脚本家が選ぶTBSドラマ最終回ランキング3位はビューティフルライフ、2位はIWGPで1位は?
25年9月8日放送の「プロフェッショナルランキング」ではドラマのプロ・脚本家105人が選ぶTBSドラマ最強の最終回ランキングベスト30を発表という事で一覧でまとめてご紹介。
スポンサーリンク
TBSドラマ最強の最終回ランキング
1位 高校教師
エンドロールが流れた後のラストシーン。電車内で寄り添うように動かない二人の指には赤い糸、そして窓に描かれたイラストが映されて終わりという意味深すぎる衝撃の最終回。
「教師と生徒の美しいラブストーリーでどんな結末が待っているのだろう…と毎週熱狂して観ていました」
「社会的タブーに挑んだ作品として非常に印象深い最終回だったと思います」
「ドラマを観ていなくても何故か誰もが知っているラストシーン」
「視聴者一人一人解釈が分かれるラスト」
「最終回放送の翌日、学校の友人たちと熱く語り合った事を思い出します」
「繭と先生は赤い糸を結んだまま電車の中で死んだのか?眠っているのか?そもそもこれ自体が幻覚か?まさしく、見た人それぞれで最終回が違う!そんな最終回。すごい作品です」
2位 池袋ウエストゲートパーク
「現代では描きづらい伝説の最終回。ブクロ最高!」
「神キャスティングなのも面白い!時代の若者を映し出した名ドラマ」
3位 ビューティフルライフ ~ふたりでいた日々~
「私の中でこれを超える最終回はない!」
「学生ながら美容師になる事を夢見た傑作」
「人が亡くなっていく物語なのにみんなが前を向いて終わる」
「今でもずっと温かな余韻が続いています」
「柊二の悲しみや喪失感にフォーカスする事で愛の深さを描くのではなく、ふたりでいた日々が彼のこれからを照らしてくれるのだろうという幸福感を含んだ観終わり感に持って行く脚本・演出・お芝居は最強です」
スポンサーリンク4位 カルテット
「派手な事もミラクルもほとんど起こらないにもかかわらずこんなにも目が離せない最終回を私は見た事がありません」
「結局、登場人物たちの日常は初回からほとんど変化がない。主人公は変化し成長しなければいけないというドラマの定型を壊した、その後のドラマ作りの思考法を変えた画期的な傑作」
「私はこの最終回を見て脚本家を志しました」
5位 俺の家の話
「最終回の大どんでん返し。喜怒哀楽が詰まった最終回」
「最後まで笑って泣ける人情劇となっており唯一無二の構成」
6位 アンナチュラル
7位 愛していると言ってくれ
「手話の指先。色気がすごい」
「王道恋愛ドラマの金字塔として君臨し続けている」
「かなり前に観たはずなのにラストシーンがいつまでも忘れられません」
「とても良い気持ちで観終えることができた」
「出会いと同じオケージョンながらそれぞれに成長を遂げた様子を感じさせ、もう一段階深い絆で繋がる未来を感じさせる」
「二度目の出会いに言葉がないのがまた良くて、今度はきっと上手くいくと思わせてくれた」
「二人ならどんな困難も乗り越えられると誰もが信じた」
8位 ケイゾク
スポンサーリンク9位 白夜行
「闇を描くことで圧倒的な光や愛を描いた傑作ドラマの一つ」
「罪を重ねた男女が行きつく結末は壮絶で悲しかった」
「山田孝之の演技力に魅了されました」
「愛とも罪ともつかない関係の終着点があまりにも美しく切なかった」
「瀕死の亮司に駆け寄らず背を向け去っていく雪穂にその覚悟の重さを感じた」
「あったかもしれない二人の違う未来を思い、より悲しくなり涙が止まらなかった」
10位 木更津キャッツアイ
11位 3年B組金八先生ファイナル
1979年から放送が開始され、32年間を締めくくるファイナルとして放送されたシリーズ11作目。定年退職を迎えた金八先生を送り出す最終回にはこれまでの卒業生が大勢出演する豪華演出。
「ドラマであり、ドキュメンタリーでもある。32年のキャストの成長と年を重ねていく事の意味などもリアリティーを持って伝えられた。すさまじい最終回。こんな最終回はこのドラマしかない。みんなが自分の青春を重ねただろうし、そして改めて日本国民が金八の生徒だったのだと分かる。圧巻」
スポンサーリンク12位 半沢直樹
13位 海に眠るダイヤモンド
14位 MIU404
同15位 逃げるは恥だが役に立つ
「絶対にハッピーエンドじゃないと許さない!という期待に応えるときめきにあふれた最終回」
「新しい時代のむずキュンの金字塔だと感じました」
「これまでのドラマが結婚をゴールとしていたのに対し、この作品ではその先の夫婦のあり方を模索する姿が描かれていた。夫婦を超えてゆけという最終回のサブタイトルにふさわしい名場面だったと思う」
同15位 JIN -仁- 完結編
「タイムスリップもののドラマで最強と思われるこの作品は最後まで視聴者を裏切らず、最強であり続けた」
「過去と未来、命と想いをつなぐ、奇跡のような最終回」
「咲からの手紙を読む場面では言葉にならない思いが込み上げて涙が止まらなかった」
同17位 未成年
「主人公たちと同じく社会や学校に不満を抱いていた時代だったこともあり、主張は胸に来るものがあった。」
「屋上での主人公の叫びはつくりもののドラマの枠を超えた生の人間の叫びのように感じ、いつまでも私の脳裏に残っています」
スポンサーリンク同17位 流星の絆
「復讐とは何か、許すとは何かを問いかける終わり方だった。」
19位 ふぞろいの林檎たち
同20位 とんぼ
同20位 世界の中心で、愛をさけぶ
同20位 義母と娘のブルース
「綾瀬はるかさん演じる主人公が現実離れしたキャラクターなのに、いや、だからこそ、強烈に泣ける最終回」
「血の繋がりを超えた愛に胸が熱くなりました」
23位 岸辺のアルバム
最後のシーンでは「これが三年前の田島家の姿である そして いまー」というテロップが流れ「この四人がどんな幸せの中にいるか どんな不幸せを抱えて生きているかは みなさんの御想像にゆだねた方がいいだろう」のテロップで終了。
「最終回に繋がるまでの家庭崩壊の描き方があまりにもすさまじくて、余韻を残すのも昔の作品にもかかわらず斬新だった」
「高度経済成長で永遠の幸せをも手に入れたと勘違いした日本人の幻想など自然のリアルな力の前では無力でしかないという説得力」
「水害で全てが流されても田島家の人々にとっては、かえって良かったのかも?と思わせてくれる終わり方でした」
24位 オレンジデイズ
「こんな大学生活を送りたいと100回以上思いました」
「妻夫木聡さんと柴咲コウさんの大学生カップルはあの頃の私の憧れ」
「『行ってらっしゃい』という愛に満ちた響き、それを受け取った櫂の心の機微が伝わる繊細な表情」
「シンプルなセリフの強さと重要性を感じさせてもらった一作です」
スポンサーリンク25位 VIVANT
「大きく広がった物語が家族という小さな世界のドラマに集約していく事で人間にとって家族という存在は最も大きな問題だという事に改めて気づかされました」
同26位 不適切にもほどがある!
同26位 SPEC ~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿~
28位 華麗なる一族
「愛されたい息子とどうしても息子を愛せない父の愛憎劇。その結果はあまりにも悲しい最終回」
「人間の幸せとは何かというものを考えさせられるラストでした」
29位 ずっとあなたが好きだった
エンドロール後のラストカットでは意味深な一匹の蝶のアップで終了という終わり方。
「不気味なマザコンキャラ純粋な男の大きなギャップ…」
「もやもやした気持ちが残り忘れられない」
「不穏なラストが印象的」
「鳥肌が立ったのを覚えている。こんなラストシーンを作りたいってずっと思っています」
「メガネをかけた男の子は、冬彦の子なのか…?」
「まるで冬彦が美和の事を今でも監視しているかのようでラストはこのドラマらしく終えた所が圧巻…」
スポンサーリンク同30位 スクール☆ウォーズ ~泣き虫先生の7年戦争
荒れ果てたラグビー部を熱血教師が立て直していく実話をもとにしたスポ根ドラマの金字塔。
同30位 陸王
「マラソン大会のシーンがとてもリアルに丁寧に描かれていて感動的だった」
「圧巻のマラソンシーンに度肝を抜かれた」
「こはぜ屋の皆さんの応援する姿、リアルすぎる演技に感動!」
「そうなって欲しいという視聴者の願いを裏切らない結末。分かっていても思わず涙が溢れるのはこはぜ屋の皆さんの演技にリアリティがあるからだと思う」
同30位 花より男子2(リターンズ)
日本武道館を貸切っての超豪華プロポーズシーンで会場に集められたエキストラの数は1万2000人という規模。
「少女漫画の王道を最高のキャストで実写化!」
「すれ違いを乗り越えて結ばれる姿はまさに恋の王道!」
「会場を埋め尽くす生徒たちが祝福するシーンはつくしじゃなくても『ありえないっつーの!』と思った笑。これほど華やかな最終回は見た事無い!」
「道明寺とつくしが幸せになる事を願った全視聴者の期待値を超えて来る素晴らしい演出!」
以上、プロの脚本家105人が選ぶTBSドラマ最強の最終回ランキングベスト30でした。