広島 新井貴浩選手と三浦大輔氏の対談。40代のコンディショニングについて
惜しまれながらも現役生活に別れを告げ、山本昌氏の引退後はプロ野球選手として最年長だった元横浜ベスターズの三浦大輔氏が同じ40代として現役を続ける広島東洋カープの新井貴浩選手との対談を2月8日放送のTBS系列「NEW23」の番組内で行っていました。
そこには40代ならではのコンディショニングのコツがいくつか語られており、アスリートではない我々一般人でも是非参考にしたいポイントが。
スポンサーリンクキャンプで追い込む
まずは、長いシーズンを戦う上で、キャンプでしっかりと追い込んでいく事が基本のようですね。
別番組でも走りこみを重視して、坂道ダッシュにも取り組んでがむしゃらに自分を追い込んでいる姿が印象的でした。
「キツイ時にあと少し、もうちょっととどれだけ思えるかが重要で、自分に厳しくを心がけている。」と新井貴浩選手はおっしゃっていました。
また、練習前のウォーミングアップは入念に行い、トレーナーさんに付いてもらって毎朝ストレッチを欠かさず行っているそうです。
朝起きる時
一番、40代という年齢を感じる場面は「朝起きた時」で、体のリカバリー能力が落ちており、目が覚めたあともパッと起きるのではなくてゆっくりと起きるのを意識しているようです。 これにはお二人とも全く同じ意見で、 若い頃は全く意識していなかった事だそうですが、
寝起きに体を痛めてしまうのは、年齢を重ねると顕著になってくるそうです。朝起きたときは自分の体のコンディションを確かめるようにスロースタートするのが良さそうですね。 全身に血が巡っていくのを感じながら一日を始めるのが重要だそうです。
怪我について
リカバリー能力という点では、既に述べられている通りですが、ひとたび怪我をしてしまうと治りが遅く、どれだけ長引くかも予測できないという事は、アスリートにとっては致命的ですよね。
これは、アスリートだけではなく、普段からトレーニングを行っている人にとっても身近な問題だと思います。
継続したトレーニングを行うためには怪我をしないように、かと言って自分を甘やかさないようにしっかりと追い込んでいく姿勢、このバランスを取る事が重要ということでしょうね。このバランスの取り方は年齢を重ねるにつれて徐々にシビアになっていくというわけですね。
特に寝起きについてお二人の意見がぴったり一致していたのは印象的でしたので、ベテランアスリートあるあるなのかもしれません。とても参考になった対談でした。