あさイチ 今日の映画紹介はふつうの子ども、リビング・ラージ!
25年9月12日放送の「あさイチ」特選エンタ映画紹介ではゲストの北村匠海と共に”子ども”をテーマにした2作品として『ふつうの子ども』『リビング・ラージ!』を紹介。
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ふつうの子ども
現代を生きる子どもの日常を描いた人間ドラマで、主人公は生き物と駄菓子が大好きな小学4年生の上田唯士(ゆいし)とそのクラスメイトの三宅心愛(ここあ)と橋本陽斗(はると)の3人。
この日の授業は「私の毎日」をテーマにした作文発表。
すると唯士はみんなが自分の身の回りの事について書いたのに対して「うんちをしたら流す。紙で拭くのも忘れずに。」と個性爆発。クラスは爆笑の渦に包まれますが、先生からは「ふざけるのと自由は違うかな。」と注意され唯士はしょんぼり。
そんな中「私は大人の言う事を聞きたくない」というテーマでクラスで唯一、環境問題について自分の意見を書いてきた心愛の登場に一瞬で心を奪われてしまう唯士。
環境破壊を続ける大人たちへの怒りを堂々と発表する心愛の姿に衝撃を受けた唯士はその日を境に彼女に近づきたい一心で環境問題について勉強し始める事に。
そして心愛の気を引こうと覚えたばかりの環境問題の話題を持ちかけて猛アピール。そんな心愛は問題児ながらクラスで目立つ存在の陽斗に恋心を抱いている様子で、必死に話しかける唯士にはそっけないそぶり。
それでもめげずに図書室では静かに本を読む心愛にそれとなくアピールしながら近づくと、
心愛「座ったら?」
唯士「三宅さん…いたんだ…?じゃあ座らせてもらおうかな?」
ととぼけたふりをしてまんまと臨席をゲット。
そんなうちに環境問題について必死に話しかけて来る唯士に徐々に好印象を抱いた心愛は笑顔で会話をするようになりますが、そんな二人の間に割って入って来るのが心愛がひそかに思いを寄せる陽斗。
「お前と三宅って何かやってんの?」といつの間にか3人で環境活動を始める事になり、その拠点は陽斗が見つけて来た空き家。
温室効果ガスを減らすために「車を使うな」と書いたビラを作る3人は帽子やサングラスで変装をして駐車場に停めてある車に貼り紙をするという抗議活動に精を出す日々。
やがて3人の環境活動はどんどんエスカレートして親も学校も街も巻き込む大騒動へ。
本編映像を見た北村匠海からは「観たい!お芝居すごくて。」と感心しきり。
リビング・ラージ!
チェコのアニメ映画で粘土などで作られたキャラクターなどを一コマずつ撮影して作られたストップモーション作品。
料理と音楽が大好きな12歳の少年ベンは歌を歌いながら料理をするのが大好きで料理の手順を絵描き歌のように軽快に歌いながら料理をして、気の合う仲間とバンドを組んでラップを書いて楽しむ日々、
そんなベンはある日、クラスメイトの女の子クララの事を突然意識するようになり、ちょうどこの日は学校の身体測定の日という事もあって、そこでベンは体重が増えすぎていて肥満であると保健の先生から忠告を受ける事に。
それまで自分が太っているとあまり意識して来なかったベンでしたが、この事をきっかけに自分の見た目が気になり始め、ダイエットに挑戦しようとしますが、夜な夜な冷蔵庫を開けてはドカ食い。
それでもクララへの思いが募るばかりのベンは、そんな気持ちを歌詞に乗せて少しでも思いの丈を発散。
するとある日、クララを遠目から眺めながらベンが歩いていると通り過ぎる小さな女の子から「公園のぶた君だ。こんにちは。」と無邪気に挨拶されてしまう羽目に。
この言葉がグサッと刺さったベンは一念発起して本気でダイエットに取り組み始め、見事2kg痩せた事に気を良くするベンでしたが…。
以上、今日の映画紹介でした。
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