あさイチ 睡眠の質を上げる方法&睡眠グッズ 靴下は良い?悪い?
22年11月28日のNHK「あさイチ」は睡眠を質を上げる方法特集という事で敷き布団、毛布、靴下の正しい使い方や睡眠グッズについて簡単にまとめてご紹介。
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解説は和洋女子大学の水野一枝准教授。
水野先生によると睡眠の質を上げる寝室の環境づくりにはポイントがあって、
掛け布団をどれだけ増やしたとしても肝心の敷き布団が薄いと熱が下から逃げて行ってしまうので冷えを感じる原因に。
こうする事で布団に入ってから足の温度がグッと高くなるので眠る時に大事な”足の皮膚の温度アップ”が理想的な状態に。
夏と冬で掛け布団を変えるのはよくあるパターンですが、敷き布団も一緒に変える発想は言われてみれば確かにと納得。
ちなみに「靴下を履いて眠るのは足からの放熱が妨げられるので良くない」と言われがちですが、
ゆるい靴下ですぐに脱げるようにしておく事で、眠りにつくまでしっかり足を温め → 寝る準備が整ったら脱ぐ とスムーズに入眠できるとか。
素材は綿やシルクのものが良いそう。
毛布は上?下?
解説は日本睡眠科学研究所の野々村琢人さん。
野々村さんによると最近は「毛布は敷き布団のように下に敷いて使う方が良い」とされて来ている一方で、
毛布の種類や羽毛によっては上にかけた方が温かいケースもあると指摘。
という事で水野先生の協力のもとで毛布を上にかけるパターンと下に敷くパターンで温度変化がどうなるのか比較実験。
すると毛布を上にした方が足付近の温度が2℃ほど高くなるという結果に。
一方で胸付近の温度は毛布を下にした方が温度が高くなるという結果も。
これは毛布を羽毛布団の上に被せる使い方によって布団が体に密着せず胸元が寒くなったからという仮説。
最終的には両方試してみて自分にしっくり来る方を選ぶべきという結論。
毛布を敷くパターンの場合は敷き布団を厚くして下から熱が逃げるのを防ぐのと同じ効果になりそうなので、毛布を使うのではなく敷き布団を増やした方がいいのでは?とも思ってしまいますが。
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番組で取り上げられた睡眠グッズは、
温めながら目元をほぐしてくれる高機能アイマスク。
雨音や焚き火の音など予め用意された音を自分好みにブレンドして流せる睡眠用スピーカー。
発熱体がくっ付いた耳栓型カイロで耳を温めて眠りを誘うグッズ。耳栓は付けたままでも外してもOK。
以上、あさイチ睡眠の質特集でした。
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