大納言小豆の大納言の意味とは?チコちゃん
24年10月18日放送の「チコちゃんに叱られる」の問題『大納言小豆はなぜ大納言?』の答えなど簡単にまとめてご紹介。
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【ゲスト】ヒコロヒー、土田晃之
【VTRゲスト】なし
大納言小豆はなぜ大納言?
3問目の出題は、
なんで大納言小豆は大納言なの?
チコちゃんの答えは、
貴族は切腹しないから
解説は日本豆類協会の松尾元 常務理事。
老舗和菓子屋の亀屋で普通の小豆と大納言小豆の違いを確認させてもらうと、どちらも同じ品種の小豆ながら「粒の大きさ」によって分けられるという違い。
そして何よりも肝心なのが、あんこ作りの過程において大納言小豆の方は煮ても殻が破れておらずそのままの形という点。
一方で小さめサイズの小豆の場合は火加減や分量によっては殻が破けてしまう事があるそうで、この現象を業界では「腹切れ」と表現。
亀屋ではこういった事が起こらないように小豆を作っているそうですが、今回は特別にこの状態を再現。
普通の小豆は中のあん粒子が煮えて膨張する際に皮がかたいので圧力に耐えきれずに皮が割れる(腹切れする)のに対して、大納言になると皮に柔軟性があるので腹切れは起こさず。
そして江戸時代には小豆を煮た時の腹切れが切腹をイメージさせるという事で武士は避ける傾向にあり、小豆は男子の祝い事に用いてはならないというしきたりも伝わっていたほど。
そこで煮ても腹切れが起こりにくい大納言小豆は切腹する習慣が無かった貴族の大納言にちなんでそう名付けられることに。
という事で3問目は以上。
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