ブログのミドルウェアアップデートに伴いVPSの引っ越し検討
WordPress本体のバージョン、Pluginのバージョンアップが溜まっているのですが、アップデートするのに躊躇しています。
その為、どのような手順でアップデート作業を行うべきか一度整理しておきたいと思います。
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プラグインのアップグレードして最新の状態にしたい所ですが、最新のWordpressの推奨はPHP7.1となっており、Pluginもそれに追従して開発されています。
現状、ブログサイトはphp5.3.3でありプラグインのアップデートするとエラーでブログが落ちる可能性があります。phpのバージョンアップにしても、今稼働しているプラグインが動かなくなる可能性があり、バージョンアップを行ってよいのか検証する必要があります。
方針
現状、ブログが稼働しているサーバ上に環境構築するほどのリソースはない状態です。CPU、メモリ共にギリギリの状態で稼働しているといってもいいほどです。
そうなると、別サーバで現ブログの環境構築を行いそのサイト上でアップグレードを実施しミドルウェア、プラグインのアップデート検証を行うしかないかと思います。この検証では2つの方法を思いつきました。
・現在のブログサーバをアップデート
・検証を行ったサーバにdnsの向き先を変更
必要作業
まずは、検証環境の構築が必要です。そのために下記の作業が必要
- サーバの新規契約
- ブログ資産のエクスポート
1については、ブログサーバをアップデートする方針であれば、検証環境は一瞬だけあればよいので、AmazonのS3とか従量課金制のサーバがよいかなと思います。少し使ってすぐ返せば安く済むはずです。しかし、せっかく構築した環境を捨てるのは勿体ないです。
2については、新規にサーバを構築し移行することになります。サーバにゴミも溜まってきてますし、これまでのノウハウを利用してキレイな形でサーバを構築し直したい気持ちがあるので、私としてはこの方式でやりたいと思っています。
VPS各社比較
他のブログでも散々していますが、VPSを展開している各社を比較してみます。
業者名 | お名前.com | CONOHA | sakura | GMO VPS |
初期費用 | 無料 | 無料 | 2,160円 | 4,000円 |
月額費用 (1ヶ月払い) | 1,420円 | 1,750円 | 1,706円 | 1,480円 |
年額費用 | 14,242円 (1,187円/月) | 19,250円 (1,604円/月) | 18,770円 (1,565円/月) ※初年度限定 | 15,360円 (1,280円/月) |
CPU | 3コア | 3コア | 3コア | 3コア |
メモリ | 2GB | 2GB | 2GB | 2GB |
ストレージ | HDD 200GB | SSD 50GB | SSD/HDD 50GB/200GB | HDD 100GB |
比較してみると、お名前.comがやはり安く、コスト面で考えると選択肢としてはアリです。しかし、ストレージの選択肢がHDDのみでSSDを選択できないという点がひっかかります。
というのも、VPSのストレージをSSDにするとブログの処理速度が劇的に変わるという噂も目にするのでSSDを試す価値はあるかと思います。このことを踏まえればsakuraとCONOHAの2択になります。
この2択において、値段で見るとsakuraかなと思います。上の表では年額だとCONOHAが安いですが、これは初年度のみで、その後は21,000円かかります。2年以上継続して契約すると考えるとsakuraのほうが安くなります。また、sakuraのVPSについてのドキュメントや、他ブログサイトでの構築例が充実しており安心感があるように思います。
sakuraのVPSで2週間無料体験を実施しているということもあるので、まずはそこでサイト構築してみて速度の検証してみたいと思います。