ジョブチューン リンガーハット結果 2024年はちゃんぽん、皿うどん不合格に社長激ギレで合格7品
24年9月28日放送の「ジョブチューン」から2024年リンガーハットジャッジの審査員評価やランキング11品の合格・不合格、満場一致など結果一覧をまとめてご紹介。
審査員
ジャッジする審査メンバーたちは、
Ino Cantonese 日本橋たかせ:高瀬健一
大阪 中国料理 翠園:古藤和豊
大阪 中国菜エスサワダ:澤田州平
静岡浜松 中国料理 正木:正木賢二
西麻布 香宮:有島浩昭
大阪北新地 避風塘 みやざわ:宮澤薫
はしづめグループ料理長:山田英明
の全7名。
スポンサーリンクランキング&ジャッジ結果
【合格 3名、不合格 4名】
青菜やもやしなどの野菜のシャキっと食感が無いのが問題で「平凡な商品で楽しくない。」と辛辣。
また、元々かなり辛い設定で、酸味が足らないので味が締まらずメリハリが無いので食べ飽きてしまうという指摘も。
一方で合格派からはタレの香りがしっかり残るのは大手チェーンでは珍しいので、その点は評価できるという意見や、麺自体は美味しいのでポテンシャルの高さは感じるという声も。
【合格 7名、不合格 0名】満場一致パーフェクト合格
食べる前から鶏の香りが香り、食べると鶏白湯がすぐに分かり、じゃがいもや米粉を使った微妙なトロミ加減も良い工夫で太麺と野菜との絡みもばっちり。
「むちゃくちゃ美味しかった。」と語る審査員からは土の香りがほんのり残るじゃがいもを使うアイデアは勉強になったと脱帽。もちろんそれだけではなく鶏のゼラチンの満足感が高い上に、そこにじゃがいものトロミがプラスされている点を高く評価。
麺・野菜・スープの一体感などを鑑みると10位で出て来るようなメニューじゃないと絶賛。
スポンサーリンク【合格 2名、不合格 5名】
野菜ちゃんぽんからただ麺を抜いただけのような安易な考えで作られた商品とバッサリ。
麺と合わせてちょうどいい塩分濃度に調整してあるものからそのまま麺を抜いてしまうと味が濃すぎるという指摘で、そのせいで野菜の甘みが感じられなくなっているのが問題点。
他にも食べた時に残念に思ってしまう出来栄えで、食感がある具材がないので食べ飽きるというダメ出し。
鶏むね肉も火が入り過ぎてパサパサ感が出ているので思い切って野菜だけで勝負してもいいのでは?正直、鶏むね肉が邪魔といったアドバイス多数。
【合格 4名、不合格 3名】
口当たり滑らかで、ちゃんと杏仁の香りもしていてブルーベリーの程よい酸味などまとまったデザートという点では評価がある一方で、杏仁があまり感じられないと指摘する審査員もおり「ブルーベリーを使った杏仁豆腐風のデザート=リンガーハットの杏仁豆腐」という見方をすればコスパも含めて何とか合格という意見も。
その他、お菓子で使われるような不自然な香料のようなブルーベリーの香りが強すぎて、ブルーベリー自体の良さも消えていると厳しい意見のジャッジも。
スポンサーリンク【合格 7名、不合格 0名】満場一致パーフェクト合格
過去のジャッジでリンガーハットの薄皮ぎょうざ(にんにく不使用)に対して中華のプロからダメ出しが相次いでしまった事を受け、今回はにんにくを強調した餃子でリベンジに挑んで会心の結果。
あくまでちゃんぽんに対するサブ商品という位置づけで開発された事を考えると、パリッとした薄皮の美味しさ、にんにくが強すぎない食べやすさなどスナック感覚の軽い餃子で食べ進めやすいと好印象。
これだけ頼むとなるとちょっと心もとない部分があるものの、サイドメニューの餃子としては抜群の出来と他の審査員からも高評価。
【合格 6名、不合格 1名】満場一致まであと一票
大阪の屋台の焼そばをリンガーハットで実現したい社長肝入りの焼きそば vs 3人の関西出身シェフという構図もありましたが、きっちり合格。
リンガーハットの太麺が美味しい焼きそばの条件にぴったりで良い食感と高評価。この麺・具材・ボリューム感で800円の値段設定はあり得ない高コスパと絶賛。
他にも理想のソース焼きそばの味そのものという意見もあって、麺の美味しさを残しつつも麺にしっかり味が乗っている点を高評価。
唯一不合格を出した関西出身の澤田シェフからは屋台のソースの香りがどうしても足らず、焼きそば特有のツヤ感も足らないのでもっとレベルを高めて行けるはずとエールも込めての不合格との事。
スポンサーリンク【合格 7名、不合格 0名】満場一致パーフェクト合格
ちょうどいいピリ辛感で野菜の甘みも引き立っているので相乗効果で美味しくなっていると褒めコメント。
辛みを足せるピリ辛味噌も非常に美味しいので、自分好みの辛さに調整できる点も好評。特に隠し味として入ったチェリーブランデーのアイデアにはプロたちも「発想に無かった」「勉強になりました」と絶賛続き。
スポンサーリンク【合格 5名、不合格 2名】
麺のスペシャリストであり山田英明からは麺だけ食べても美味しいレベルで「こんなに麺って美味しいんですね。ちょっとびっくりしました。」と賛辞。また、モチモチ太麺を焼く事でカリッとさせる事で旨味のある餡やシャキシャキ野菜によく合って美味しい皿うどんとの事。
他にもウスターソースをかける味変でさらに皿うどんの味が引き立つのでおすすめという意見や、餡を麺の下にすることでカリッとした麺がより引き立つのでは?というアドバイスも。
一方で不合格を出したジャッジからは細麺だからこそあうトロミが太麺でそのままだとトロミが強すぎて違和感という細かい指摘も。
【合格 6名、不合格 1名】満場一致まであと一票
満場一致が当たり前で不合格を出した審査員とは1対1で話したいとまで語っていた社長は驚きのリアクション。
合格を出したジャッジからは「流石リンガーハットの看板商品」で、日本で食べられる揚げ麺ではおそらく究極の細さを誇る細麺の美味しさを改めて感じ、野菜の甘み、豚肉の甘みも詰まった皿うどんと納得の評価。
一方で唯一不合格を出した麺のプロである山田英明からは、麺と餡が合わさって一つの料理と考えた時に、刻々と変化していく麺の状態に合わせて麺と餡を自分で調整しながら食べなければいけない点を問題視。
あくまで不合格を出したのは1名のみだったものの、満場一致を逃した事でリベンジの決意を新たに。
スポンサーリンク【合格 1名、不合格 6名】あわや全員不合格
今日イチで完成度の低い料理とバッサリ。
色んなものを煮込んだ良い意味でごちゃごちゃした美味しさが売りのちゃんぽんの良さが消えていて、クリアなスープを目指した割にはのっぺりとした印象で野菜も魚介も中途半端で麺とも合わないと散々な評価。
【合格 1名、不合格 6名】あわや全員不合格
味噌スープを下支えする旨味やコクが明らかに物足りないとダメ出し。スープのベースもどっしり感が足らず完成度が低いのは明らかと辛辣。
ガーリックバター醤油と絡む甘みが強い北海道産コーンは本当に美味しくて、野菜もたっぷり入っていて満足感もあるのに味がぼやけているスープだけが残念で不合格なのでポテンシャルは大いにあるとエールを送る審査員も。
スポンサーリンク最終結果
1位、2位と連続して不合格、さらには3位の皿うどんも満場一致が取れずと後半に行けば行くほど厳しい結果となった今回。最終的に合格7品に留まるという事に。
以上「ジョブチューン」から2024年リンガーハットランキング&ジャッジ結果一覧でした。
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