ホンマでっか!?TVで紹介の乾燥肌対策まとめ。粉吹き、かかと割れ、黒ずみ、かゆみにはコレ
19年12月18日放送のフジテレビ系「ホンマでっか!?TV」では乾燥肌でさらに粉吹き、かかと割れ、黒ずみ、かゆみに悩む女性ゲストたちの悩みを評論家軍団が解決。そこで紹介された乾燥肌対策とは一体どんなものだったのでしょうか?
スポンサーリンク昆布風呂「こんぶろ」
まずは昆布評論家として登場の北海道大学の安井肇教授が紹介する乾燥肌対策。
昆布風呂 (通称こんぶろ?)
昆布は海の中でミネラルなどの栄養素を吸収してミネラル高濃度。
その昆布を自宅のお風呂の浴槽に入れると「昆布風呂」が簡単に出来上がるとか。
普通の水道水だとカルキ(塩素)の悪影響で肌に過度な刺激になってしまう所が昆布風呂にする事でその刺激を和らげる効果があるとの事。
そして30分ほど浸すことによって昆布に含まれるフコイダンなどのネバネバ成分(多糖類)によってお湯がまったり(トロっと)した状態になり皮膚の保水効果を上げてくれるというのが安井先生のアイディア。
使用する昆布は新品だと効果大ですが、既に出汁を取った後の昆布でも有効成分が残っているので一応効果が見込めるそう。
また、使用する昆布のサイズは手のひら大(10cm x 10cm)ぐらいのサイズのものが一般家庭の浴槽サイズに丁度良く、
使用する際には昆布をハサミで短冊状に切ったものを出汁パックなどに詰めて使うのがオススメ。
細かくした方が成分がお湯に溶けやすくなるのでそのまま入れるよりも効果大。
お風呂上りに昆布のニオイが体に付きそうなイメージがありますが、安井先生曰く「そんなにしないと思います。」との事。
昆布風呂の頻度としては安井先生は週一ペースで入ってるそうで、その効果もあってか64歳の安井先生は肌の水分量もバッチリで全く乾燥肌ではないという計測結果。
さらに昆布風呂には嬉しい効果もあって、切り傷や皮膚の炎症などを鎮める効果もあるとか。
乾燥で荒れてしまった肌にも良さそうですね。
乾燥肌の温泉の入り方
ここは乾燥肌対策とは少し趣向が違いますが、入浴評論家の早坂信哉医師によると、
乾燥肌で気を付けたい温泉の入り方があるそうで、
- 透明な温泉 → お湯から出てそのままでOK
- 濁ったり色が付いた温泉 → お湯から出たら温泉を洗い流す
との事。
濁っている温泉は硫黄系の温泉で、それらは皮脂を溶かす効果があるのでお湯からあがってそのままにしておくとすぐに乾燥してしまって肌トラブルになりがちだそう。
お風呂上りのすぐはお肌がツルツルになるような感じがしてもすぐに保湿ケアをしてあげないと盛大に乾燥してしまうそう。その為にもまずは皮脂を洗い流してしまう温泉成分を取り除いてやってからお風呂を出るべきなんですね。
一方で透明な温泉は塩化物泉、硫酸塩泉や単純泉でこれらは皮膚をコーティングしてくれるので乾燥肌には持って来いの泉質との事。
これらは乾燥肌対策に良い働きがあるので逆にお風呂上りに洗い流してしまうともったいないですよね。
他にもお湯に入った時にピリピリしたり(酸性の温泉)、ヌルヌルを感じる温泉(アルカリ性の温泉)は基本的に入浴後はシャワーで洗い流すべき。
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美肌評論家の森智恵子先生によると、
膝に色素沈着してしまったケースではレーザーピーリングがオススメとの事。
とくに和室で生活している人は畳にこすれて膝が黒ずみしやすいそうで、そうなるとその黒ずみに部分的にレーザーを当てる方式で解決できるとか。
割と元も子もない話ですが効果は絶大のようなので、さらにレーザーを当てた部分はツルツル肌になるという嬉しい効果も。
そもそも黒ずみは白く粉吹きする状態を放置した事によって炎症が起き、炎症後色素沈着と呼ばれる状態が引き起こされ、黒ずみしながら皮膚が再生してしまうのが原因だとか。
ですから粉吹きの状態のうちにすぐに保湿クリームなどでケアしてあげないと黒ずみに移行してしまうそう。
やはり保湿ケアはサボると良くないんですね。
生芋こんにゃく
続いて早坂信哉医師が乾燥肌対策にオススメしたい食材として紹介したのが、
生芋こんにゃく
普通のこんにゃくは一度粉末にしたものを使用するのですが、早坂医師が紹介したのは丸のままの生芋こんにゃく。
生芋こんにゃくにはこんにゃくセラミドという成分が豊富に含まれていて1日100gほどの生芋こんにゃくの摂取が推奨量だそう。
セラミドは体内の水分を保持する役割をしてくれるので2週間ぐらい食べ続けると肌のセラミドの量が倍増するという研究結果があるとの事で、肌の潤いがアップするとか。
オススメの食べ方は「こんにゃくスムージー」で、そのレシピは、
- ゆでた生芋こんにゃく
- バナナ
- ヨーグルト
- ミックスベリー
上記の材料をミキサーにかけて出来上がり。
生芋こんにゃくは普通のスーパーでも売られているので簡単に手に入る食材。あくまで普通のこんにゃくでは効果があまり期待できないので試すなら生芋こんにゃく。
ただ生臭いニオイがかなりキツいので慣れないうちは結構しんどいかもとの事。
甘いものはNG?
食物アレルギー評論家の千貫祐子さんによると、
甘いものはかゆみを引き起こす原因になるので食べ過ぎは要注意
特に、
- 白砂糖
- 三温糖
は比較的かゆみを引き起こしやすいのであまり食べ過ぎないように。
砂糖の成分が腸内環境を悪化させたり、砂糖の消費の為にミネラルやビタミンを消費してしまい、さらにはヒスタミンというかゆみの原因物質を作る元になってしまうと甘いものは総じて肌に良くないんだそう。
多少食べる分についてはそこまで気にしなくてもOKですが、あまりに沢山の砂糖を摂り過ぎていると肌トラブルの元になるので要注意。
一方で、
- 黒糖
- てんさい糖
はかゆみを引き起こしにくい糖類なので乾燥肌でかゆいという症状がある人にはコチラの利用がオススメだそう。
スポンサーリンク血流改善
美肌評論家の森智恵子さんによると乾燥肌の原因は、
末梢である顔や手足に血流が来てない体
だそう。
そこで森先生がオススメする簡単にできる乾燥肌対策は
ふくらはぎの血流を改善する事
ふくらはぎは第二の心臓と言われることもあるぐらいに血流にとって重要な部位なので、血行を良くする事で肌のターンオーバーが改善されて乾燥しにくいバリア肌に生まれ変わるのだとか。
その為に森先生は普段からしゃがむという動作を多く取り入れるようにしているみたいですね。
ここからは番組内で紹介された方法とは異なりますが、足の血流アップの為に役立つのは、
- 1日最低5分でもいいのでウォーキング
- 足首の運動
- 膝抱え運動
- ヨガなどのストレッチメニュー
- コンプレッションウェア
- 足を胸よりやや挙げて眠る
- 唐辛子(カプサイシン)の摂取
- シナモン
- 緑茶
- 禁煙
- マッサージ
- サウナ
などなど。
足首の運動はとてもシンプルで仰向けに寝たままで足首を伸ばしたり曲げたりを10回ほど繰り返すだけ。
YouTube動画。
膝抱え運動は
- 仰向けの寝姿勢から片方の膝を胸に近づけて両手で抱える
- 元に戻して今度は反対側の足の膝
- 交互に10回繰り返す
という単純な動き。
または単純にふくらはぎの筋肉を鍛えるカーフレイズという筋トレもオススメ。
やり方は非常にシンプル。
YouTube動画。動画ではダンベルを持っていますが初めのうちは素手の状態で行ってもOK。
12回から15回連続して上げ下げを行うのを1セットとして最終的には3セット行えるように徐々に鍛えて行きましょう。さらに回数を増やして20回から30回ぐらい行えるようになればさらに良いですね。
さらに負荷を上げるためには片足ずつ行ったり、台につま先を乗せて、下ろす時に地面よりも低く下ろすパターンにも挑戦してみてください。
または下半身全般を鍛えるスクワットにカーフレイズをミックスしたトレーニングメニューも取り入れたい所。
特に足幅を広く取るワイドスクワット (別名:相撲スクワット)でかかとを上げてふくらはぎにも刺激を与えるアプローチは一石二鳥ですね。
ストレッチは1回につき5分。朝晩に2回行って1日10分でOK。やり方はこんな感じですね。筋肉、腱などはもちろんですが血管をストレッチしている意識も重要です。
セルフマッサージでふくらはぎを揉みほぐすには以下のようなやり方がオススメ。
ニーディング、リンギング、ピンポイントの手技と基本的なマッサージテクニックを一通り紹介してありますので手軽にマネしやすい内容となっています。
という事で19年12月18日放送の「超ホンマでっか!?TV今年の怒り大放出!激おこ人生相談&粉ふき乾燥肌を救えSP」から「ホンマでっか!?集団人生相談」 コーナーで紹介された専門家推奨の乾燥肌対策についてでした。