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赤い色が目立つのはなぜ?チコちゃん


26年11月6日放送の「チコちゃんに叱られる」の問題『赤はなぜ目立つ?』の答えなどまとめてご紹介。

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ゲスト出演者

【ゲスト】観月ありさ、ウエンツ瑛士

【VTRゲスト】なし

赤はなぜ目立つ?

3問目の出題は、

なんで赤は目立つの?

チコちゃんの答えは、

赤が見分けられないと生き延びられなかったから

解説は神奈川大学の吉澤達也教授。

そもそも人が物の色を認識できるのは太陽な蛍光灯などの光が物に当たって反射した光を見ているからで、りんごが赤く見えるのはりんごに当たった光のうち赤以外の光を吸収して赤い光だけを反射しているから赤く見えるという原理。

このうち人が見える光(=可視光)は大きく分けて赤、オレンジ、黄、緑、青、紫ですが、この中で最も明るく見えている色が黄色と緑の間ぐらいの色。

黄色と緑の境界付近は波長でいうと555ナノメートルで、人間の目は黄色と緑の間の色が最も明るく見える

この範囲は人の目の感度が最大になるので最も明るく見える事に。

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となると赤ではなく黄色や緑の方が目立って見えそうなものですが、よく見える色と目立つ色ではその意味合いが違ってくると吉澤先生。

ヒトの祖先とされる約6000万年前の哺乳類は2色型色覚をしていて、これは青と黄色は見分けられる一方、赤と緑色は見分けられないというもので犬や猫など多くの哺乳類と同じタイプ。

イメージで見てみると、青と黄色ははっきり区別できるのに対し、緑と赤は薄い黄土色、濃い黄土色にしか見えず区別するのは困難という事に。赤と緑が見分けられない2色型色覚の見え方イメージ

ヒトの遠い祖先のジュラマイア(恐竜時代の哺乳類)は木登りに適した前足で森を素早く走り回って昆虫を見つけて捕食して生活をしていたそうで、昼間は大型の恐竜から身をひそめるために夜行性になっており、明るい所での色の認識よりも暗い所で光を捉える事を優先したために赤を見分ける能力は重視されなかったという背景。

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その後、ヒトの祖先が昼間も木の上で生活するようになると、諸説あるものの、ヒトがまだサルだった時代に3色型色覚に変化して周囲の緑に対して赤が目立って見える能力を獲得。

これは生き延びるために重要な物が赤かったからとされていて、この時代の熱帯雨林に育っていたイチジクが熟れて緑から赤色に変化するのを見分けられないと食料が確保できずに生存競争では不利に。こういった果実の他にヒトの祖先はクルミや栗といった木の実も食べていたそうで、これらも緑から赤茶色に変わって食べ頃に。

その他に赤=血液の色である事もポイントで生命の危機に関わる血の色を本能的に危険な色と認識する事でサバイバルに役立てていたというのも一説。

また、人類が約180万年前に山火事などの自然の火を活用し始め、約40万年前には火打石を使って火を起こして食料の調理に活かしたり、寒さをしのぐ暖房や外敵を寄せ付けないように使っていたので、この火の色を見分ける能力も人類の進化に関係したと吉澤先生。

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これらの事からヒトが生きるのに重要な物に赤色が多かったので無意識のうちに赤色に視線が向いて目立って見えるようになったというまとめ。

ちなみに人間にとって重要な赤は口や目の周りの色味も挙げられるそうで、赤ちゃんがお母さんの口や目の周りをよく見るために赤をより目立って認識するようになっている事も考えられるという補足で3問目は以上。

※進化の過程で「重要な物が赤かった」からという考え方にも諸説あり

※同放送回のその他の疑問はコチラ

NHK「チコちゃんに叱られる!」に関する全記事はこちらのリンクから

一覧:NHK「チコちゃんに叱られる!」

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