チコちゃん マンホールが曲がり角や交差点に多いのはなぜ?答えは下水道を曲げるため
22年1月14日放送のNHK「チコちゃんに叱られる!」の第3問は『マンホールが曲がり角に多いのはなぜ?』という問題。答えは下水道を曲げるためで角度や高さ調整の役割があったり。という事で問題と答えをまとめてご紹介。
スポンサーリンクゲスト出演者
【ゲスト】安藤サクラ、松丸亮吾
【VTRゲスト】森花子アナ
マンホールが曲がり角に多いのはなぜ?
3問目の指名は、
この中で一番、街歩きが好きなステキな大人ってだーれ?
ここは岡村さんが回答者に。
出題されたチコちゃんの疑問は、
なんでマンホールは曲がり角に多いの?
車を停めやすいからという答えですが、
チコちゃん「ボーっと生きてんじゃねーよ!」
というわけでチコちゃんの答えは、
下水道を曲げるため
解説は日本下水道協会の岡久宏史理事長。
マンホールの用途は水道用・下水道用・ガス用・電力用・通信用とさまざまで、その中でも曲がり角に多く設置されていて、私たちがよく目にしているのが下水道用のマンホール。
そしてコチラがマンホールを横から見た場合。中はもちろん空洞。
ただの穴とフタがマンホールかと思いきや、コンクリートで出来た筒の部分も含めてマンホール。
このマンホールは中に人が入って例えば下水道などの管理や修理をする為の筒状の装置なわけですが、下水道管とマンホールの配置図を見てみると、
下水道は道路に沿って作られているのが分かりますよね。
公共施設である下水道は管理や整備を行いやすいように同じく公共施設である道路の地下に作られる事がほとんどですが、道路に沿って作るためにはカーブや交差点では下水道を曲げる必要がありますよね。
スポンサーリンク当然道路は場所によって様々な形をしており、その道路に合わせて曲げた下水道菅を作るのは非効率。
となると効率化のためには真っ直ぐな下水道菅同士をジョイント部で繋げて角度を変える事で対応するのがベスト。
この時ジョイント部になるのがマンホールなんですね。
カーブして掘られた溝に下水を流して下水道を曲げている様子が分かりますね。
下水道設置に関するルールでマンホールの配置については、
- 維持管理する上で必要な箇所
- 方向または勾配が変化する箇所
- 段差が生じる箇所
と明記されていたり。
ちなみに下水道はポンプなどで水の流れを人為的に作り出すという事は「行っていない」のが普通で、管に角度をつけることで水を流しているとの事。
特に交差点などは高さの違う下水道管をまとめる必要があり、その際に活用されるのがマンホール。
このように角度の調整の他に、高さの調整も一手に引き受けているのがマンホールであり、その為には曲がり角に設置する方が都合がいいんですね。
マンホールと同じ機能を持ったもっとコンパクトなジョイント部でもいいように思えますが、下水道には生活排水や雨水が流れ込み、固形物や油分によって詰まりやすいので定期的な管理の為にも人が立ち入るスペースが必要になるので、であればマンホールにしておく方が得策なんですね。
最後に森花子アナが登場してマンホールニュースを伝えるという謎の時間。
- マンホールの滑り止めに成功
- 立坑兼用により工期短縮
- デザインマンホール全国に普及
という割と真面目なマンホールに関する業界情報を伝えて終了。
というわけでコチラが結論。
マンホールが曲がり角に多いのは下水道を曲げるため
でした。
曲がり角で見かけるのは?という質問には「チコに手紙を渡そうとしているシャイなあの子。」とチコちゃん。
という事で3問目は以上。
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