ゴールデンカムイ出演のメインキャスト2人が選んだ漫画原作お気に入りのシーンとは？

2018年4月からアニメがスタートする注目作「ゴールデンカムイ」。アニメ化に先だって「ジャンプフェスタ2018」にメインキャストで出演する小林親弘さん(杉元佐一役)と白石晴香さん(アシㇼパ役)のお二人がステージイベントに登壇されました。※リは小書きのㇼ。アイヌ語で使用される仮名。

イベント中には原作のお気に入りシーンについて語られる場面がありましたが、それはどんなシーンだったのでしょうか？そんな気になるシーンについてまとめてみました。

ゴールデンカムイのあらすじ

日露戦争直後、明治後期の北海道を舞台にしたアイヌの埋蔵金を巡る争奪戦を描いた野田サトルによるマンガ。

アイヌが残した金塊を狙う複数の勢力と自然の猛威と獣(ヒグマ、シャチなど)が入り乱れ、金塊のありかを示したといわれる刺青を持つ脱獄した囚人たちとの生存競争が繰り広げられる。

一癖も二癖もある登場人物は「変態」だらけで、アイヌの文化、食生活、狩猟マンガとしての魅力もあり、作者の野田サトルが描きたかったテーマてんこ盛りになっています。

声優の小林親弘さん杉元佐一(すぎもとさいち)役

声優の白石晴香さんアシㇼパ役※リは小書きのㇼ。アイヌ語で使用される仮名。

イベントレポートからの一枚。

小林さんがチョイスしたのは「扉絵だとアシ(リ)パとアザラシが協力して戦っていたのに、実際にはアシㇼパがアザラシを殴っていたシーン」

原作ではこんな感じになっています。ゴールデンカムイ第7巻より。

アザラシの断末魔の叫びが悲痛ですね・・・。アザラシと共に戦う扉絵のシーンは架空のシーンのような位置づけなのでぶん殴っているのが現実です。

実はこのパターンはリスでも描かれています。ゴールデンカムイ第1巻より。

他にもウサギでも。ゴールデンカムイ第2巻より。

カワウソも。ゴールデンカムイ第2巻より。

共に戦う扉絵の直後に「食べよう」のコマを持ってくるのはパターン化されてましたね。

そして白石さんは杉元の死を想像したアシㇼパが泣き顔になって「死ぬな杉元ッ!!」と叫ぶシーン。

文章を読むだけだとちょっと感動的なシーンのように感じますが、漫画原作では酔っぱらったアシㇼパさんが口走るギャグパートの一部のようなニュアンスです。ゴールデンカムイ第3巻より。

酔っぱらったアシㇼパさんの泣き顔と言うか変顔が炸裂「ヒンッ！！」