靴下を履いて寝るべきかレッグウォーマーか冷え性レベルでセルフチェック あさイチ
23年12月5日放送のNHK「あさイチ」は靴下を履いて寝るのは冷え性に良いのか悪いのか?靴下リメイクのレッグウォーマーの作り方、冷え性レベルのセルフチェック方法など外来病院の先生が解説という事で番組内容をまとめてご紹介。
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解説は冷え性外来のある横浜血管クリニック院長の林忍先生。
寝る時は靴下の方が良い?それともレッグウォーマー?と先生に単刀直入に伺うと、
「どちらも正解です。正確に言うと冷え性の度合いで使い分けるのが良い。」
と意外な答え。
重度の冷え性の人はそもそも足が温かくないと寝付けないので靴下を履くのも一つの方法としてアリという見解。
となると冷え性のレベルはどうやって判断すればいいのか?気になりますが、
横浜血管クリニックでは非接触型の体温計を使って「おでこの体温、足先(親指の付け根で計測)の体温」を比較して「10度以上=重症の冷え性」と判断しているとの事。
- 3~5度 軽症
- 5~10度 中程度
- 10度以上 重症
この基準で中程度といったレベルであったとしても「冷え性自体は病気ではない」ので日常生活でツライと感じる場面が無いのであれば問題ないと先生のアドバイス。
靴下を履く場合の選び方は「蒸れない通気性の良いもの」「口の部分が緩く締め付けないもの」の2点をしっかり押さえるのが大事と林先生。
通気性が悪いと睡眠中にかいた汗で冷えて冷え性がさらに深刻になるケースも。
まとめると通気性が良くて、緩くフィットする綿の靴下が一番おすすめとの事。
また「寝ている間に脱いでしまっていた」とお悩みの方は体が「十分温かいので靴下はいらない」と勝手に判断してる事なので体の反応に任せてOK。
むしろ無意識に脱げてしまうぐらい緩い靴下がベストという答え。
寝る時のレッグウォーマー
一方で軽度~中程度の冷え性におすすめなのがレッグウォーマーで、
林先生おすすめは使い古した靴下をレッグウォーマーにリメイクして使う方法。
リメイク方法は、
かかと部分を残すとズレにくく、履き口をカットしているので締め付けは無く、つま先を出しているので足先から熱を逃がすのもOK。
とにかく「足首を温める」のがレッグウォーマーの肝になる所なのでそこをカバーすればOKと林先生。
足首は皮膚表面近くに太い血管が通っているので外気の影響を一番受けやすく、
足首が冷えると血管を通る血液が冷えて足先や足全体を冷やすことに繋がってしまうとか。
手持ちのレッグウォーマーを正しく履くには、かかとをカバーするように履く方が良いというアドバイスも。
以上、NHKあさイチの靴下特集でした。
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