SASUKE2025 海外選手出場者&結果 完全制覇者ゼロで最高記録はファイナル進出の森本裕介
25年12月24日、25日放送の「SASUKE2025」から海外選手の1stステージ突破者や2ndステージ以降の全選手の結果など一覧でまとめてご紹介。
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海外選手1stステージ
SASUKEでは100名の出場者が参加するのが恒例になっていましたが、第43回大会ではWORLD ROUND(ワールドラウンド)と銘打って世界11か国22名の海外選手が100名の枠とは別枠で同コースで競われるSASUKEに参加する事に。
100名の出場者が戦った1stステージの翌日に開催されたワールドラウンドに登場した海外選手がコチラ。
- ジョール・マットリ:オーストリア版 完全制覇
- ダニー・マルモレホ:パルクールアスリート
- ドノバン・メトイヤー:ニンジャジムコーチ
- ヨシュア・ザルクー:インドネシア版 最優秀選手
- ティム・チャンピオン:イギリス版 完全制覇
- パヴェウ・ムラフスキ:ポーランド版 最優秀選手
- エリック・ロペス:スペイン版 最優秀選手
- マーヴィン・ミッターフーバー:ドイツ版 皆勤賞
- アディ・ハーマン:アメリカ版KUNOICHI 最優秀選手
- ベン・ポルソン:オーストラリア版 完全制覇
- ジョシュ・レヴィン:クライミング全米ユース王者、ハーバード修士卒工学教師
- ダニエル・メイソン:オーストラリア版 皆勤賞、理学療法士
- クララ・ル・コール:エアロビック元フランス代表
- ベニー・グラムズ:SASUKE W杯ドイツ代表、パルクールアスリート
- ヴィッド・エリクセン:メキシコパルクール界のスター、アパレルブランド経営
- オリヴィア・ヴィヴィアン:オーストラリア版 5年連続最優秀選手
- ヤン・タタロヴィッチ:ポーランド版 完全制覇
- ショーン・マッコール:クライミングカナダ代表
- アシュリン・ハーバート:オーストラリア版 6年連続最速タイム、大工
- イリアン・シェリフ:フランス版 完全制覇、海外選手初のクリフディメンションクリア
- ジェシー・グラフ:SASUKE1stステージ無敗、スタントウーマン
- ダニエル・ギル:アメリカ版 完全制覇
前日に開催された1stステージは雨が降る中というコンデション不良でしたが、この日は曇天ながらコンディションはやや回復といった雰囲気。
スポンサーリンク結果は以下の通り ※番号は出場番号
5.ティム・チャンピオン
30.86秒残しでワールドラウンド初のクリア者に。
11.ジョシュ・レヴィン
9.33秒残しでクリア。
14.ベニー・グラムズ
43.28秒残しとここまでの最速タイムを更新してクリア。
19.アシュリン・ハーバート
39.11秒残しで最速タイムとはならなかったものの安定感のあるクリア。
※21. ジェシー・グラフ
SASUKEの1stステージでは脱落した事がない女子最強選手の一角が反り立つ壁でリタイア。
かかとが潰れるように出来ているオリジナルのハイヒールを履いての挑戦が祟った可能性は大。
それでも41歳にしてこのパフォーマンスはお見事。
22.ダニエル・ギル
33.10秒残しでクリア。
スポンサーリンク2ndステージ
2ndステージに進んだのは初日の通常ラウンドから7名、
ワールドラウンドから5名の計12名。
1日目、2日目と雨の関係でコースコンディションが変わっているので単純比較は難しいですが1stステージのクリアタイムランキングがコチラ。
- 1位 ベニー・グラムズ 43.28秒残し
- 2位 アシュリン・ハーバート 39.11秒
- 3位 ダニエル・ギル 33.10秒
- 4位 ティム・チャンピオン 30.86秒
- 5位 山本良幸 25.59秒
- 6位 中島結太 12.80秒
- 7位 長野塊王 11.07秒
- 8位 ジョシュ・レヴィン 9.33秒
- 9位 山本桂太朗 7.12秒
- 10位 宮岡良丞 5.72秒
- 11位 森本裕介 3.20秒
- 12位 川口朋広 2.06秒
雨天順延の影響もあって今大会の2ndステージは初の昼間開催。
2ndステージ結果は以下の通り。
長野塊王:1.02秒残しでクリア
時間ギリギリだったものの16歳6か月での2ndステージクリアは中島結太が持っていた史上最年少記録(16歳8か月)を2か月更新する大記録。
中島結太:21.73秒残しでクリア
これで高校生2人が3rdステージに進出。
山本桂太朗:ローリングログでリタイア
4大会連続3rdステージ進出を果たしていた実力者がまさかのローリングログで落下。回転スピードが出すぎてしまったのかログがほんの僅かにスロープ上で跳ねた影響で落下した模様。
宮岡良丞:8.36秒残しでクリア
初出場から3大会連続の3rdステージ進出。
スポンサーリンクティム・チャンピオン:7.03秒残しでクリア
日本人ではなかなかいない長身選手という事もあって全体的にエリアが狭く、特にリバースコンベアーではかなり苦労した様子。
ジョシュ・レヴィン:10.56秒残しでクリア
初めて挑むコースでも危なげないクリア。
ベニー・グラムズ:サーモンラダーでリタイア
サーモンラダーの下りパートで動きが大きすぎた影響か掛け違えて落下。
アシュリン・ハーバート:20.66秒残しでクリア
初めてのSASUKE2ndステージでしたが盤石のクリア
ダニエル・ギル:17.35秒残しでクリア
自信を口にしていた2ndステージという事もあって安定感のあるクリア。
川口朋広:5.76秒残しでクリア
ここに来て安定感が増して来ている感がある44歳のベテラン選手。
山本良幸:15.08秒残しでクリア
今や近代五種の選手となっている実力者も問題なし。
森本裕介:9.10秒残しでクリア
大会直前にぎっくり腰を発症するという不運に遭いながらもここもきっちりクリア。
スポンサーリンク3rdステージ
3rdステージに進んだのは10名。
スイングエッジ3番目には厚さ1cmのアクリル板が取り付けられて、より厳密に突起部分を掴む必要が出て来たというリニューアル。
長野塊王:スイングエッジ3番目でリタイア
2番目のソロ突起は掴めたものの、その直後の3番目で落下。突起に指はかかっていたもののしっかり掴み切れず。
中島結太:スイングエッジ2番目でリタイア
ソロ突起を掴めずに落下。スイングを大きくした影響で背後のサイドワインダーに足が当たって一瞬リズムが狂った可能性。
宮岡良丞:スイングエッジ3番目でリタイア
余裕で越えて来るかと思いきやアクリル板が頭をよぎったのか実力者がまさかの落下。
ティム・チャンピオン:スイングエッジ2番目でリタイア
スイングエッジ挑戦前に「これは厳しいよ」と見守る仲間たちに漏らしていましたが、その不安通りにソロ突起を掴めずに落下。
スポンサーリンクジョシュ・レヴィン:クリフディメンション2回目ジャンプでリタイア
アクリル板付きのスイングエッジ3番目を初攻略するも、直後のクリフディメンション2回目ジャンプは離れてくタイミングが合わずに落下。
アシュリン・ハーバート:クリフディメンション1回目ジャンプでリタイア
ダニエル・ギル:クリフディメンション1回目ジャンプでリタイア
スイングエッジ3番目は足先が当たってやや揺れる状態になった所で跳ぶという離れ業を披露。
過去2回クリフディメンションで跳ね返されているという事で雪辱に挑んだ3回目はまたしても掴めずに落下。指が伸び切ってジャンプの衝撃に耐えきれず。
川口朋広:フライングバー3番目でリタイア
11年ぶりのファイナル進出を狙うもこの日誰も落ちていなかったフライングバーで早々の落下。
山本良幸:クリフディメンション2回目ジャンプでリタイア
ボードが近付いて来るタイミングを計って跳んでいたように見えたものの、指の掛かり方が甘かったのか無念の落下。
森本裕介:ファイナル進出
過去10回の挑戦で一度もクリフで落ちた事がない無敗記録は今大会も継続。
バーティカルリミット.BURSTの回転イエロー2回目を前回大会の宮岡良丞に続いて史上2人目キャッチ。
個人として2回連続で跳ね返されていたBURSTを遂に攻略。その後のパイプスライダーも問題なくクリア。
100番ゼッケンをずっと付けていた森本裕介はこれで辞退などが無ければ次大会も100番を確保でしょうね。
スポンサーリンクファイナルステージ
ファイナルステージは8.5mのスピードクライミング、サーモンラダー15段(7m)、綱登り10mを制限時間45秒でクリア。
残り16秒という所でロープに辿り着くも、結果はボタンまであと1秒という所で無念のタイムアップ。
という事で最高記録はファイナル綱登りまでという結果で完全制覇者はゼロという結末。
以上、SASUKE2025結果まとめでした。

