第176回「青春高校 3年C組 月曜日」担任:メイプル超合金 生徒のミニドラマ風個人PVを映像化!
12月に入ってウィンターライブの開催も迫る中、今回はガチのドラマ企画。生徒たちが自ら書いた自分を主人公にした恋愛ドラマのシナリオを映像化。一応、個人PVという位置づけですが、その映像化を手掛けるのが乃木坂46のPVなどを手掛ける映像監督の松本壮史さんということで予想以上の出来。全部で3本紹介されましたが全て完成度の高いミニドラマに仕上がっていますね。
というわけで12月3日放送の第176回 青春高校 3年C組 月曜日の内容について見てみましょう。
スポンサーリンク出演者
【担任】メイプル超合金(カズレーザー、安藤なつ)
【副担任】NGT48 中井りか
【教育実習生】ノブナガ 岩永達彦、信太優人(欠席)
【ゲスト】
【ナレーター】
※『』内は出席番号
【第一期生】『2』佐藤諒(さとうりょう)、『4』めーな:日比野芽奈(ひびのめいな)、『5』浅井優平(あさいゆうへい)、『7』るちゃ:西村瑠香(にしむらるか)、『8』村西里世(むらにしりせ)、『9』夘余野陽奈乃(うよのひなの)、『10』きめしゅん:木目田俊(きめだしゅん)、『11』河野紳之介(こうのしんのすけ)、『12』黒田照龍(くろだしょうりゅう)、『13』おばちゃん:宇都木彩乃(うつぎあやの)、『14』チャーリー:エゼマタ健太チャールズ、『15』むっちゃん:本多睦(ほんだむつみ)、『16』にゅま:小沼綺音(こぬまあやね)、『19』女鹿椰子(めがやこ)、『20』出口晴臣(でぐちはるおみ)、『23』わったー:渡邉聖明(わたなべまさあき)、『24』リキorリッキー:奥村力(おくむらりき)、『26』かのんはん:前川歌音(まえかわかのん)、『27』別所匠(べっしょたくみ)
【第二期生】『28』田中柊斗(たなかしゅうと)、『29』久保侑大(くぼゆうだい)、『30』もっちー:持田優奈(もちだゆうな)、『補欠』松岡龍二郎(まつおかりゅうじろう)
【欠席】『1』トーマス:大下美瑠(おおしたみる)、『18』ひなまる:宮本ひなの(みやもとひなの)、『21』ハニトラ:山口茜(やまぐちあかね)、『22』えのちん:小倉可愛(おぐらえな)、『25』ボールドウィン零(れい)、『31』まーがりん:大曲李佳(おおまがりももか)、『32』黒木美佑(くろぎみゆ)、『33』わくっしー:涌嶋茜(わくしまあかね)、『補欠』上島陸歩(うえしまりくほ)、
【大学受験専念のために休学中】『3』なる:鈴木七瑠(すずきなる)、『6』中本大賀(なかもとたいが)※中本くんは休学か卒業か不明。→第173回放送で正式に休学と発表。
オープニング
12月は部室からの放送。
ウィンターライブのチケットは残り約180枚までと完売間近。
最後の一押しと言う所ですが、きめしゅんに意見を求めると、
きめしゅん「みんなで力を合わせて頑張る。笑」
ノブナガ岩永先生「最近、月曜日絶対始めきめしゅん。何なん?誰の思惑?」
ここですぐさまタイトルコール。
スポンサーリンクシナリオ選手権
「主人公は私だ!“妄想恋愛”シナリオ選手権」
1か月ほど前に自分を主人公にした理想の恋愛シナリオを考えて来るようにというスタッフさんからの宿題が出ていたとの事。
その中から数人のシナリオをプロの監督さんにミニドラマ化してもらい、撮影も完了しているそう。
まずは生徒の書いたシナリオについてチェック。映像化されなかった惜しい作品についてイジっていくみたいですね。
一人目は河野くんの作品。
俳優を目指して上京し、恋愛映画に抜擢。ただ、恋愛経験が無い為に思い悩む。その悩みを幼馴染に相談すると告白されて恋愛を経験。演技も上手く行くように。
といった大筋。
河野くんは幼馴染もいなかったとの事で憧れを作品にしたそう。
シナリオ中の一番のハイライト部分は、
相手役「好きです。付き合ってください。」
河野「いや、お前どうしたんだよ急に。あ、分かった!今度の撮影は今みたいにやれって言うんだろ!」
相手役「・・・」
河野「マジ・・・?」
相手役「うん」
河野「えっと、なんて言うか、その、こんな俺だけど、こちらこそよろしくお願いします」
セリフを読み上げるカズレーザー先生ですが、読み方が完全にロボット調。
中井りか先生「siriみたいになっちゃった。笑」
実際にスタジオで演じてもらうという事で相手役は村西ちゃんが演じる事に。プレトークで前髪を切った事を中井りか先生に気づいてもらっていた村西ちゃん。
「こんな俺だけど」からはエコーがかかる演出。
演技プランは考えて来ていたという河野くんですが、ちょっと微妙。
中井りか先生「絶対お風呂で毎日練習してきたでしょ。」
ミニドラマ上映
そしていよいよプロの監督さんに撮ってもらったという映像へ。
監督は何と乃木坂46のPVなどを手掛ける映像監督の松本壮史さん。
これを受けて露骨に目つきが怖くなる中井りか先生w
中井りか先生「さあまず一人目の作品は前川ちゃん。」
読み方も棒読みw
シナリオの設定は隣の席でずっと寝ている男子生徒とのお話。
普段とは違って健気で可愛らしい役どころに注目との事。
中井りか先生「最近アイツ、ソロもらって調子乗ってるわ。」
出る杭はガンガン打っていくタイプの先生w
ミニドラマのタイトルは「隣で寝ていた君」
休み時間も授業中もずっと隣の席で寝ている横井くんが気になっている様子の前川ちゃん。
どうせ起きないので一方的に話しかけてみる事に。ペットの話や自分の好物の話、妹の恋愛話などなど。
でも実は横井くんはずっと寝たふりをしていただけで全部耳に。
隣の席になった瞬間に横目でチラッと前川ちゃんを見て一目惚れ。照れを隠すためにずっと寝たふり。
一方的に話しかけてくる前川ちゃんに心の中で全部返事していた横井くん。
ペットも話も興味津々で少し前川ちゃんを確認。すると目が合ってしまって慌てて寝たふり。
横井「(てか普通に前川と話してみたい!俺、前川の事いっぱい知ってるから・・・)」
そして青春高校前のバス停に立つ横井くん。
明日こそは普通に前川ちゃんと話すと決心。
するとそこにキョトンとして表情の前川ちゃん。
中井りか先生のヤジ「ヒロイン感あるよ!スタイルいいよ!」
教室とは違って寝たふりをするわけにもいかない横井くん。前川ちゃんもいつもの調子では話せずに沈黙の二人。
すると横井くんが意を決して強引に寝たふり。
前川「寝てんの?」
イタズラっぽく笑った前川ちゃんはいつものようにまた一方的に話しかける事に。
目をつむったまま照れたようにちょっと笑って聞いている横井くん。
BGMが流れる中エンディング。
スポンサーリンク出演は、
- 前川歌音
- 野島健矢
- 皇希
- なりみ
その他クラスメイト。
スタッフ陣は、
- 撮影:後藤武浩
- 撮影助手:海老根里美
- 照明:石塚真也
- 照明助手:河本隆一
- 録音・整音:桐山裕行
- 録音助手:寒川聖美
- 編集:高谷渡来
- 音楽:江本祐介
- 制作:THINKR
- プロデューサー:杉山弘樹
- 現場制作:中林昇汰
- キャスティング:清水亜美(スカリー)
- 主題歌:江本祐介「転々ストーリーズ」
監督からのコメントでは「慣れない標準語を器用に演じてくれた。上品な魅力があり、素敵だった。」との事。
河野くんはかなり羨ましがっている様子。
でも前川ちゃんのシナリオはかなり完成度が高い作品に仕上がりましたね。前川ちゃんの演技もとても自然で。ちょっと不思議な雰囲気のある主人公のキャラクターにピッタリでした。流石に自分で書いたシナリオだけありますね。慣れない標準語を喋った事で逆に魅力的になっているような。
若い世代の不器用な恋愛の始まり方を見ているようでまさに青春って感じですね。ただここからストーリーを動かしていくと途端に普通の物語になりそうなので短編にちょうどいいテイストの作品のようにも感じますね。
ここで30秒CM。
ミニドラマ その2
続いては日比野ちゃんの作品。タイトルは「本が教えてくれたこと」
通学中のバスの中で気になっていた幼馴染と再会するというお話。
見どころはバスと光で表現した日比野ちゃんの心象風景との事。
カバーの無い文庫本をバスの中で落とす日比野ちゃん。
すると視線を上げたその先に幼馴染のりょうたくん。ケンカしたっきり2年もロクに口も聞いていない関係。
話しかけたくても勇気が出なくてそっと見つめるだけ。
決心したかのようにバスの降車ボタンをプッシュ。
日比野「すいません。皆さん。降りてください。」
ほぼ満員のバスの乗客たちを強引に降ろす日比野ちゃん。
日比野「ごめんなさい。今日だけなので。降りてください。」
戸惑いながらも指示に従って降りて行く乗客たち。
りょうた「お前何やってんの?超迷惑。」
そんな言葉は聞かないそぶりで運転手さんに発車するようにお願いする日比野ちゃん。
バスの行き先案内表示はいつの間にか「貸切」の文字。
降ろされた乗客たちは並んでバスを見送る。
バスの車内で打ち解け合う二人。家族、学校、今読んでる本などが話題に。
2年分溜まった話題は尽きず、楽しくお喋りしているうちに夕方、夜に。
バスはずっと遠くの土地まで。
文庫本を開いて本のあらすじを説明してあげる日比野ちゃん。
するとバスを包む色とりどりの光。
日比野「りょうたは今でも本読むの?私は本の世界を想像するのが一番好き。物語はどこまでも連れてってくれるから。ってこの話何回もしたね。」
「・・・何でケンカなんかしちゃったんだろう?現実の私はダメだと思う。こんなスラスラ話せないし、りょうたも変わっちゃってるかも。前髪なんて伸ばしちゃって。」
りょうた「大丈夫?」
すると降車ボタンを押してバスを降りる準備をするりょうたくん。
周りの風景は満員のバスの中に逆戻り。
降りて行くりょうたくんは何かを落としたようだ。
カバーの無い文庫本。
文庫本を拾い上げてそそくさと降りて行くりょうたくん。
日比野「すいません!降ります!」
満員のバスから2人だけが降りて行く。走って追いかける日比野ちゃん。
日比野「キレイな光の中じゃないし、上手く話せないと思う。走って前髪乱れてるし、カッコ悪くても。君は何て言うかな?」
スポンサーリンク出演は、
- 日比野芽奈
- 堀内泰佑
カズレーザー先生「ちょっともう、ストロングゼロでも飲まないと見てらんないですね。耐えらんないよ。」
中井りか先生「日比野の演技がね。」
監督からのコメントは「視線の動かし方や表情の作り方が上手。現場で急きょ走ってもらったが日比野さんが走りながら何度も笑ってNG多発だった。」との事。
前髪が乱れたまま走っている自分に笑いが堪えられなかったそう。
文学少女の淡い妄想と駆け出していく爽やかなラストシーンの清々しさが表現された作品になっていましたね。フィクションの世界から現実世界への展開などもカバーの無い文庫本をカギにしながら練られていたように感じます。
ミニドラマ その3
急に個人PVという名目になっていますが、3作品目は西村ちゃん。
50年後の未来の自分を救うため男の子から告白の返事をもらわなければならないというストーリー。
タイトルは「50年後の君へ」
舞台は2068年。荒廃して「愛が失われた」世界。山田という生徒からのメッセージを受け取るボロボロの服を着た女性。
女性「山田・・・山田はあの頃のままだ。」
そして一気に現代へ。
山田「何その話?怖いんだけど。」
西村「だからさぁ。付き合ってよ。」
前に一度告白しているようで、今回もフラれてしまう西村ちゃん。
50年後の世界を見てきたという西村ちゃん。
西村「50年後の世界ヤバいわ。」
笑いが起きるスタジオw
山田は数年後に起きるというAI戦争に巻き込まれて死んでしまうという未来だそう。
ショックを受ける素振りを見せるものの、
山田「てか嘘でしょ?」
急にうずくまる西村ちゃん。恐怖の体験を語ります。壊れて行く世界を見つめる未来の西村ちゃん。
山田「分かった分かった。信じるから。」
西村「フラれたくないなぁ~って思ったら急に見えるようになったんだよね。未来。」「恋する女の子はみんな出来るっぽいよ?」
ケロッとした表情。
山田「やっぱこの先、生きるの辛いなぁ~。」
未来を変えるための理論を黒板に書き出していく西村ちゃん。
α、β世界線、オペレーションギルドSGと難解な用語を使って説明。
西村「簡単だよ。私と付き合えばいいの。」
それでも付き合う事には否定的な山田くん。
自分と付き合った後の世界について尋ねる山田くんですが・・・。
西村「うーん・・・」「ごめん。無理。その未来はとっておきたい。だから山田。未来は私だけで見るんじゃなくて一緒に行こう?未来。」
山田「マジか・・・。」「俺さ、言いくるめられてない?」
流れ出すBGM。
西村「ないない。」「山田。ほら!世界線変えるよ!」
山田「整理すると俺が西村をフッたら?」
西村「死ぬ。」「人は絶対死ぬけどさぁ。それは置いておいて。」
黒板には「STEINS;GATE」の文字。
スポンサーリンク出演は、
- 西村瑠香
- 辻岡甚佐
スタッフ陣は、
- 撮影:後藤武浩
- 撮影助手:貞方花
- 照明:石塚真也
- 照明助手:古川隆柾、高橋理之
- 録音:門田夏樹
- 整音:桐山裕行
- ヘアメイク:古橋沙耶
- 編集・VFX:杉山弘樹
- 音楽:江本祐介
- 制作:THINKR
- プロデューサー:杉山弘樹
- 現場制作:山科有於良
- キャスティング:清水亜美(スカリー)
- 主題歌:江本祐介「転々ストーリーズ」
スタッフロールが流れる中もずっと説得している西村ちゃん。
カズレーザー先生「これはもう普段こういう事を考えてるんですか?」
西村「私台本書いたの3行ぐらいなんですよ。めっちゃ膨らませてくれて。」
サラッとエライ事を言い出す西村ちゃんw
ストーリーの大部分はスタッフ陣に肉付けしてもらったっぽいですね。
カズレーザー先生「誰かが作ったやつってことね?笑。何見せられてんだ!俺たち。時間返せよ!」
監督さんのコメントでは「不思議な女の子という役を見事に演じてくれた。西村さんの書いた原作が一番謎だったが、西村さん自身も謎の魅力があり素晴らしかった。」との事。
超個人的な恋愛話から世界規模の話を持ち出して好きな人の気を何とかして惹こうとする女の子の健気な空想。でもひょっとするとホントに未来を見てきたのかも?と思わされるような西村ちゃんの何を考えているか分からない雰囲気が存分に出ていましたね。超個人的と言いつつも学生時代はその世界が全てなので好きな人にフラれる事は世界が滅亡する事に等しい感覚だったりもして。
中井りか先生「これはだからさぁ。監督がすごいんですね。」
カズレーザー先生「撮る人次第ですから。」
ここで120秒CM。
提供バックでカメラにアップを抜かれてもはにかんだ表情を見せる日比野ちゃんに対して、目を真ん丸にして無表情でカメラを見つめる西村ちゃん。最後は撮らないでと言わんばかりに怪訝そうな表情。役の雰囲気を感じさせるような不思議な空気。
エンディング
3本紹介されたミニドラマ風の個人PVはそれぞれ、
- 12月4日18:00から前川主演「隣で寝ていた君」
- 12月5日18:00から日比野主演「本が教えてくれたこと」
- 12月6日18:00から西村主演「50年後の君へ」
というスケジュールでYouTubeで配信。
カズレーザー先生「どれも甲乙つけがたかったと思います。」
前川ちゃんは「甲乙つけがたかった」の意味が分かっていない様子。
西村ちゃんも首をかしげ気味w
ミニドラマ主演の3人中2人がおバカキャラという構成。
ドラマをやってみたいという希望者に挙手を促すと、
河野、リキ、チャーリー、別所、出口、わったー、田中、おばちゃん、村西、女鹿、持田、小沼、久保
が挙手。
ノブナガ岩永先生「あるかもね。」
カズレーザー先生「全員あるよ。」
Pravi(パラビ)告知ありのスタッフロールで終了。