チコちゃん はまぐりの焼き方に上下はない?焼くと身が上につくのは下が熱いから
22年6月17日放送のNHK「チコちゃんに叱られる!」の第2問は『はまぐりを焼くと身が上についてしまうのはなぜ?』という問題。答えは下が熱いからというとても簡単なもので、アサリ、ホンビノス貝、ホタテも含めた正しい焼き方など番組内容をまとめてご紹介。
スポンサーリンクゲスト出演者
【ゲスト】島崎和歌子、関口メンディー
【VTRゲスト】庄司智春、オードリー春日
はまぐりを焼くと身が上についてしまうのはなぜ?
この日2問目の出題は、
なんではまぐりを焼くと身が上についちゃうの?
ジェスチャー付きで答える島崎和歌子さんには正解マークとピヨピヨ音。
チコちゃん「つまんねーヤツですね。」
というわけでチコちゃんの答えは、
下が熱いから
解説は千葉県立中央博物館の黒住耐二さん。
貝柱はたんぱく質で出来た筋肉で、上下で貝殻にくっ付いているという構造。
この貝を閉じておくための筋肉である貝柱に熱を加えると熱が早く伝わる方から縮んでいくので、粘着力が限界まで達すると貝殻から剥がれることに。
網焼きで下から加熱すると、貝柱の下側が剥がれやすくなるので身が上につくという何ともシンプルな仕組み。
とここで筋肉芸人という事で庄司智春&オードリー春日のお二人に汁をこぼさずにはまぐりを焼く実験に挑んでもらう事に。
はまぐりから出てくる汁=貝のお出汁だと思っている人が多いかもしれませんが、
実ははまぐりが吸い込んだ海水なので貝が開いてドバっと出てくる「最初の汁」に関しては捨ててしまって構わない、
それよりも重要なのはグツグツと煮える時に出てくる「最後の汁の方」という黒住先生からの指摘もありつつ。
最初の汁がただただしょっぱい海水なのに対して、最後の汁はしっかり貝のお出汁を感じられる旨味のあるスープに。
これらを踏まえて黒住先生から正しい網焼きの仕方をレクチャー。
ちなみにトースターで焼く場合は上から加熱されるので身が下に残るとの事。
この時も最初に出てくる汁はただの海水なので捨ててOK。
アサリやホンビノス貝も構造は同じなので同じ焼き方で対応可能との事。
スポンサーリンクただしホタテは貝殻が平らなので美味しい最後の汁を取りこぼしてしまうパターンが多く、貝殻の見極めが大事と黒住先生。
ホタテは上下で白(丸みアリ)・黒(平ら)と色と形が変わっているのが普通で、
というルールに従って焼くのが鉄則。
という事でコチラが結論。
はまぐりを焼くと身が上についてしまうのは下が熱いから
でした。
もったいないと思うものは?という質問には「ママが絵本読んでくれてるのにそのまま寝ちゃう時。」とチコちゃん。
2問目は以上。
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