羽生結弦選手の「パパ呼び」にネットがザワついたシーンはどこだったのか?
平昌五輪代表に選出された男子フィギュアスケートの羽生結弦選手に密着したドキュメンタリー番組「NNNドキュメント『絶対に勝ってやる!羽生結弦 自分への挑戦』」が2018年1月14日深夜に日本テレビ系で放送されましたが、番組中で羽生選手が「パパ」という言葉を普段から使っていたことが分かりSNS上ではちょっとした盛り上がりとなっていました。それはどんなシーンだったのしょうか?その詳細についてチェックしてみました。
スポンサーリンクスケートノート
問題のシーンは番組開始から25分30秒から26分10秒辺り。
「これ多分ジュニアの一番最初。」と言いながら青いノートをポンポンと叩きます。
「で順番的にはこんな感じかな。こうか。」とノートを並べ替えながら説明します。
「これはシニアに上がって・・・ソチ(ソチ五輪)後ぐらいまで」と2番目のノートについて。
「これはSEIMEIの時で、これ最近。すごい使ってる感あるでしょ?」黒いノート2冊はSEIMEIのプログラムに取り組んでいる時のもので、一番端のノートは直近のもののようですね。
実際に中身を見せて説明するシーンでは表紙に「Yuzuruの スケートノート vol.1」と書かれた青いノートを開きます。14歳当時にジャンプの注意点について自分でまとめた箇所について。
カメラに映った部分には「②普通の練習の時の注意」という項目があり、3A(トリプルアクセル)について「バックアウトからふみきりに入るときに上体と肩を動かさない。」「ももを前に出した時に上体を一緒に出す。」「左足を曲げる。」「スリージャンプで空中で足をたたく練習をすると良い!」などのポイントをまとめているようでした。
スポンサーリンクその他にも細かい記述がされてあり、赤い文字で書かれた箇所は重要なポイントや目標について補足してある感じでしょうか。びっくりマーク(エクスクラメーション・マーク)や大きな句点「。」がなんだか可愛らしいですね。
ノートについて羽生選手自身は「調子悪くなって何が何だか分からなくなったときとかに、結構、昔の自分の言葉とかそういうのを見て頑張ってます。」と語っています。
ノート下部に注目が集まる
視聴者が一番食いついたポイントはノート下部。「感想」という項目にはこんな羽生選手自身のコメントが。赤矢印、赤線部に注目。
「パパにおととい怒れて、3Aであまりパンクしないようにしたら、3Aが久しぶりにきれいに飛べた。またこの感覚を忘れない(以降は画面端で切れているため読み取れず)」
怒られての送り仮名を間違っているのはご愛嬌ですが、冒頭にパパというワードが書かれていたことにネットではちょっとした話題に。
スポンサーリンク一番読み返す言葉は?
番組内では羽生選手自身が一番読み返す言葉についても言及が。
笑いながら「字、きたなっ」と自ら指したのは「絶対に勝ってやる!2012.10.26」の金色で書かれた文字。
これは2012年10月20日フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦2日目。スケートアメリカの表彰台での写真。
ショートプログラムでは1位だった羽生選手でしたが、フリーでは4回転を2度立て続けに転倒するなどのミスが響き、小塚崇彦選手に10点近くの点差を逆転され2位に終わった試合でした。
以下の動画は2012年スケートアメリカから羽生結弦選手のショートの演技。
日本語放送版
海外放送版
羽生選手は当時のショート世界最高得点記録を塗り替える95.07をマーク。
スポンサーリンク以下の動画は2012年スケートアメリカから羽生結弦選手のフリーの演技
日本語放送版
海外放送版
「負けて悔しくて悔しくてしょうがなくて、で書いたんだった。くそーって思ってすごい思い切って書き殴ってます。」少し恥ずかしそうに笑いがら語る羽生選手。
番組タイトルはここからきていたんですね。