プレバト俳句トーナメント2026 出演者&結果はキスマイ横尾がグランドチャンピオンに
26年1月29日放送の「プレバト」は俳句グランドチャンピオントーナメント開催という事で審査員評価や歴代タイトル戦優勝者の出演者の対戦結果など一覧でまとめてご紹介。
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出演者&ルール
【出演者】
俳句グランドチャンピオントーナメントへの出場資格はタイトル戦の歴代優勝者のみ。
梅沢富美男(特別永世名人)、千原ジュニア(永世名人)、キスマイ横尾(永世名人)、中田喜子(10段)、森迫永依(1級)、犬山紙子(1級)、的場浩司(2級)、ダウ90000蓮見(3級)の全8名。
【ルール】
トーナメント表は各自の作風やフレーズをもとに夏井先生が決定。
お題は1回戦、準決勝、決勝と異なり、全員が3句を用意。
日本を代表する俳人3名(高野ムツオ、神野沙希、西村麒麟)に加え、1回戦、準決勝で脱落した出場者も順次加わって全員で勝敗を判定。
優勝賞金は番組最高額の50万円。
スポンサーリンク1回戦
お題:雪の東京駅
【第1試合:梅沢富美男 vs 犬山紙子】
梅沢富美男『義士の日の 暮れて駅舎の 赤煉瓦』勝者
忠臣蔵でおなじみの赤穂浪士が討ち入りを果たした旧暦12月14日(現在の1月30日)を表す冬の季語の義士の日。今の東京駅の近くに吉良上野介が住んでいたという事柄から、東京駅で思いを馳せるという一句。
雪が出て来ないまま東京駅と赤穂浪士を連想させて雪を感じさせた点が素晴らしかったと高野先生。
一方で神野先生は義士の日は江戸時代、赤煉瓦は明治時代で、詠んでいるのは現代と時代がごっちゃになっている点が分かりづらいと問題視。
遠距離恋愛が終わった後、相手の幸せを願いたい気持ちとそれに相反する気持ちが混ざった複雑な心境を句に。
総雪をストレートに見せた犬山紙子と義士の日の向こうに雪を感じさせて奥行を狙った梅沢富美男という両者の違いが勝敗の分かれ目になったと夏井先生の総評。
勝者:梅沢富美男(2票)
スポンサーリンク【第2試合:中田喜子 vs 森迫永依】
発車のタイミングでちょうど風花(冬晴れの日に風に吹かれて舞い降る雪)が降って、まるでお召し列車を呼び込んでいるように感じたという一句。
特別な列車のお召し列車と特別美しい日本語の風花を取り合わせる事で稀なる吉兆を表していると西村先生。
破調にする事で緊張感や臨場感が出ていて、お召し列車であればもっとゆったりした調べの方が合うのでは?という夏井先生の指摘で『風花を呼び込み お召し列車発つ』というアイデアもあるものの、破調は作者の意図通りなので問題なしという評価。
外に風花が見える中で新幹線内でナンジャモンジャというカードゲームで遊ぶ修学旅行生たちという光景を詠んだ句。
一方で高野先生はナンジャモンジャの訳の分からなさが魅力的と評価。正体不明の木に対する愛称にも使われるナンジャモンジャというワードと、どこからともなく飛んでくる風花の取り合わせ。
夏井先生からはカードゲームで賑やかに遊ぶ学生と捉えるか、ナンジャモンジャを木だと捉えたらこだまに一人ぼっちの自分をイメージしたりと様々な解釈が生まれる点を面白いとプラスに評価するのか?分かりづらいとマイナスに評価するのか?で評価が分かれたのが敗因という分析。
勝者:中田喜子(2票)
スポンサーリンク【第3試合:千原ジュニア vs キスマイ横尾】
東京駅に着いてマフラーを巻くと少しだけ田舎の家の香りが感じられたという一句。
高野先生は表現にちょっと無理を感じてしまい『襟巻に 残る郷の香 八重洲口』の方がゆったりとした句になると修正案。
ロケのリハーサルで見た夕焼けをそのまま素直に詠んだ句。
神野先生は俳句は驚き&納得が大事で、カメリハで驚きを与えて本番までに夕日が沈むかもという緊張感を加えつつも冬夕焼で納得させる作りと高評価。
夏井先生からは助詞の使い方が明暗を分けたという総評で、みゆき通り「は」今まさにという強調する働きを持って無難。一方でジュニアの方は襟巻「に」は必須と考える人もいるのでケチが付いてしまうという見解。
勝者:キスマイ横尾(2票)
スポンサーリンク【第4試合:的場浩司 vs ダウ90000蓮見】
切符をハサミで切っていた懐かしい昭和の情景を切り取り、人が少ない駅と雪の影響なのか鉄の音が静かに消えて行く様を一句に。
鉄の音が雪を誘うという発想が良かったと高野先生。
鉄の音を「ね」と読むのを許せるかどうかが評価の分かれ目で「ね」だと普通は楽器・虫・鳥・鐘の音を連想してしまい、音数が取れなかったので苦肉の策だったのでは?という夏井先生の指摘。
踏まえて『切符切る 寸鉄の音 夜半の雪』だと「おと」の読みが使えるというアドバイス。
季節を先取りする中吊り広告を見ながら、外はまだ肌寒くて春が待ち遠しいという心情を詠んだ一句。
神野先生は中吊り広告のコマーシャリズム(行き過ぎた商業主義)に毒されて広告会社の戦略にまんまとやられて素直過ぎるとダメ出しの一方、西村先生は春先取りの広告を見ながらもうすぐ春になる駅、春の景色を思い浮かべるという句なので毒されているとは思わないという反対意見も。
夏井先生からは春色と待春が近すぎるという指摘に対しては、それはあくまで字の印象だけで、先取りの春色を見て春を待つ駅舎の小さな変化にふと気づくという心の動きが出ているので作者の狙い通りで問題なしという評価。
勝者:的場浩司(2票)
スポンサーリンク準決勝
3人の先生に加えて1回戦で負けた4人が審査員に加わって7人で勝敗を決定。
お題:ラスト一個の餃子
【第1試合:梅沢富美男 vs 中田喜子】
暗い俳句になるのを嫌って、次の餃子の待ち遠しさと春を待つ楽しみを掛けた一句
高野先生は「やっぱり上手いねぇ」と感心した様子でお題の一つというキーワードを全く使わないまま、次への楽しみを表現した点を高評価。
夏井先生は「いい句」という評価で、たった一つ残った餃子からプラスのイメージに転換した点を褒めたいとコメント。
今日から冬が始まるという節目の日に餃子を丁寧に作って備えるという句。
立冬と餃子のひだに直接関係は無いものの、冬に入る心づもりや丁寧な暮らしをそこに込めたのが良かったと西村先生の評価で、夏井先生も同意見。
勝者:中田喜子(4票)
スポンサーリンク【第2試合:キスマイ横尾 vs 的場浩司】
神保町の古本屋で買った本を片手に餃子を食べている様を句に。
高野先生は良い俳句だったもののもっと動きが欲しいという注文で『古書街に粉雪 餃子に酢と胡椒』と対句表現にしたらもっと良かったとアドバイスで、夏井先生も同じ添削を考えていたようで、こうしていたらもっと多数票で勝っていたかもとの事。
神野先生は偶然性を上手く呼び込んだ句という感想で、たまたま降ってきた雪、今日はたまたま酢と胡椒で食べようと豊かな独り時間が見えたのが評価ポイントに。
凍玻璃は強烈な寒気でガラスが凍る様子を表す季語。若手の頃に現場で出されたロケ弁を持ち帰って食べると餃子がとても硬く、それと窓が凍るような冷たさを掛けた一句。
神野先生からは「こんな美味しくなさそうな餃子の良い俳句」で驚いたと褒め言葉で、夏井先生からも実体験から来るリアリティも手伝って「切ない食生活を書かせたら良句を作る」とこちらも褒め言葉。
ちなみに高野先生は餃子が美味しくなさそうという批評に異を唱え、美味しく食べたであろうかつての餃子に思いを馳せていると思えば餃子の味はそこまで悪くないのでは?という見解。
勝者:キスマイ横尾(4票)
スポンサーリンク敗者の良句発表
決勝を前に敗者の準決勝用の作品の中から秀逸句を2つ発表。
餃子と結婚という面白い取り合わせはさることながら、にんにく臭い息で結婚を宣言するという愛らしい姿に溢れていて、最後に小春で可愛く締めているのも含めてにっこり笑顔で解説の夏井先生。これが準決勝で出ていれば決勝に行けたのにもったいないと高評価。
寒鴉(かんがらす)は寒さが最も厳しい時期に見るカラスを指す季語。
季語が動くという指摘があるのは理解できるものの、ラスト餃子から納税期というワードを持って来る発想は非常に面白い感覚と夏井先生。餃子が冷めていくという当たり前の光景から納税期に繋がる事で、頭の寒鴉に響き合って効力を発揮する構造で力作と評価。
スポンサーリンク決勝
準決勝で敗れた2人も審査員に加わって総勢9人で審査。
お題:冬の夜空
【キスマイ横尾 vs 中田喜子】
天狼(=おおいぬ座で一番強く輝くシリウス)を見ているとすさんだ心が穏やかになるという句。
メンバーと奄美大島へ行って観た星空が綺麗だったという思い出から、15周年を機にまた同じように星空を観ながら本音を語りながら今後へ繋げたいという願望を乗せた句。
西村先生は奄美の美しい冬銀河だからこそ引き出せる六人の本音というメンバーとの経緯や美しい冬銀河が表れた良句という評価。
夏井先生は何の仲間か書かれておらず、どんな本音なのかも分からずとも奄美の冬銀河でどこか悟らせてしまうような作品という高評価。
勝者:キスマイ横尾(8票)
以上、俳句グランドチャンピオントーナメント2026結果でした。
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