ワイドナショー 『…』を多用してしまう三点リーダー症候群とは?使い方の意味は?
21年1月31日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」では三点リーダー症候群について特集。主に表現を濁したり、柔らかくしようと「ですが…」「だよね…」のように文章の末尾に三点リーダー「…」を使っているうちに、癖になって多用してしまう事を三点リーダー症候群と呼ぶようですが、これに対しては「意思表示が分かり辛くなる」といった否定的な意見が寄せられる事も。
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三点リーダー症候群とは?
ワイドナショーで取り上げるきっかけとなったのは「女性セブン 2021年1月28日号」なわけですが、
三点リーダーは「、」「。」といった句読点とは違って厳格なルールが存在せず、その使い方の自由度が高い事もあって受け手によっては「意思表示が分からない」と困惑する事もあったり。
ダウンタウン松本「これね、中居正広がよくやるやつ。『飲みに行きますか?ちょっと僕もまだ時間があれなんでね…』みたいな。『えっ!?お前が言って来て?』結局『松本さんに任せますよ。』って。うーん。『じゃあ行くか!』って言ったら『やっぱりやめときます。』どないやねん!って。笑。結構あるよね。中居正広あるあるよコレ。笑」
先輩を平気でどぎまぎさせる不思議なダウンタウン松ちゃん&中居正広さんの2人の関係性はとりあえず置いておいて、松本さんも「…」の使い方については気になっている様子。
ウエンツ瑛士「僕はほとんど打たなくて。僕のマネージャーですね。マネージャーさんがとにかく3、4回に1回は使って来るんです。『9時ごろだと思うんですが…』10時に変わったとしても僕に非はありませんよ感が確実に。」
ウエンツ瑛士さんは年下のマネージャーさんが使って来る三点リーダーが少し気になっている様子。責任の所在をあやふやにしようとするズルい目的で使われるケースもあるんですね。
ウエンツ瑛士「何かそれが違った時に僕のせいではありませんよという使い方の『…』。それは向こうさんが急に変えてきたんで。防御する『…』。」
神田愛花さんは白黒はっきりつけたいタイプだそうで自身が三点リーダーを使う事はほぼ無いそうですが、若い世代に多いという印象を受けている様子。
例えば飲み会の予定などを聞く場合などに「お店ココでイイかな?って聞くと『いいと思いますが…』って。私が電話しておこうか?って『それも助かりますけども…』みたいな。どっちなの!?っていう。」
年下の人と連絡をする際にこんな具合なので意思表示が曖昧で分かり辛く、毎回ケンカしていると神田愛花さん。
これにさらに輪をかけて「進化形三点リーダー症候群」も現れているとウエンツ瑛士さん。
ウエンツ瑛士「僕より年下の女の子なんですけど『行けると思います…!』っていう。」
ダウンタウン松本「怖い怖い怖い。笑」
ウエンツ瑛士「これは『行ける。』なんです。行けるんですけど、もしかしたら仕事が入ったら行けなくなるかもしれませんを『…』で表して、でも気持ちは『行きたい!』っていうのを最後『!』で。」
東野幸治「それ読み取れないわ!その若い子の気持ち。笑」
ウエンツ瑛士「『行けると思うんですが…』だと本人が行きたい気持ちになってないように思われちゃうのが嫌だって。」
芸能リポーターの長谷川まさ子さんも三点リーダーをかなり多用するタイプだそうで、
長谷川まさ子「行間を読んでくださいよ。っていう時に使いますね。笑」
表現を曖昧にしがちな芸能リポーターという職業柄もあるのでは?というのが松本さんの見解ですが、確かに芸能ゴシップでははっきりと物事を断定しないように「どうでしょう…」みたいな語尾をよく見かけるような気も。
犬塚弁護士もこの三点リーダーについてはよく使うタイプのようで、
犬塚弁護士「今おっしゃったように、ここ考えさせると。『これどういう事ですか?このドアホ!』って言えない時に。笑」
ダウンタウン松本「口悪ぅ!!笑」「久しく言ってないわ。笑」
犬塚弁護士「言えないので、考えろ。と。俺が怒ってるの分かるよな!?っていう。そういう感じで『これどういう事…』って。」
ちなみに弁護士という職業や裁判のケースを考えた時には三点リーダーについては「一番良くない表現」と犬塚弁護士。
犬塚弁護士「どっちとも受け取れるという形なので、証拠的には一番良くないですよね。」
『。』で終わっていれば意思表示がある程度分かるものが『…』の語尾だと逐一確認する必要があるとの事。
ちなみに松本さんは『…👺(天狗の絵文字)』になったらどうなるの?と疑問のようですがw
そもそも天狗の絵文字はいつ誰が使うのか疑問と松本さんw
ダウンタウン松本「多分ビーフジャーキー買って来ての時しか俺使わへんと思う。笑」
以上ワイドナショーから三点リーダー症候群について出演者たちの実体験やそれに関する意見についてでした。