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近い将来、運転中のスマホアプリの操作が出来なくなるかもしれない


最近、運転中にスマホ向けゲーム「ポケモンGO」をプレイしていたことによる死亡事故が発生し、その他にも70件以上の事故が起きている状況をふまえ、ついにゲーム開発元が一定の速度以上で移動している際にはポケモンが出現しないように仕様変更を行ったことが知られていますが、近い将来、ポケモンGOに限らず、運転中のスマホアプリの操作について制限が加えられるようになるかもしれません。

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運転中のスマホ操作についてアメリカ政府の見解は?

nhtsaのロゴ

現在、アメリカ政府は運転中のスマホアプリの操作をブロックするようにスマートフォンメーカーに働きかけを行っているようです。スマートフォンメーカー向けの自主規制的なガイドラインによると、スマホの操作中に起こる自動車事故を減らす努力を行うように明言されており、NHTSA(米国運輸省道路交通安全局)は各自動車メーカーにスマートフォンと簡単にペアリングを行える車載インフォテインメントシステムの搭載を要望として挙げているそうです。

このシステムによると、通話のみ出来る状態ではあるものの、文字入力、インターネット閲覧、運転に関係のないビデオ再生、読書機能、写真閲覧の制限が加えられることになります。

なお、カーナビ機能については「安全な運転を行える」事が前提で条件付で許可されるようです。

スマホ操作中の自動車事故は増加中

過去2年間に渡り、スマホ操作中の自動車事故の増加が米国において急上昇しており、2015年における死亡事故数35,000件超のうち約10%に当たる3477件がスマホ操作などが原因の事故と見られています。

運転者の注意欠陥が死亡事故を増加させる一つの要因と見られ、自動車産業においては、運転者の目を運転に集中させるよう配慮するように求められています。

米国の交通標語

ちなみに米国運輸省道路交通安全局ではこんな交通標語で交通安全キャンペーンが行われているようです。「テキスト中は運転中に非ず」みたいな意味ですね。「打つなら乗るな。乗るなら打つな。」でもいいかもしれません。左下の標語は「たった一回のテキストや電話が全て台無しに」みたいな意味ですね。

自動車メーカーの動きは?

各自動車メーカーは既に規制する方向で動いており、アップルの車載システム「CarPlay」や、Googleの車載システム「Android Auto」によってペアリングされたスマホではアプリの操作に制限が加えられるようになっています。

米ゼネラルモーターズ社では、約40の車種においてiPhoneやAndroidとのペアリングを行えるシステムを搭載しており、そのシステムによると、ペアリング中のスマホ操作に制限を加えるようになっており、音声による文字入力をサポートするなどして、「運転中にハンドルから手を離さない、目線を道路状況から離さない」事を念頭にシステム開発を行っているようです。

将来的には?

さらに米国運輸省道路交通安全局は各スマートフォンメーカーにスマホ所持者が運転している場合は、アプリの操作が行えないように自動的に制限する機能を搭載するように働きかけを行っています。ただ、現状ではそのような技術がなく、運転者と同乗者のスマホを見分けるなどの課題も多く残っている事もあり、スマホ所持者自身が選択できる「運転モード」を搭載するよう要請しているにとどめている状況です。

現状では、あくまで業界の自主規制的なガイドラインに明記するだけにとどまっている状況で、各自動車メーカーやスマートフォンメーカーはこれに従わなければならないという絶対のルールとはなっていない段階ですが、今後の社会状況や技術開発によっては運転中のスマホアプリの操作が一切出来なくなるようなっていくかもしれませんね。

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