What an Interesting World

日々の気になるトピックについてあれこれと役立つ情報を提供するサイト

プロが選ぶカラオケで歌うのが難しい曲ランキング2位Ado、石川さゆりで1位のラスボス曲とは?


25年10月16日放送の「プロフェッショナルランキング」ではプロの声楽家110人が選ぶこの曲カラオケで歌えたら天才ランキングを昭和、平成・令和の2部門で発表という事で結果を一覧でご紹介。

スポンサーリンク

昭和部門

1位 クリスタルキング『大都会』

「カラオケのラスボス。」「命がけで出さなければいけない。」「わざわざ自分から歌わない。」「最後の大サビ4回。」「地獄の4連発。1回でも大変なのに4回って…」

2位 石川さゆり『天城越え』 

3位 美空ひばり『愛燦燦』

「言葉一つ一つがきちんと日本語として伝わってくる。」「誰が聴いても心に来る。歌いたいけどなかなか歌えない。」

4位 布施明『君は薔薇より美しい』

「最後のロングトーン。そこが決まらなかったら全部終わり。とても恐怖な一曲。」「笑いながら歌わなきゃダメ。声が明るくなる。」

5位 八神純子『みずいろの雨』

「最後の『の』の半音の感じが素敵な曲。その音がハマってないと何か違う。」

6位 松崎しげる『愛のメモリー』

「一番難しいのがサビに行く前。『ゆーく』をカッコよく歌うのは至難の業。16分音符16個でどう煽るか?期待感を煽るパートにするのが一番難しい。」

7位 クリスタルキング『愛をとりもどせ!!』

「最初から最後までずっとハイトーンなので油断する所がない。」「女性が歌ってるとずっと思ってました。大人になるまで知らなかったです。」

スポンサーリンク

8位 オフコース『さよなら』

「サビの高音と跳躍の仕方。いきなり跳んで高い音出すのは相当難しい。」「オペラでこの音域が続いたら作曲家が殴られるレベル。生きてる作曲家ならやり直しですね。高いシは一音だけ、一回だけ勝負のために出す音。それを連発する。これは勘弁してくださいです。」

9位 ちあきなおみ『喝采』

「歌い始めの低音が難しくて、初めて勝負が決まる。」「サビを歌ってすぐにさっきの超低音に戻らなければいけない。」

10位 和田アキ子『あの鐘を鳴らすのはあなた』

「そうそう簡単に歌いこなせない曲。一番最高潮でバーンと出す、その技術が難しい。」「低い音域であのパワーが出ない。パワーを保ったままサビまで行ける。」

11位 安全地帯『ワインレッドの心』

12位 徳永英明『レイニーブルー』

「すごく繊細さが求められる。下手に歌うと失敗する。サビにソ#が出て来るんですよね。ソまでは行けるんですけど、ソとソ#の間に壁があって、これを出すのが非常に難しい。ここは地声で出さないとダメですよね。ここ裏声は逃げですよね。」

13位 さだまさし『秋桜』

「この歌は歌ってはいけません。語らなければならないです。サビを頑張ったら敗北します。淡々としていて静かな波。語り掛けるように歌う所が大変難しい曲。」「高音のファルセットは優しく。」

14位 ジュディ・オング『魅せられて』

「英語も混ざってますし、異国情緒が混ざっている感じがするのでとても革新的な歌。」「スナックで働いている人たちはお上手なんじゃないですかね。色気。」「サビの上り。ものすごく滑らかに綺麗に出されてますよね。至難の業。」「喋っていく所が上手に歌えるかが肝。」

15位 山口百恵『いい日旅立ち』

スポンサーリンク

16位 荒井由実『ひこうき雲』

「ジブリとかにも使われてるのでよく歌われてると思うんですよね。歌いやすいって。でも普通だとラスサビは出せないです。」「とってもシンプルゆえにミスるとすぐばれる。」「ずっと低い所を歌っていたのに突然最後パーン!と聴かせなければいけない跳躍。」

17位 サザンオールスターズ『いとしのエリー』

18位 山口百恵『プレイバックpart2』

19位 中島みゆき『時代』

「人生経験積まないと味が出ない。」「自分の心の中のどうしようもない想いや人生を背負って歌わないと良さは出ない。」「揺らぎがあるので楽譜通りに歌うとちょっと違ってくる。」「楽譜やカラオケの採点バーだけ見てもこれは再現できない。」

20位 ラッツ&スター『め組のひと』

21位 REBACCA『フレンズ』

22位 久保田早紀『異邦人』

「半音トラップばかりで音程をただ取るだけでも難しい。一音まで移動しないので微妙なラインの音程を取らないといけないので外しやすい。高音の切り替えも大事。」

23位 北島三郎『まつり』

「盛り上げる所は盛り上げて、引くところは引く。」「大事な所をパーン!と破裂されてあとは歌ってるんだけど吸い込みながら歌ってる。」

24位 松田聖子『赤いスイートピー』

25位 葛城ユキ『ボヘミアン』

「ハスキーだけどパワフル。」「低い音で歌い続けるのは意外としんどい。」「力強い声で歌うとなると途端に難しくなる曲。」「ポルタメント(音の繋がりを滑らかにする技法)が何度も登場。」

スポンサーリンク

平成・令和部門

1位 YOASOBI『アイドル』

2位 Ado『うっせぇわ』

「怒りと歌唱力のダブルパンチ。声の破壊兵器。上がった後に下りるのが難しい。ズレやすいのが下。その音を着地させて休憩せずにまた高音。」「一人の人間なんだけど、色んな感情を持った人格が何人か登場するイメージ。」

3位 King Gnu『白日』

4位 Mrs. GREEN APPLE『僕のこと』

「裏声が綺麗に出せないと無理。X JAPANさんも高い曲あるんですけど、それよりも高い。新時代の曲。」「使用音域が2.4オクターブ。女性でも太刀打ちできないので選ばれし者が歌える曲。」「”だ”っていう発音が西洋人のdaの発音に似ている所がある。日本人はもうちょっと後ろ(口の奥側)でぶつかっちゃう。トレーニングしないと無理かもしれない。」

5位 Creepy Nuts『Bling-Bang-Bang-Born』

「音よりも言葉がメイン。この表現がとにかく難しい。歌い方、音程、リズムの取り方も正解が分からない。」

6位 X JAPAN『紅』

「喉潰します。普通に歌ったら。」「喉が壊れるのを待つ曲。」「常にバラード以外はシャウト。声帯に負担がかかる曲。」「プロレスラーのような声帯が必要。高い音をシャウトで出して何度も続ける。」「最高音がレ#の音になります。テノール歌手でも出る人は稀。選ばれし者の音域。」

7位 Official髭男dism『Cry Baby』

「転調地獄を駆け抜けるジェットコースターのような曲なので。」「イントロの調と歌い出す調がまず違うんです。一番最初でまず音取れないんじゃないですかね?意外に。」「違う曲を繋げたみたいに変わって行くので。」

8位 Official髭男dism『ミックスナッツ』

「音がめちゃくちゃ取りづらい。テンポが速い上に予測できない音に跳んでいく。真似できないようにあえて作ってるとすら感じられる芸術の域。」

9位 YOASOBI『夜に駆ける』

「曲のスピードがとにかく速いのでどこで息を吸えばいいのだろう?という。」「ブレスをする場所がない。窒息死してしまう。歌うというよりはラップ。言葉をテンポよく紡いでいかないといけないので息をしてしまうと次の言葉が出ない。」「大サビの前の小サビは半音下げに転調する箇所があって。ここを音バチンと取れる人はなかなかいない。幾田りらさん半端じゃないですね。」

スポンサーリンク

10位 MISIA『逢いたくていま』

11位 YOASOBI『怪物』

「上に行ったり下に行ったりアップダウンが激しい。」「サビで音が跳躍するんですよね。ドソで5度。最後はダメ押しの高音。」

12位 米津玄師『KICK BACK』

「音楽を聴いている時に何となく次の音を想像して聴いてると思うんですね。予想を裏切ってくる。」「クラシックではあり得ない転調の仕方をするので。」

13位 Ado『阿修羅ちゃん』

「1フレーズごとに声の色が変わる。」「何人で歌ってるんだろう?って思うぐらい声色が変わる。阿修羅像からイメージ。」

14位 LiSA『紅蓮華』

「サビのラストのフレーズの一番高い所で裏声に行くのが難しい。ここで声が出なくなるパターンはよく聞きますね。」

15位 Mrs. GREEN APPLE『インフェルノ』

「これは盛り上がると思って歌っても笑われちゃうかも。これ歌えたら本物。3オクターブ近く出てますよね?こんなに音域が広い曲は無いですね。声楽の曲には。むちゃくちゃな曲。高音のミの音が出る人って男性の中でも多分1%とか2%ぐらい。ここが出たら神。」「これ歌う人いるんですかね?」「カラオケで歌うとなるとキーを下げたり出来るじゃないですか?男性はキーを下げたらAメロで低くなっちゃうし、女性はキーを上げたら今度はサビが出なくなる。下げようが上げようが歌えない。誰が歌ったらいいんでしょうか?」

16位 椎名林檎『本能』

「表現力と技術が命。」「音程取るための練習とかしてちゃこの境地に行けない。」「ただ伸ばすんじゃなくてしゃくり、シャウト、フォール。」「全ての技術を盛り込んで歌わないと歌えない。」

17位 King Gnu『一途』

スポンサーリンク

18位 Aimer『残響散歌』

「低い音もしっかり響かせないといけないので難易度が高い。」「サビの途中に出て来る低い音が難しくて。」「急に落とし穴がドボンって感じで出て来るので。低い音を綺麗に歌うのが難しさ。」

19位 スピッツ『ロビンソン』

「これテノール(男性高音)でギリ。」「全体を通してあの高さを優しく歌うのはすごいテクニック。汚い感じだとある程度出来ると思うんですけど。流れで行こうとすると難しい。」「高音と低音の反復横跳びをしているような。上と下を跳ぶのがずっと続くのが大変。」

20位 宇多田ヒカル『First Love』

「気軽に手を出せる曲じゃない。」「楽譜の通りに歌いましょうって言われたら歌えると思うんですけど、ニュアンスを出すのが大変。ブレス(息継ぎ)が音楽的。」「普通にメロディ歌っててもあんまり上手く聴こえないというか、ビブラートがすごい細かい。私には真似できない。」

21位 DREAMS COME TRUE『決戦は金曜日』

「裏声使わずにパワフルな地声で、普通に歌ったら喉が壊れちゃう。」「地声の決戦。地声でこの高音まで歌うのはなかなかの技術が必要。喉の奥まで開けて高音まで歌わないと、裏声で行くとこの曲の良さや盛り上がりが無くなっちゃう。」

22位 和楽器バンド『千本桜』

23位 X JAPAN『Rusty Nail』

「難しい曲の代名詞。」「これは世界の人が心掴まれるレベル。」「裏声を使わずに高音のドを連発。」

24位 globe『FACES PLACES』

「歌えない。歌えない。全く歌えないですこれは。」「気が狂ってる音域。」「最高音のhiG。ホイッスルボイスを使えればいけるかと思うんですけど、この曲ご本人はホイッスルじゃなくて出してるので、どういうこと?って。」

25位 Mrs. GREEN APPLE『Magic』

ただでさえ高いサビの後にやってくる連続8回の裏声。

「男性が歌う曲として相当高い。」「歌える人は自慢していい。」「サビに何度も畳みかけるように出て来る高音の跳躍。ハードルを越えて越えて越えて。またさらに棒高跳びさせられるみたいな大変さ。」

以上「プロフェッショナルランキング」からプロの声楽家が選ぶこの曲カラオケで歌えたら天才ランキングでした。

 - エンタメ

スポンサーリンク