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あさイチ 今日の映画紹介は殺し屋のプロット、フォックス・ハント


25年12月19日放送の「あさイチ」特選エンタ映画紹介ではゲストの菅原小春と共に悪役が魅力的なサスペンス作品『殺し屋のプロット』『Fox Hunt フォックス・ハント』を紹介。

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殺し屋のプロット

バットマンを演じたマイケル・キートンが主演・監督・製作を務めた作品。

年老いた殺し屋のジョン・ノックスは博士号を2つ持っていて元陸軍偵察部隊の将校という肩書の持ち主。そんな彼はある日、病院で受けた検査でクロイツフェルト・ヤコブ病である事を告げられて、非常に進行の早い認知症によって余命数週間という宣告を受ける事に。

急速に記憶を失っていき、数週間以内に全てを忘れてしまう自分の運命を悟ったノックスは殺し屋稼業の引退を決意しますが、そんな矢先に長年絶縁状態だった息子のマイルズが家を突然訪ねて来て「人を殺してしまった」と告白。

事情を聞くと16歳になる愛娘をレイプした男を突発的に殺してしまったようで、何とかして欲しいと懇願する息子のためにその隠ぺい工作を図ろうと殺人現場へ向かい、そうしているうちにもどんどん記憶を失っていくノックスは人生最後の犯罪に手を染める事に。

ちなみに74歳のマイケル・キートンと85歳のアル・パチーノという2人の名優の掛け合いシーンが登場するのも見どころの一つに。

Fox Hunt フォックス・ハント

国家をまたいだ巨額の金融詐欺をテーマに詐欺の容疑で国際指名手配を受けるダイ・イーチェンと、そんな犯罪者を長年にわたって追いかける捜査官のイエ・ジュンの二人が物語の主役。

タイトルになっているフォックス・ハントは海外逃亡した経済犯罪容疑者を逮捕するために2014年に実際に中国で発足された組織「狐狩り隊」がモデル。

上海を拠点に大規模な金融詐欺を行ったダイは警察の捜査をかいくぐって姿をくらまし、舞台はそこから7年後のフランス・パリへ。

国際指名手配犯のまま警察の捜査の手を逃れていたダイは突然パリに現れ、その情報を掴んだ当局はフランスのパリ警察の協力を仰ぎつつ、イエ隊長が率いる3人のチームを現地に派遣。

ところが現地での会議の席ではどういうわけかイエたちに非協力的なパリ警察の態度に直面する事になり、捜査は不穏なスタートを切る事に。

そんな中、ひょんな事からダイの居場所を知る事になったイエのチームは彼の住処を訪ね、そこで出て来たのはダイ本人という意外な展開に。

「イエ隊長か?ようこそ。」「ダイさん。どうも。」

とあくまで友好的に振る舞う2人は7年の時を経て対峙する事となりますが、ダイは警戒する素振りも一切見せないまま一計を講じ、逆にイエがパリ警察に不法侵入で逮捕されてしまう事に。

卑劣な罠に翻弄されながらもダイの身柄確保に執念を燃やすイエですが、やがてダイの弁護士などの登場によってフランスと中国という国境を越えた二国の駆け引きは複雑な展開に。

ダイ・イーチェンを演じる悪役のトニー・レオン、イエ・ジュンを演じるドアン・イーホンのアジアを代表するスター俳優の対決が見どころの一つでこれまで悪役を演じる機会がほぼ無かったトニー・レオンが知的な犯罪者を演じているのもポイント。

以上、今日の映画紹介でした。

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