トランプ大統領からのセクハラ被害を訴えているとされる女性たち22名の全リスト
目次
ナターシャ・ストイノフ (2005年)
Natasha Stoynoff
雑誌「ピープル」の記者、ナターシャ・ストイノフは2005年にマー・ア・ラゴを訪れてドナルド・トランプ氏とメラニア・トランプ夫人の新婚1年目の生活についてのインタビューを行う予定でしたが、妊娠中だったメラニア夫人が着替えの為に席を外した際に、邸宅内を案内するという名目で二人きりになり、その際に壁に押し付けられて喉に舌を這わせてきたとそのセクハラ被害を証言しています。
ジェニファー・マーフィー (2005年)
Jennifer Murphy
元ミスUSA大会の出場者であり、ドナルド・トランプが出演したリアリティ番組である「アプレンティス」(The Apprentice)の出演者だったジェニファー・マーフィーはトランプタワーでトランプ氏との面接に臨み、別れ際にエレベーターでキスをされたと話しています。
ただし、驚いただけで乱暴な感じはしなかったと語っていますし、本人はセクハラであると訴えているわけではないようです。むしろトランプ氏へのネガティブキャンペーンにこのエピソードがメディアによって利用されただけのようにジェニファー・マーフィーさんは感じている節がありますね。実際に大統領選ではトランプ氏に投票したことも公表しています。
スポンサーリンクジュリエット・ハディー (2006年ごろ)
Juliet Huddy
かつてFOXニュースの司会を務めていた彼女はトランプタワーでのビジネスランチを取った後でエレベーターの中で頬ではなく唇にキスをしてきたと証言しています。乱暴な感じではなかったようですが、そのような行為に対して驚いたと語っています。
数年後にFOXニュースに出演したトランプ氏がプロデューサーや観客に対して「彼女にアプローチをかけたけどフラれた」と語っているのを目にしたジュリエット・ハディーさんはあれはただの挨拶ではなかったのでは？と当時のトランプ氏の行為に対してセクハラ被害だったと考えを改めたようです。
レイチェル・クルックス
Rachel Crooks
受付としてトランプタワーに勤務していた時、エレベーターでトランプ氏と一緒になり、自己紹介した際に、頬にしつこくキスをされた後に、強引に口にキスされたとそのセクハラ被害を訴えるレイチェル・クルックスさん。当時は公にすれば仕事を失うリスクを考えて黙っていたと語っています。
サマンサ・ホルベイ (2006年)
Samantha Holvey
2006年のミスUSA大会で、自身を含むコンテスト出場女性が着替えをしていた楽屋にトランプ氏とメラニア夫人が入ってきたと主張しています。その時にはドレスを着ていたそうですが、突然だったため驚いたそうです。また、コンテストに先立って行われた面接では、トランプ氏が出場者１人１人に近づいていやらしい目つきで身体を眺めていたと語っています。
スポンサーリンクニンニ・ラークソネン (2006年)
Ninni Laaksonen
元ミス・フィンランド代表のニンニ・ラークソネンさんは2006年にトークバラエティ番組の「レイト・ショー・ウィズ・デイヴィッド・レターマン」に4人のミス代表の１人としてドナルド・トランプ氏と共に出演。そして写真撮影をしている時に横に立っていたトランプ氏にお尻を掴まれたと証言しています。
ジェシカ・ドレイク (2006年)
Jessica Drake
AV女優、監督として知られるジェシカ・ドレイクさんはカリフォルニアのゴルフトーナメントで出会ったドナルド・トランプ氏に友人2人と一緒にホテルの一室に招かれ、 強引にハグやキスをしたりというセクハラ行為を働いたと証言しています。
30分程で部屋を出た後にトランプ氏はジェシカ・ドレイクさんをディナーへ誘ったうえで、お金の対価として性交渉を持つよう迫ったそうです。ディナー自体も断ったためそれ以上は何もなかったそうですが、このようなオファー自体が重大なセクハラ被害であると訴えています。
サマー・ザーボス (2007年)
Summer Zervos
ドナルド・トランプが出演したリアリティ番組である「アプレンティス」(The Apprentice)の出演者だったサマー・ザーボスさんは2007年にトランプ氏にビバリーヒルズホテルの一室に招かれ、横に座るよう言われた後、肩を掴まれ、胸を触りながら唇にキスをしてきたと証言しています。この時はとっさに手で跳ねのけたそうですが、さらに手を引かれて寝室に連れて行かれたとも語っています。
カサンドラ・サールズ
Cassandra Searles
2013年のミスUSAで大会ワシントン代表だったカサンドラ・サールズさんはトランプ氏にお尻を何度も掴まれて、ホテルの自室に誘われたと自身のフェイスブックアカウントに投稿しています。またコンテスト出場者をまるで家畜を見るような目で見ていたという証言も明かされています。
なお、今回名前を挙げた22名のセクハラ被害について、トランプ大統領側は全ての訴えについて全くのでっちあげでフェイクニュースの類であるという姿勢を崩していません。真偽のほどは明らかになっていませんし、大統領選に絡んだキャンペーンの一種のような印象を受けるケースも見受けられるので何とも言えませんが、夜の方も大統領ということなんでしょうか。