第11回 NHK「チコちゃんに叱られる!」遂に「半分、青い。」から永野芽郁がVTRゲストに登場!
レギュラー化されて第11回のNHK「チコちゃんに叱られる!」。今回の疑問は「酸っぱいとなぜあの顔に?」「緑なのに青信号?」「タイムマシンってあるの?」など。また、VTRゲストには「半分、青い。」から遂に永野芽郁さんが初登場。天然ボケ発言をした永野芽郁さんのおかげで番組の流れがメチャクチャになるという珍展開にも?
番組のカテゴリーは「バラエティ、クイズ」という形式ですが、番組進行役であるチコちゃん(5歳)が投げかける日常生活の疑問に解答者が答え、間違っていると番組タイトル通りチコちゃんに叱られるという形は定番。
ということで、6月22日に放送されたレギュラー第11回「チコちゃんに叱られる!」の様子を詳しく見て行く事にしましょう。
スポンサーリンク目次
出演者
【メインMC】チコちゃん(声:木村祐一)
【アシスタント】塚原愛(NHKアナウンサー)
【ナレーション】森田美由紀(NHKアナウンサー)
【レギュラー】ナインティナイン 岡村隆史
【ゲスト】YOU、ココリコ 田中直樹
【VTR】永野芽郁
チコちゃんの疑問その1
タイムマシンがないのはなぜ?
ナレーション「タイムマシンは存在するのかしないのか?その意外な答えが明かされます。」
チコちゃんと岡村さんが手をつないで入場してくるオープニングでスタート。今日はジャンプして登場。
チコちゃん「チコです。永遠の5さいです。」
かなり久しぶりの「永遠の」付き挨拶ですね。
ゲスト解答者の2人を紹介するパターンは今回は省略。
いつもの条件付きの指名ではなくヌルッと岡村さんに問いかけるチコちゃん。
いきなり「タイムマシンに乗ったことある人?」と突拍子もない質問で先制パンチ。
当然ながら「ない。」と口々に答える3人ですが、
チコちゃんの疑問は、
タイムマシンはないの?
答えに窮した所ですかさず「ボーっと生きてんじゃねーよ!」が炸裂。
すぐさまVTRに突入。何だか今日は駆け足ですね。
新橋駅のSL広場でインタビュー。
「ドラえもんがいないから」何て答えが出たりしていますが、BGMはドラえもんの「ぼくドラえもん」。
「あったまテッカテーカ」の歌詞をナレーションの森田美由紀さんが言っていますが映像にはちょっとおでこが目立つ男性の姿。ちょっとした悪意が感じられますw
とはいえチコちゃんの答えは、
タイムマシンはもうある
田中「えっウソでしょ?ないないないない。ないよチコちゃん。」
岡村「どえらいことになるで。これ放送されたら。」
解説は東京大学名誉教授、宇宙の始まりや仕組みを研究している佐藤勝彦教授。
佐藤教授「実はね。タイムマシンはもう出来てるんですよ。」
例えば「新幹線」と言う佐藤教授ですが、
YOU「何を言うてはるの・・・?」
例えば新幹線に乗って東京から博多まで約1200kmを移動したというすると10億分の1秒だけ未来に行く事になるそう。
これはアインシュタインの考えた相対性理論にその理由を求めることができます。
例として映画「猿の惑星」が挙げられますが、
宇宙探索を終えて地球に帰る途中の宇宙船がある惑星に不時着。そこは猿が人間を支配する世界だったのですが、実はそこは2000年経った未来の地球だったというお話。
映画のラストでは自由の女神の残骸を目にして驚愕する主人公の姿が印象的でしたよね。
ではなぜ彼らは2000年も未来の地球に行けたのでしょうか?
それは地球上よりも高速で移動する宇宙船の中の方がゆっくり時間が流れるからです。
これが相対性理論の基本となる考え。
スポンサーリンクまず相対性理論の前提として光の速さはどんな状況でも絶対に変わることがありません。
地球上で時計を用意して部屋内の地面から天井まで光を出してみるとします。
天井まで光が届くまでを仮に1秒としてみます。
対して、とても速い速度で動く宇宙船の中で地面から天井まで光を出してその様子を地球から見てみると、宇宙船は動いているので地球から見ると光は斜めに進んで見えます。
地球では光が天井まで届いた時点で1秒が経っていますが、宇宙船内では距離が長くなるために光がまだ天井まで届いていません。
つまり地球上での1秒は宇宙船内では長くなり、時間がゆっくりになるというわけです。
これが相対性理論の基本。
高速で動いている物体の時間は止まっている物体の時間よりゆっくり進むんですね。
猿の惑星では宇宙船内でゆっくり時間が進んだために主人公たちは若いまま。一方地球上では2000年先の未来になっていたということです。
ナレーション「これで国民の皆さんの30%は分かったと思います。」
1971年にアメリカで行われた実験では、高速で飛ぶジェット機内の時計が地上の時計よりもわずかに遅れていたという記録が残っています。
通称、ハーフェル・キーティング実験(Hafele-Keating experiment)と呼ばれる実験がそれですね。
このことから、新幹線に乗って移動している人の方が止まっている人より時間がゆっくり進んでいるんですね。
YOU「ずっと乗ってたい。」
時速285kmの新幹線に停車せずに100万年乗り続けるとしたら1秒先の未来へ行けるという計算。
もしこれが山手線だとしたら、
鶯谷(うぐいすだに)駅から乗って一周して鶯谷駅に帰ってくると、
1兆分の1秒未来の鶯谷へ行けるんですね。
ナレーション「1兆分の1秒未来の鶯谷。是非みなさんもタイムトラベルしてみてください。」
YOU「場所はええやん。どこでも。」
では、ほんのちょっと未来ではなく何百年も未来へ行くタイムマシンの実現についてですが、
そのためには光の速さにきわめて近い超高速の乗り物が必要になってきます。その乗り物の開発には100年以上かかるのは確実だそう。
ただし、別の方法でそれを実現することが出来るそう。
それが人間を粒子のように小さくするという方法。
スイス、ジュネーブ郊外の地下100mに作られている巨大なトンネル。1周およそ27km。山手線とほぼ同じ長さ(山手線は全周34.5km)のトンネル内には、
大型ハドロン衝突型加速器という装置が存在しています。
この加速器は小さな粒子を光速に近い速さで動かせる装置なので人間が小さな粒子になって加速器に入って1年過ごしたとすると、理論上は1万年後にタイムトラベルすることになります。
では小さな粒子サイズとはどの位かと言いますと、
10のマイナス13乗cmというサイズ。
岡村「そんなん聞いたことないなぁ!」
0.0000000000001cmで小数点以下に0が12個並びます。
「0」を繰り返す佐藤教授に、
YOU「壊れちゃった・・・」
チコちゃん「壊れてない!」
ということで、結論。
タイムマシンはもうある!
スポンサーリンク未来に行ったら何をしたい?と聞く佐藤教授。
チコちゃん「筒香が幸せかどうかを確認しに行きます。」
また出ました。横浜DeNAベイスターズの筒香嘉智選手を好きなタイプと公言しているチコちゃんでした。
スタジオトークでは「未来には行けるけど過去には戻れない」と指摘する岡村さん。
ここで塚原愛アナから補足。
過去に戻る方法については見つかっていないのが現状で、マイナスのスピードを持つ乗り物が存在しないために時間を戻す方法がないんですね。「過去には行けない」というのが現時点での結論。
ちなみにウサイン・ボルトが100mを世界記録の9秒58で走ると、
およそ1000兆分の6秒未来に行っているそう。
つまり、0.000000000000006秒先。小数点以下に0が14個ですね。
また、大型ハドロン衝突型加速器を「怖かった」というYOUさん。
岡村「何を研究してるの?どうなってるのあれは?」
チコちゃん「分かんない。チコ。なんかちょっと仮眠取りたい。」
目をつぶってヨダレを垂らすチコちゃんw
久しぶりに眠気で逃げるチコちゃんでした。
オープニング
ここで改めてオープニング。
おなじみのカリキュラマシーンのテーマがオープニングテーマ。
スポンサーリンクチコちゃんの疑問その2
信号の緑色をなぜ青信号という?
2問目はお酒の量は守れないけど法律だけはきっちり守りますって人はだーれ?というチコちゃんの問いかけ。
無言でYOUさんに振る岡村さん。
チコちゃん「FAIRCHILD(フェアチャイルド)のおばちゃんでございます。」YOUさんが所属していたバンド名ですね。活動時期は1988年から1993年となっています。
YOU「FAIRCHILDは言わない。」指でしーっと言うポーズ。語りたくない過去のようですねw
「止まれは赤、注意は黄色、じゃあ進めは?」と問いかけるチコちゃんに恐る恐る「あ、青。」と答えるYOUさん。
YOU「チコちゃん。陥れようとしてる。」
この指摘にはおとぼけフェイスのチコちゃん。
「ホントに青?」と聞くチコちゃんには「ぶっちゃけ緑っすね。」と返答するYOUさん。
ここで、チコちゃんの疑問、
信号の緑色をなぜ青信号という?
YOU「多分なんか、政治がらみでしょうね。当時の与党がもう、言い張ったんじゃないですか?」
当然こんな答えだと「ボーっと生きてんじゃねーよ!」とお叱り。
YOU「すいませーん。チコ先生。」
岡村「先生?5才やからね。」
近くに寄ってくるチコちゃんの顔をペタペタと触れるYOUさん。
岡村「撫でても何もないよ?」
チコちゃん「あんまり触るとね、ちょっとコンピューターグラフィックスがやりにくくなるやめて。」
田中「気をつけてください!」
チコちゃん「ココリコボンバー分かる?」※正確にはココリコボンバーズですね。
田中「デビューして2年で(ボンバーズ)取りましたから。それ。」
実は今でこそ「ココリコ」のコンビ名で知られていますが、元々はココリコボンバーズ(1992年にデビュー)だったんですよね。
ここで岡村さんは「青色が出せなかった」という理由を提唱。
岡村「当時の野党の方が・・・与党?」
さてその真相は?
ここでVTRでは、
ナレーション「青と言えばこの人にも聞いてみました。」
「半分、青い。」主演の永野芽郁さん。
永野「信号の進めは青。」「赤の反対だから?」
岡村「この人もなかなかよ。」天然ボケキャラというのを分かった上での岡村さんの発言w
永野「赤の反対って白か?あれっ?赤の反対ってなーに?青じゃないの?」
ナレーション「青の意味を理解していない様子の主演女優。」そんな言い方w
そしてチコちゃんの答えは、
新聞が青と報じてしまったから
ビックリ顔のYOUさん。
チコちゃん「何その顔?」
スポンサーリンク解説は東北大学の栗木一郎先生。
ナレーション「青と緑のネクタイでやる気満々です。」
元々、赤・黄・緑の3色は人間が色を区別するのに感度が良い組み合わせとのこと。
そのため、ブラジル、アメリカ、中国、フランスなどなど信号の色は世界共通。
これは国際照明委員会によって規定されたものだそうです。
しかし、日本だけが「青」と呼んでいるそう。
番組で声をかけた外国人のみなさんは信号の色をみな「Green(緑色)」と答えています。
オーストラリア、アメリカ、フィリピン、イタリア、タイ、コロンビア、ロシア、メキシコ、アルゼンチン、インド、エクアドル、アラブ首長国連邦など20か国全てが「Green」を連呼。
英語だと「グリーンライト」なので当然こうなりますよね。
ではなぜ日本だけが?という疑問についてですが、
日本で一番最初に信号機が設置された時にそれを報じた新聞記事が青信号と報じたことがキッカケと言われているそう。
日本で最初に設置された第一号信号機は東京日比谷に。遡る事1930年のことでした。
そのニュースを伝える新聞記事には「青、黄、赤」の文字が。
当時の写真では色が分からないということでチコちゃんに叱られるのCGチームに写真のカラー復元を依頼。
チコちゃん「みんな頑張ってー。」
岡村「このチームなんや。」
しかし、問題が。
実は当時の写真の使用料は29,160円というお値段。すき焼き5名様コースと同じぐらいの料金のために断念。
代わりに信号機製造メーカー、京三製作所に頼み込んで同じ時代の信号機の写真を無料で提供してもらうことに成功。
チコちゃん「グッジョブ!」
改めて現在の色彩復元技術を駆使してカラー復元。
映像に紹介されたのはCGデザイナーの伊佐早さつきさんという女性。
復元された色は現在の信号と同じように緑色。
しかし、記事に書かれた「青、黄、赤」の文字から青信号が一般に広まったんですね。
ではなぜ緑色を青と報じてしまったのでしょうか?
岡村「現場にいてなかったな?これ。」
栗木先生によるともともと日本にあった色の言葉は「白・黒・赤・青」の4種類だけだったとのこと。
岡村「あらま。」
YOU「マジで?」
大昔の日本では全ての色は「白・黒・赤・青」の4つに分類し、緑は青の中に含まれていました。
8世紀頃の万葉集には「あをやまを」という言葉が出てきますが、これは木々の緑を表してます。緑のものも青と呼んでいたんですね。
ところが10世紀始めの古今和歌集では緑の表現が出てくるようになります。
緑の語源は「みずみずしい」という言葉で新緑の若葉を表す色名だったんですね。
やがて青と緑が区別されるようになっていき、はっきり分かれたのは平安時代末期から鎌倉時代初頭にかけて。
ただ、こんな成り立ちがあるために緑色のものを青と呼び続ける日本人の慣習は根強く、
例えば、緑色の野菜は青菜と呼びますよね?緑色の虫は青虫ですよね。
ナレーション「緑色の服を着ていても『青山テルマ』」
岡村「これ関係ない。笑」
テロップでは「本人の許可を得てふざけています。」という表示。
チコちゃん「許可を得てます。」
まあこんなこともあって緑色の信号の色も青と報じてしまったのではないかと言われています。
ナレーション「まさに日本人が招いた曖昧さの結果。言うなれば緑という色は『半分、青い。』のです。」
スポンサーリンクということで永野芽郁さんが再登場。
緑色なのに青と呼ぶ日本語がいかに多いか実感していただくクイズに挑戦してもらうことに。
青りんごの写真を見せられて「○りんご」を答えるというのが第一問ですが、
永野「どういうこと?緑りんご。」
岡村「なかなかなのよ。天然っていうか。」
その後は青のり、青空と連続正解。青空だけは青いですけどね。
永野「あっは。最初の青か。」青りんごの過ちに気付いたみたいですねw
その後も、青汁、青々とした緑と正解。確かに緑なのに青と表現する日本語は多いですよね。
そして最後は
「半分、○○。」
の出題。
永野「半分、青い!」これは即答で正解。良かった良かった。
これでスタッフさんは退散。
永野「え?それだけ!?ウソでしょ?帰るのそれで?」
ナレーション「全部青と答えてもらうつもりだったのに・・・」
「緑りんご」の珍解答を繰り返しプレイバックされる永野さんw
ナレーション「完全に青とは答えずやっぱり半分、青かった。」
ということで結論。
信号の緑色を青信号というのは新聞が青と報じてしまったから
青と緑どっちが好き?という栗木先生の質問には、
チコちゃん「緑りんごー!」
スポンサーリンクここでチコちゃんから補足。
実は岡村さんが言っていた「青信号にする技術が当時なかった」という答えも当たらずと言えども遠からずだったというフォロー。
岡村「おっ!半分、・・・上手いこといかれへん。着地が出来ませんでした。」
田中「半分、正解。でいいんじゃないですか?」
「半分、青い。」で文字っていたので何とか青いでひっかけたかったという岡村さんでした。
チコちゃん「じゃあ、半分、愛ちゃん。から補足情報です。」
そんな紹介の塚原愛アナから補足情報は、当時の技術で青色にすると色が暗くなりすぎたために緑色にしたという事情もあったそうです。
世界基準だと緑色なのに日本だけ青なので「変えません?」と提案するYOUさん。確かに海外の人からするとちょっとひっかかりますよね。
ここでミニコーナーのにらめっこ。
「にらめっこしましょ。あっぷっぷ!」のチコちゃんのかけ声の後に、チコちゃんが力士風の表情を披露。額には「どすこい」の文字。
今回も2問目の後ですね。
チコちゃんの疑問その3
なぜ酸っぱいとあの顔(口をすぼめる顔)になる?
3問目は味の違いが分かるかっこいい大人ってだーれ?という指名。
YOUさんが静かに立候補しますが、岡村さんも「テレビでええもん食べてる」と主張。
日本テレビの「ぐるナイ」内の人気コーナー「ゴチになります!」は定番のグルメ番組になりましたよね。
ということで岡村さんが挙手をして立候補。
とここで、おすそ分けということでスタジオに梅干しが登場。
チコちゃんがお取り寄せしているという酸っぱい梅干しだそうです。
YOU「うわー。フェアチャイルドすっぱい。」
田中「うわ。ボンバーすっぱい。」
2人して何言ってんだかw
すっぱい梅干しを口にして顔をしかめる3人ですが、
ここでチコちゃんの疑問は、
なぜすっぱいとこの顔になるの?
YOU「えー。何で?怖い怖い怖い。」
チコちゃん「チャイルドすっぱいもさっきの顔やってみて?ちょっと怖いわよあなた。」
ここでリンパ説を唱える岡村さん。
でも「リンパのせい?ボーっと生きてんじゃねーよ!」でお叱り。
何らかの体の組織を言ってお茶を濁そうとすることにダメ出しのチコちゃん。
スポンサーリンクVTRでは「わからなーい」という小さなお子さん。
ナレーション「いいのよ。子どもなんだから。」優しいナレーションw
というわけで、チコちゃんの答えは、
毒だと思っているから
解説は味覚の研究をしている日本女子大学の宮本武典教授。
人間には「酸っぱいもの=毒のようなもの」という感覚があるとのこと。
この代表が腐ったもの。
そもそも酸味を感じるのは腐ったものを食べないようにするためなんですね。
これは赤ちゃんの時から本能的に備わっているもので、赤ちゃんはエネルギー源になる甘味やうま味に対しては好意的な態度で、対して酸っぱいものには拒否する態度を示すんですね。
子どもが甘いもの好きなのはこんな理由から来ているわけです。
酸っぱさを感じたときに反射的に口をすぼめるような顔をして口の周りの筋肉を収縮させ、唾液の分泌を促進しているそう。
口の中には唾液を出す唾液腺が器官が複数存在していますが、例えば顎の下(顎と喉の境目あたり)を指で押さえると唾液腺が刺激されて唾液が多く分泌されます。
ちなみに多い人だと一日の唾液量は1.5Lにもなるとのこと。
唾液にはいろんな働きがあり、口の中を潤して滑りを良くすることで万が一、毒になるようなものを口にした時にとっさに吐き出せるようになっているそう。
また、唾液は弱アルカリ性のために酸を中和する効果もあり、その他にもある程度の抗菌作用もあるそう。
酸っぱいと口をすぼめる顔になるのは唾液の力を使うために備わった防衛本能なんですね。
では、本来毒として扱われるような酸っぱいものを好んで食べるのか?という疑問についてですが、
我々、人間は長い歴史の中で食べても安全な酸っぱい食べ物を見つけ出したり、体に良いと言われる酸っぱいものを作り出したりしてきたことで学習してきたんですね。
岡村「食い意地がすごい。」
さらに酸っぱいものを食べて唾液がたくさん出ると、食欲を増してより沢山美味しく食べられるという効果も。
YOU「いや。強欲~。」
ということで結論。
酸っぱいとあの顔になってしまうのは毒だと思っているから
スポンサーリンク唐揚げにレモンをかけることについて問われたチコちゃんは「とりあえずかけるというのはちょっと嫌いかな。」と返答。
酸っぱいものを好んで食べるのは人間だけという事実に「恥ずかしい」というYOUさん。
「何でも食べようとしている食い意地がすごい。」と岡村さん。
「強欲すぎてヤダ。」と田中さん。
チコちゃんは「お口直し」について意見があるようで、
「シェフはちょっとムカついてるらしいわよ?『何でワシの料理に口直しが入るんだ!』みたいな。」「そういうシェフを2人知っています。」
岡村「チコちゃんどこでご飯食べてるの?」
チコちゃんの疑問その4
なぜハトは地面を突っついている?
4問目はハトが寄って来そうな平和を愛する人ってだーれ?という指名。
YOU「私じゃないです。」いきなり辞退w
逆にイメージの無い人で勝負ということでYOUさんが答えることに。
ハトは公園で何をしている?というチコちゃんの問いかけ。
YOU「何か食べてますね。あの人たち。」人じゃないですけどねw
ハトの動きを実演するようにYOUさんにリクエストのチコちゃん。
「地面を突っついてるハト」という描写が出てきた所でチコちゃんの疑問、
なぜハトは地面をつっついている?
YOU「虫的な。ゴミ的な。」
最終的に導き出した答えは、とりあえずつっついて食べ物ならラッキー的な考えというYOUさん。
当然ながら「ボーっと生きてんじゃねーよ!」
ということでチコちゃんの答えは、
石を食べているから
YOU「え゛ぇ~~~~。」大袈裟なリアクションw
チコちゃん「いいわねぇ。YOUちゃん。」
解説は小鳥の専門病院の院長、池谷真樹獣医師。
「さすがチコちゃん!ハトの事も詳しんだね。」と褒められたチコちゃんは「るるっふぅっ!」とハト風に返答。
ハトが石を食べるのは食べ物を消化するためなんですね。
スポンサーリンク確認のために近くの公園に向いますが、ハトが警戒しているせいか、なかなか撮影できず。
急に差し込まれる鳩時計の映像。
岡村「何や今の?」
チコちゃん「ジングル」
放送局によって表現が異なりますが、ラジオ番組のCM間のつなぎなどに流れる短い音声などをジングルやサウンドステッカー(SS)、アタックなんて表現をしますね。
ここでスタッフさんが向かったのは静岡県沼津市。先ほどは埼玉県川口市でしたからかなりの移動です。
そこで待っていたのは杉村進さんという方。
手で形を作って笛代わりにしてハトを呼び寄せられるという特技の持ち主。
演奏するのは「鳩」ポッポッポー♪から始まる有名な曲ですね。
なぜか防波堤のような場所にコルクボードを敷いて小さな石ころをばらまき、固定カメラをセットして待ち構えます。
しかし突然の大雨が。
びしょ濡れで演奏しつづける杉村さん。
YOU「もういいです。」
雨が続いているため一時中断。杉村さんもあきらめ気味。
そうこうしていると急に晴れ間が。
奇跡的に雨が上がったために再チャレンジの杉村さん。
すると数十羽のハトたちが大集合。
YOU「すごっ!」
そしてハトがカメラに近づいていきます。しかし、風にあおられたコルクボードにびっくりしたのか飛び去ってしまうハト。
岡村「アンラッキーや。」
警戒してしまったハトたちが飛び立って行った所で撮影断念。
ここでまた鳩時計のジングル。
ナレーション「汗をかいて番組を作ることに疲れた我々は、テレビマンの誇りを捨て、最近巷で流行中の安易な番組作りに走り、動画サイトであっさり発見。」
ちょっといやらしい笑顔のスタッフさんw
映像では鳩が石をのみ込んでいますね。
また、ペット用のハトさんにご協力いただいて胃の中をレントゲン撮影。
ハトは2mmほどのサイズの石を好んでのみ込むそうです。
鳥には歯が無いので種などを丸飲みしますが、石が歯の役割をして細かく砕いて消化しやすくしているというわけです。
この石の事を胃石(いせき)と言います。
ではなぜ石を食べるようになったのでしょうか?
実は鳥の祖先である恐竜には鋭い歯があったのですが、進化する過程で体が小さくなっていき、地面で食べ物を噛んでいる間に他の動物から狙われるようになりました。
その対策としてエサを丸飲みして移動しながら胃の中の石で細かく砕くことを選んだと言われています。
- 飛びやすくするために歯を捨てて小さくなった
- 飛びながら消化できる
という2つのメリットがあるということで「一石二鳥」と表現する池谷院長。
チコちゃん「上手い!」
スポンサーリンクということで結論。
ハトが地面をつっついているのは石を食べるため
「8月10日はハトの日ですが、チコちゃんの記念日はいつですか?」と池谷院長。
チコちゃん「先生が『チコちゃんの記念日はいつ?』と聞いたから、今日のこの日がチコの記念日。」
岡村「サラダみたいに。」
俵万智さんのサラダ記念日の歌集は有名ですよね。
「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日
この一節は特に有名。
ここで実は田中さんが答えを知っていたんではないかという疑惑が持ち上がります。
動物番組をやっていたり、田中さんは動物にかなり詳しいんですよね。
田中「ペンギンとかも確か鳥だから。」
岡村「知ってたんや?だから田中は。」
YOU「知ってたんですね。」
田中「何ですか。何ですか?それ。」
テロップでは「忖度!?」の表示w
岡村「何でボンバーせぇへんかったの?」何それw
YOUさんが答える雰囲気だったから黙っていたという弁明の田中さん。
YOU「えっ。私のせい?」
3人でもめ出して不穏な空気になったので「子どもの前でケンカすんのやめて」とチコちゃん。
謎のおまけVTR
さて、本来なら4問目の疑問が終わった時点で「ひだまりの縁側で・・・コーナー」に行くところですが、
ナレーション「安易な番組作りを反省した私たちはハトが石を飲む映像を撮りたいという情熱を取り戻し、向かったのはNHK放送技術研究所。」
いつもであればスタジオで見守る出演者のワイプ映像が表示されますがこのVTRでは無し。
動きの速いものを撮りたいというリクエストで新機能デバイス研究部の上級研究員である大竹浩さんが出してきたのは、
HS-106、通称:ウルトラハイスピードカメラ
ハイスピードカメラでは撮影できない100万分の1秒を撮影出来るという最新機器。
BGMはサンダーバードですね。
公園で撮影開始しますが、なかなかそのチャンスは訪れず。
手持無沙汰のスタッフさんは「世界最強かもしれないカメラ」で色々なものを撮ることに。
- 近くの噴水
- かわいかった犬
- AD鈴木の今日の生活費
- 昼食のカップラーメン
何撮ってんだw
スポンサーリンク生活費は小銭。カップラーメンはカバーで隠されていましたが日清カップヌードルのシーフードヌードルでしたね。NHKなのでカバーされてます。
さて、そんな暇つぶしはさておき、
確かにハトが小石を食べる映像をキャッチ。
テロップ「これからも誠心誠意、番組作りに励んでまいります。」
ナレーション「HS-106。次はどんな映像を見せてくれるのでしょうか?」
ひだまりの縁側で・・・コーナー
ここで視聴者からのお手紙を紹介するコーナー。
今日もキョエちゃんから手紙を抜き取る岡村さんですが、今日は羽ばたきがかなり短め。
今回紹介されたおたよりは「ペンネーム:チョコ 5才」という自己紹介文。
視力が悪くて小学3年生からメガネをかけている現在、中学1年生だそう。
チコちゃん「あれ?5才・・・5才・・・中1の5才のチョコちゃん。」
視力を良くするためにはどうしたらいいの?というお悩み相談みたいですね。
最後にチコちゃんは視力は良いですか?という質問も。
「視力はすごくいいの」というチコちゃん。
でっかいお目目は黒目がちだそう。
ここで専門家からの受け売り情報。
東京医科歯科大学 臨床教授の梶田雅義先生の監修。
近視は遺伝に強く左右されるそうで、効果的な方法については現時点ではないそう。
一応、近視の進行を抑える方法としては近い距離を長く見続けないことや暗い所で近い距離を見ないこと、近くを見ている時は10分間に1~2秒遠くを見るという対策があるそう。
ただ、メガネ自体には好印象の2人。
VTRを見ている時に実はメガネをかけたいという願望を語る岡村さん。そうすることで「賢く見える」そう。
岡村「一つのファッションアイテムとして使ってみたらいかがでしょう?」「なんて事を言いながら。笑」
おたより募集では「募集してまーす!チコにやって欲しい事とかもね。募集中でーす!」というチコちゃんのコメント。
これは当HPでも繰り返し触れていましたが、おたよりが採用されるためにはチコちゃんへのリクエストが今は狙い目かもしれませんね。
ということで回答のまとめ。
チコちゃん「メガネを楽しもう。」
岡村「メガネは知的に見えてすてきだよ。」
ナレーション「皆さまからのおたよりお待ちしております。」
キョエちゃん「バカー。」
でエンディング。
次回放送は
6月29日(金) 夜7:57スタート(一部地域を除く)
6月30日(土) 朝8:15スタート
になっていますね。
【NHK「チコちゃんに叱られる!」に関する全記事はこちらのリンクから。】