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手まで広がった水虫の治療には皮膚科医院がおすすめ?ただし注意点あり。私の体験談。


液体タイプにスイッチ

先生のおすすめもあって今度は治療薬を変えてみる事に。ラミシールのままクリームタイプから液体タイプの外用液にスイッチしてみることになりました。水虫薬 ラミシール液

こちらも値段は1本400円程度と市販のラミシールと比べて格安なのは変わらずでした。

一応、ジェネリック薬品についても尋ねてみましたが、「ほぼ値段が変わらないからこれでいいんじゃない?」という医師からの回答でやんわりと断られてしまいました。「ジェネリックに変えると効果があるかどうかもまた初めから試す感じになるし」とも言っていたような気がします。

「再発してるんだから効果ってどういうこと?」と頭に疑問符は湧きましたが、1本400円程度と既に十分安いのでジェネリック薬品の使用についてはとりあえずスルーすることに。

ということで、こちらも5本まとめて処方していただいて、せっせと塗る日々へ逆戻りです。液体なのでサラサラしており、朝の時間が無い場合は乾くのを待つのが短くて済むのはメリットですね。

その代わり、しっかり皮膚に付着している感覚がクリームに比べると弱いので、よく効くのかどうか不安になるというのはあります。

キャップを外すと先端部分にノッチがついており、それが押されて薬が出てくるという仕組みになっているのですが、先端部分を数回押して空気を抜くという操作を省くと液体がドッと出てしまう場合もあるのでそこが注意点ですね。

まあ薬が沢山出るといっても大した量ではありませんし、処方薬なら贅沢に使っても値段的にも問題はないかとは思います。

そんなこんなでこちらも半年以上塗り続け、症状もなくなりました。

でもこれで話は終わりません・・・。

二度あることは・・・

二度あることは三度あるとはよく言ったもので、なんと数カ月たったころには再々発。もういいかげんにしてくれという思いですが、やはり皮膚科通いに逆戻りです。

しかも、

最終的に合計3度の再発を繰り返すことになったのです。

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その間使った薬は、

抗真菌成分ラノコナゾールが入ったアスタット液。水虫薬 アスタット液

抗真菌成分クロトリマゾールが入ったエンペシド液。水虫薬 エンペシド液

とハシゴしてしまいました。

まるで薬剤耐性菌に対応して次々に薬を変えていっているような、そんな気持ちにすらなりました。

ちなみに、エンペシド液は酸っぱいお酢のような臭いが強烈だったのを覚えています。

ラミシールもアスタットもアルコールっぽい臭いが特徴的だったのにエンペシド液だけお酢っぽさが顕著だったのが不思議です。

ルリコナゾール・飲み薬

流石に何度も再発を繰り返すため、その度にもっとよく効く薬はないものかと探したものです。

ちなみに、エンペシド液を使ったのは医師から「そういえばコレ使ってなかったね。」と言われたからでした。

後から調べると割と古いタイプの水虫薬らしく、より新しいラミシールやアスタットで完治しなかったのによく処方されたなと今になって思います。

確か、薬には相性があるからみたいなことも言われた記憶があるのでそんな観点からでしょうか。

まあそんな話はさておき、もっとよく効く薬としてルリコナゾールなるものがあることを発見。

再発率も低いようで最後の望みのような感覚です。さらに万全を期すために飲み薬にもチャレンジしてみたいという気持ちも出てきていました。

ということでルリコナゾールや飲み薬についてこれまで行きつけだった皮膚科医院で相談しましたが、先生はあまり良い顔をしてくれませんでした。

特に飲み薬は副作用の心配もあり、あまりおすすめ出来ないという回答でした。

うーん。これは埒が明かないぞ。

違う皮膚科医院を受診

というわけで、もっと大き目の皮膚科医院を受診してみることに、セカンドオピニオンってやつでしょうか。

そちらは診察室が4部屋ぐらいあって、待合室もかなり広めです。

規模としては中程度の皮膚科医院といった趣でしょうか。大規模な皮膚科ってどの位の規模になるのか想像がつかないのでこの辺は私の勝手な印象で適当です。

そこでもやはりヒアリングシートのようなものを書いていざ診察室へ。

以前通っていた皮膚科では飲み薬を処方してもらえそうになっかったのでコチラで改めてご相談という事情もお話ししました。

ということで、まずは顕微鏡診断ですね。

足裏から剥けた皮の一部をピンセットで採取。

いつものルーティーンなので病院が変わってもすっかり慣れた手つきになってしまったのは悲しい・・・笑。

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意外な結末

しばらく待っていると先生が戻ってこられ、第一声は意外なものでした。

先生「水虫じゃないですね。」

私「えっ?」

まさかの展開に固まったのをよく覚えています。

先生「かなりしっかり見てみたんですけど、水虫の菌は全くいないですね。」

私「ああ・・・そうですか・・・。」

何故かガッカリしたような雰囲気の私。

先生「汗疱という病気ですね。はっきりとした治療法がないので、特にかゆみや水ぶくれの症状が無い場合は基本的に放っておくしかないですね。○○さんの症状であれば恐らく放っておいても問題なさそうですね。かゆみが出たり症状が長く続くようならまた受診してください。」

こんなやり取りであっさり診断は終了。

というわけで私の病気は水虫ではなく汗疱だったわけです。

おかげさまで、放っておいて大丈夫という言葉をもらってから本当に放っておいていますが、足裏や指の間の皮が剥けるのはほんのたまのことで、気づくと綺麗になっている事が多いです。普通の皮膚のターンオーバーの範囲内なんでしょう。

あれだけ気になっていた手の皮が剥ける症状は全く出なくなったのも不思議な話。

実際に汗疱は「病は気から」みたいな所もあるようなので、気にしなくなった途端にケロッと治ってしまう事もあるんでしょうか。

最後に教訓

正直、何度も何度も再発した水虫は本当に水虫だったのかどうかすら今となっては謎です。

恐らく違う病院に行くことなく、あの元々通っていた皮膚科医院にまた行ってたとしたらずっと水虫の診断のままだったように思います。

あの先生が顕微鏡で見ていたのは何だったのか?まさか嘘をついていた?それについても謎です。

そういえばあの先生は看護師に対してかなりキツイ当たりで話していたのも今となっては何かひっかかるようになってしまいました。

ジェネリック薬の件もそうですし、薬を使い切るたびに処方してもらう際には1か月以上が経っていたら問答無用で初診料を取られたり。

※初診料についてはこのやり方でルール上は問題ないようですが、全く同じ症状だと確実に分かる場合は少し受診期間が空いても再診扱いで初診料を請求しないように融通を利かせてくれる病院もあるそうです。というかそうであって欲しい。

まさか水虫の再発率の高さを逆手にとってカモにされた??

利益追求の医者ファーストの考え方が染みついていて、個人病院なのでそれを是正するシステムも働く余地すら全く無い・・・?

こういった細々した事を考え出すともう疑心暗鬼。

ということで、私からの教訓は、

  • 水虫っぽい症状が出たとしても安易な自己診断で水虫と決めないこと。
  • 皮膚科の診断をしっかり受ける。その際、汗疱など他の症状の可能性についてもしっかり医師に尋ねる。
  • 皮膚科を受診しても再発するようであればセカンドオピニオンも検討する。
  • 最初に通っていたあの皮膚科医院には二度と近づかない笑。

以上です。

 - 健康

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