ジョブチューンのミニストップスイーツ結果 2025年は8品合格で2度目の全品合格はならず
25年8月9日放送の「ジョブチューン」から2度目の全品合格に挑んだ2025年ミニストップスイーツの審査員評価やランキング11品の合格・不合格、満場一致など結果一覧をまとめてご紹介。
審査員
ジャッジする審査メンバーたちは、
自由が丘 モンサンクレール:辻口博啓
横浜 スイーツガーデン ユウジアジキ:安食雄二
渋谷 ミュゼ・ドゥ・ショコラ・テオブロマ:土屋公二
不動前 エキリーブル:徳永純司
名古屋 シェ・シバタ:柴田武
Toshi Yoroizuka:鎧塚俊彦
ORIX HOTELS & RESORTS:鈴木一夫
の全7名。
ランキング&ジャッジ結果
【合格 6名、不合格 1名】満場一致まであと一票
ソフトクリームとメロンソーダのコントラストが効いていて、メロンソーダ感を強調するパチパチでメロンソーダの香りを連想させる工夫も評価の対象に。
また、ナタデココを使っていることでレトロな喫茶店のメロンソーダ感をさらに盛り上げてくれると高評価。
一方で、見た目重視で特に味付けをしていないハート型の赤いゼリーについては「何の味がするのかな?」と期待して食べると何の味もしないただ甘いだけの期待外れに終わってしまうので、スイカやフランボワーズなどの味を足したりして味的にも意味のあるものにして欲しいという注文も。非常に目立つように入っているだけに気になった模様。
【合格 4名、不合格 3名】
塩味が強いという他審査員からの意見は理解しつつも全体的なバランスは決して悪くなく、夏に食べるという事を想定すると塩味はむしろプラスに働くという判断で合格。
あんこの糖分を抑えて塩味、バターが感じられてこの値段でこの味ならOKという声。
一方で不合格を出した審査員からは抹茶の良さを引き出せていない点が気になるという意見で色止めとして入っているクロレラのえぐみが前に出てしまっているというダメ出し。退色しないように光を遮断するパッケージにするなどの工夫をしてクロレラを除いて抹茶100%で勝負する商品開発アプローチも必要というアドバイス。
スポンサーリンク【合格 5名、不合格 2名】
白桃は加工せずにそのまま食べるのが一番美味しいフルーツの代表格で、それをシュークリームに使うというのは非常に難しい挑戦でその苦労が感じ取れると審査員。
桃は乳脂肪との相性が良いので卵少なめのカスタードに桃ソースを合わせ、乳脂肪が入ったホイップクリームを2層にするというのは好判断で桃の味をちゃんと引き立てていると高評価。
一方で不合格を出した審査員からはやはりそのまま食べた方が美味しい白桃をわざわざシュークリームにする意味がないとダメ出し。桃の良さを活かすのであればミニストップのハロハロに使えばもっと相性が良いのにという意見。
【合格 7名、不合格 0名】満場一致パーフェクト合格
濃厚プリンにソフトクリームを乗せたミニストップの人気商品プリンパフェをアイスとして再現した新商品が満場一致ゲット。
バニラアイス・プリン・キャラメルソースという直球ど真ん中の王道の組み合わせを緻密な計算で仕立てた商品で、水分を吸わないように油脂でコーティングしたキャンディチップのカリカリ香ばしい食感やオーバーラン(空気の含有量)を最大限に引き出したバニラアイス、その対比になるプリンアイスなど各要素が上手く計算されていると絶賛。
岩塩を使って塩キャラメルのように感じられるのも隠れたポイントと指摘する審査員も。
ちなみに普段からミニストップのプリンパフェをよく食べているファンという審査員からは本家のプリンパフェとは固さが異なっているものの、その場で食べるプリンパフェとお持ち帰り用のこの商品というコンセプトの違いが明確に出ている中にもキャラメルは同じ特徴を持っていたりして再現性は高い「みたいなじゃなくて、こっちが本物でもいい」と思わせられる商品と絶賛。
【合格 6名、不合格 1名】満場一致まであと一票
ジャッジ企画に合わせて冷たい状態で運んできたのが仇となって審査員によっては冷凍に近いアイスクレープのような状態になってしまっているという大きなトラブル発生。
それでも台湾蜜いもがとにかく美味しく、いも本来の自然の甘みが感じられ、その美味しさをシンプルに押し出す作りが評価されて合格という判定に。ただし生クリームについては要改善で乳脂肪分を下げてもっと滑らかなクリームにした方が良いというアドバイス。
他にも台湾蜜いものねっとり感が良く、味わいや香りが冷たいながらもすごく伝わって来たという意見も。
スポンサーリンク【合格 2名、不合格 5名】
2023年のジャッジでほっくり和栗のモンブランが合格4票でギリギリ合格だったという事で高みを目指すリベンジに挑むも惨敗。
和栗を活かすというテーマにはそぐわない食べた時に感じる香料の強さが大きなマイナス点。また、中にラム酒を入れているせいでモンブラン本来のほっくりとした香りが損なわれてしまった点も不評。
【合格 7名、不合格 0名】満場一致パーフェクト合格
発売から20年を超えてミニストップのカップスイーツで売り上げ1位を誇る看板商品はこれまで何度もジャッジに挑むもどうしても満場一致合格には届かないという悔しい思いをしてきましたが今回5度目の挑戦にして満場一致をゲット。
しっかりとチョコレートを感じられる作りに改善され、シャンティショコラ、チョコレートプリン、ココアクランブルの食感、ウェット感のあるチョコブラウニーなど各パーツのコントラストもしっかり効いてチョコレートの醍醐味を凝縮したパフェになっていると絶賛。
チョコレート価格が高騰している事を考えると10円の値上げだけで収めている点も評価の対象に。
スポンサーリンク【合格 6名、不合格 1名】満場一致まであと一票
オレンジでありながら独特の渋みや酸味を持つブラッドオレンジというクセのある素材をしっかり活かしたハロハロになっていると高評価で「今までのハロハロの中で一番良い」というコメントまで。
一方で唯一の不合格派からはブラッドオレンジ好きからすると色味も苦みもちょっと足りないと厳しいダメ出し。シロップの高い完成度に比べて果肉がちょっと物足らない印象でブラッドオレンジ特有の深い味と苦み&えぐみがあった方がブラッドオレンジ好きには刺さるという意見。
【合格 7名、不合格 0名】満場一致パーフェクト合格
北海道の素材にこだわって作られたチーズケーキで、あえてレモンを加えずにチーズらしい乳酸だけで作っている点もナチュラルな美味しさに感じられて好感が持てると高評価。
他にも一口食べただけで「こんななめらかなチーズケーキがコンビニに売ってるんだ」という感想が頭に浮かぶほど衝撃的に美味しかったと絶賛する審査員もいて、きっとお客さんからも支持を受けて今後の定番商品化するはずと太鼓判。
スポンサーリンク【合格 2名、不合格 5名】
フレッシュのクリームは酸にも熱にも物理的な刺激にも弱く非常に扱いが難しい素材でハードルが高いのは重々承知でも、やっぱり「本気の」と謳っているからにはフレッシュのクリームに挑んで欲しかったという注文。
昔のコンビニロールケーキは植物性油脂のホイップを使うのが当たり前で動物性油脂の生クリーム100%は一切ないという世界だったのが、今や動物性油脂100%と見紛うほどのクリームを各社が作って来ているという事を考えると、より高みを目指さないととエール。
【合格 5名、不合格 2名】
創業から45年も販売されている「ソフトクリームバニラ」をベースとして原料から一新する大幅リニューアルを敢行した商品はしっかり合格を獲得するも満場一致で大団円とはならず。
確かに商品コンセプトの「濃厚」は感じられるものの、濃厚が常に正義とは限らず、例えば真夏の暑い時期などはさっぱり系が美味しくなる事もあって個人の好みにも左右されやすいのでソフトクリームで満場一致はかなり難しいという審査員の意見。
スポンサーリンク最終結果
2024年7月にコンビニスイーツで全品合格を最初に勝ち取った先駆者ミニストップでしたが、今回は開発陣を刷新して挑んだある意味再出発という事も響いたのかやや物足らない結果に。
以上「ジョブチューン」から2025年ミニストップスイーツランキング&ジャッジ結果一覧でした。
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