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大野将平が最強柔道家と語る永瀬貴規の強さは「引退の一つの理由になった」


パリ五輪の柔道男子で全世界を通じて史上初の五輪81キロ級連覇の永瀬貴規に対して最強説をずっと唱えていたのが最強柔道家の呼び声高い大野将平。その根拠に挙げるのが練習での衝撃的なシーンだったようで。

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永瀬最強説

五輪連覇を達成した直後に大野将平が解説の立場で力強く語った「何度でも言わせてください。”永瀬最強説”立証です。」のコメント。

2016年のリオ五輪の頃から大野将平がずっと主張していたのが「一番強いのは永瀬貴規」の最強説。リオ五輪前の練習で強くそれを実感する場面があったようで、

大野「オリンピックの前に永瀬選手と最後に乱取りをしました。その時に足車で一回転。投げられたと言うよりかホントに…なんて言うんですかね。笑。びっくりするぐらいの経験で。」

大野自身も受けの強さに絶対の自信を持っていた事もあり、柔道人生を通じて豪快に投げられた記憶がない中で初めて味わった衝撃。

大野「その瞬間に永瀬選手と乱取りをするはやめようと。それから東京オリンピック前後も永瀬選手を避けて稽古していました。」

男子73キロ級の五輪連覇王者・大野将平と永瀬貴規は旭化成のチームで同僚という間柄で、すぐ近くにいたもののこの一件があってからはあの大野将平が避ける存在に。

流石の大野将平もとっさに身をひるがえして背中を畳につけられて豪快な一本はギリギリのところで回避したそうですが、

大野「私自身もそれほどの威力で投げられた経験が無かった。受けに自信がある選手でしたので、それほど永瀬選手の達人のような柔道。」

史上初の五輪81キロ級連覇という偉業達成を聞かされると、

大野「そうですか。この81キロ級、超激戦階級。階級の特徴としてはスピード、パワー、テクニック全てが必要になってくる階級です。そんな81キロ級で初めての連覇という事ですから、やはりですね最強です。」

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大野将平の引退の理由にも?

猛練習に黙々と励む永瀬貴規の姿は大野将平に引退を決断させた一つの理由にもなったそうで、

大野「異常な稽古量。私が畳を去る一つの理由にもなりました。隣で永瀬選手が黙々と稽古している。『私は次のオリンピックに向けて永瀬選手ほど本気で稽古に取り組めるのか?そうやって自問自答した所もありますし、彼の姿を見てこれは敵わないな。』と正直思いました。階級を変えるという選択肢も私にはありましたが、一つ上の81キロ級には永瀬選手がいます。彼にはなかなか敵わないという気持ちもありましたので。こうして連覇を達成して最強を証明してくれて本当に嬉しいです。」

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