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第10回 NHK「チコちゃんに叱られる!」新コーナー「略さないで言ってみよう!のコーナー」がスタート


レギュラー第10回が放送されたNHK「チコちゃんに叱られる!」。今回の疑問は応援はなぜ337拍子?あっかんべーって何?花はなぜあんなにカラフル?など。ゲスト解答者で初登場の安田美沙子さんがまさかの正解?に辿りつくという一幕も。みなさんは応援団が手を広げる動きって何が由来かってご存知ですか?

番組のカテゴリーは「バラエティ、クイズ」という形式ですが、番組進行役であるチコちゃん(5歳)が投げかける日常生活の疑問に解答者が答え、間違っていると番組タイトル通りチコちゃんに叱られるという形は定番。

ということで、6月15日に放送されたレギュラー第10回の様子を詳しく見て行く事にしましょう。

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出演者

【メインMC】チコちゃん(声:木村祐一)

【アシスタント】塚原愛(NHKアナウンサー)

【ナレーション】森田美由紀(NHKアナウンサー)

【レギュラー】ナインティナイン 岡村隆史

【ゲスト】安田美沙子、北斗晶

【VTR】池ヶ谷実希ディレクター、プロレスラー田中将斗

チコちゃんの疑問その1

 なぜ応援は337拍子?

ナレーション「なぜ応援の時は337拍子なのか?その背景にはある天才日本人の存在が。」

チコちゃんと岡村さんが手をつないで走って入場してくるオープニングでスタート。

さらにチコちゃんがゲスト解答者の2人を紹介するパターンも継続。

チコちゃん「今日は京都の『はんなりはん』と『デンジャラスクイーンのプロレスラー』が来てくれてまーす!」

安田「はんなりでーす。」

安田美沙子さんはチコちゃんの声役の木村祐一さんと同郷の京都出身ですね。

北斗晶さんと共にゲスト初登場。デンジャラスクイーンは北斗晶さんのプロレスラー時代のキャッチフレーズでした。

今回は冒頭のトークは短めですぐに解答者指名へ。

チコちゃん「埼玉出身なのにカープ女子な人ってだーれ?」

埼玉県吉川市出身の北斗さんが挙手。

チコちゃん「プロレスラーも、カープ女子なの?」

北斗さんは広島で番組を担当している時にカープを応援していたそう。

2007年から2009年まで広島ホームテレビで放送されていた「北斗晶の鬼嫁運動記者倶楽部」がそれでしょうか。

北斗「野球はそんなに分かんないんだけどね。」とぶっちゃける北斗さんw

チコちゃんに促されて337拍子を披露する北斗さん。

チコちゃん「はい。ご苦労様でーす。何それ?なんで応援は337拍子なの?」

ということでチコちゃんの疑問は、

なぜ応援は337拍子?

乗りやすいという答えの北斗さんですが「ボーっと生きてんじゃねーよ!」が炸裂。

さらに心臓の鼓動が337拍子と説明する北斗さん。

岡村「それ不整脈や。それやったら。7いってるもん。笑」

ここでVTR。

応援と言えば野球と言うことで球場でインタビューするも誰も分かりません。

と言うことでチコちゃんの答えは、

明治大学の天才がひらめいたから

岡村「それは分かれへんで。それは。その人が編み出したんや?ほんなら。」

解説は神戸大学名誉教授、日本民俗音楽学会会長の岩井正浩さん。

先生自身も50年研究を続けて答えに辿り着きつつあるとのこと。

これを聞いたチコちゃんは「まだなんかい。」とツッコみ。

この応援の起源は既に答えにあったように明治大学と言われています。

応援団の方々に話を伺いに行きますが、「応援団=怖い」というイメージから恐る恐るスタッフが訪ねます。

予想に反して、迎えてくれた方々はめちゃくちゃ礼儀正しいですね。まあ礼儀を重んじる応援団ではこれが自然。

考案者については「明治大学応援団の初代団長である相馬基(そうま もとい)先輩が337拍子を始めた」という説明。大正10年に明治大学応援団が創設されていますので大先輩ですね。

早稲田大学との大学対抗試合で考案したのが始まりとされています。

当時の応援を再現してみると、「勝った方がいい。ヨォ!勝った方がいい。ヨォ!勝った方がいいったら勝った方がいい。ヨォ!」と両手で横綱土俵入りの柏手(かしわで)みたいな雰囲気で337拍子を打っていますね。

元々は掛け声が先でそれに合わせて手拍子が生まれ、いつしか手拍子だけが残って337拍子になったとのこと。

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そしてこの337拍子が戦後になって東京六大学野球で披露した事から一気に日本中に広まります。そこから応援の定番になっていったわけですね。

さらにこの337拍子は多くの応援曲で聞くことができ、甲子園の定番曲であるX JAPANの「紅」やピンク・レディーの「サウスポー」でもベースで鳴らされる太鼓の音は337拍子。

ではなぜ「勝った方がいい」のかけ声に337拍子をつけたのでしょうか?

それについては詳細は分からないようですが「相馬基先輩が天才的だったと言うことで。ハハハハハ」と褒め称える言葉も。

ナレーション「笑ってごまかされた。」おいおいw

ということで冒頭の岩井さんに改めてこの謎について尋ねると、本当は448拍子とのこと。

確かに337拍子の3拍子、7拍子の後には一拍の間があきますよね。先のかけ声であれば「ヨォ!」の部分ですね。

これが日本人的なリズム感となっている所以で、田植えや稲刈りなどの周りと息を合わせる共同作業においてタイミングを合わせるために「間」が必要だったのではないか?というのがその説。

ということで応援団部の方々に337拍子で稲刈りを模してもらうことに。

3人が実践しますが不慣れなのか結構バラバラw

しかし、「やってみてどうでした?」というスタッフさんの質問には、

「はい!とても!気持ち良かったです!」「はい!タイミングはとても!合わせやすかったでーす!」と返答。

岡村「ホンマか?笑」

スタジオの北斗晶さんは「いい!この人たち会いたい!」と大絶賛。

ともあれ、この「間」を入れることによって一体感と共に大きなエネルギーを生む効果があり広まったというわけですね。

これはヒット曲にも多く使われているそうで、

モーニング娘。の「恋愛レボリューション21」の「♪超超超いい感じ」の歌詞の部分や、TRFの「EZ DO DANCE」のサビ部分など。

岡村「相馬さん!全部の基本や!」

さらにということでクラシック音楽にも。

流れてきたのはベートーベン交響曲第5番「運命」。

暗く絶望的なイメージのある曲に337拍子を足して明るく生まれ変わらせるという試みです。

これを主導するのは元NHK交響楽団首席奏者で東京芸術大学の名誉教授である有賀誠門先生。

有賀先生が337拍子でパーカッション担当。

これに合わせてヴァイオリン、ピアノ、クラリネット、チェロのカルテットが演奏。

北斗「全然合ってねぇように聞こえるの私だけ?」

岡村「ちょっと混乱してきた。あれ?」

初めこそ違和感がありましたが、曲が進むにつれてカルテットのリズム感が徐々に明るいものに。

安田「ああ~。不思議。」

そして曲は終わりを迎えますが、それでも337拍子を無心で叩き続ける有賀先生w

スタジオで爆笑する岡村さん。

奏者の方の感想では「グルーブ感が出てやりやすかった。」「日本人の血が騒ぐ。」そう。

有賀先生「もうベートーベンさんもものすごい喜んでる。337拍子は日本の国宝ですよ。」とご満悦。

ナレーション「大絶賛 自画自賛」33拍子で言ってますw

ということで、結論。

337拍子で応援するのは明治大学の天才がひらめいたから

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最後にチコちゃんのカラオケの十八番を聞く岩井さん。

チコちゃん「私は『オジャパメン』かな。」

岡村「オジャパメンありましたねっ!」

口ずさむチコちゃん。

小室哲也サウンドなど、337拍子に合わないとヒット曲は生まれないというヒットの法則を力説する岡村さん。

テロップでは「あくまで、岡村さんの見解です。」という表示。

さらに運動会でかかるZARDの「負けないで」も337拍子と説明する安田さん。

テロップでは「???あくまで、はんなりはんの見解です。」という表示。テロップでもはんなりはんと表記される安田さんでしたw

ここで塚原愛アナからの補足情報。

337拍子の考案者ということで名前が挙がった相馬基さんですが、実は相撲部も兼任されていたそうで、横綱土俵入りの不知火型の両手を広げる動きを取り入れて応援をしたと言われています。

岡村「めっちゃ言いたいわ!これ。すごいわ。」

銅像を作ってもいいぐらいの功績と絶賛する岡村さんでした。

とはいえ、337拍子の起源については諸説あります。という補足テロップ。

最後に相馬さんが原型を作ったということで「相馬ミュージック」と言い出す岡村さん。

いやそれソウルミュージックですから。

でも「日本人の魂(ソウル)」とひっかけているとしたら結構上手いこと言ってますw

オープニング

ここで改めてオープニング。

おなじみのカリキュラマシーンのテーマがオープニングテーマ。

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チコちゃんの疑問その2

 「あっかんべー」って何?

2問目は一番モテてた人ってだーれ?というチコちゃんの問いかけ。

隣の安田さんに視線を送る岡村さんですが、その先の北斗さんが目に入ります。

北斗さんもはにかんで「エヘっ」というかわいらしいリアクションw

「目が合ったんですけど」と言いつつ非情にも安田さんを指名する岡村さん。

北斗「おい!おかしいだろ!」

岡村「そういう業界ではね。」

北斗「そういう業界・・・どういう業界!?」

ここでもはんなりはんと呼ぶチコちゃん。はんなりはん(京美人)というテロップの説明。

しつこくデートに誘われた経験について聞いてますが「昔はヤンキーの人にモテた」というエピソードを披露する安田さん。

チコちゃんの振りで岡村さんが安田さんをデートに誘ってみる事に。

得意ではないと言いつつ岡村さん「こんな感じかなっていうのは本とかで知ってる。」だから結婚できない岡村さんw

岡村「今度の日曜日とか何か空いてない?」

安田「今度の日曜日・・・あ~ちょっと行きたい・・・ん~ちょっと予定があるんですよね。」

岡村「ほな。また、連絡するわ。」

予定があるということであっさりと引き下がる岡村さんw

チコちゃん「ごめんごめん。子どもになって。はんなりはん誘ってみて。」

岡村「やすださん~あ~そ~ぼ~。」

安田「むーりー」

岡村「まーたーねー」

進めない!とチコちゃんにクレームを入れる岡村さんw

話がなかなか進まないのでここで半ば強引に「やだよー」というジェスチャーの話に。

やっと安田さんから「あっかんべー」のキーワードが引き出せました。

チコちゃん「それなに?」

ここで、チコちゃんの疑問、

「あっかんべー」ってなーに?

岡村「来たで。おい。」

ここで説明する安田さんの口元に正解マークとピヨピヨ音が!

ということは、

チコちゃん「分かりました。つまんねー奴だな!」

安田「当たった?」

岡村「当たったんちゃう?」

ミニコーナー「漢字の書き取り」

チコちゃん「ホントにつまんない!なんなの?全員ペン持って!」

正解を言われてちょっと悔しいチコちゃんから漢字の問題。

お題は「さっぽろ」

みなさんはサラッと書けますか?

最近行ったばかりという岡村さんですが自信なさげ。

結果はデンジャラスクイーンだけ正解。

札幌

ですね。

安田さんはにんべんにしちゃいましたね。

メインの疑問に答えてさらに漢字のミニクイズにも答えられるとパーフェクト解答なんですが、一歩及ばず。

ちなみにパーフェクト解答は第8回放送で岡村さんのみが達成していますね。

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さて、本題の「あっかんべー」に戻りまして、街角インタビューのVTR。

答えられる人はいないということで「あっかんべーが何なのかも知らずに指でまぶたを引っ張り舌を出す。一体人間とは何なのか?そんな疑問を私は禁じ得ません。」というナレーションw

そしてチコちゃんの答えは、

赤目

安田「赤目?」

チコちゃん「正解しといて今知ったみたいなリアクションいらんねん!」

安田「いらん?いらんかった?笑」チコちゃんイライラw

解説は立教大学名誉教授で言語学者の沖森卓也さん。

あっかんべーとは赤い目を見せる事という説明。

確かに目の下は赤いですが、医学的に言うとこの部分は眼瞼結膜(がんけんけつまく)。毛細血管が集まっているので赤く見えるんですね。

ここが白いと貧血のサインということですが、実際にあっかんべーをして見せる沖森先生は赤いので大丈夫そうです。

元々「赤目」という言葉が→あかべ→あかんべ→あっかんべーと変化していったそう。

岡村「あれっ違う!今日あの人出て行かれへん。」

岡村さんがなぜこんな事を言っているかといいますと、第8回放送でチコちゃんが「今後、言葉が変わっていくときは毎回あの人にお願いしようかなって。」と過去何度もVTR出演されている千葉公慈住職の名前を挙げていたからですね。※詳しくはBBQ(バーベキュー)と焼肉の違いは何?の項目をご参照ください。

今回は千葉公慈住職の出番は無くちょっと寂しい感じ。

ではなぜ赤目を見せることが「やだよ」という意味になったんでしょうか?

「自分で調べたら?」とあっかんべーの沖村先生。

ナレーション「あっかんべーと雑に返されたので、こちらも雑にネットを叩いて調べてみることにしました。」

キーボードを打つスタッフさんの手元は適当。というか雑。

「あっかんべー はじまり」でGoogle検索。雑なのでひらがなw

そこで発見したのが「山姥と金太郎 髪結い あかんべい」という1880年頃、江戸時代の浮世絵の一枚。

少年があっかんべーをしているのですが、

チコちゃん「日村や日村。バナナマンや!」

岡村「バナナマンちゃうよ。」

確かにちょっと似てますw

ということはあっかんべーは江戸時代には既にあったということですね。

さらに遡って調べると博多の神社にも。

雑に調べてますので「あっかんべー れきし」でGoogle検索。また全部ひらがなw

安土桃山時代に豊臣秀吉が造った社殿が今も残る櫛田神社。

そこには風神があっかんべーをする姿が。

雷神が災いをもたらそうと風神に呼びかけた所、風神が「嫌だよ」とあっかんべーをしている光景を描いたもので防災の願いが込められているそうです。

ナレーション「安土桃山ギャグなのでしょうか。」

これでも赤目の起源は分からず終いということで、再び先生の元へ。

今度は「平安時代の書物にヒントが隠されています。」とのこと。

しかしここでも「あっかんべー」とこれ以上の話は聞けず。いい加減にしなさいw

「あっかんべー へいあんじだい」で雑に検索。

ナレーション「平安時代を雑な調べ方で対抗」どこに対抗してるんだw

ここで登場したのが大鏡。平安時代の説話集で最古の写本は重要文化財に指定されているほど貴重な資料です。

その中の一文には「めかこうして 稚児をおどせ」というものが。

これは「目を赤くして子供を脅す」という意味のようです。

岡村「怖いやん。ちょっと。」

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つまり赤い目を見せる事は脅しの意味があったんですね。

これに関して奈良で約1300年続く世界文化遺産のお寺である元興寺(がんごうじ)を訪ねます。

奈良時代に作られた国宝・五重小塔。他にも聖徳太子立像など500円払えば貴重なお宝が拝めます。

実は元興寺は鬼伝説で有名な「鬼寺」としても知られていて、奈良時代に出没した鬼を寺の法師が退治したという言い伝えが残っています。

その退治した方法と言うのが、恐ろしい形相をして退治したというもの。

悪いものを追い払うために赤目をむいて、あっかんべーをするのがルーツだったというわけですね。

ナレーション「先生の雑なヒントでここまでたどり着けました。ありがとうございます。」

また、舌を出す理由については「べー」が「べろ」と勘違いされて舌を出すようになったと言われているそうです。

ということで結論。

「あっかんべー」とは赤目

あっかんべーは出来るの?という沖森先生の質問には、

チコちゃん「私は最新のテクノロジー駆使してるから、どんな顔にでもなるわよ。行くわよ?あっかんべー!」

岡村「なってる!」

しっかり赤目の部分も再現されてあっかんべー。

岡村「しかもめっちゃ怖いあっかんべー。笑」

ここで塚原愛アナから補足情報。

べろを出すということで有名なアインシュタインの写真が登場。

生真面目であまり人前で笑わないアインシュタインがカメラマンの「笑って」というリクエストにおどけて応えたのがあの有名な写真。

心理学の先生、渋谷昌三さんによると舌を見せる行為は普段見せない部分を相手に見せるということで「親愛」の意味もあるとのこと。

チコちゃん「何か漫才師の人でね。デビュー当時にね。舌を出して宣材写真撮っている人がいたわよ?この人ね?」

岡村「わっ。珍しいんちゃいます?吉本の中でも舌出してる宣材写真って。」

チコちゃん「無いんじゃないの?ほとんど。怒られなかった・・・らしいわよ。」

こちらがその写真。チコちゃんに叱られる!木村祐一23歳当時の宣材写真

ここでミニコーナーのにらめっこ。

「にらめっこしましょ。あっぷっぷ!」のチコちゃんのかけ声の後に、チコちゃんが丸メガネの食い倒れ人形風にチェンジ。

今回も2問目の後に差し込まれていますね。

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チコちゃんの疑問その3

 「くすぐったい」って何?

笑いながらスタートするチコちゃん。久しぶりのパターン。

岡村さんも一緒に乗って爆笑してます。

岡村「先週ぐらいから始めてみました。私も。」

チコちゃん「ありがと。」

3問目は母性本能をくすぐるステキな人ってだーれ?という指名。

岡村さんが自ら立候補。

チコちゃんに「母性本能をくすぐってもらいましょう」と促されて前に出され、目をつぶって両手を挙げさせられます。

チコちゃん「そのまま。ちょっとそのままよ?色々思い出して。矢部と出会った頃の事とか思い出しながら。待ってて。」

岡村さんの相方の矢部さんの名前が出たのは番組初ですね。

ここでシレッと「北斗さん、岡村さんの脇下をくすぐってください」というカンペを取り出すチコちゃん。

北斗さんは抜き足差し足で後ろから近づき、思いっ切りコチョコチョ。

岡村「おあー!ハハハハハハ!」「何のコーナー?これ?」「最後の方リンパ、ゴリゴリされたけど。」

くすぐったかったという感想ですが、

ここでチコちゃんの疑問は、

くすぐったいってなーに?

岡村「あのー。すごい昔。」

チコちゃん「すごい昔。氷河期?」

氷河期に誘い込もうとするチコちゃんですが、その誘惑を振り払って「お祭り説」を展開する岡村さん。

くすぐったい祭りと言ったところで万事休す。

「はい。ボーっと生きてんじゃねーよ!」でお叱り。

街角インタビューでも羽根を使ってくすぐってみます。

というわけで、チコちゃんの答えは、

虫対策

解説は桜美林大学で皮膚感覚の研究をしている山口創先生。

このくすぐったい感覚と言うのは天敵から身を守る重要な防衛本能だそう。

その天敵とは「虫」。

実は地球上で人間を最も殺している生物が虫。つまり人類最大の天敵。特に「蚊」。

そこで蚊のような害虫が皮膚にとまった時に感じる不快な感覚をくすぐったりと感じるようになったわけです。

この検証のため兵庫県赤穂市にあるアース製薬にスタッフさんが向かいます。そこには蚊の飼育室があり、常時約5万匹の蚊が飼育されているそう。

現在でも年間83万人が蚊が媒介するマラリアやジカ熱によって命を落としているというデータもあり、蚊は人類にとっての天敵中の天敵。

蚊と言えば「かゆい」というイメージが先行しますが、くすぐったいとは?

ということで番組ディレクターが実験に挑みます。

ヒトスジシマカが1000匹入った透明な箱に腕を入れます。30cm近く突っ込むことに。

意を決して手を差し入れますが4秒程でギブアップ。

ディレクター「くすぐったいかも・・・」という感想。

実験台にされた池ヶ谷実希ディレクターは「確かにあの時、皮膚にふわっとしたくすぐったい感じがしました。」という証言。

BGMは「金田一少年の事件簿」ですね。

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くすぐったいという感覚はこの虫が皮膚に止まるのを察知する不快さだったんですね。

そして、くすぐったいと身をよじって逃げようとするのが防衛反応。

ここでVTRに登場したのがZERO1のプロレスラー、田中将斗選手。

北斗「田中だ。」

街頭インタビュー同様に、羽根でくすぐりますが「やめろ!やめろって!」と即座に手で払われます。

テロップでは「※機嫌の悪いプロレスラーをくすぐるときは注意しましょう。」

さらに羽根で攻撃していると手首をひねられて倒されるスタッフさん。

それはさておき、くすぐったい場所とくすぐったくない場所があるのはなぜでしょう?

実はくすぐったい部位というのは主に皮膚の表面近くに動脈が通っていて、自律神経が集中している場所。

例として、耳、脇下、膝裏、首筋、手の甲、足などですね。

BGMはTBS系で放送中のドラマ「ブラックペアン」。放送中の他局の曲が使われるのは珍しいですね。

言い換えれば急所。守るべき大事な部位なんですね。

実際にくすぐったいと感じているのは脳なので脳はストレス反応を示します。

それが脳の体性感覚野(たいせいかんかくや)という部分。

ここに伝達された不快であるという感覚によってストレス反応が出て、防衛行動に出るという流れですね。

では自分で自分をくすぐっても大してくすぐったく感じないのはなぜでしょうか?

これは予測できない動きに対して脳が敏感に反応するため、予測が出来る自分の行動ではくすぐったく感じないというのがその理由。

ということで結論。

「くすぐったい」とは虫対策

日頃からくすぐり合って感覚を敏感にしておくことが大事というアドバイスの山口先生。

最後に「こちょこちょ~」と攻撃。

チコちゃん「ちょっともうくすぐったい。ヤメてよー。はいOK!」あっさりしたリアクションw

ちなみに親子など親しい関係であれば心地よいスキンシップとして働くそう。

最後に大袈裟な証言VTRの事を謝りなさいと言うチコちゃん。

池ヶ谷ディレクター「申し訳ありませんでした。」

最後に注釈。

これまでアリストテレスなどの歴史上の賢人たちも取り組んできた研究テーマだそうで、そのメカニズムは解明されていない点も多いそう。

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略さないで言ってみよう!のコーナー

今回の放送から突然始まったミニコーナーが「略さないで言ってみよう!のコーナー」。

岡村「何それ急に!」

チコちゃん「気の向くままに大人のみなさんに問題を出す新コーナー」だそうです。

普段何気なく使っている省略された言葉を、略さず正式に書くというのがその主旨。

ここでVTR。

よく居酒屋さんの会計時の光景。

「じゃあワリカンで」というセリフが出てきたところで、VTRストップ。

チコちゃん「ワリカン」

悩む解答者の3人ですが、手元のスケッチブックに解答を書きます。「漢字で」という指定。

岡村「割勘状」

安田「割勘定」

北斗「割かんじょう」丸をして定の文字。

解答が出揃ったところで、

「ボーっと生きてんじゃねーよ!」とお叱り。

チコちゃん「正解は割前勘定」

一人前、二人前の前という説明のチコちゃん。

前は分け前や何人前などの分量や金額を表し、割前とは割り当てる金額という意味だそうです。

岡村「絶対みんな知らんくせに!代表で俺ら恥かいてるだけやからな!」と恨み節。

チコちゃんの疑問その4

 なぜ花にはいろいろな色があるの?

さて、ミニコーナーの流れでそのまま4問目の指名。

お花が似合うステキな大人だと思う人、手を挙げて?という問いかけ。

安田さん、北斗さん共に手を挙げます。

今日は黒い花柄の衣装を着ている北斗さんに「カラスですか?それ」と岡村さんw

ここで既に正解を出して調子が良さそうということで安田さんに解答者を任せてみることに。

花の色について尋ねるチコちゃんですが、

ここでチコちゃんの疑問、

どうして花にはいろいろな色があるの?

「かわいいねって言われてたいから。」ぶりっ子気味の安田さんw

チコちゃん「はあ?」

岡村「急にアホみたいな答え言う!」

チコちゃん「あっそう。アホみたいに生きてんじゃねーよ!」

叱るバージョンが変わったチコちゃん「バージョン変わりしたわよ。」と言っていますw

初のパターンですね。

千葉市美浜区でインタビュー。

「チコちゃんに叱られる」を見たことがあるという方もインタビューを受けますが「叱られちゃうね。」と答えられなかった様子。

ということでチコちゃんの答えは、

花によって虫の好みがバラバラだから

解説は国立総合研究大学院大学の蟻川謙太郎教授。名前は蟻ですが蝶の研究をされている方です。

どうやって昆虫や鳥を花におびき寄せるかという植物側の戦略の一つが花に色を付けることだそう。

そもそも植物は蜜を求めてやってくる虫などに花粉を運んでもらい受粉します。受粉すると種が出来て子孫を残すことができます。

花たちは色を使って虫たちにアピールしているんですね。

「この色の花に蜜がある」ということを宣伝しているわけです。

ではなぜ多種多様にカラフルになる必要があるのでしょうか?

それは昆虫によって色の見え方が全く違うから。

例えばミツバチには赤が認識できない代わりに黄色や白色が認識できるため、それらの色の花に集まりやすいのです。

他に、アゲハチョウは赤が見えるために赤い花に集まりやすくなっています。

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さらに効率よく引き寄せるために驚くべき進化も遂げている花も存在していて、

花の色が途中で変わるという植物も。

例えばハコネウツギ。

白かった花が後に赤に変化。

受粉を境に色が変わるのですが、受粉できていない白色の花を目立たせることで虫を効率よく呼び寄せているとされています。

とここまで色の話をしてきましたが、実は虫たちは私たち人間とは色の見え方自体が違うんですね。

虫たちの目には人間の目には無い紫外線のセンサーが備わっています。

紫外線は太陽の光に含まれていますが人間には見えない光。

紫外線が映せる特殊なカメラで花を見てみると白い花は水色に。

赤い花は紫色に。

さらに自然界には紫外線が作る模様も沢山あり、人間には黄色い単色の花の色に見えていても、虫たちには花の中心部だけ黒く見えてくっきりとした模様が浮かび上がったり。

これは蜜のありかをよりピンポイントで教えるためだと言われています。

このようにカラフルな花の色は人間の為にあるわけではないんですね。

ということで結論。

花にいろいろな色があるのは花によって虫の好みがバラバラだから

一緒にアゲハチョウになって花を見てみたいね。という蟻川先生ですが、

「サナギの時は不安だから守ってね。」という返答のチコちゃん。

ここで安田さんのプロポーズ記念日についてチコちゃんが質問。

安田「3月9日がプロポーズ記念日で3月14日が、」

チコちゃん「いちいち言わなくていいんだよ。」途中でカットのチコちゃんw

お花をもらったそうですが「どんな花?」という質問にはは「え、なんやったかな。」とお忘れの様子の安田さん。

スイー?とチコちゃんにヒントをもらって「スイートピー」と安田さん。

チコちゃん「ちなみにスイートピーの花言葉は「門出」や「思い出」ってのもあるけど「別れ」もあるから気をつけてね。」

最後はチクリと刺して「ひだまりの縁側で・・・コーナー」へ。

ひだまりの縁側で・・・コーナー

ここで視聴者からのお手紙を紹介するコーナー。

キョエちゃんから手紙を抜き取る岡村さんですが、今日はちょっと余韻が長め。

チコちゃん「おおー。元気。」

今回紹介されたおたよりはちゃんと「来年 定年退職を迎える五歳です」という自己紹介文。

国語の先生で授業中に「チコちゃんに叱られる」の話題を出したところ、生徒数名から「見た!」という反応があったそう。

そして見ていない生徒に「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と伝えたそう。

チコちゃん「素晴らしい!先生大丈夫?それ。」

また、スマホのスタンプが配信中という情報を生徒から教えてもらってすぐにスタンプをゲットしたとのこと。

スタンプについてはコチラで詳しくご紹介しております。

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先生からのおたよりということで学生時代に先生に言われたことについての2人のトーク。

岡村さんは小学校時代にマル虫(ダンゴムシ)を握ったまま同級生に「虫歯あるか?診たるわ。口開けてみい。」と言って口を開けた所にマル虫を放り込んだ事で先生にこっぴどく叱られたというエピソード。

「虫が毒を持っていたらどうするつもりやったんや!」と怒られたようですね。

チコちゃんはあくまで聞いた話という設定で、

高校の卒業式で校長先生が「桜で咲くよりも梅で咲け」という言葉を言っていたそう。

これは「人知れずひっそりと梅のように咲いて、長く咲きなさい。」という教訓がそこにあったようですね。

あくまで「誰かが言ってた話」だそう。

岡村「『高校の』って言うから。笑」

ここで学生時代の社会の先生のものまねを披露する岡村さん。

四股を踏むように膝を曲げて股を開いて黒板に板書をするのが定番スタイルで「オタワにオッタワ」というダジャレを決める時に上半身だけひねって振り向くという動きをしていたそう。

最後は「他の教科の先生からもおたより待ってます。」とのこと。

ということで回答のまとめ。

チコちゃん「生徒の心に残る言葉をかけてあげてくださいね。」

ナレーション「ご意見、お悩み相談、チコちゃんにやって欲しいこと、どしどしお寄せください。」

キョエちゃん「バカー。」

でエンディング。

おたよりでは「チコちゃんにやって欲しいこと」も引き続き募集しているそう。

また、次回放送は

6月22日(金) 夜7:30スタート(一部地域を除く)

6月23日(土) 朝8:15スタート

になっていますので放送時間をお間違えないように!

【NHK「チコちゃんに叱られる!」に関する全記事はこちらのリンクから。】

一覧:NHK「チコちゃんに叱られる!」

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