神楽坂「魚バカ一代」はカップルでの利用がおすすめ。料理はハズレを引くと痛いので慎重に
久しぶりに会う友人とお寿司でも食べに行こうかという話題に。お寿司の食べ放題で有名な神楽坂「すしアカデミー」に行ってみたら予約でいっぱいだったため、急きょ違うお店を探すことに。ということでメインの通りを歩きながら目についた「魚バカ一代 神楽坂店」に入ってみることに。
何の情報もなく、ふらっと立ち寄ったお店でしたが、カップル向けのおしゃれな雰囲気を楽しむお店ですね。
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すしアカデミーはどうやら予約必須のようで、他にお店を探すことに。
ただ、もたもたしていると神楽坂のお店は早めにお店が閉まるか、満席で一杯になるのでスピーディーに即決したほうが良さそうです。
東京メトロ東西線の神楽坂駅から飯田橋駅までのメイン通りである早稲田通り沿いには雰囲気の良さそうなお店が多く、事前にリサーチ無しだとかなり迷うかもしれません。
気になるお店がある場合はキッチリ予約して行くのが無難ですね。
散々歩き回った挙句
ということで、神楽坂の罠に嵌った感のある我々は迷った挙句に「魚バカ一代」というお店の前で足が止まりました。
既に4軒ほどで入れなかった為、もう入れる所なら何処でもいいかという雰囲気の中で、店頭に飾ってあった雑誌「東京カレンダー」に目が行きました。
まあ雑誌で紹介されているお店ならまあ悪いお店ではないでしょということでとりあえず扉を開けてみることに。
恐らくこちらの東京カレンダー 2016年7月号ですね。「アンダー5000円の贅沢特集」で紹介された感じですね。
店内はカップルだらけ
開けた瞬間にカップルだらけだったので、すでに後悔していましたが、2名だと告げるとちょうど席が空いていたようですぐに通されました。カウンター席ですね。
かなり強烈な狭さで席に座るのも結構苦労します。ただし、デートなら自然と距離が近くなるので好都合かもしれません。
隣の席までもかなり近いのでその点が我慢出来ればですね。
荷物を置く場所が見当たらなかったのでカバンは足元に無理に置く感じに。
お通しから
まずはお通しの案内を受けるのですが、海老が苦手な方は?という店員さんからの質問が。
まさにこれに当てはまってしまったため、海老を使わないお通しが来ることに。
だったらお通し無しでも良いんですけどね。これを配慮と取るか、売り上げのためのゴリ押しと取るかは自由です。
実はこちらのお店のお通しはちょっとした名物になっているようで、仮死状態にした活き車海老みたいですね。
食べログ見てみると、似たような文章でメニューを褒めている口コミが複数あったのが非常に気になる所ですね。裏の事情を感じます。
ということで、運ばれてきたのはタコを使ったお通し(アミューズ)。500円。
タコが乗ったミニサラダみたいな感じですね。かなり強烈にしょっぱかったです。塩加減が強すぎました。どんどんドリンクを頼んでもらうための罠なのかと勘繰ってしまいます。
店名に「魚バカ一代」とあるし、店員さんにおすすめされたというのもあってUMAMIカルパッチョも頼んでみることに。
さっぱりした味で美味しかったですね。なるほど、お通しのタコの塩辛さはこれを際立たせるための布石だったのか・・・。
まあこれで1100円なので量的に物足りませんでしたね。一切れのサイズをもう少し頑張って大きくとっていただけると満足度も上がるのですが。女性であればこれぐらいのサイズでも十分かもしれませんけど。
お次は真タコのトマトソースでいただく半熟オムレツ。990円。ほんのりタコの風味を感じるトマトソースは初めて食べる味です。
タコ入りのトマトソースはそんなに悪くないです。でも普通のトマトソースやケチャップでも良いような気もしますのでこの辺は微妙な感想です。
割とほんのりとタコが香る感じですね。トマトソースのアップ画像でもタコのはっきりとした存在は見えないのでタコ感は抑え気味。
しっかり肉料理も食べておこうということで葱を添えた鴨肉のローストも。
見ればわかると思いますが、オイリー感がかなりすごいです。葱にもたっぷり脂が回っていてベチャベチャでグリーシー。中華料理でもここまではあまり見ないです。
箸で持ち上げてみると、お肉や葱よりも、お皿のボードに残った脂の跡に目が行きます。鴨肉は結構美味しかったと思いますが、葱にも脂がガッツリ回っていたので食感がかなり重たくてしつこい。これで2300円は取りすぎでしょう。
食べ終わった跡を見ると結構ショッキング。量的に物足りないですが、この脂の量だとこの辺が限界のような気がするので量はこのままで価格をもっと考えてもらいたいですね。
そうでなければ、しっかりした値札を付けているんだからもっと付加価値が欲しいです。付け合わせが脂ぎった葱ですからなおさら割高感に拍車がかかりますね。
二つに切り分けたのですが、片方はほんのりと塩気を感じる塩豚。そしてもう片方はかなり塩気が強くてビネガーも感じるほど強い味。一体どうなっているんでしょうか?一つの塩豚の塊で浅漬けと深漬けがバラバラとは。
付け合わせの春キャベツは香ばしさと甘さを感じる味で、少しクタッとなった火の入れ具合もバッチリ。これだけおかわりしたい位。キャベツの感想が一番良かったって何だそれは。
これにモルツビールを2杯注文して、合計8175円。一人4000円ですね。
サラダは結局注文しなかったんですが、注文している方をチラッと見る限り結構見栄えのする盛り付けでカッティングボードでサーブされていたんで、デートで使うなら押さえておくべきでしょうね。
ただし、料理の見栄えは食べログなどでお店が提供している画像は相当盛っているのでユーザー投稿の写真のみ参考にしたほうが良いですね。
お店情報
ビストロ魚バカ一代 神楽坂店
住所:東京都新宿区神楽坂3-2 神楽坂Kビル 1F
営業時間:[月~金]16:00~23:00[土・日・祝日]15:00~23:00
電話番号:03-6280-8827
定休日:なし
最寄り駅:JR飯田橋駅徒歩3分 、地下鉄牛込神楽坂駅徒歩4分