嫌な思い出ほど覚えている理由は?嫌な事を忘れる方法は?チコちゃん
22年8月26日放送のNHK「チコちゃんに叱られる」の2問目は『なぜ嫌なことは妙に覚えている?』という問題という事で嫌な事を忘れる方法など番組内容をまとめてご紹介。
スポンサーリンクゲスト出演者
【ゲスト】丸山礼、那須川天心
【VTRゲスト】なし
なぜ嫌なことは妙に覚えている?
2問目の出題は、
なんで嫌なことは妙に覚えてるの?
悲しい事は脳に大きな衝撃を与えるからという丸山礼さんの答えですが、
チコちゃん「ボーっと生きてんじゃねーよ!」
那須川天心さんに聞いてみると口元に正解マークとピヨピヨ音。
チコちゃん「天心くん、つまんねーヤツだな~。」
という事でチコちゃんの答えは、
悲劇を繰り返さないため
解説は東洋大学の戸梶亜紀彦教授。
嫌な記憶は”再び起こさないための教訓”というのが答え。
そもそも記憶には楽しい記憶は”ざっくり”覚え、嫌な記憶は”きっちり”覚えるという違いがあるそうで、
嫌な事が起きたり、その前触れを察知すると人間の脳はその瞬間に、たくさんの情報を集め出して対策本部を設置。
対策を立てる為には話の内容やシチュエーション・音・光・温度など周囲の情報を出来るだけ細かく情報収集。
そして次に同じことを繰り返さないようにこれらの情報を丁寧に記録。
よく交通事故に遭うとその瞬間にスローモーションのように見えるといった現象が起こったりしますが、
実はあれも危険を感じて対処しようとしている結果と戸梶先生。
逆に楽しい時はその経験だけで満足しているので周囲の情報には目が向かず「あの時は楽しかったなぁ」とざっくりとした記憶になりがち。
ちなみに楽しい時間は早く過ぎ、ツラい・退屈な時間は遅く感じるのも同じ現象。
そんな嫌な事を忘れる方法については、
生きて行くために覚えてしまっている嫌な記憶を完全に忘れるのは難しいものの、
- あえて人に話す
- 紙に書き出す
といった方法でアウトプットするのが良いと戸梶先生のアドバイス。
カウンセリングなども話す事で苦痛が和らぐという事もありますしね。
という事でコチラが結論。
嫌なことを妙に覚えているのは悲劇を繰り返さないため
でした。
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