ジョブチューンのセブンイレブン結果 2025年は9品合格で金のハンバーグで全員不合格の落とし穴
25年10月18日放送の「ジョブチューン」から3年半ぶりの挑戦となる2025年セブンイレブンの審査員評価やランキング10品の合格・不合格、満場一致など結果一覧をまとめてご紹介。
審査員
ジャッジする審査メンバーたちは、
白金台 レストラン ラリューム:進藤佳明
静岡浜松 中国料理 正木:正木賢二
西麻布 割烹 室井:室井豪
銀座 おにく花柳:片柳遥
白金台 ルカンケ:古屋壮一
大阪 福島こと:古藤和豊
聖坂 和敬:竹村竜二
の全7名。
ランキング&ジャッジ結果
【合格 7名、不合格 0名】満場一致パーフェクト合格
プロの中華料理人が山椒が入っている事に気付かないぐらいにバランスよくスパイスの一つとして使われていて、複雑な香りや香辛料の味わいに仕立てていると絶賛。
スポンサーリンク【合格 7名、不合格 0名】満場一致パーフェクト合格
冷めきった状態でも良い食感が残っていて香りもしっかり感じられて、ただジューシーなだけでなく肉感もある唐揚げになっているので他のコンビニ唐揚げとは一線を画す「おかずの唐揚げ」になっていると高評価。
醤油の香りよりも塩の塩味がやや強く感じられる点がやや気になるものの、ご飯と一緒に食べるおかずとして考えればOKの範囲との事。
【合格 6名、不合格 1名】満場一致まであと一票
年間1000万個販売を誇り、スープ部門の売上1位の人気商品。全国の各エリアによって13種類の味に調整しているセブンイレブンの豚汁のうち今回ジャッジするのが首都圏地区の味付け。
小さい容器だとにんじんや大根のイヤな部分が目立ちやすくなる所を、それが全く感じられず、それぞれの具材が生きる形で美味しくなるべくして美味しくなった豚汁で「今すぐ買いに行って食べたい」とコメントが出るほど絶賛。
一方、唯一不合格を出した審査員からは野菜と豚の旨味が十分出汁に出ている所に3種の味噌や7種類の出汁と沢山使い過ぎて商品コンセプトのホッとする豚汁の味になっていないのでもっとシンプル化するべきとダメ出しも。
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11年愛された定番の味に手を加え、甘さを抑えて出汁の旨味が感じられるように大幅リニューアル。
出汁の下支えがないかつ丼もある中で、こちらの商品は出汁があって、そこにかえしの旨味が乗って卵のふんわり感があるというかつ丼になっており、やや味が濃い点が気になるものの個人の好みの範疇なのでOKという評価。何より645円でこれだけのボリューム感があるコスパの良さは特筆すべき点との事。
一方で不合格を挙げた審査員からは町のそば屋のかつお出汁が利いたかえしのかつ丼の雰囲気が感じられたものの、卵・出汁・とんかつ・ご飯のバランスがあってこそで、となると卵の量がどうしても気になるという指摘。
7位 骨付き肉3本入 金のバターチキンカレー (満場一致合格)
【合格 7名、不合格 0名】満場一致パーフェクト合格
試食段階で各審査員から「すごい!」が連発して「お店で出しても分からないクオリティ」と大絶賛。
鶏の火入れがここしかないという絶妙な所に設定してあるので「鶏の味がするバターチキンカレー」に仕上がっていて、骨付き肉を入れる意味がしっかり感じられるので「これ以上ない。食べた中で一番美味しい」と高評価。
これまで様々な商品をジャッジした経験の中でも間違いなくトップ3に入ってくるほどに美味しい商品と大絶賛。
パッケージの期待を超えて来る香りやビジュアルでこの値段にして完全にレストランのカレーとの事。改善点を探りながら食べ進んでいたのに結局何も思いつかず、これ以上は無いと思えるほどの完成度で「帰りに4つほど買って帰る」とコメントが出るほど。
スポンサーリンク【合格 7名、不合格 0名】満場一致パーフェクト合格
年間7900万個を売り上げるレジ横商品は審査員がその作り方を根掘り葉掘り聞いてしまうほどの完成度だったようできっちり満場一致合格。
シンプルイズベストが如実に感じられる商品で、衣の美味しさが目立つのでシーズニング(混合調味料)で旨味を出しているかと思いきや、使われていないと聞いて驚いたとプロの料理人を唸らせる仕上がり。
他の審査員からも揚げ鶏の商品名そのままで、シンプルながら塩が勝ち過ぎていない点が秀逸であくまで鶏の美味しさを引き立たせる塩の使い方や、肉汁がとてもジューシーで綺麗な鶏の脂が感じられるので「どうやっているのか頭の中がバグる」と大絶賛。
【合格 5名、不合格 2名】
今回は首都圏エリア用の味付けで審査。
レンジアップして食べるそばとしては別格の味でアツアツだからこそ感じられる鰹の香りもしっかり立っていて考えられた商品と高い評価。
一方で不合格を挙げた審査員からは揚げた玉ねぎの香りが悪目立ちするぐらいで折角のつゆとそばの美味しさを邪魔してしまっているレベルなので要改善と注文も。
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パサパサして味噌の味だけがするさばの味噌煮とは一線を画す仕上がりで、ふっくらした美味しいさば、青魚の臭みも最小限、さばの味が感じられる火入れ加減、味噌とご飯の相性の良さと褒める点が続々と出て来るほどの完成度。
他の審査員からは、しっとり感があって臭みの無いさばが美味しい一方で味噌ダレの甘みにメリハリが足りない点だけが気になるという指摘も。それでも北欧産のさばを使ってこの値段でコンビニで買えるのはありがたいと高評価。
【合格 7名、不合格 0名】満場一致パーフェクト合格
年間約1900万食の売り上げを誇り、2024年の麺類(レンジ麺)部門で売り上げ1位の人気商品がきっちり満場一致合格。
噛み応えのある麺で時間が経っても存在感が残っているのでセブンイレブンは麺商品が得意と感じられる商品との事。タレもパンチがあって太くて美味しい麺に負けないスープになっていて、振り切った味付けで家でガッツリ食べるニーズにぴったりと高評価。
他の審査員からもなかなか馴染みのない「ワシワシ」の食感が食べれば分かる仕上がりになっていて、太くても歯切れのある麺の中に濃いスープと背脂がマッチしていて口いっぱいに美味しさがずっと続くような初めての体験が出来ると大絶賛。ちなみに、にんにくだけ別添えにしてもらえるとさらに良くなるというリクエストも。
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2010年の発売以来の累計販売数は1億7000万個を突破したセブンイレブンの看板商品で2021年1月のジャッジでは満場一致合格を勝ち取っているお墨付きがリニューアル後の今回は全員不合格という悪夢の結果に。
リニューアル前の金のハンバーグはバランスの取れた商品だったという点を考えると、今回のものはひき肉の状態が悪く、肉自体に筋があるのでハンバーグを食べているよりミートボールに感じられるのが最大の敗因。
他の審査員からもひき肉に豚肉が加わると豚の甘みがマディラ酒と合わさってただただ甘いだけで旨味とのバランスが崩れるという指摘も。そうなると美味しさの幅が狭くなって食べ疲れてしまうので、元々あった赤ワインの酸味を活かして塩味と脂とのバランスも考えるべきとダメ出し。
【合格 6名、不合格 1名】満場一致まであと一票
味噌に対する麺の太さが良いチョイスで、バターオイルの香りにクセがあって少し気になるものの、全体的な味とバランスを見た時にこの値段であれば十分合格に値するという判断に。ちなみに豆板醤などの辛味が少し加わるとさらによくなるというアイデアも。
他の審査員からはもやしが炒めてあるので香ばしい香りがプラスされていて、味噌ラーメン好きのポイントを押さえていると高評価。
スポンサーリンク最終結果
自信のあった金のハンバーグでまさかの全員不合格という落とし穴があったものの、自己ベスト更新となる9品合格。
以上「ジョブチューン」から2025年セブンイレブンランキング&ジャッジ結果一覧でした。
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