ペンギンが飛ばないのはなぜ?チコちゃん
26年10月30日放送の「チコちゃんに叱られる」の問題『ペンギンが飛ばないのはなぜ?』の答えなどまとめてご紹介。
スポンサーリンクゲスト出演者
【ゲスト】近藤真彦、ゆうちゃみ
【VTRゲスト】なし
ペンギンが飛ばないのはなぜ?
2問目の出題は、
なんでペンギンは飛ばないの?
チコちゃんの答えは、
地球に隕石がぶつかったから
解説はペンギンに関する番組の監修なども務めるペンギン博士の上田一生先生と10歳のペンギン博士・藤本一花さん。
今私たちが目にするペンギンたちはれっきとした鳥類ながら飛ばない鳥として有名な存在ですが、実はその昔ペンギン(の祖先)は空を飛んでいたという意外な事実。
というのもペンギンの祖先といわれるミズナギドリという海鳥の仲間は「空を飛ぶ」「海に潜る」という2つを駆使して生活していたそうで、今のペンギンに比べててごく短時間だけ海に潜って魚やイカなどを食べるという食事方法をとっていたとか。それは海に生息する天敵の大型爬虫類から身を守るためだったようで、海鳥と同じく魚やイカを食べていたこれらの大型爬虫類にとっては海に潜って来る海鳥も格好の獲物の一つ。
空中から海に飛び込むスタイルで魚を狙う海鳥たちをさらに海中から狙う大型爬虫類というまさに弱肉強食の世界が展開されていたわけですが、そんな折に地球を襲ったのが巨大隕石の衝突という未曾有の出来事。
スポンサーリンク約6600万年前のまだ恐竜がいた時代に起こったこの出来事によって多くの生き物が死に絶えましたが、大量の餌を食べないと生きられなかった海の大型爬虫類は食糧危機を迎える羽目になってやがて絶滅の憂き目にあう事に。すると捕食者がいなくなった海で魚やイカはどんどんその数を増やし、その恩恵を受けたのが海鳥たち。獲物が豊富で天敵の大型爬虫類が消えた海を絶好の餌場と捉えた海鳥たちは徐々に海に潜る機会を増やし、やがて海をメインに活動する海鳥が出現。そんな海鳥が進化した形が今のペンギンという事に。
現在ペンギンが生息しているのは南半球に限られていて、かつての南半球の陸上には天敵が少なく、飛ばなくても安全だったというペンギンの祖先たちはそこからユニークな進化を遂げていく事になるわけですが、ここからは一番好きな動物はアザラシで大切な友人と語る一方、ペンギンはただの研究対象と言ってのける10歳のペンギン博士・藤本一花さんも合流して解説。
ペンギンの進化は、
- フリッパー
- 足
が主要な2項目となっていて、
【フリッパー】
空を飛ぶために鳥類が使用する翼を速く泳ぐために進化させたのがペンギンのフリッパーと呼ばれる部位で、ペンギンはボートのオールを漕ぐ要領でフリッパーを動かす事で水中を高速で泳げるように進化。
スポンサーリンクこのフリッパーは骨自体が細い上に軽量化のために骨の間に隙間が開き、関節が動いてしなやかにはばたけるようになっていた翼とは全くの別物で関節が一体化して動かないように固定化されており、骨同士の隙間も詰まっていて一枚板のように重くて頑丈。
そのため、慣れたペンギンの飼育員でも油断してフリッパーで叩かれると青あざになったりと意外な凶器に。
【足】
短い足を使ってヨタヨタと陸上を歩くペンギンの姿からペンギン=短足と思いがちですが、それは間違いで実はペンギンの足はかなりの長さ。
表面的には見えなくなっている足は実は太もも、ヒザ、スネの骨が折り畳まれた状態でいわばずっと空気イスでしゃがんだ状態で歩いているという事に。
試しに骨格標本を使って普段折り畳まれている足を伸ばしてみると立派な足が露わに。ただし、生きているペンギンの場合、足回りの関節は固定されているので生涯で足を伸ばす機会というのはまず無い事なんだとか。
この短い足だけ外に出しているというのもペンギンの進化ポイントの一つで、長い足を出したままだと水中を泳ぐのに抵抗になってしまって素早く動けないのに対して、短い足だけであれば水の抵抗が最小限に。
スポンサーリンク一生の7割を海で生活するとされるペンギンにとっては陸上での動きの制限は二の次。主戦場の海でのスピードを追求した結果があの足という事に。その結果、ペンギン界最速の泳ぎを誇るとされるジェンツーペンギンで時速35kmにも達し、50mプールであれば約5秒。
ちなみに陸では遅いと思われがちなペンギンですが、ジェンツーペンギンはいざという時はトコトコと意外にもダッシュが効くそうで侮れないという補足で2問目は以上。
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