あさイチでジェーン・スーがおすすめした本紹介、伊藤亜和作品、へこたれてなんかいられない、美容本2冊
25年5月16日放送のNHK「あさイチ」特選エンタ本紹介コーナーはジェーン・スーがおすすめ本を紹介という事で書籍一覧をまとめてご紹介。
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存在の耐えられない愛おしさ
クリエイターが文章や画像などを投稿して、一般のユーザーが楽しみながら応援できる「note」というサービスで話題になった伊藤亜和のデビュー作。
ジェーン・スーは「すごい書き手が出て来た」と身震いするほど衝撃を受けたそうで、彼女独自の視点でありのままを静かに書いているものの、そこにこもっている熱量がすごくて”青い炎で文章を書く”ようなギャップが魅力との事。
「文章力、表現力どちらも凄いですね。あとモノを見る視点が素晴らしいと思います。書く力は訓練すればどうにかなると思うんですけど、モノの見方はセンスやどうやって生きて来たかなんで。そこは唯一無二。」
へこたれてなんかいられない
50代の日常のモヤモヤなど、例えば気になるお肌のたるみや、モロモロの体の不調、確実に年を取って行く自分に追いつかない心などを綴ったエッセイ。
あまり良いニュースがないこんな時代に負けないためには”ユーモアを持って行きていく”のが最良の手段というジェーン・スーですが、自分が若い頃に何となく思い描いていた30代~50代と実際に自分がその年齢になった時とでは「一個も当たってねぇ!全部真逆!」だったそうで、例えば50代では京都好きで食器集めを趣味に優雅に生活していたはずが、現実はローソンのシールを集めて手に入れたミッフィーの皿を愛用していたり。
「生活は思ってたのと違うんですけど、自分自身を受け入れる力は30代よりよっぽど付いたので、これでもいいんじゃないの?楽しいんじゃないの?って。」
スポンサーリンク自分で「始めた」女たち
『自分で「始めた」女たち 「好き」を仕事にするための最良のアドバイス&インスピレーション』
アメリカで30万部を記録したベストセラーで様々な仕事を自分で始めた112人の女性にインタビュー。
写真とインタビューがセットになる形で構成されており、アパレル会社を立ち上げた母娘、資金も後ろ盾も無いままパートナーに背中を押されてレストランを開業した女性などページをめくるたびに勇気を貰える一冊。
ジェーン・スー曰く、50歳が近って子育てや介護などが重なると一冊の本を読み通す時間が取れなくなってしまうそうで、そんな時にはちょっとした隙間時間でパッと読んで完結できるというスタイルの本が非常に重宝するとの事。
見て触って向き合って、一生ものの基礎知識
スタイリストの大草直子が更年期のオシャレを楽しむ方法を徹底解説。
例えば、体型が変わって似合う物が減って来たという事は”選択が絞れるので逆に楽”と考えるようにしたり、周囲の人を気にするような服選びではなく、私が着たいか?心地よいかどうか?を中心に服選びをしたりといった実践的なアドバイスなど。
一生ものの基礎知識 美容の教科書
美容家・神崎恵がこれまでのキャリアで築いてきた美容に関する120のコツをひとまとめに。
テレビや雑誌以外にインスタなどのSNSでも美容知識が溢れかえり、煽る煽るの風潮が強い昨今なので、そういう時にはもうとにかく”餅は餅屋”と言わんばかりに、この人の言う事だけを参考にするとジェーン・スーが決めているのが大草直子、神崎恵の二人との事。
「結局、己を知れ!それからやれ!っていうのがお二人ともおっしゃてる事が同じで、年を重ねて行くと目をそむけたくなるんですけど。見た目じゃないわって言いながらめちゃくちゃ気にしてるっていうのあるので、だったら餅屋に聞こうっていうのでこの2冊は思い悩まずに済むので。」
以上、あさイチでジェーン・スーがおすすめした本一覧でした。
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