スポ男子2025冬の出演者&結果は山本良幸がスポダン2連覇
25年12月21日放送の「最強スポーツ男子頂上決戦2025冬」の出演メンバーや種目&総合優勝者など結果を一覧でまとめてご紹介。
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出演者一覧
【出場選手】荒井陸、EIKI(MAZZEL)、大久保波留(DXTEEN)、雅久(GAKU)(aoen)、キム・ジュノ、才川コージ、佐野岳、杉谷拳士、SEIYA(BUDDiiS)、瀬古優斗(走高跳 日本代表)、ソンユン(n.SSign)、高柳光希TBSアナ、チャンソン(2PM)、平野泰新(MAG!C☆PRINCE)、山本良幸(SASUKE日本代表)
【スペシャル参戦選手:東京世界陸上日本代表選手】 守祐陽(100m走)、長沼元(やり投げ)、伊藤陸(走幅跳)
第1種目:モンスターボックス
走り高跳び日本代表・瀬古優斗はモンスターボックスのみの参戦の予定だったものの、柿谷曜一朗が欠場のためにその代役としてフル参戦。現役バリバリのアスリートがフル参戦とあって近年では異例の出来事に。
スタートの15段で失敗して早々に脱落したのはチャンソン、SEIYAの2人。
【17段:2m46cm】
- 雅久
- 才川コージ
- 大久保波留
- 高柳光希
- 山本良幸
- 平野泰新 (17段パス)
- 佐野岳
- 瀬古優斗
以上の8人が成功またはパス。
佐野岳は余裕ある跳躍でモンスターボックスは問題なく越えて17段クリアは認められたものの、着地に向かって体がやや横回転してしまった影響で右足の片足着地になり、沈み込むマットに足を取られる形で膝を強くひねって負傷。
本人はテーピングを強く巻いて競技続行を涙ながらに希望したものの負傷リタイアの決定に。
スポンサーリンク一度メディカルチェックを受けて会場に戻って来た際にはテーピングをした上で自力で歩けてはいたようですが、後日の診断で靭帯断裂・半月板損傷などで全治8~9か月の大怪我。
【18段:2m56cm】
- 大久保波留
- 才川コージ (18段パス)
- 山本良幸 (18段パス)
- 平野泰新
- 瀬古優斗
以上の5名が成功またはパス。
雅久、高柳光希はここで脱落。
【19段:2m66cm】ここから1人2回の挑戦権
- 才川コージ
- 山本良幸
- 平野泰新
以上の3名が成功。
大久保波留、瀬古優斗はここで脱落。
スポンサーリンク【20段:2m76cm】
- 才川コージ
- 平野泰新
平野泰新のみが一発成功。
前回大会で21段をクリアしていた山本良幸はここで脱落。
跳躍の高さが足りておらず、台に手が付いた時点で体がかなり傾いて横面を滑り落ちるようにして背中から落下。
【21段:2m86cm】
- 平野泰新
ここからは23段の世界記録保持者・平野泰新と才川コージの一騎打ちでしたが、ここも一発成功の平野泰新に対して才川コージは脱落。
モンスターボックス優勝は平野泰新に決まったものの自身の持つ世界記録更新を狙って世界新記録となる24段挑戦へ。
スポンサーリンク【24段:3m16cm 世界新記録】
2回とも跳躍の高さが足らずに台のフチぎりぎりに手が付いた状態になって失敗。
総合ランキング1種目終了時点で、
- 1位 平野泰新 80pt
- 2位 才川コージ 70pt
- 3位 山本良幸 60pt
になっていますが、平野泰新は23段まで跳べるポテンシャルがあるのに21段クリアが一人だけになった時点で強制ストップという事で2位との差がたった10pt扱いなのはなかなか厳しいルール。
逆にモンスターボックスで荒稼ぎする手法を阻止するルールとも言えますが、特定の競技でぶっちぎりの記録の場合は多少なりとも優遇する処置があってもいいのでは?
スポンサーリンク第2種目:ビーチフラッグス
うつ伏せ状態からスタートして25m先のフラッグを奪い合う種目。
組とコースを決める事前抽選で4組に分けられて各組2名までが次のステージへ。決勝は1対1勝負。
東京世界陸上100m日本代表・守祐陽に勝利するとボーナス30pt加算。
スタート位置はその都度抽選で決定。
【1回戦】
荒井陸 vs 山本良幸 vs 瀬古優斗 vs チャンソン=勝者:山本良幸、瀬古優斗
明らかに出遅れたチャンソンは早々に争奪戦から脱落し、荒井陸は途中でつまづいてこちらも脱落したため余裕の決着。
ちなみに瀬古優斗は高校時代に100走11秒1の記録を持っているのでスプリント力もしっかりあるとの事。
杉谷拳士 vs 平野泰新 vs 才川コージ=勝者:平野泰新、才川コージ
佐野岳が負傷リタイアしたので3人で2本のフラッグを奪い合う変則マッチ。3人ともほぼ互角の勝負でしたが杉谷拳士との争いを選んだ平野泰新が勝利。
平野泰新は最初から杉谷拳士狙いだったそうで狙い通り。
キム・ジュノ vs ソンユン vs EIKI vs 高柳光希=勝者:ソンユン、高柳光希
EIKI、高柳光希の2人がはっきりリードした戦いでしたが、フラッグをキャッチし損ねて見失った所をソンユンが手探りでゲットして棚ぼた勝利。
守祐陽 vs SEIYA vs 雅久 vs 大久保波留=勝者:守祐陽、大久保波留
守祐陽は当然のように勝負を避けられて余裕のフラッグ獲得。三つ巴戦は大外の大久保波留が僅差の勝利。
スポンサーリンク【準々決勝】
瀬古優斗 vs 山本良幸 vs 平野泰新 vs 才川コージ=勝者:瀬古優斗、才川コージ
暫定1位~4位が同組という組み合わせ。スプリント力で瀬古優斗が一歩も二歩も抜きんでた存在で飛び込みなしで余裕のキャッチ。続いて速かった才川コージが順当にゲットして決着。
高柳光希 vs 守祐陽 vs ソンユン vs 大久保波留=勝者:
大外に位置して守祐陽と戦わざるを得なかった高柳光希は起き上がりからしばらくは競るか僅かにリードしていたものの終盤で負けると判断したようで進路を斜めに変えて離れたフラッグを狙いに行って見事ゲット。
守祐陽のスピードが勝っていく気配を感じた所で一瞬の判断で進路を変えたと本人談。
それにしても大外から斜めに走ったのに加えて守祐陽をかわすのにスローダウンしてもフラッグを取った高柳光希は相当な反応力で守祐陽と途中まで競る展開を見せたのも驚き。
【準決勝】
守祐陽 vs 高柳光希 vs 瀬古優斗 vs 才川コージ=勝者:守祐陽、才川コージ
スタートの反応力では才川コージが4人の中で一歩リード。真ん中スタートの高柳光希は守祐陽との戦いを避けたようで守祐陽は一人旅でフラッグ奪取。
三つ巴戦いは終盤に瀬古優斗が追い上げたものの飛び込みに慣れていない様子でタイミングが合わずに最後まで体勢が高いまま、才川コージがスタートでの僅差リードを守って飛び込みもしっかり合わせてフラッグ奪取。
【決勝】
守祐陽 vs 才川コージ =勝者:守祐陽
準決勝の才川コージの反応力を見ると競る展開になるかと思いきや、スタートからの上半身のブレが全くなく前傾姿勢のまま加速していく守祐陽と、上下に体が跳ねるように力ずくで加速していく才川コージの差がみるみる付いて最終的には体1個半リードでほぼ飛び込みはおまけのような守祐陽がフラッグ奪取。
守祐陽は決勝で一個ギアを上げたような抜群のパフォーマンス。スタートの一瞬だけ勝っていた才川コージも見事。
スポンサーリンク第3種目:パワーウォール
1対1で壁を押し合い、相手陣まで押し込んだ方の勝利(制限時間60秒)。
トーナメント表は抽選で決定。
東京世界陸上やり投げ日本代表・長沼元に勝利するとボーナス30pt加算。
【1回戦】
杉谷拳士(83kg) vs 荒井陸(64kg)=勝者:杉谷拳士
チャンソン(75kg) vs 瀬古優斗(65kg)=勝者:チャンソン
長沼元(92kg) vs 才川コージ(67kg)=勝者:長沼元
長沼元は押す力が強すぎてゴール地点で急に止まった壁に頭をぶつけるアクシデント。
緊張のためにゴールラインを見逃したために押し続けてしまったとか。体重92kgの長沼元と67kgの才川コージなのでこれは抽選くじ運が悪かったとしか言いようがないワンサイドゲームで総合優勝を狙う選手としては手痛い一回戦敗退。
雅久(60kg) vs SEIYA(67kg)=勝者:雅久
EIKI(58kg) vs 大久保波留(62kg)=勝者:大久保波留
山本良幸(67kg) vs 佐野岳=勝者:山本良幸の不戦勝
ソンユン(58kg) vs 高柳光希(67kg)=勝者:高柳光希
平野泰新(62kg) vs キム・ジュノ(65kg)=勝者:平野泰新
【準々決勝】
杉谷拳士 vs チャンソン=勝者:杉谷拳士
長沼元 vs 雅久=勝者:長沼元
大久保波留 vs 山本良幸=勝者:山本良幸
高柳光希 vs 平野泰新=勝者:平野泰新
スポンサーリンク【準決勝】
長沼元 vs 杉谷拳士=勝者:長沼元
平野泰新 vs 山本良幸=勝者:山本良幸
スタート直後は拮抗していたものの、20秒を超えたあたりで平野泰新は足をやや滑らせ、残り20秒に迫る所で大きく足を滑らせた平野泰新は万事休す。
【決勝:時間無制限】山本良幸(67kg) vs 長沼元(92kg)=勝者:長沼元
スタートから7秒かからず一気に押し切った長沼元が余裕の勝利。
今大会はパワー系の出場者が唯一元プロ野球選手の杉谷拳士のみで、その杉谷拳士も現役時代はパワーに優れる選手でも無かったために初めから優勝は確定していたようなもの。体重も唯一の90kg台で圧倒的。
次の最終種目を前に総合優勝争い暫定ランキングは、
- 1位 山本良幸 180pt
- 2位 平野泰新 170pt
- 2位 才川コージ 170pt
- 4位 高柳光希 130pt
- 5位 瀬古優斗 120pt
- 6位 大久保波留 110pt
最終種目:ハードジャンパー
1秒間に1度のペースで回る高さ40cmのハードルを出来るだけ長く跳び続ける競技。1組4人が参加し最後まで跳び続けた1人が決勝進出。
東京世界陸上走り幅跳び日本代表・伊藤陸に勝利するとボーナス30pt加算。
【予選】
キム・ジュノ vs 高柳光希 vs 平野泰新 vs EIKI=勝者:高柳光希(164回)
最後に残った高柳光希 vs 平野泰新の一騎打ちを制したのは高柳光希。もう足が上がらなかったとインタビューで語る平野泰新。凡ミスではなかったようで出し切った上での敗退。
瀬古優斗 vs 才川コージ vs ソンユン=勝者:才川コージ(109回)
瀬古優斗は持久系で弱点が露呈したようで51回で脱落。インタビューではもう立てないぐらいに疲弊したものの、次回大会も出ますか?の問いに「いいですか?」と笑顔。
ソンユンは前回大会で予選101回を跳んで決勝進出をしていましたが、まだ余裕のありそうだった才川コージには届かず。
SEIYA vs 山本良幸 vs 雅久 vs 杉谷拳士=勝者:山本良幸(145回)
荒井陸 vs チャンソン vs 大久保波留 vs 伊藤陸=勝者:荒井陸(79回)
伊藤陸はまだ余裕がありそうでしたが足先をボードに引っかけて凡ミス。
前回大会まではバドミントンの渡辺勇大が予選と決勝合わせて400回近く跳んだりと激強だったので刺客として登場した割に物足りなさは明確。日本代表とは言え走り幅跳びの選手が持久力に優れたタイプとは思えないので仕方ないと言えば仕方ありませんが。
【決勝】
高柳光希 vs 荒井陸 vs 才川コージ vs 山本良幸
ハードジャンパー1位:山本良幸(180回)、2位:高柳光希(177回)、3位:才川コージ(125回)、4位:荒井陸(44回)
伊藤陸の凡ミスで決勝に進んだ荒井陸が今度は決勝で凡ミスする謎の連鎖。才川コージはかなり物足りない回数で総合優勝争いから脱落。高柳光希はまだ余裕がありそうだったものの足先を引っかけてアウト。
全ての競技を終えて総合ランキングは、
- 1位 山本良幸 300pt
- 2位 才川コージ 250pt
- 3位 高柳光希 230pt
- 4位 平野泰新 210pt
- 5位 荒井陸 150pt
- 6位 瀬古優斗 140pt
- 7位 大久保波留 120pt
- 7位 雅久 120pt
- 9位 杉谷拳士 110pt
- 10位 ソンユン 100pt
以上の結果をもって最強スポーツ男子頂上決戦2025冬は山本良幸が前回大会に続いて2連覇達成。
以上、結果まとめでした。





