第8回 NHK「チコちゃんに叱られる!」ついに岡村さんが正解に辿りつく?まさかのパーフェクト達成?
レギュラー化されて第8回の放送を迎えたNHK「チコちゃんに叱られる!」。今回の疑問は「戌(いぬ)年」の本来の意味やBBQと焼肉の違いなどの計4問。解答者の3人が全員戌年というチームワークで久しぶりの正解に辿りつくという場面もありましたね。そして正解したということはチコちゃんの腹いせコーナーも久々の登場でした。
番組のカテゴリーは「バラエティ、クイズ」という形式ですが、番組進行役であるチコちゃん(5歳)が投げかける日常生活の疑問に解答者が答え、間違っていると番組タイトル通りチコちゃんに叱られるという形は定番。
ということで、6月1日に放送されたレギュラー第8回の様子を詳しく見て行く事にしましょう。
スポンサーリンク目次
出演者
【メインMC】チコちゃん(声:木村祐一)
【アシスタント】塚原愛(NHKアナウンサー)
【ナレーション】森田美由紀(NHKアナウンサー)
【レギュラー】ナインティナイン 岡村隆史
【ゲスト】天野ひろゆき、森泉
【VTR】舞踏家 市原昭仁、千葉公慈住職(言葉の移り変わり担当)
チコちゃんの疑問その1
「戌(いぬ)年」の戌って本来はどういう意味?
ナレーション「戌(いぬ)年の戌の本来の意味、ご存知ですか?今明かされる新事実とは?」
チコちゃんと岡村さんが手をつないで走って入場してくるオープニングが久しぶりに復活。
岡村さんが「チコちゃんでーす。」と紹介。
さらにチコちゃんがゲスト解答者の2人を紹介。
チコちゃん「さあ。今日は泉ちゃんと天野っちが来てくれてまーす。よろしくねー。」
初のパターンですね。
さっそくですが「今年は何年?」というチコちゃんの質問。BGMが流れていますがこれも初のような気がします。
岡村隆史 1970年7月3日生まれ
森泉 1982年10月18日生まれ
天野ひろゆき 1970年3月24日生まれ
ということで全員が「戌年」。今年は戌年なので年男、年女ですね。
岡村「今日はいいチームな感じがする。」
さらにコンビ名が「キャイ~ン」の天野さん。
チコちゃんの指名は一番幸せそうな人はだーれ?
それはやっぱり結婚したばかりの森泉さんですね。「ご結婚おめでとうございます!! ~HAPPY WEDDING~」のテロップ。
「ご結婚もされてもうすぐママになる泉ちゃんですけども」と前置きのチコちゃんですが、その疑問は「戌年の戌ってどういう意味?」
年賀状に書いたということで動物の犬というのが森泉さんの答え。犬も結構な数を飼ってらっしゃいますよね。
でも結局
「ボーっと生きてんじゃねーよ!」とチコちゃんに叱られます。
スポンサーリンク戌と犬で字が違うことにひっかかっていた岡村さん。
岡村「チコちゃん。氷河期関係してる?」これまで番組内で何度も登場してきたキーワードが「氷河期」ですもんねw
岡村「突き詰めていくと氷河期通ってるんですよ。」
街の人にインタビューしても答えが出てこないということで、チコちゃんの答えは、
植物が枯れている状態
岡村「私たち植物が・・・枯れてる・・・男と女なの?」
良い声で登場の解説役は福島県田村郡 臨済宗福聚寺の住職で、2001年に「中陰の花」で芥川賞を受賞している玄侑宗久さん。
十二支を表す漢字と言えば、
子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥
ですが、動物の漢字で表すと、
鼠・牛・虎・兎・龍・蛇・馬・羊・猿・鳥・犬・猪
になりますよね?
では本来の意味とは何かと言うと、十二支の文字は植物の成長のプロセスなんです。
十二支の起源は殷王朝(紀元前17世紀頃~紀元前11世紀頃)の時代に考えられた暦(こよみ)。
1年間を12か月で区切るために考え出されました。
植物の営みを意味する12の文字を1か月ごとに割り当てたのが十二支の始まり。
- 子 – 新しい命が種の中で芽生え始める
- 丑 – 芽が種の中に生まれ、まだ伸びることが出来ない
- 寅 – 春が来て根や茎が生まれる
- 卯 – 根や茎が地面を覆う
- 辰 – 根や茎の形が整う
- 巳 – 根や茎の成長が限界を迎える
- 午 – 植物の成長が止まる
- 未 -葉が生い茂り、果実が出来始める
- 申 – 果実が育ち固まっていく
- 酉 – 果実が完全に育った
- 戌 – 植物が枯れている
- 亥 – 植物の命が種の中に閉じ込められる
ナレーション「この調子で覚えようとするとチャンネルを変えたくなるので。分かりやすいように踊りで表現してみました。」
岡村「逆にちょっと・・・。こういうの難しい。笑」
VTRに登場したのは舞踏家の市原昭仁さん。スキンヘッドに全身白塗り
BGMは風の谷のナウシカの♪ランランララが印象的な「王蟲との交流」
次々とポーズを決めていく市原さんですが、
岡村「俺、絵のほうが分かりやすいと思う。入りづらいと思う。面白いけど。笑」
天野「斬新な演出だなぁ。」
森「分かりづらいね。これ。笑」
天野「ちょっと演出入ったんじゃないの?」
最後まで踊りきりますが、
ナレーション「ダメだ。やっぱり覚えにくいですねぇ。」
岡村「そりゃそうやって。」
まあ当時このような独特の置き換えがあったからではありませんが、分かりにくいという理由から当時の天文学者が覚えやすいように動物に当てはめたそう。
それがやがて、時刻、方位、年を表すようになったんですね。
ということで、結論は、
戌年の戌の意味は植物が枯れている状態
スポンサーリンク「チコちゃんは毎年誰に年賀状を出してるのかな?」と良い声で尋ねる玄侑宗久住職。
チコちゃん「欲しいなら素直に言いなさい♥」
枯れた状態ということにちょっと残念そうな3人。
森「チコちゃんは何年なの?」
チコちゃん「チコはねぇ、そういう所にとらわれないの。あえて言えばチコ年だから。」
前衛的な舞踏家 市原昭仁さんの踊りについては、
チコちゃん「もう二つ返事で受けてくれてね。最初は10分間踊ったそうよ。」
改めて短めにという要望で撮り直したっぽいですねw
最後に十二支の起源についてですが、監修の専門家の見解ということで諸説あるそうです。
オープニング
ここで改めてオープニング。
おなじみのカリキュラマシーンのテーマがオープニングテーマ。
チコちゃんと岡村さんが手をつないでスタジオに走って入ってくる登場シーンは放送冒頭に流れたのでここでは流れませんね。
あのオープニングが復活してくれて嬉しい限りです。
スポンサーリンクチコちゃんの疑問その2
どうして人は歯を磨かないと虫歯になる?
2問目は白い歯が輝く笑顔が素敵な大人ってだーれ?というチコちゃんの問いかけ。
2問目も森泉さんが解答。
歯を磨かないとどうなる?というチコちゃんの質問に、
森「えっと。腐っちゃう。」という答えw
改めて虫歯と答え直します。
ここで、チコちゃんの疑問、
どうして人は歯を磨かないと虫歯になるの?
森「分かった。氷河期。笑」とりあえず氷河期で逃げるの禁止w
ここで岡村さんが答えますが口元に正解マークとピヨピヨ音で音声がカバー。
これは!遂に岡村さんが初正解でしょうか?
さらに続ける天野さんにも正解マークとピヨピヨ音。
青い顔になるチコちゃん。
トドメに森泉さんも正解マークとピヨピヨ音。
チコちゃん「つまんねーんだよ。お前らは!!」激怒するチコちゃんw
返す刀で「ペン持って!」
これは久しぶりにチコちゃんの腹いせコーナーですね。
チコちゃん「お前らホンマ~。ええ歳して一致団結して当てやがって~。」
額に怒りマークのチコちゃん。
岡村「5歳の女の子感が出てないよ。」
チコちゃん「ごめんなさい。ちょっと眠くておかしくなっちゃった。ごめんなさい。」頬を赤らめて平謝りのチコちゃんw
ミニコーナー「漢字の書き取り」
チコちゃんの出題は「えひめ県の『えひめ』お書きください。」
漢字ドリルを買ったという岡村さんは自信ありげ。
ミニコーナーがあったのは特番回だけなので対策済みの岡村さんですね。
「ひめ」のほうが簡単じゃない?という森さんですが、大丈夫?
天野「あの『ひめ』じゃねーから。」
チコちゃん「泉は何なの?それ。」急に呼び捨てにするチコちゃん。
「大河ドラマに出てくる。笑」と言う天野さん。そんな天野さんは妊婦さんのような文字。
改めて不正解の2人に「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と叱り飛ばすチコちゃん。
スポンサーリンクメインの疑問も正解して漢字も正解ということで岡村さんはパーフェクトですね。
岡村「でもさ。当たったんやろ?チコちゃん。ちょっと当たったことにもっとさぁ。」
とくにお褒めの言葉も無く、街の人へのインタビューVTRへ。
そしてチコちゃんの答えは、
料理をするから
スタジオは拍手。
岡村「気持ちええわ。」
解説は馬見塚デンタルクリニック院長の馬見塚賢一郎先生。
「まだ永久歯じゃないはずなのによく知ってるね。」という馬見塚先生ですが、ノーリアクションのチコちゃん。
野生動物は生のまま料理をせず食べますがその為に歯磨きは必要ないとのこと。
野生動物が食べるものは噛み応えのあるものばかりなので自然と歯磨き効果があるんですね。
しかし、人間は食材を切ったり、加熱したり、味付けをすることで歯を磨かなければならなくなったそう。
料理をすると虫歯になる理由 その1
「唾液をあまり出せない」
虫歯予防に最も大切なのは唾液で、歯垢が出す酸を薄める効果と歯を健康な状態に戻す効果があるんですね。
唾液をたくさん出すためにはたくさん噛む事が必要ですが、料理をすることで食材が柔らかくなって唾液があまり出ないうちに飲み込めてしまうというわけ。
ナレーション「あーあ。それが虫歯の原因だとも知らずに。」
料理をすると虫歯になる理由 その2
「ミクロの食べカス」
虫歯菌がいただけでは虫歯にはなりませんが、エサを与えてしまうことが問題なんです。
そのエサになるのが、料理をした結果、とても細かくなったミクロの食べカス。
料理をすることで目に見えない粒子状の食べカスが歯間に残りやすくなるわけです。
ナレーション「あーあ。ミクロの食べカスが残っているとも知らずに。」
スポンサーリンク料理をすると虫歯になる理由 その3
「味付けに砂糖」
虫歯菌が最も酸を出しやすいのが砂糖で、この砂糖を料理に使うようになったことで虫歯になりやすくなってしまうんですね。
自然界にも甘いものがありますが、野生動物が摂取する糖分はごく僅か。
料理が虫歯の原因である証拠になるものが太古の人の骨にあるそうで、
狩猟生活が中心でさほど料理をしていなかった縄文人の虫歯率は8.2%に対して、
農耕生活が始まって料理をするようになった弥生人の虫歯率は16.2%~19.7%と増加。
料理をして美味しい食べ物が食べられるようになったことと引き換えに歯磨きの呪縛にかかった人類。
虫歯との戦いが始まったわけですが、そんな時に助けになるのがキシリトール。
虫歯菌はキシリトールをエサと間違えて取り込みますが、そうなると虫歯菌は歯を溶かす酸を出すことが出来なくなります。そうなると虫歯菌は弱体化。さらにキシリトールをガムの形で噛むことで唾液も出て食べカスも取れるのでとても効果的。
ちなみに正しい歯磨き方法はゴシゴシ磨くのではなく、歯に歯ブラシを押し当てて小刻み。目に見えない食べカスが取れるように振動させるようにするのがポイント。
ということで、結論。
人が歯を磨くのは料理をするから
馬見塚先生「お口のトラブルには気をつけてね。」
チコちゃん「それなの?毒舌やめろってこと?」
VTR中は一切喋らず、唇形のソファに座ってじっとしていたチコちゃん。これは珍しいですね。
何かトラブル的なものがあったんでしょうか?
ちなみに3人の答えは、
岡村「自然の物を食べていない」
森「砂糖が入っている」
天野「調理をする」
というものだったそう。3人がかりでパーフェクト解答ですね。
「もうちょっと褒めて欲しい」という岡村さん。笑みがこぼれてホントにうれしそうな岡村さん。
「これが戌年のチームプレー」とドヤ顔の天野さん。
チコちゃん「今日はええか。しばらく喜びなさい。ね。」
ここで塚原愛アナから補足。
虫歯になりやすいかどうかは2歳前後で決まるとのこと。これは最近では常識になりつつありますよね。
生まれたばかりの赤ちゃんには虫歯菌はいないのですが、口移しで食べ物を与えると虫歯菌に感染してしまうんですね。
生後1歳7か月から2歳7か月の1年間が最も感染しやすい時期だそうです。この時期に感染を防げば、その後虫歯にはなりにくくなるんですね。
だからこの位の時期の赤ちゃんにはチュウしたりするのもNG。
チコちゃん「よくあるのが実家に連れて帰ってね、おじぃ、おばぁがブチュ~って。嫁は(やめてって)言えないのよあれは。」
チコちゃん「天野っちももっと気楽にVTRとかツッコんでいいからね。」
これには「ディレクターの指示が飛んでるの?」と天野さん。
岡村「もうチコちゃん、(番組)全体を見てるから。」
そうは言っても虫歯のVTR中に喋らなかったのはチコちゃんのほうですけどね。
最後に補足と注釈。
ペットとして飼われている動物や人里で残飯などを食べた野生動物は虫歯になることがあるんですね。また、赤ちゃんに食べ物を噛んで与えるのがNGなのは虫歯になりやすいからという観点からだそうです。
スポンサーリンクチコちゃんの疑問その3
どうして葉っぱは緑色なの?
3問目はおいしいサラダを作れる大人ってだーれ?という指名。
口笛を吹いて自分に呼び込む天野さん。
料理がお上手な天野さんは芸能界でも有名ですよね。
天野さんが開くパーティーで芸能人同士のカップルも多く生まれているという岡村さん。
例として挙がったのがビビる大木さんとAKINAさん夫妻。
平愛梨ちゃんと三瓶さんもパーティーで一緒でしたが、結局結ばれたのはサッカー日本代表の長友佑都選手とのこと。
さて本題に戻って、チコちゃんの疑問、
どうして葉っぱは緑色なの?
NHK総合で毎週日曜日午前8:25から放送されている「うまいッ!」でアシスタントの塚原愛アナと天野ひろゆきさんは共演中。
「うまいッ!」の番組内容は日本全国の食べ物を紹介してその魅力を再発見する番組だそうですが、その中で聞いたことがあるようなという天野さん。
「光の反射」という言葉を何とか絞り出しますが、核心を突けません。
チコちゃん「とりあえず天野っち。ボーっと生きてんじゃねーよ!」
岡村「これこそチコちゃん!電磁波や!!」先週のレギュラー第7回放送で出てきた電磁波を引っ張り出す岡村さん。
結局、葉っぱが緑になるのは「そんなのは知らんけども。」と岡村さんw
というわけで、チコちゃんの答えは、
葉っぱは赤と青が好きだから
天野「『あなたが好きだから』みたいな。」
岡村「昔流行ってたで。」
チコちゃん「アレ専用の芸人出たもんね。」かまいたちの山内健司さんの写真がテロップ表示。
韓国の俳優チャン・ドンゴンさんのものまねキャラとして「チャン・ドン・ゴン・ゲン」を演じている山内さん。「○○がチュきだから~」と叫ぶネタが有名ですよね。
こちらが元ネタのCM動画。2005年、オージオ化粧品のCMでチャン・ドンゴンさんが言うセリフが話題になりました。
岡村さんもオールナイトニッポン内で何度も言っていましたよね。
スポンサーリンク解説は玉川大学農学部 渡邊博之教授。
「白衣いっぱいある。」と画面奥に吊らされた大量の白衣をイジるチコちゃん。
葉っぱは太陽光・水分・二酸化炭素を取り入れて光合成を使っているのは理科の時間に習いましたよね?
この中で太陽光がポイントになるのですが、太陽光に含まれる全ての光を吸収するのであれば、最も効率的な葉っぱの色は「黒」になります。
しかし。これも理科の時間に習いましたが、黒は温度が上がりやすい色。
葉っぱが真っ黒だと歯の温度が上がり過ぎて細胞が壊れてしまいます。これを葉焼けと呼びます。
そこで葉っぱは太陽光に含まれる色のどれかを跳ね返して葉っぱの温度上昇を防ぐ必要があります。
実は葉っぱはある色を跳ね返すから緑色に見えているんです。
そもそも、私たちが見えている色とはある物体が浴びた太陽光の中から吸収されずに跳ね返された(反射した)色のことを指しているんですね。
例えば赤いリンゴ。
リンゴが赤く見えるのはリンゴが太陽の光の中で赤い色の光を反射しているからです。
ということはつまり、緑の葉っぱは緑色の光を反射しているんですね。
葉っぱは緑色の光を吸収しないことで細胞の破壊を防いでいるというわけ。
実際に葉っぱの光の吸収量を見てみると、赤や青の成分を多く吸収しているのに対して、緑の光は赤い光の半分も吸収していません。
ではどうして葉っぱは緑色の光を反射するようになったのか?という疑問についてですが、
「正直よく分からない」というのが渡邊教授の答え。
そしてこれが結論。
ナレーション「ということで、葉っぱが緑色の理由は、分かりません。」
とここで一時停止。
ナレーション「いやいや。これだとまたサウスポーの時みたいに岡村さんがうるさいので、もう少し詳しく聞いてみました。」
結論が表示される画面が巻き戻って再度渡邊教授へのインタビュー映像に。
「正直よく分からない。」という同じ答えがまた流れますが、
「でも最近の実験で面白いことが分かってきました。」とのこと。
研究によると赤い光を当ててレタスを栽培すると光合成が促進されて品種によっては通常栽培方法の2倍以上の早さで成長したそう。
また、青い光で育てると木や葉っぱが引き締まって結果としてシャキシャキした食感になるそう。
青い光は晴れた青空から降り注ぐ光の色。
赤い光は朝焼け・夕焼けの光の色。
地球上に降り注ぐ太陽の光の中で最も多い成分が青と赤の光。
葉っぱが青と赤の光を反射してしまうと光合成をするために必要な光が足りなくなると考えられているそう。
太古の昔には赤色の葉っぱや青色の葉っぱの植物がいたかもしれませんが、その中で赤と青の光を効率よく光合成に利用でき、かつ葉っぱの温度を適切に維持出来るような緑色の葉っぱの植物が生き残ったということがあるのかもしれません。
ということで改めて結論。
葉っぱが緑色なのは赤と青が好きだから
チコちゃんが跳ね返したいのは何かな?という渡邊教授の質問には、
「ゲストたちの食い下がり。」という答えのチコちゃん。
「ここであえて言わせてもらいます。」と続けて、
「葉っぱが緑色なのは。ドンドン!葉っぱは緑色が嫌いだから~。」とチコちゃん。
なるほど。確かにそうですね。葉っぱが緑色なのは緑の光を反射しているからですもんね。
そんな「チコ説」を展開するチコちゃん。
ここで塚原愛アナから補足。
人間が本能的に好きな色について。
人それぞれという天野さん。
森泉さんは「私、ピンク!」という答え。これは先週の放送で触れられていましたね。
岡村さんの答えは「赤」ですが、
塚原愛アナの正解発表は「緑色」
「ではなぜ人は緑に敏感かと言いますと・・・氷河期の過酷な環境・・・」
チコちゃん「来たっ!」
岡村「何で今の所で俺『赤』って言うたのよ!チコちゃん間違えた僕!」
スポンサーリンク塚原愛アナの解説の続きは、
氷河期の過酷な環境を生き延びるために食料である植物をいち早く見つけるためと考えらえているそうです。
最後に補足と注釈。
赤色と青色の光が好きな葉っぱですが、緑色の光も70%~80%は吸収しているそうです。
ここでミニコーナーのにらめっこ。
「にらめっこしましょ。あっぷっぷ!」のチコちゃんのかけ声の後に、チコちゃんが変顔披露。
7秒ほどの非常に短いコーナーですが、猫のような顔を披露するチコちゃん。
3問目の後に差し込まれるのが定位置になりそうですね。
チコちゃんの疑問その4
BBQ(バーベキュー)と焼肉の違いは何?
4問目はアウトドアが似合うBBQ好きな大人ってだーれ?という問いかけ。
力強く「はいっ!」と挙手して立候補の岡村さん。
実はキャンプ道具もしっかり揃えていると自信ありげ。
プライベートでも行かれているようですね。
岡村さんは「アメリカンBBQ」というワードにこだわりますが、
コリアンBBQは韓国焼肉という説明の岡村さん。
ここでチコちゃんの疑問、
BBQ(バーベキュー)と焼肉の違いってどう違うの?
チコちゃんによるとこの2つにはしっかりした定義があるそう。
BBQの単語を考える3人ですが、
Burning、Beef、QuizでBBQという3人の答え。
結局「じゃあ岡村!ボーっと生きてんじゃねーよ!」
ということでチコちゃんの答えは、
焼きながら食べるのが焼肉、焼いてから食べるのがBBQ
解説は日本バーベキュー協会の会長、下城民夫さん。仕事でテキサス帰りということでテキサス気分が抜けない状態だそうです。
下城さんの見解では普通イメージされるBBQは「青空焼肉」と呼ぶべきもので伝統的なBBQとは似て非なるものだそうです。
ホントのBBQを示すヒントになるほが1939年公開の映画「風と共に去りぬ」
不朽の名作として知られる映画ですが、ヴィヴィアン・リー演じる主人公のスカーレット・オハラが劇中で出会いを求めて心待ちにするのがBBQパーティー。
彼女の自宅で行われたBBQパーティーのシーンでは誰一人お肉を焼いている人はおらず、お皿や飲み物を手にしている人々の姿だけ。
この理由ですが、この頃のBBQは自分たちで肉を焼かないのが普通だったから。
家の使用人が前日から仕込んで準備していたんですね。
そもそもBBQの起源は16世紀の大航海時代。
スペイン人が西インド諸島に上陸したときに現地の人たちが行っていた調理方法。
木で組んだやぐらに肉を置いて、下から火を焚いて燻製にするものでこれを現地の人はバルバッコア(barbacoa)と呼んでいたそう。
それが、メキシコ、アメリカ南部へと伝わり全米へと広まります。
その過程でバルバッコアからバーベキュー(barbecue)に変化したとされています。
ここで千葉公慈住職が登場。
岡村「六根清浄ちゃう?」
私でいいんでしょうか?と言いながらバルバッコアからバーベキューへの言葉の変化を実演する住職w
スポンサーリンクやがて、奴隷解放宣言により使用人たちがいなくなり、手間がかかるBBQを家で行う人が激減。
しかし、1950年代にケトル型グリルが発売になったことで家庭で「BBQ風」料理が手軽に可能に。
これがきっかけになってBBQ風料理が広まっていきます。
これがアメリカのホームドラマなどで描かれるようになると日本にも伝わります。
ちょうどその頃、1946年に日本初の焼肉店がオープン。
アメリカから伝わったBBQっぽい料理とほぼ同時期に日本に入ってきた「焼肉」という食べ方が合わさったことで日本人のBBQと焼肉の認識はあやふやなものに。
ということで下城さん主導で「本当のバーベキューパーティー」が開催。
本格的BBQ PARTY(バーベキューパーティー)
日時:6月2日(土) お昼12:00
会場:黒川野外活動センター
こちらが会場のURLです。神奈川県川崎市にあるようですね。
特にイベントスケジュールには何も記載されていませんが本当に開催されるんでしょうか?
それでもVTRは続きます。
前日午後9時に番組スタッフが集合。パーティーの15時間前でも大盛り上がり。
そこにビーフブリスケット7kg(約25人分)が登場。牛の肩肉だそうです。
それを巨大なインダイレクトグリルでじっくり焼いていきます。
午後10時に調理スタート。塩コショウベースの調味料で下味をつけるとラップをかけて味を染み込ませます。この工程は最低2時間。
日付が変わる頃に下味がしっかりつき、ついにお肉がグリルの中へ。
温度計をお肉に刺して常に肉の温度を確認しながら焼いていきます。
焼き時間はおよそ3時間。
午前3時を回って眠気覚ましにプラスチックバットを使ったミニ野球に興じるスタッフの姿も。
午前4時になってもお肉は仕上がりません。交代で休憩をとる間に夜食を食べる下城さん。
カップヌードル(ラベルは目隠し済み)をすすってますw
岡村「カップ・・・カップ麺食うてもうたやん。」カップヌードルと言いかけて口を押えてカップ麺と言い換える岡村さん。ギリギリセーフw
スタッフは牛丼を頬ばってます。
天野「肉食べちゃったよ。」
午前5時には焼きを続けるのか火を止めて余熱調理に移るかの判断。
眠気と必死に戦うスタッフの姿。
下城さんの判断で焼きの工程は続き、午前6時。
取り出した肉を包んで中の水分を保つホイリングという工程に。
余熱は3時間かかるそう。
そして午前11:30。スタッフは完全に寝落ちしていますが牛肉が完成。
焼肉とは違い、肉が焼き上がってから切り分けます。
ここでやっと本格的なBBQが完成です。
実に14時間かけて完成した本格的なBBQですね。
寝起きに肉にがっつくスタッフはみな絶賛。
こうして前日の夜にスタートした本格的なBBQが終了。
そしてその夜、
スタッフが打ち上げに向いますが、そこで食べていたのは焼肉。
墨田区にある「墨火亭」のようですね。こちらは食べログのページ。
スタッフ「これはこれでいいよね。」
岡村「一個余計なロケ入ってた。」
ということで結論。
BBQ(バーベキュー)と焼肉の違いは焼きながら食べるのが焼肉、焼いてから食べるのがBBQ
スポンサーリンクチコちゃんをBBQに誘う下城さんですが「待ってられるかい!」とバッサリ。
あまりいい肉じゃないものを努力して美味しく食べようとしたという説明のチコちゃん。
最後にVTR中に登場した千葉公慈住職に触れるチコちゃん「今後、言葉が変わっていくときは毎回あの人にお願いしようかなって。」
ちなみに過去2回出演されていますね。
最後に注意点。
「今回のバーベキューパーティーは伝統的なものを再現したもので、皆さまそれぞれのバーベキューをお楽しみください。」とのこと。
ひだまりの縁側で・・・コーナー
ここで視聴者からのお手紙を紹介するコーナー。
おたよりも多く寄せられているようですね。
ただ「5才(さい)」という表記がなかなか徹底されていないことを嘆くチコちゃんと岡村さん。
みなさん。おたよりを送る場合は名前の隣に(5さい)とちゃんと書きましょうね。
江戸川の黒い鳥、キョエちゃんが今日もお手紙を届けてくれています。
口ばしにくわえたハガキを抜き取るとバタバタ羽ばたいて「バカー」と鳴くキョエちゃんですが、羽を掴んで強制ストップさせる岡村さん。すると開いた口ばしも連動して閉じてます。
チコちゃん「掴まない。掴まないの。危ないわよ、あなた。キョエちゃんです。」
今日は紹介するおハガキには修正ペンで消された箇所が。
薄らと(80才)と書かれているようですw
だめだめ。ちゃんと(5才または5さい)と書きましょうね。それが唯一のルールなんで守りましょう。
宇留野きみ子さんからのおたより内容は、
チコちゃんのアドバイスは「長く生きた経験を色んな方にお話しすればいいんじゃないかしら?」というもの。
年配の方に言われて守っていることについては、
「初心忘るべからず」というチコちゃん。
「5歳なのに初心?」とひっかかる岡村さんですが、そんな岡村さんは「ご飯粒は絶対に残さない」と言われていたそう。
ということで回答のまとめ。
「若い人にたくさんお話してあげてください」
ナレーション「ご意見、お悩み相談、チコちゃんにやって欲しいこと。どしどしお寄せください。」
キョエちゃん「バカー。」
でエンディング。
ひだまりの縁側で・・・コーナーでエンディングも定着しそうですね。
おたよりでは「チコちゃんにやって欲しいこと」も募集しているそう。
NHK「チコちゃんに叱られる!」に関する全記事はこちらのリンクから。