メガネを長持ちさせる為に心がける唯一の事。簡単なメンテナンス方法。
メガネユーザーの悩み事の代表といえば使っているうちにレンズについてしまうキズではないでしょうか?一度レンズにキズがついてしまうと、メガネを通した見た目が曇ってしまったり、傷ついた部分がチラチラと視界に入ってきて気になったりと買い替えないといけなくなりますよね。
段々とレンズに付いたキズが増えてくると他人からも外から分かるレベルになってきますので、下手をするとだらしないような印象を持たれかねませんので注意が必要です。
最近では数千円でメガネが買える時代になってきていますので頻繁に買い換えても問題ないのですが、やはり長持ちさせられるなら、そうしたいと思うのが人の常というもの。
それまで目がよくても、年齢を重ねるうちについに老眼鏡デビューを迎えた方や、近視が進んでメガネデビューされる方など初めてメガネをかける方だけではなく、メガネ歴が長い方にもきっと役立ちますので読んでみてください。
スポンサーリンクありがちなレンズの扱い方
メガネのレンズが汚れてしまった時にやってしまいがちな代表的なNG行動はティッシュで拭くというものです。
まあメガネのレンズに限らず日常的に汚れを拭き取るという時にはティッシュに手が伸びるのが普通だと思いますので、眼鏡レンズに対しても同じようにしてしまう気持ちは分かるのですが、これは絶対に止めましょう。
そもそも眼鏡レンズの表面は何層かに分かれて薄いコーティングが施されており、このコーティングは外からのストレスに結構脆いのです。
それに、ティッシュというものは実はかなりざらざらとしており、レンズにとってはティッシュは紙やすりのようなものだと思っても差し支えないとまで言われています。
これと同様に、服の裾部分で拭いてしまったり、ハンカチやタオルで拭いてしまったりという事も避けるべきです。理由はティッシュと同様で、レンズのコーティングに対する攻撃性が高いためにキズを作りやすいからですね。
メンテナンスはこれだけ
では、正しいメンテナンス方法とはどんなものかと言うと非常にシンプルです。
ただこれだけです。
もう少し詳細を述べますと、レンズを流水に当てながら指で優しく表面を払うような感じで洗うのがポイントと言えばポイント。ただ流水にレンズを当てるだけでなく指を使うのが大事だと思っています。その理由と言うのはレンズの表面についた微細なチリをしっかりと取り除くためです。
このチリが実に厄介な存在で、どれだけレンズに悪影響を与えない非常に細かく柔らかい繊維で作られた眼鏡クロスを使用したとしても、レンズの表面にチリが残っていると、そのチリが研磨剤のような働きをしてしまう為に結局のところ眼鏡レンズにキズをつけてしまうんですね。
ですから、この表面についたチリを取り除く為にいきなりレンズをクロスで拭き取るのではなく、水洗いが鉄則なんですね。
石けんをやハンドソープを使って洗う方法もおすすめですが、これらは必ずしも必要ではありません。指を使って水洗いするだけでチリは取り除けますので、よっぽどレンズの油汚れが目立つ場合を除いては絶対条件だとは思いません。基本的に水洗いだけでOKという事ですね。
そして、レンズに付着したチリが取れた所で、眼鏡クロス(めがね拭き)を使って拭き取ります。出来るだけレンズに優しいクロスであればより良いですが、メガネを購入した際に付属するクリーニングクロスで十分だと思います。
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眼鏡クロスで拭き取る前にレンズに残った水滴をOA機器等に使うブロワーを使って吹き飛ばしたりする方法もありますが、私は多少水滴が残っていても、そのまま拭いて問題ないと思っています。実際にその方法でレンズは綺麗なままをキープ出来ていますしね。
あと、多少心がけているのは、レンズを頻繁に洗いすぎないという事でしょうか。多少汚れが付いた程度であれば割りとそのままにしておくケースが多いような気がしますね。
人と会う場合等に汚れたメガネをかけているのはだらしない印象を与えかねませんので、その場合は除きますが、少々の汚れでも神経質にこまめに洗うという事はあえて避けていますね。
実際にこのメンテナンス方法でどの位持つのか?
このようなメンテナンス方法を実践するようになってからもう3年以上が過ぎて4年目に突入する頃ですが、今のところ室内用、外出用と使い分けている2本のメガネ達は、買った当初とほぼ変わらないレンズ状態でピカピカをキープ出来ていますね。
これらのメガネは数千円で購入できる普通のメガネですし、表面コーティングがキズに特別強い性能を持っていたりなんて事も無い極一般的なものです。
メガネをしたままスポーツしたりなんて事もかなり頻繁に行っていますが、今のところ全く問題なしです。
一応、参考になりそうな動画も載せておきますので、こちらも是非チェックしてみてください。
動画ではクロスは使わずにブロワーで仕上げるだけにする方法が紹介されていますが、クリーニングクロスであれば問題ないと個人的には思います。