世界一受けたい授業 アニメ&漫画一覧 オッドタクシー、パプリカ、葬送のフリーレンなど
24年2月10日放送の「世界一受けたい授業」では大人に刺さるアニメ特集という事で紹介されたアニメ&漫画一覧でまとめてご紹介。
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大人に刺さるアニメ&漫画
BEASTARS (クリエイティブディレクター・辻愛佐子おすすめ)
心優しい主人公のレゴシのセリフ「種族の壁を壊せるのは…愛だけだよ」からは違うからこそ初めて相手を理解できて愛する事が出来ると実感するとの事。
「…俺の強さは幸せになるためにあるんじゃないんだ」というレゴシのセリフも印象的。
PSYCHO-PASS サイコパス (経済学者・成田悠輔おすすめ)
体の状態を数値化してモニタリングする時代から徐々に心の状態まで測る研究がどんどん進んでいる現実世界なのでアニメで描かれるような監視社会はそのうち現実になるという確信にも近い予言。
登場キャラクターにあまりクセがないのが特筆すべき点で、現代における「口に出しちゃいけない・やってはいけない世界」から「考えてはいけない・思ってはいけない」という未来がやって来るとしたら人間は人格を薄めて行く(=キャラを弱くする)のが生き抜くための術に。
そんな世界だと みんな似たり寄ったりの健全な体と心、好感度が高くて模範的な優等生ばかりが社会に蔓延して、そこから逸脱した型破りなアウトローのような存在は21世紀前半までの人類に許された特権なのでは?という学者らしい分析も。
登場キャラクターが頭身の低い動物たちだらけなので子供向けかと思いきや、描かれる内容は大人向け。
最後まで見たら驚愕のラストが明かされるという伏線ドラマ的な楽しみ方をしていたという有田と一話を見たら止まらなくなって一気見したというゲストの門脇麦。
BLUE GIANT ブルージャイアント (日テレ解説委員・小栗泉おすすめ)
才能あふれるピアニストの沢辺雪祈が意気揚々と自分の演奏を聴かせた際、ジャズクラブの支配人である平が漏らした感想「君のピアノは、つまらない。」
そんな酷評を受けて雪祈が唇を嚙みしめながら吐くセリフ「あそこまで、言ってくれるか?あの人、いい人だな…」が印象的。
世の中そう甘くない。けどそれを乗り越えて一歩先に進むためには厳しい声を受け止めなければいけない時が来るという事を実感したそうで「我を忘れる努力をしてみたい。」という感想。
スポンサーリンク宇宙飛行士の最終試験に課されるのが「2人の通過者を5人の総意で決める」という残酷な課題。
そこで主人公の六太はジャンケンで決めようという提案。
そんな彼が胸に描いていたのはかつて言われた「どっちが楽しいかで決めなさい」という言葉。
他者をリスペクトする六太らしい発想に感銘を受けたとの事。
天文学者・金子シャロンの「人は誰かに”生きる勇気”を与えるために生きてるのよ」というセリフに影響を受けたという話も。
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アニメ&漫画発のビジネス本に関連して英会話本も紹介。
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コチラもビジネス本ですが、キングダム好きのINI佐野雄大は興味津々だった様子。
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ブラックジャックの仕事ぶりを読み解くビジネス本。
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他人の夢の中に入り込んで心の病を治療できるようになった近未来の日本が舞台で主人公の千葉敦子がセラピストとして他人の精神世界に介入していくわけですが、学者の世界にいる人は基本的に”他人の心にはあまり踏み込んではいけない”という職業倫理のようなものを持っているもので、その倫理観との狭間で患者に対してどこまで深入りするのか?脳科学者として自らも時折感じる葛藤と通ずるものがあって感情移入してしまったとの事。
スポンサーリンク毎回観るたびに泣いてしまうほどハマっているとの事。
「君はヒーローになれる」という言葉が印象的で、大人になった今だからこそガンガン刺さってくるそうで、50歳を過ぎてもまだやれると思わせてくれるとの事。
物語の展開力と怒涛の伏線回収に引き込まれてハマったとの事。
「この世界は残酷だ そしてとても美しい」という言葉には人間がこれまで綴って来た戦争の歴史を思い起こさせるという感想。
フリーレンの追憶の旅を通して「死とは何なのか?死に抗う人間はどう生きるのか?」を考えさせられるとの事。
フリーレンの師匠であるフランメから魔力を外側に漏らさない訓練を課されるシーンの「魔族が言葉で人をあざむくように、お前は魔力で魔族をあざむく」のセリフからは、騙し討ちの為に牙を隠すちょっとしたうしろめたさ、生きるという事は汚れているのか?と普段何気なく持っている先入観が浮かび上がってくると精神科医らしい感想も。
登場キャラクターの宮城リョータが好きというINI佐野雄大が挙げる名セリフは「ドリブルこそチビの生きる道なんだよ」で、逆境にも負けない強さと自身のアーティストとしての活動を照らし合わせながらグッと来るとの事。
ミステリアスかつ魅力的なキャラクター設定で特にファンが多い安室透はその人気の高さから彼の別名である”降谷”のハンコが爆発的に売れたという現象を紹介。
降谷のハンコを押すことで上司から押してもらったような気分になれるという事で普段の4000倍も売れたとか。
以上、世界一受けたい授業から大人に刺さるアニメ特集でした。