寝起きの腰痛を引き起こす寝返りの問題。45秒のストレッチによってスッキリ解決
スッキリした目覚めを邪魔する大敵といえば寝起きに感じる腰痛。一日のスタートがこれだと朝から何だかやる気が起きず、気持ちよくありませんよね。そんな寝起きの腰痛には寝返りの回数が関わっているのはご存知でしょうか?
また、たった45秒で出来る簡単なストレッチで寝起きの腰痛問題を改善できるそうなので2月27日にTBS系で放送された「この差って何ですか?」から抜粋してご紹介します。
※2019年9月3日放送の「この差って何ですか?」でも全く同じ内容が再放送されていましたので、気になった方は是非チェックしてみてください。
スポンサーリンク寝返りの回数
厚生労働省が行った調査によると腰痛は朝8時から10時の間に感じることが最も多いというデータも示されています。
番組では寝起きに腰痛を感じる方と感じない方をモニターすることでその原因を探ることに。その結果現れたのが寝返りの回数。
およそ9倍もの差が出ています。これはかなり顕著ですね。
寝返りと内臓の重さ
仰向けで寝た姿勢について模型を使って説明しています。内臓が腰を圧迫して血管に負担がかかっているのがお分かりでしょうか?
内臓・内臓脂肪を合わせた重さは体重の約4割にも上るそうです。それだけの重さが血管に集中することで筋肉に炎症を引き起こし寝起きの腰痛につながっているというわけです。
寝返りの回数が多いと血管を圧迫する時間が少なくて済むため、腰痛を引き起こしにくいんですね。
横向きやうつ伏せで寝た場合は今度は背骨に負担がかかるため、やはり寝返りは必要とされています。
スポンサーリンク寝返りの回数は20回以上が平均的と言われていますが寝返りの回数が少ない人は筋肉がこわばって硬くなっていることが多いと考えられています。
柔らかい筋肉を手に入れることが寝返りのしやすさにつながっているわけです。ではその解決策は?
簡単寝たまま体操
筋肉をほぐして柔らかくするためにはストレッチが効果的。
年を取ってくると体操や運動がしんどい場合もあるため、衰えてしまった筋肉でも実践しやすい45秒で出来る「簡単寝たまま体操」をご紹介します。
肩の筋肉をほぐす
これを5回繰り返します。5秒を5回ですから合計25秒で終了ですね。
肩甲骨を引き寄せるようなイメージが大切です。
スポンサーリンク腰の筋肉をほぐす
これを左右10秒ずつ。合計20秒で終了ですね。
上半身が下半身につられて動いてしまうとしっかりと腰の筋肉が伸びませんので両腕や肩を床につけたままの状態で下半身だけひねることが重要です。
この二つの簡単ねたまま体操を2週間、夜寝る前に続けてみましょう。
以上、すぐに実践できそうな簡単な体操で寝返りの回数を増やして寝起きのツライ腰痛を改善できるかもしれませんね。是非参考にしてみてください。