フォレストアドベンチャー・千葉を楽しむためのコツ。服装、所要時間、難易度は?
手軽に楽しめるアスレチックコースを提供する「フォレストアドベンチャー」が各地にオープンしていますが、2018年3月17日開業になった「フォレストアドベンチャー・千葉」に実際に行ってみたレビューをご紹介。どんな服装で行くべきか?どの位の所要時間が掛かるのか?アドベンチャーコースの難易度は?などなどの疑問点にお答えします。
※同じ千葉県内にある「ターザニア」とは別施設になります。共通事項としてお読みいただいてもOKですが、施設ごとの特色もあるのでその点はご了承ください。
フォレストアドベンチャー公式のYouTube動画も合わせてご紹介しておりますので是非ご覧になってみてください。
スポンサーリンク目次
予約時間に注意
まず私たちのグループが事前予約した「アドベンチャーコース」は小学校高学年(4年生以上、身長140cm以上、体重130kg以下)から参加できるようなルールになっているので、その辺は事前に公式HPからチェックしてもらうとして、
13時からの予約で申し込みを事前に済ませたので、当日は近くにあるお店で昼食後に伺う予定でしたが、都内からの渋滞がひどくて都内から1時間ちょっとの所要時間のはずが結局2時間半に。現地に到着したのが13時・・・。
当然ながら昼食は途中のSAの売店で適当に済ませて大急ぎとなったわけです。3連休の中日という事も影響したと思いますが、その辺の時間割については余裕を持ったスケジュールが必要になるかもしれませんね。とにかく宮野木JCTから高田ICから車が進まない進まない・・・。
ちなみに予約時間のおよそ20分前(今回のケースでは12時40分頃)には現地に到着して申込書を書いたり、料金を支払ったりという手続きが必要とのことで、本来であれば完全にタイムオーバー。
そこは早めに電話連絡をして、施設の方とのやり取りで13:30からの予約枠に移動してもらったりと何とか対応してもらう事が出来たので何とかなりましたが、利用人数が多くて予約枠が空いていない場合はキャンセルの可能性もあるだけに要注意ですね。
受付前に済ませる事
駐車場は料金先払いのシステムになっており、駐車料金は400円。
夏場の時期限定のお話になりますが、駐車場に到着したらまず行うべきなのは虫よけスプレーを全身にしっかり吹きかけておくこと。
駐車場からすぐに森に入っていくので駐車場の時点でしっかり準備を整えておくのが大事です。
半袖、短パン姿の場合は袖やパンツの内側までしっかり吹き付けておきましょう。
というのもフォレストアドベンチャーは自然の森の中に作られる施設なので、森に入っていくのと何ら変わらない環境です。
そこにいる蚊たちはなかなかにアグレッシブなのは言わずもがなです。
私はスポーツ用のタイツを下に履いて短パン姿でしたが、その短パンの中まで侵入されたようで脚の付け根に近い所を刺されてしまいました。元々蚊に刺されやすいタイプの私ですが、蚊対策がまだまだ甘かったようです。
ちなみに駐車場から受付までは立て看板通りに進むことになりますが結構遠いです。
駐車場から受付まで持っていくものとしては、
- 財布
- スマホ
- 鍵
- 飲み物
ただし、フォレストアドベンチャー・千葉には鍵付きのロッカーや貴重品を預かってもらう所が用意されていないのが難点。
荷物置き場は用意されていますが、誰でも簡単にアクセスできるようなジムの簡易荷物置き場のような雰囲気。当然、貴重品は置いていられません。
受付ではウエストポーチやサコッシュのような小さな袋を無料で借りられるので、身の回り品はそこに入れてアクティビティを行う事になりますので問題ないのですが、出来れば必要最小限の荷物で受付まで向かうのが良さそうです。
特に飲み物のペットボトルなどは結構邪魔です。※ちなみに持参のウエストポーチやボディバッグなどのマイバッグも大きすぎるものを除いてアクティビティに持ち込み可能です。インストラクターに要確認ですね。
グループの共有のバッグや家族で大き目のバッグなどを一つ用意して、着替えや飲み物はまとめてそこに入れて荷物置き場に置いておくのが無難でしょうか。
飲み物について、自販機が設置されていますが、夏場はスポーツドリンクを中心に売り切れになっている率が高いようですので事前に用意しておいたほうがいいですね。
見学のみの人がいれば邪魔なものは全て預かっておいてもらえるのでベストですけどね。
スポンサーリンク服装が一番の注意
一番注意が必要なのは服装。
夏場は基本的に半袖短パン姿でOKといえばOKですが、
端的に言うと“体の後ろ側は全て泥だらけになる”と思っておいたほうがいいです。上下とも。
特に白いTシャツなんかでアクティビティに挑むと見るも無残に。※汚れたくない場合の攻略法は後述。
まあ洗濯すれば一応落ちるとは思いますが、お気に入りのTシャツなどは避けた方が無難ですね。
ちなみに私は着用していた赤いTシャツは普通に洗濯機に入れて洗うだけでは到底綺麗にならなかったので面倒になって捨てました。
サッと水拭きすればそこそこ綺麗になるレベルの汚れですが、
お気に入りのスニーカーなどでフォレストアドベンチャーに立ち向かうと結構ヒドイ状態に・・・。出来るだけ汚したくない場合は汚れ防止のための防水スプレーなどを事前に吹いておけば多少はマシになるかもしれません。
また、日除けのキャップ・ハットは特に注意されませんので被っていても大丈夫です。アクティビティ中に下に落としてもインストラクターの方が拾ってくれると思いますので一応、大丈夫。
ただ、深い森を行く箇所では回収が出来なくなるかもしれないので帽子は落とさないように注意するのが基本です。
基本的にずっとロープやワイヤーを掴んでいるので軍手を持参していったほうがいいという意見もあるかもしれませんが、私はあまり必要性を感じませんでしたので素手でも大丈夫かと思います。握力が弱いお子さんや女性などは念のために用意しておくのが無難ですね。
アクティビティの注意点
受付を済ませると、まずはハーネスを装着してからインストラクターの説明、セーフティブリーフィング(安全講習)を聞くことになります。
こちらがフォレストアドベンチャー公式のYouTube動画。かなり詳しく紹介されていますので一度ご覧になってみてください。
プーリーやカラビナなどはアクティビティを通してずうっと使う道具になるのでしっかり聞いておきましょう。
とは言っても初めはぎこちない動きでも、アクティビティをこなすうちに自然と使えるようになっていくのでそんなに心配はいりません。
ポイントとしては写真・動画撮影をどうするか?ですが、短いアクティビティの間には休憩ポイントとして足場が組んであるプラットフォームと呼ばれる場所が設置されています。
以下の画像にあるように木の周りに円状の足場がありますね。これがプラットフォーム。
プラットフォームに到着した時点でスマホやカメラを取り出して撮影する感じがスタンダードですね。一つのプラットフォームには3人までしか乗れないという細かいルールがありますのでそれを守りつつになります。
グラグラ揺れる足場で慌てふためく表情が一番のシャッターチャンスですので、出来ればグループの先頭を行く人が撮影するのがベストでしょうか。後ろからだと背中ばかりが写ってしまってちょっと残念な仕上がりに。
アクティビティ中は下からインストラクターの方が安全確認のために見守ってくれていますが、揺れる足場に挑む人に対して多少のイタズラをする程度であれば何も言われません。
ワイヤーを揺らしたり、足場を揺らしたりといったちょっとしたイジワルであればガミガミ注意を受ける事もありませんので、その辺は限度を守って楽しみましょう。
「揺らすなよ!マジでやめろ!」なんてギャーギャー騒ぎながらの方が絶対楽しいですしね。
地上のインストラクターがいる場所は基本的に見学の人も立ち入れるエリアになっている事が多いので、下から撮影するカメラ係もフォレストアドベンチャー内を歩き回ってOK。※あくまでインストラクターの指示に従いつつですが。
スポンサーリンクジップラインを楽しむには?
さて、こういったアドベンチャーパークやアスレチックの醍醐味といえば、ロープを伝って滑り降りていく通称:ジップライン(シップスライド)がハイライトですが、着地点で一番汚れるリスクが高いんですね。
むしろここを上手くこなせるかどうかで綺麗な服装のままで帰宅できるかが決まると言っても過言ではありません。
ポイントは体を大きく開いて空気抵抗をしっかり体全体で受け止めてスピードが上がり過ぎないように前向きに着地。出来るだけ足を伸ばしたままで早く地面に足先が付くように意識します。
足先が地面に接したらすぐに前に駆け出すようにして、滑り降りていく勢いのままに前に走っていく感覚が重要。
ここで足がもつれたりしてバランスを崩すと、緩衝材用に敷き詰められている木のチップに倒れ込むことになって結局汚れてしまうので要注意。
ただ、この着地方法を行うと、それはそれでジップラインの楽しさが半減どころか激減するのが悩みどころ。豪快に滑り降りて派手に着地する方が楽しいのは間違いないので、その辺はどちらを取るのかよく考えましょう。
ジップライン中に体が回転してしまって横向きや背中向きに着地点にたどり着くのが一番汚れるパターンなので、途中で体が回転し始めたなと感じたら無理に抗わないでそのまま回転してしまって、その勢いを利用してクルッと前向きに戻るようにしてやるのがコツ。
もうどうしようもなく背中側から着地する場合はブリーフィングで説明がある通りに、かかとを地面につけてブレーキをかけながら後ろ向きに減速して停まるようにします。
この時にワイヤーにしがみつくように上半身が頑張る事が出来れば最後まで背中、お尻が地面につかない状態でストップ出来ますが、そこは筋力が要求されるのでなかなか至難の業です。
ちなみに派手な着地が一番の見どころなので撮影ポイントとしては着地地点で待ち構えて写真・動画撮影する方がいいですね。スタート地点から撮影すると、ただ遠ざかっていく後ろ姿しか捉えられないのでイマイチ迫力が出ません。
まとめると、
- 絶対に汚れたくない人 → 上記のテクニックを使って意地でも汚れないように頑張る。その代わりに楽しさ減は覚悟。
- 汚れてもいい人 → 好きなように豪快にドーン!と着地。大人になったら泥んこになる機会も滅多に無いですし。
個人的には絶対に後者をオススメします。
アドベンチャーコースの5サイト
アドベンチャーコースを選択すると4サイト(ステージ)をこなしていく事になりますが(エキサイトコースを追加すると5サイト)、スタート地点に一度戻って来て再度スタートして次のサイト(ステージ)に突入となります。
このタイミングであればグループの順番を入れ替える事が出来ますので、撮影係になりがちな先頭を適宜交代していきましょう。
後半になると徐々に難易度の高いアクティビティが登場していくことになりますが、意外と中盤に用意されている「ねじれ橋」が曲者です。
わざとねじってあるので足をかけた途端にツルツルと滑ってなかなか一歩が踏み出せません。
ここは仲間に足場やワイヤーを揺らされるとかなり苦戦します。どうしても厳しい場合は丸太同士をつないでいるロープを足場にすることで楽に進むことができます。
難易度が高いせいもあってか、このアクティビティに挑む直前にはスキップできる迂回路も用意されていますね。
体力に自信のない女性なども頑張ればクリア出来るようになっており、難攻不落の難解な難易度設定にはなっていませんので頑張ってみてください。
実は前述のジップラインが難易度的には一番楽。
ただ滑り降りるだけなので体力の消耗もありませんしね。
クライマックスのターザンスイング
アドベンチャーコースの最後に待ち構えるのがロープに体を預けてネットに向かって体当たりしていくターザンスイング。
これに挑戦する直前にはプーリーの引っ越し方法などの複雑な器具の説明が改めて実施されます。
手順がかなり複雑なのでしっかり聞いておきましょう。分からなくなっても下からインストラクターの方が指示を出してくれるので問題ありませんが、一緒にいる家族や仲間で教え合うぐらいの気持ちでしっかり説明は頭に入れておいたほうがいいですね。
ターザンスイングは、
- 短距離をスイングして強くネットに体当たりするコース
- 長距離をスイングして比較的優しくネットに体当たりするコース
の2種類から選ぶことになります。
順番待ちに余裕があれば自由に選べますが、インストラクターの判断で「空いている方に進んでください」という指示が出る場合がありますので、その場合は選べない事もあるようですね。
ちなみに怖くて飛べないという人用に迂回路も用意されていますので、自信の無い方はインストラクターに申し出ましょう。
ジェットコースターやフリーフォールが苦手な人であれば飛ぶ瞬間に一瞬だけフワッとする感覚が怖いかもしれませんが、正直飛んでしまえばそんなに怖いものでもないです。その代わり、ネットに当たる時に命綱になるロープに顔面を打ってしまう場合があるそうなので顔を横に逸らしておくことも大事です。※インストラクターから説明アリ
飛び出す瞬間にやや前方に向かって飛んでくださいという指示があるので要注意。※そのまま飛ぶと飛び際にお尻を打ってしまうそうです。
撮影場所のベストポイントですが、意外とジャンプで飛び出す直前も「これ怖いわ!」なんて弱気な表情や、動画であれば泣き言が聞けるかもしれないので、スタート地点から撮影してみても面白いです。
スポンサーリンクエキサイトプランのミノムシシュート
こちらは私は未体験ですが、
ミノムシシュートについてインストラクターの方のコメントでは、
実質の落下距離は2m程であとはワイヤーに吊られる形で地面に向かって降りていくだけので、バンジージャンプやフリーフォールの方が断然怖いとのことです。
15m程の高さからジャンプするので、その瞬間の度胸だけ問われるとの事。
所要時間は?
公式HPにはアドベンチャーコースの所要時間について約2時間となっていましたが、私たちの10人グループだと何だかんだで駐車場到着から受付に戻って全行程終了まで3時間程かかりました。
大所帯でかなりゆっくりペースで進んでいたせいもあってかなり時間がかかりましたが、少ない人数のグループであればもっとスピーディーに進むかと思います。
あとは混み具合によって前の団体の進むペースにも影響されますしね。
全ての工程が終わると記念写真の撮影と、ハーネスの取り外し後にインストラクターの方から割引クーポンの配布がされると思います。1枚のクーポンで2名まで500円引きの割引が適用されます。
こちらが裏面。ここに記載されているフォレストアドベンチャーであればどこでも割引が適用されますね。
サルトビ、三島スカイウォークなどは割引クーポンの適用外となっているようですね。
最後に
全体を通して、グラグラと揺れる足場に耐えながら進んでいくコースが連続して続くので、後半になってくると結構お腹いっぱいで飽きてきたりします。
もう少しバリエーションに富んだアクティビティが用意されていると違った刺激があって楽しいのですが。
ただし、普段は体験できない状況を楽しむことが出来ますので大いに刺激になる点では満足です。
仲間や家族で大騒ぎながら進んでいくのも楽しいですしね。