かかとのひび割れ・ガサガサにおすすめのケア方法5つ
乾燥する時期になってくると気になるのが、かかとのひび割れやガサガサの症状ですね。毎日、我々の体を支えてくれているかかとをケアして、健康的なかかとを保ちたいものです。かかとのひび割れやガサガサをケアせずに放っておくと、そのうち痛みが出てきてしまいますので要注意です。薬を使って治す方法もありますが、まずは家庭でお手軽に出来るこれらのケア方法を試してみてください。
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かかとのひび割れ・ガサガサの原因は「乾燥」
何となく頑丈そうなイメージのあるかかとですが、実はかなりデリケートで傷つきやすい箇所でさらに乾燥の影響を強く受けるという事はあまり知られていません。特に乾燥が進むと、痛みを伴うひび割れ症状に進んでしまい、更には感染症にかかるリスクも上がってしまいますので、早めのケアが肝心です。
かかとの水分不足、乾燥の原因は様々なものがあり、気温の低下、脱水症状、かかとのこすり過ぎ、刺激の強すぎる石けんの使用などが挙げられます。これらの要因が組み合わさったり、長期に渡って影響を受けたりする事により、強い乾燥症状として現れたものがかかとのひび割れになると言われています。さらに症状が進むと、出血したり、感染症の原因となる、菌やウイルスの進入を許してしまう事になりかねません。
これら以外に考えられる要因として、肥満と糖尿病が挙げられます。肥満によって増えた体重をかかとが支えきれなくなり、特定の箇所に過度に加重されることにより、ひび割れ症状を起こす事が知られていますし、糖尿病によって血糖値のコントロールが上手くいかなくなることにより、足の血流が阻害され、乾燥を引き起こすとされています。
かかとのガサガサ・ひび割れにおすすめのケア方法5つ。
1. 植物オイルやバター
オイルやバターを利用して手軽に乾燥対策に使えますのでおすすめです。まず、石けん水に足を浸して、軽石を使って優しくかかとをこすります。水で洗い流した後にオリーブオイル、ココナッツオイル、シアバター、ココアバターなどを乾燥したかかとに塗ってケアします。
2. ベーキングソーダ(重曹)
重曹と水を混ぜてペースト状にしたものがかかとの乾燥対策に有効です。重曹のざらざらした粒子が優しい研磨剤として働き、ケアにぴったりです。
または重曹を水に溶かして、重曹の足湯もおすすめです。4Lのお湯に対して、およそ大さじ3杯ぐらいの重曹を加えて、足を温めましょう。20分ぐらい浸かった後に、軽石などの角質ケアアイテムを使い、乾燥して固くなった角質を取り除いていきます。お湯でそそいだ後は、クリームや前項で紹介したオイルやバターで保湿してケア完了です。
初めて重曹の足湯をお試しになる場合は初めの1週間は毎日ケアを行って、次の1週間は休み、また1週間はケアを続けるとインターバルを設けてやることで、ケアのし過ぎを防ぐことが出来ますのでお試しください。
3. ワセリン
就寝前におすすめの方法がワセリンを使うケア方法です。かかと部分にワセリンを塗り、その上から靴下やかかとのみ覆うサポーターでカバーします。直接カバーして靴下が汚れるのが気になる場合は間にラップを挟むようにすると良いでしょう。こうすることによってより固くなったかかとの角質の奥まで保湿を行う事ができますので、より効果的です。特に痛みを感じるようなひどいひび割れの症状がある場合はおすすめですので、症状が軽くなるまで、毎晩行うようにしましょう。
4. レモン
レモン果汁は肌ケアに最適で、にきびケアや日焼けによるシミにも効果があるとされています。かかとに使用することで、かかとのガサガサをソフトにしてくれます。レモンを絞った水に10分から15分ほど足を浸して、かかとをこすり、その後はトントンとパッティングによって水気を落とします。ワセリンを使用する前に行うと効果的ですので組み合わせてケアを行うのがおすすめです。
5. エプソムソルト
エプソムソルトは幅広い用途に使え、足の痛みやむくみの緩和や、皮膚を滑らかにしてくれ、臭い消しとしても有効だとされています。一般的な浴槽のお湯であればエプソムソルト(カップ1杯200cc)を溶かして15分ぐらいを目安に浸かります。
自家製フットスクラブの作り方
かかとの固くなった角質を落とすのに軽石を使っても良いですが、肌に優しいフットスクラブを利用するのもおすすめです。ご家庭にあるもので手作りする事が出来ますのでレシピをご紹介します。
00:51からのレシピその1
- シーソルト 60cc
- エクストラバージンオリーブオイル 120cc
- ペパーミントオイル 10滴
上記を混ぜて完成。湿らせた足につけて円を描くようにマッサージして使用します。2分間そのままにしておき、洗い流します。
1:34からのレシピその2
- ブラウンシュガー 大さじ1
- 重曹 大さじ1
- アーモンドオイル 大さじ3
- ラベンダーオイル 5滴
上記を混ぜて完成。こちらも足を湿らせてから円を描くようにマッサージして使用します。
フットスクラブ全般に言える事ですが、炎症を起こしていたり、傷のある箇所には使用しないように注意しましょう。また、スクラブを使用したあとは、タオルでトントンとたたくようにして乾かしましょう。乾かした後はクリームやオイル、バターなどでしっかりと保湿を行うことが大事です。
以上、かかとのひび割れやガサガサにおすすめのケア方法と自家製フットスクラブの作り方についてご紹介しました。気温が下がって空気が乾燥するとより一層気になりだすかかとの乾燥ですが、根気強くケアしてきれいなかかとになるよう頑張ってみてくださいね。