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ジョブチューンのガスト結果 2025年は1位のハンバーグ不合格でファミレス初の全品合格ならず


25年11月8日放送の「ジョブチューン」から5回目の挑戦となる2025年ガストの審査員評価やランキング11品の合格・不合格、満場一致など結果一覧をまとめてご紹介。

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審査員

ジャッジする審査メンバーたちは、

白金台 ルカンケ:古屋壮一

大阪 ピ・グレコ:福本俊輔

ハイアットリージェンシー瀬良垣アイランド沖縄:古村和也

赤坂 タンモア:田中いずみ

二子玉川 リストランテ イ・ルンガ:堀江純一郎

京橋 イタリア料理 フィオレンツァ:橋本直樹

虎ノ門 ラルジャン:加藤順一

の全7名。

ランキング&ジャッジ結果

11位 マロンと珈琲のモンブランプリンサンデー (満場一致合格)

【合格 7名、不合格 0名】

使われている台湾カステラにもシロップが打ち込んであって栗とバランスが良く、そして何よりもパイがしっかり焼き込んであって美味しいと高評価。アールグレイの香りが加えられているおかげで時間が経っても食べやすく、こだわりを感じるちょうどいい固さのプリンと全体的に美味しい仕上がりで満場一致パーフェクト合格を獲得。

10位 ビーフシチュードリア (満場一致合格)

【合格 7名、不合格 0名】

初見ではビーフシチューの量が少なめ?と思いきや、食べ進めるとベシャメルソースのドリアを味わう前提で、そこにビーフシチューが足されているイメージが感じられて商品コンセプトの狙い通りの味に仕上がっているのがすごいと高評価で他の審査員からは何度も試行錯誤の末に辿り着いた丁寧な作りを感じるというコメントも。

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9位 大判チキン竜田 山盛りタルタル (合格)

【合格 5名、不合格 2名】

低温調理や塩水に漬けるといった調理技術は時として美味しい肉汁を失う原因になるためにあえてそれらを使わないという鶏へのこだわりから来るクオリティの高さが感じられ、鶏肉本来が持っているジューシーさをそのまま味わえると絶賛。また、ここまで多くタルタルが乗っているメニューは魅力的で尖ったガストを感じられるという声も。

他の審査員からは食べ飽きるのを防ぐためにもタルタルに玉ねぎが入るかどうかについては悩み所なものの、玉ねぎを入れないガストの選択は英断という評価。

一方で不合格を挙げた審査員からはすごく楽しいメニューでガッツリ味わうのコンセプトも理解できるものの、一つの食材がドンと乗ったメニューだとどうしても食べ飽きてしまうのが懸念点という指摘。味変として柚子胡椒が添えられているものの卵のボヤっとしたイメージと柚子胡椒が離れすぎていて無理やり感があるとダメ出しも。

8位 6種きのこと炙り生ハムのクリームパスタ (合格)

【合格 6名、不合格 1名】満場一致まであと一票

パスタメニューで満場一致パーフェクト合格がどうしても取れなかったガストとしては悲願達成は今回も逃して悔しい結果に。

小麦感、フレッシュさがすごく感じられる麺になっていて、そこまで良い麺なのでリッチなきのこソースとバランスが取れると高評価。

他の審査員からは生パスタを使っている点が高ポイントできのこソースにデュクセルソース(きのこをクリームなどで煮込んだフランス発祥のソース)の技法を使ってここまでコクを追求しているのは評価できるという声。7年前のジャッジ企画で試食していたファミレスのパスタ料理はなかなか厳しかったものの、最近のパスタ料理には感心するというコメントも。

一方で不合格を挙げた審査員からは熱々で提供されるせいでソースがどんどん煮詰まっていって濃縮度が上がってしまい、クリーム系が煮詰まると特に重たく感じられ、一口目の味わいのピークからあとは下がる一方という厳しい指摘。デュクセルソース自体は美味しいのでもったいないという意見も。

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7位 牛もつ焼き定食 (合格)

【合格 6名、不合格 1名】満場一致まであと一票

生ホルモンをカットするのは大変で下処理の茹でこぼしも含めて手間のかかる食材にもかかわらず丁寧に仕上がっていて、2つの味噌を使わるこだわりも感じられて「絶対うまい」料理になっていると絶賛。

鉄板で焼かれているので味噌、キャベツ、ネギ、ニラと良い具合に焦げがついていて、味噌のおかげで濃いけどしょっぱくない仕上がりになっている点も好評。

一方で不合格を挙げた審査員からはもつの脂の残り具合、大きさ、噛み応えなど全体的に好印象ではあるものの、贅沢に使われている野菜がぺっちゃんこでくたくたになっている点がもったいない印象とダメ出し。野菜が汁を吸ってくたくたになった感じを好む人もいるのは分かるもののやはり気になるという意見も。

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6位 1日分の野菜が摂れる!低糖質麺のタンメン (合格)

【合格 6名、不合格 1名】満場一致まであと一票

1日分の野菜、低糖質という2つのコンセプトに沿った調理法としては正解で、低糖質麺についてもそう言われないとプロでも気付かないぐらいに完成度の高い麺になっていると高評価。

他の審査員からもあっさりしながらも奥ゆかしい出汁の効いたスープが麺の歯切れや野菜のシャキシャキ感もマッチして美味しいという声。糖質を気にしつつもしっかり食べたいニーズを的確に突いているというコメントも。

ただし不合格を挙げた審査員からはコンセプトに沿ってヘルシーなのでOKではなく、これはあくまで「遠慮した味」になっている点が気になったという意見で鶏のスープのコクが足りなかったり、ペラペラの豚バラの食べ応えの無さなど改良する点はいくらでもあるという厳しいダメ出し。

5位 うな重 うなぎ2倍 吸い物・漬物付き (満場一致合格)

【合格 7名、不合格 0名】

このうなぎ目当てでガストをリピートしている客が最も多いという自社データがあるくらいに自信を持っていたメニューが満場一致パーフェクト合格ゲット。

うなぎ自体の身が分厚くて味が濃いので安易にタレに引っ張られておらず、分厚くなると脂が多くてふわふわした感じになる所が、身質がかなり締まっているおかげでうなぎの味がしっかり感じられ、うなぎの素材の良さを活かす3種類のタレづけも感心したと大絶賛。

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4位 旨っとろ!豚バラチゲ 半玉うどん入り (満場一致合格)

【合格 7名、不合格 0名】

商品名通りの豚肉のとろっと感、豆腐のとろっと感が感じられ、豚肉の味もスープに対してしょっぱすぎず薄すぎずで一体感があって好バランス、さらに3種類の味噌もしっかり活きていて複雑で美味しい味に。また、一人鍋だからこそちゃんと辛くなっている点も高評価ポイント。

他の審査員からもネーミング通りの豚肉のとろっと感が第一印象で伝わり、メインになる豚肉や豆腐に対して見えない所の仕事のこだわりも感じられて美味しいという意見も。

3位 ガストスマッシュバーガー ポテトフライ付き (満場一致合格)

【合格 7名、不合格 0名】

ファミレスで様々な種類の料理を提供しながら専門店さながらのハンバーガーをスマッシュ(鉄板に押さえつけるようにして焼く)するアイデアを取り入れるのは普通はありえないと驚きの審査員。そのスマッシュのおかげで余計な水分や脂を出して肉肉しい感じを出すグルメバーガーに近い味になっていると絶賛。

他の審査員からも口に広がる水分量が計算されているのでちょうど良くて、肉の水分を犠牲にしてでも香ばしさと肉肉しさを優先した選択に対し、みずみずしいレタスやトマトが入っているとアンバランスで相容れないのでケールを選んで肉のジューシーさとバランスを取る作りにしている意味を感じられて感心したと絶賛続き。

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2位 ビーフ100%粗挽き肉厚ステーキ風ハンバーグ (満場一致合格)

【合格 7名、不合格 0名】

2024年3月の前回のジャッジで満場一致パーフェクト合格を獲得していたビーフ100%ハンバーグでしたがさらにジューシー感をアップさせてガスト史上最高傑作を目指してリニューアルしたと自信満々。そしてそれを裏付けるような満場一致パーフェクト合格の会心の出来。

包み方に関して外側にほろっと崩れるような粗い肉を持って来ているので歯触り、ワイルドさ、舌触りなど第一印象で肉肉しさが感じられ、噛むと中の細かい肉がやわらかくて、この2段階の咀嚼の感触はとても面白いと高評価。さらに美味しいものを目指すという「茶色い塊一つにロマンがある。料理とはそういうもの」と絶賛。

他の審査員からも前回のジャッジで食べたリニューアル前のものとは全く別物と言えるほどのレベルの高さを感じられて、複雑性や肉のジューシーさなどは全て「ハンバーグを食べて美味しい」という一点に繋がっていると最高の評価。また、デミグラスソースについてもバルサミコ酢や白味噌を入れる工夫や野菜が多く入っても重たくないソースでハンバーグを最大限活かすようになっていると「史上最高のハンバーグ」「感動の域を超えた」との事。

1位 チーズONチーズIN タッカルビ風ハンバーグ (不合格)

【合格 3名、不合格 4名】

過去4回のジャッジで全て合格を貰っていたガストの大看板メニュー・チーズINハンバーグの最新作でしたがまさかの不合格。ここまで9連勝で繋いできていたのにあと一歩という所でまさかの落とし穴。

1位~9位までは「これ以外は無い」としっかり考えて作られていたのに、このハンバーグだけはごま油、チーズ、コチュジャン、海苔、キムチと美味しさがまとまりきらずに終わった感が否めないと審査員。そのチャレンジ精神は買いたいもののガストのチーズINハンバーグのチーズにだけ無理やり合わせた感じがしたと痛烈ダメ出し。

一方、合格派からはチーズタッカルビはそもそもチーズとチキンをみんなでつつきながら食べるという楽しくて美味しいがコンセプトで、対してチーズINハンバーグはハンバーグを割るとチーズが出て来てそれを混ぜながら食べるというコンセプトで実は似た精神を持っている二つの料理なのでメニューの方向性としては間違っていないという意見も。

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最終結果

最終結果は10品中9品合格(11位の前哨戦は満場一致合格)ジョブチューンのガスト結果 2025年は1位のハンバーグ不合格でファミレス初の全品合格ならず

1回目の挑戦は7品、2回目は8品、3回目&4回目は9品合格と徐々に合格数を伸ばしてきたガストがファミレス業界初の全品合格を目指した5回目の挑戦でしたが最後の最後で不合格を喰らって快挙達成ならず。

以上「ジョブチューン」から2025年ガストランキング&ジャッジ結果一覧でした。

TBS「ジョブチューン ジャッジ企画」に関する全記事はこちらのリンクから

一覧:「ジョブチューン」

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