは見ただけで「お好み焼き」とバッチリ認知されていて、ローマやミラノの日本料理店で提供されている影響が如実に。さらにはレストランで食べるクオリティと一緒で冷凍食品とは思えないと大絶賛。甘いソースと生地のバランスが良いとアメリカとは真逆の反応。
ペルーではかつお節のダンスが「動いているのが気持ち悪い」と第一印象は不評だったものの、いざ食べてみると美味しくてかつお節も気に入ったと評価が一変。ただし甘いソースが口に合わないという人も一定数いて評価はばらつく事に。
アメリカでは「テリヤキソースのかかったミートボール?」と初めて見る料理に戸惑いつつも食べてみると冷凍食品とは思えないほどにお肉が柔らかくてジューシーと大好評。デミグラスソースの味も気に入られたようで肉料理と副菜がセットになっているアメリカのワンプレート冷凍弁当(通称:TVディナー)のメニューに入れて欲しいという声も。
ところがイタリアではお肉は美味しいのにソースのキャラメルっぽい甘さが強すぎると不評。イタリアの肉団子はトマトと白ワインで煮込む酸味の効いた味が特徴なのでその差がモロに出てしまった様子。
一方、ペルーでは「見た目は甘そうなのにソースが苦い」「焦げてる?失敗料理みたい」と意外な反応。日本では濃厚なコクと評価されるデミグラスソースの苦みがただただネガティブな感想に。
今回の3か国ではおにぎりの認知度の高さに比べて焼きおにぎりはほぼ認知されていなかったようでしたが、アメリカでは外のカリカリ食感がクリスピーで香ばしい醤油味も美味しいと大好評でキッズにもスナック菓子みたいとウケ抜群だった様子。
イタリアでは「ダイエット食?」と具が無い事に戸惑う人続出。スップリというチーズをご飯で包んで揚げるライスコロッケに似ているからこそ中身が無いのは拍子抜けに感じるという意見。
イタリアのミシュランシェフはニンニクの芽と青唐辛子を油で炒めて、そこにアスパラを加えてお酢・醤油・ラー油・タイムで味付けし、仕上げにカラスミを削ってレモンの皮を刻んで乗せた焼きおにぎりアレンジレシピを考案。
ペルーではガッツリ具沢山のおにぎりが認知されているせいで「中身はどこ?」とおにぎりの具を探す人続出で、ただの醤油ご飯では満足できないとブーイングの嵐。
スポンサーリンクアメリカではケチャップを使った濃い味付けのミートソースが定番の味ですが、それに比べるとトマトソースが薄いと不評。
イタリアではパスタが柔らかすぎて食感が気持ち悪い「作り方が分からない学生が作った料理」と激辛ダメ出し。他にも「もちもち過ぎてゴムみたい」ともちもち食感がアダに。ソースについても「これはボロネーゼじゃない」「変な味。生クリームを入れたら味が台無し」とイタリアでは絶対あり得ない生クリームとボロネーゼの組み合わせに強烈な拒否反応。
一方でペルーでは肉の旨味が感じられて美味しいと好評で、レンチンだけで作れるような冷凍食品がほぼないというペルーでは冷凍食品で生パスタが食べられるのはすごいと絶賛。日系ペルー人が20万人以上のいるというペルーではうどんも売られているようで生パスタのもちもち食感もかなりウケが良かった様子。
アメリカでは現地の似た料理マッケンチーズに似ているという第一印象だったものの、食べてみると味がボヤけていて「牛乳をそのまま飲んでるみたい」とマッケンチーズには遥かに及ばなかった模様。
ホワイトソースにマカロニを入れるグラタンはフランス発祥でイタリアでは認知されておらず、かなりショックな食べ物という見解。さらにはマカロニが柔らかすぎて「スポンジを食べてるみたい」「アルデンテじゃないと。イタリアを冒涜してる」「チーズにクリームはアメリカっぽい」と辛辣。
ペルーはホワイトソースに必ずニンニクを入れる食文化でパンチの効いた味を好むという事もあって、味が薄くて物足りないとやっぱり不評。
スポンサーリンクアメリカでは具材が少なくてパンのような味しかしないと大不評。取材したニューヨークではチキンやミートボールなど具材がたっぷり乗ったビッグサイズのピザが主流なのでおやつ感覚のピザという意識自体が薄い様子。
イタリアではトマトソースとコーンの組み合わせがとにかく不評で「コーンが入ったピザは見た事が無い」「(コーンが)甘いよ。甘さしか感じない」「チーズとピーマンはアメリカンな感じ」と辛辣。また、今回取材したローマでは薄くてパリッとしたピザ生地が主流なのでパンみたいな生地だと食べられないとギブアップする人も。ただしピザではないスイーツ的な新しい食べ物という名目であれば食べられるかもという声も。
ペルーでもトマトソースとコーンの甘さが合わないとイタリア同様に大不評。
以上、世界くらべてみたらから外国人が選ぶ冷凍食品総選挙ランキングでした。