城下町総選挙ランキング20選 1位は沖縄首里城
23年10月9日「城下町総選挙」は国民1万人が選ぶ行って良かった城下町ランキングベスト15+5の合計20選を発表という事で一覧でまとめてご紹介。
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城下町ランキング
約450年間続いた琉球王国。
中国文化の影響が色濃く表れているその姿は赤瓦、朱の漆、明るい色彩と唯一無二。
火災で焼失したものの復元作業中で最新研究で明らかになった新しい首里城に生まれ変わる予定。
戦国時代末期に前田利家が本拠地とした城で、江戸時代に入ると加賀百万石の城下町として発展し、
江戸末期には江戸、大阪、京都に次ぐ人口規模を誇るように。
日本三名園に数えられる兼六園、ひがし茶屋街、金沢金箔グルメ、近江町市場、松尾芭蕉ゆかりの名湯・山中温泉街など名物多数。
1585年に天下統一の拠点として豊臣秀吉が築城されるも1615年の大坂夏の陣で徳川軍によって落城。
その後は徳川幕府によって再築されて大幅スケールアップし、3代家光、14代家茂、15代慶喜など歴代の徳川将軍が城主を務めることに。
だし文化が味わえる黒門市場は数多くある大阪観光スポットの一つ。
1333年頃に赤松則村が姫山に縄張りを築いたのがはじまりとされていて、
1609年に池田輝政によって城を大改築したことで白鷺城と呼ばれる現在の姿に。
世界屈指の木造建築、戦災を免れた保存状態の良さから1993年に奈良法隆寺と共に日本初の世界文化遺産に登録。
タイムスリップした気分が味わえると人気の庭園・好古園は映画「るろうに剣心」や暴れん坊将軍のロケ地としても有名。
城下町エリアには110店舗以上のスイーツ店が建ち並ぶスイーツの町としても。
1590年に徳川家康が江戸に入ると大規模な改修がスタートし、三代将軍家光の時代に遂に完成。
30年以上かけて築かれた江戸城の規模は城郭として日本最大級。
世界的な知名度を誇る有名観光地として観光客が数多く訪れ、うなぎ、江戸前天ぷら、あわぜんざいなどグルメも豊富。
スポンサーリンク1607年に城作りの名手として知られる加藤清正によって築城。
1877年の西南戦争では約1万3000人の薩摩軍に対して熊本城を守る政府軍は約3300人の兵力で52日間の籠城戦に耐え抜いたという逸話。
熊本地震からの復旧工事が進んでおり、全ての工事が完了するのは2052年の予定。
馬肉料理は城下町グルメの定番中の定番。
金森長近によって1603年に完成。
軍事機能を優先したつくりではなく御殿風(豪華な屋敷)の天守閣を備えているのが特徴。
軍事力を強化するには経済発展が不可欠とする織田信長の考えに強く影響を受けた長近は高山城下町を商人の町として発展させたとか。
飛騨牛を使ったグルメや甘くない醤油味のみたらし団子は城下町グルメの代表格。
春と秋に開催される高山祭は10万人以上が訪れる風物詩。
1593年に蒲生氏郷によって東日本で初めて本格的な天守を備える城として誕生。
幕末の戊辰戦争では新政府軍の1か月に及ぶ猛攻に耐えた難攻不落の名城としても有名。
会津藩の家老の邸宅を復元・移築された会津武家屋敷、白虎隊学んだ学校として知られる日新館などの歴史スポット。
城から車で1時間ほど行った山中から見えるJR只見線の鉄橋は隠れた絶景スポット。
1615年に徳川家康の命によって築城。
大天守に輝く金鯱は名古屋のシンボル。
名古屋グルメが揃う金シャチ横丁は2018年オープンの新たな観光スポット。
1400年代中頃に築城されたといわれ、北条氏によって約100年間関東の拠点として発展。
軍神・上杉謙信ら10万人の兵を相手に籠城戦を耐え抜いた1560年の小田原城の戦いから難攻不落の城として知られるように。
2020年にオープンした複合商業施設のミナカ小田原では展望足湯、グルメなどがひとまとめに。
スポンサーリンク豊臣秀吉が家康を監視するための城として知られ、
現存するものでは日本最古の五重六階(=外からは5階に見えるが内部は6階の構造)の天守。
そんな天守の建築と城下町整備にあたったのが石川数正。
四季折々の姿が美しい松本城ですが、イルミネーションや氷の彫刻フェスなどショーアップされたイベントも多数。
レトロな景観が人気の中町通りや、外国人観光客がお目当てにするほど有名な松本民芸家具など。
日本三大奇祭の一つに数えられる火祭り・松明まつりは大迫力。
1457年に太田道灌、太田道真によって築城。
江戸時代には徳川幕府が北の守りの要衝として重要視。
家康の次男・結城秀康を祖とする越前松平家が城主となって発展。
江戸とのつながりの深さから小江戸と呼ばれ人気の観光スポットに。
名物のいもスイーツ、伝統の飴作り、縁結びスポットとして有名な川越氷川神社など。
天下統一を果たした豊臣秀吉が1592年に隠居用の城として築いたのが伏見城。
海外からの訪問客も多い大人気観光スポットの伏見稲荷大社は大定番。
駿河屋善右衛門の羊羹は秀吉が茶会の引き出物に使っていたものを再現していたり。
城下町には20以上の蔵元があって日本酒の飲み比べも人気。
徳川家康が西国監視のために井伊直正に命じて築城計画が建てられた彦根城。
直正は城の完成前に亡くなったものの息子たちが遺志を継いで1622年に完成。
そこから400年、戦火も免れて今も当時の姿のまま。
そのおかげで城下町の道路や水路などの区画が400前とほぼ変わっていないのも特徴的。
侵入者を惑わせるどんつき、道をズラすくいちがいといった仕掛けや城下町の外側に置かれた足軽組屋敷なども健在。
近江牛味噌漬けは彦根名物グルメの一つ。
織田信長の叔父である信康によって1537年に築城されたとされた犬山城は秀吉と家康が奪い合ったエピソードが有名で、
両者唯一の直接対決となった小牧・長久手の戦いでは秀吉が犬山城に入城しますが結末は和睦で勝敗は付かず。
江戸時代に入ると幕末まで成瀬家が城主となり、北を流れる木曽川を使った交易が盛んに。
城の東側には日本庭園の有楽苑があり、その中にある茶室の如庵は信長の弟・有楽斎が建てたもので現存する国宝茶席三名席の一つ。
味噌田楽は名物グルメ。
16位 秋田・角館城下町
17位 島根・松江城下町
1443年頃に山名宗全によって築城。
1580年には豊臣秀吉の支配下に置かれますが、その目的と考えられているのが生野銀山の存在。
古い建物をリノベーションしたホテルは文化財に泊まれる宿として人気。
関ヶ原の戦いで西軍総大将となった毛利輝元によって築城。
江戸時代後期には桂小五郎、高杉晋作、伊藤博文など幕末に活躍した多くの長州志士を輩出。
既に城は解体されているものの長州志士の旧邸宅や吉田松陰の松下村塾など歴史スポット多数。
20位 青森・弘前城下町
以上、城下町総選挙ランキングでした。