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ハレプ vs コンタ戦。最後のポイントは観客の悲鳴と共に試合終了。その瞬間をBBC放送の映像から。


ウィンブルドンでは大会8日目を迎え、女子シングルス準々決勝、ジョアンナ・コンタ vs シモーナ・ハレプ戦が行われ、英国出身のジョアンナ・コンタが6-7(2-7)、7-6(7-5)、6-4のスコアでシモーナ・ハレプを逆転で破り、初のベスト4、準決勝に駒を進めました。

第1セット、第2セットを共にタイブレイクの末に1セットずつ分け合った両者。そして迎えたファイナルセット。地元の声援を一身に受けるコンタでしたが、最後のポイントではまさかの出来事が起こってしまいました。

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突然の悲鳴

ファイナルセット5-4で迎えたコンタのサービングフォーザマッチ。40-15のスコアでコンタのマッチポイント。サービスから動画はスタートします。

ラリーの途中にハレプが放ったフォアハンドがコンタ側のベースライン付近に落ちた瞬間に突然耳をつんざくような悲鳴が響き渡ります。恐らくハレプのボールがアウトだと勝手に観客の誰かが反応してしまったものだと思われます。

すぐに観客席から「シーー」と静寂を促すような声が出ますが、悲鳴は鳴りやまず。ベースライン付近のボールを上手く処理して返したコンタでしたが、その返ってきたボールに対してハレプはプレーを止めるような感じでボールを打ち、ネットにかけます。

抗議の意を示すように手を広げるハレプ。ネットを挟んだコンタも「これは一体どうなるの?」といった雰囲気で不安そうな視線。しかし、結局ポイントは有効という判定となってしまいました。

非常に後味の悪い幕切れでしたが、ハレプはすぐさまネットに近づいてコンタと握手を交わし、チェアアンパイアとも握手をしています。

ヒンダランス(Hindrance)

プレー中に選手がプレーを妨害するような行動を取ったり、音を出したりするとヒンダランス(Hindrance)=妨害というルールが適用され、その行為を行った選手にはヒンダランスが宣告されて即座にポイントを失います。

例えばこんなケース。

BNPパリバ・オープン 女子シングルス マリア・キリレンコ vs マリア・シャラポワ戦の動画。

シャラポワのチャンスボールに対してラケットで地面を叩いてノイズを出すキリレンコ。チェアアンパイアは妨害行為という判定で即座にヒンダランスを宣告しています。

「1回なら許容範囲だけど、4回(実際は3回)も叩く行為はわざと出したノイズだから。」とチェアアンパイアは説明しています。

または、

2011年 USオープン決勝 セレーナ・ウィリアムズ vs サマンサ・ストーサー戦から。動画の4:45付近に問題のシーン。

フォアハンドを打ち込んだセリーナがポイントが決まる前に「カモン!」と叫んでしまったため、声による妨害を行ったとしてヒンダランスが宣告されています。

セルフジャッジ

一応、ルールブック上では観客の出す音に関してはポイントやり直しの対象とはならないという規定となっているようですので、今回のケースではプレーを続けるべきだったということでしょう。

ましてやチェアアンパイアが判定を下すトップトーナメントですから自らセルフジャッジを行ってプレーを止めるのは望ましいものではありません。

ただ、納得いかないもやもやした気持ちはあったにせよ、下された判定を受け入れてコートを去るハレプの姿を見ると「何とかならなかったものかな?」と同情してしまいますね。

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