グリンピースって何?日本で食べられている8種類の豆とは?チコちゃん
25年6月27日放送の「チコちゃんに叱られる」の問題『グリンピースって何?』の答えなどまとめてご紹介。日本で主に食べられている8種類の豆をあなたは全部言えますか?
ゲスト出演者
【ゲスト】野々村真、井上咲楽
【VTRゲスト】なし
グリンピースって何?
2問目の出題は、
グリンピースって何の豆なの?
チコちゃんの答えは、
エンドウ豆
解説は龍谷大学の大門弘幸教授。
そもそも豆とはマメ科の植物の種の事を指す言葉で、日本では主に8つの種類が食用になっていて大豆、ソラマメ、エンドウ、インゲンマメ、ササゲ、ラッカセイ、ヒヨコマメ、ヒラマメがその代表格。
そのうちでグリンピースはエンドウという植物の種で、このエンドウは収穫時期によってその名前が変わり、
- 豆苗:エンドウの種をまいて10日ほどで収穫
- サヤエンドウ:豆苗が育って花が咲くとサヤが発生
- グリンピース:サヤが膨らんで中の種が大きく成長
- エンドウ豆:グリンピースが成熟して大きくなり、水分が抜けて乾燥してから収穫
ただし栄養価については見た目同様にかなり異なっていて、豆苗はβ-カロテンが豊富、サヤエンドウはビタミンCが豊富、グリンピースやエンドウ豆はタンパク質が多く含まれているといった違い。
ちなみにホームセンターなどではグリンピースや豆苗とそれぞれ別々の名前が付いてその種が売られているのを見かけますが、これはそれぞれに適して品種改良されたもので、例えばサヤエンドウ用の種だとサヤが柔らかく育ちやすいという特徴を持っていたり、グリンピース用だと豆が大きく育ちやすかったりという違い。
スポンサーリンクこの他に豆のマメ知識として紹介されたのは、
「緑豆もやしは成長すると枝豆になり、さらに成長すると大豆になる」
「もやしには大きく分けて緑豆と大豆の2種類。緑豆もやしは豆が小さく、水分が多く、値段が安い。大豆もやしは豆が大きく、甘味があり、値段が高いという違い」※他に西日本でよく見かける黒緑豆からできるブラックマッペもやしなども
「あんこの原料は小豆なのに対し、白あんの原料はインゲンマメ。あんこの色は豆の皮の色で決まる」
「赤飯に入っている豆は関西では小豆を使い、関東ではササゲ豆を使う。味は小豆の方が良いとされているものの豆が割れやすい”腹割れ”を起こすデメリットがあり、関東では武家社会が続いたおかげで切腹を連想させる腹割れを起こしにくいササゲ豆が使われるように」
「インドにはCHICO(チコ)という落花生の品種の豆があり、日本で落花生が約5か月で収穫なのに対してチコは3か月かからず収穫可能」
という事で2問目は以上。
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