第1回 NHK「沼にハマってきいてみた」ってどんな番組?10代がハマる趣味の世界をサバンナ高橋、桜井日奈子が探究
NHKで放送スタートの「沼にハマってきいてみた」。その第1回が18年7月23日に放送されましたね。10代がハマった趣味の世界、通称「沼」について番組MCの桜井日奈子さんとサバンナ高橋さんが生放送で探究していくというもの。
第1回放送では「声優沼」「牛沼」がテーマ。
「声優沼」ではNHKでシーズン3が放送開始したアニメ「進撃の巨人」に出演されている声優さんたちが豪華出演。
後半の「牛沼」では桜井日奈子さんが北海道ロケで牛の世界に大ハマり。
というわけでどんな展開になったのか詳しく見ていきましょう。
スポンサーリンク番組概要
NHKの公式ページに掲載されている番組説明については以下のような紹介文となっていますね。
大好きでドハマりしてしまった趣味のことを、ネットの世界では「沼」と呼ぶ。これは、アイドル・スポーツ・音楽など「ある沼にハマった」若者たちが主人公の番組。それぞれの沼には、どんな哲学や魅力があるのか?多種多様な青春を謳歌する10代の世界を深掘りする。MCを務めるのは、“岡山の奇跡”の愛称で、今人気急上昇中の女優・桜井日奈子さんと、お笑い芸人・サバンナの高橋茂雄さん。若者のディープな世界にふたりがどう切り込んでいくのか?
出演者
- 【司会】高橋茂雄、桜井日奈子、安部みちこ
- 【ゲスト】石川由依
- 【VTR出演】梶裕貴
- 【語り】桐谷蝶々
第1回放送 番組概要
2018年7月23日 NHK Eテレ 18:55~19:25
沼にハマってきいてみた▽進撃の巨人声優も登場!声優沼と牛沼にハマる若者たち
「進撃の巨人」ミカサ役・石川由依が登場!あの名言を生アフレコ!エレン役・梶裕貴のインタビューも!“岡山の奇跡”桜井日奈子は北海道で牛沼のディープな世界に迫る!
とある趣味に熱中し「沼にハマった」若者たちが主人公の番組。「進撃の巨人」ミカサ役・石川由依をゲストに迎え、声優沼の世界を深掘り!
声だけで登場人物になりきるスゴ技の秘密を石川が生アフレコで解説!梶裕貴、宮野真守、小野賢章ら人気声優の意外な活動の魅力にも迫る!
さらに番組MC・桜井日奈子が北海道で牛沼にハマる!母牛と子牛の知られざるドラマに感動!声優沼と牛沼にハマった若者のディープな世界に迫る!
オープニング
初回放送は18:55からスタートですが、その直前にあおりで短い番宣が放送されていますね。よくある「このあとすぐ!」みたいな感じです。
番組冒頭ではアニメ「進撃の巨人」についての紹介。
10代のなりたい職業でも上位という声優のお仕事。全国で声優志望者の数は30万人以上とも言われているそうです。
そんな10代のインタビューでは「心がピョンピョンします。」という謎のフレーズも。
というわけで番組スタート。左上に「LIVE」とバッチリ表示されていますので生放送開始ですね。
番組への感想を#NHK沼でツイートするとリアルタイムに紹介されるようですね。
MCの2人の挨拶ですが、桜井日奈子さんの声が大き目w
他の番組で見かける時もちょっと不思議ちゃん系というか天然っぽい感じなので、いつもこんな雰囲気なんでしょうね。
番組セットはカラフルな森の中にある沼という設定。
円形状のくぼみの中に席が用意されていますね。
桜井「最近若い人の間では、何かにハマることを「沼にハマる」って言ってるんですよ。」
高橋「なるほど。なるほど。」
桜井「若い人の間では。」
高橋「僕も言いますよ?若い人だけじゃない!僕も言いますよ。なに、僕を外に出そうとしてるんですか。」※サバンナ高橋さんは1976年1月28日生まれなので現在42歳ですね。
スポンサーリンクまた、スタジオには「声優沼ハマったさん」と称して実際に声優沼にハマっている10代のゲストさんたちも。今回は、あいりさん、りいなさん、みねしまくんの3名。
生放送の一般参加でいきなりMCと横並びの席って結構チャレンジングですよね。
そして、本日のゲスト紹介。
進撃の巨人では主人公エレンの幼なじみでヒロイン役。
普段は口数の少ないクールな女性キャラ、ミカサ・アッカーマンを演じている声優の石川由依さんがゲストですね。
大木の幹に付いたドアを開けてスタジオ生登場。
高橋「ハマったさん達のリアクションが僕たちを見る時と全然違います。」
ファンレターをいただくことはあっても、実際に声優沼にハマっている人たちについてはあまり感じることはないという石川さん。
ここでツイッターの募集告知。告知はアシスタント的な役割の安部みちこアナから。
今日のツイートテーマは「声優沼の魅力」や「ミカサの名ゼリフ」などなど、
ツイートの要件は70字以内という制限ですね。
ツイート以外では番組HPの投稿フォームからも受け付けているようです。
魅力その1「声の演技」
告知後は安部アナから沼テーマの発表。
・魅力その1 「声の演技」
このテーマについて、ハマったさんの1人、りいなさんに振る高橋さん。
声が低めで渋い声ですね。
りいなさんはアニメ「天元突破グレンラガン」でロシウ・アダイ役を演じた斎賀みつきさんが女性でありながら少年の役を演じ、作品中で徐々に青年に成長していく様を声で演技する斎賀みつきさんに感銘を受けたそう。
高橋「りいなちゃんももう男性のキャラクターいけそうな。今テレビを見てるアニメ関係者どうですか?みたいな。」
本人は「お願いします」と言っているように、生放送でも落ち着いてますね。
ここで声優の「声の演技」についてのインタビューで上がった項目について安部アナから大型ボードで紹介。
- 感情表現がうまい
- 歌って踊れる
- 男性が女性役、女性が男性役を演じられる
- いくつになっても声が若い
- 子どもから大人まで演じ分けられる
- キャラクターの声で歌える
- たった1本のマイクで距離感を表現できる
- アドリブシーンにすぐ対応できる
- 何でも出せる7色ボイス
この中で一番寄せられた意見として多かったのが「感情表現がうまい」だったそう。
石川「体を使えないので、いかに声で感情を入れ込めるかって所は頑張りどころですね。」
生アフレコ披露
高橋「石川さん、ほんでね。たまたまよ。こんなことがあっていいのか。たまたまホラっ!そこに。アフレコ用のマイクがあるんですよ。たまたま。」
石川「たまたま?」
高橋「石川さん、どうにかやっていただけないでしょうか?日奈子ちゃん頼んでくれ~。」
桜井「おねげぇしますだぁ~。」
両手を合わせて懇願する桜井さんw
石川さんも快諾ということで生アフレコを披露することに。
演じていただくシーンはシーズン1から。絶望する兵士たちを鼓舞するミカサ。
「できる」「私は・・・強い・・・」「あなたたちより強い・・・すごく強い!」「ので 私はあそこの巨人どもを蹴散らすことができる」「例えば・・・一人でも」「あなたたちは腕が立たないばかりか・・・臆病で腰抜けだ・・・」「とても・・・残念だ ここで指をくわえたりしてればいい・・・くわえて見てろ」「できなければ・・・死ぬだけ」「でも・・・勝てば生きる・・・」「戦わなければ勝てない・・・」
1分ほどのシーンでこれだけのセリフを生アフレコする石川さん。
最後は「心臓を捧げよ」の敬礼ポーズでドヤ顔w
MCのサバンナ高橋さんと桜井さんも心臓を捧げてますね。
桜井「ちょっと口開いちゃいましたね。感動しちゃった。」
高橋「僕、声優沼にハマってなかったんですけど、むちゃくちゃ鳥肌立ってる。」
このシーンでは巨人たちに囲まれて追い詰められて兵士たちにミカサが発破をかけるシーンということもあって、
あまり引っ張っていくタイプではないミカサが自分の中にある言葉を必死に探して、あえて棒読み感を意識しながら感情の揺らぎも表現していると石川さん。
高橋「思わず全員、心臓を捧げてましたよ。」
スポンサーリンクセリフのない演技
ここでハマったさんから質問。
いきなり「8話の時」と細かい質問をし出すあいりさん。
高橋「すごい細かいこと聞いてる。笑」
戸惑う表情の桜井さんw
質問は言葉ではない息をのむ演技についてですね。
桜井「エクスクラメーションマーク的な事ですか?」
正式名で言う桜井さんw
通称びっくりマーク「!」は感嘆符とも言いますよね。英語だとexclamation mark (またはpoint)。
「スタッフさんにVTR用意してもらったんでぇ。VTRどうぞ!」とあいりさん。
MC役そっちのけで進行するハマったさん。なんかみんな慣れてますね。
シーズン1第8話。死んだハズの主人公エレンが生きていたことに気付くミカサが息をのんで、エレンの元に駆け寄り抱きしめるというシーン。最後は涙を流しますが、この間にセリフらしいセリフは一切出てきません。
桜井「息の使い方とか、つまり具合で全部表現されちゃってる。あれだけ見ても伝わってきましたから、やっぱりプロだなって思いますよね。」
この演技について監督の指示はどの位含まれるのかという高橋さんの質問には、
テスト段階で石川さん自身が考えた演技を監督からOKをもらって本番でも演じているそうです。
視聴者リクエスト
とここで突然の鐘の音。
高橋「何や!」
視聴者からリクエストの多かったミカサの名ゼリフについて実際に石川さんが生披露することに。
「マフラーを巻いてくれてありがとう」
冒頭の「私に」はありませんでしたが名ゼリフ披露でした。
ハマったさん達の活動
感極まって様子でテンパるハマったさんですが、実は高橋さんが声を褒めたりいなさんは第6回国際声優コンテスト「声優魂」で準グランプリに輝いた実力の持ち主。
コチラがその詳細を伝えるページ:第六回国際声優コンテスト「声優魂」 受賞発表!!
その他のハマったさんも声優学校で学んでいたり、高校の声優部に所属していたりだそうです。
とここで声優部の活動の様子をVTRでチェック。やっぱりMC2人を尻目に進行。
高橋「なんでVTR勝手にふんねぇーん!」
長野県にある松本国際高校の声優部。
創部8年目で部員は37人。プロの声優志望の学生が集まっているようですね。
割り箸を口にはさんで滑舌のトレーニングや、腹式呼吸のトレーニングで腹筋運動を行ったりと声優の養成所で行っているメニューを取り入れているようです。
他にもインターネットラジオの収録・配信などの活動も。
こういった部活動は全国で徐々に増えているそうです。
また、東京アナウンス学院のVTRも。
授業を受けるみねしまくんの姿。
殺陣の練習、ボーカル、ダンスなどなど。さらにコント実習、西洋占星術、ゲーム実況研究に至るまで授業内容は多岐に渡ります。
2.5次元ミュージカル(漫画やアニメ、ゲームなどを原作・原案としたミュージカル作品)なども広まっているので殺陣の練習も声優さんの大切なお仕事の一つとなっているんですね。
スポンサーリンク魅力その2「マルチな才能」
マルチに活躍する声優さんとして、水樹奈々さん、宮野真守さん、小野賢章さんなどが紹介される中、VTRゲストとして登場したのが進撃の巨人の主人公エレン役を演じる梶裕貴さん。
マルチな活動の理由として、様々な場面でのお仕事を通してそれを声のお芝居にフィードバックしたいと語る梶さん。
また、声優の魅力を多くの人に伝えるために人前にも積極的に立って行きたいとのこと。
スタジオの石川さんはこれからの声優業では声の演技以外もしっかりこなしていくのが常識になっていくという意見。
ということで声優沼についてはこの辺で。30分の番組放送中20分が声優沼についてでしたね。
牛沼
声優沼の流れからでしょうか?漫画「銀の匙」の紹介からスタート。
この漫画は農業高校を舞台にしているということもあって「酪農」について描かれる機会が多いですよね。
ということで2つめの沼は「牛沼」
ゲストの牛沼ハマったさん達は北海道で酪農を勉強中のみなさん。
高橋さんは牛乳が苦手ということでちょっと引き気味。
ただ、ハマったさんの1人も牛乳は苦手で飲めないそう。
また、牛に触れる機会もあまりないと続けてイチャモンをつける高橋さんですが、
桜井さんが事あるごとにカットインw
その流れでVTRに進行する櫻井さん。北海道にロケに行ったようですね。
高橋「手の平で泳がされている。」
ロケの感想についてテレビのリモコンのdボタンで番組参加できるようですね。
ロケでは背中に牛マークが入ったピンクのつなぎ姿の桜井さん。
想像以上の牛の大きさに少々驚き気味。
まず紹介されたのは「ミッシー」という名前の牛。奇跡の牛という紹介。
実はミッシーは2016年北海道ホルスタインナショナルショウでグランドチャンピオンに輝いた経歴を持つチャンピオン牛。
ここで「美しさの理由は?」と突然クイズ。
正解は大きなお腹の牛というのがポイント。
大きなお腹は胃が大きいという意味なので美しい牛とされているそうです。胃袋が大きければそれだけ沢山の牛乳を生産出来るそう。
また、真っ直ぐな背中もポイントで優雅で美しいとされて高い評価が得られるそう。
岡山の奇跡という紹介の桜井さんが帯広の奇跡ミッシーと2ショット写真を撮影。
続いては子牛の授乳に挑む桜井さん。首を抱えてペットボトルサイズの哺乳瓶を口にやりますが、結構手慣れた手つき。
桜井「めっちゃなめられとるぅ~。ああ。吸われとるぅ~。ああ~。」
子牛に足をペロペロ舐められて悶える桜井さんでしたw
ここで子牛について意外な事実。
母牛のミルクは商品として売られていくので子牛が飲んでいるミルクは実は粉ミルク。母親のミルクを飲むのは最初の生後5日間だけなのだそう。
母牛と子牛は離れ離れに飼育されるのですが、母親の母乳を吸うクセがしっかりついているので子牛に指を差しだすとチュウチュウと吸い出すそう。
ちょっとさびしいエピソードに「いとおしく思う」と桜井さん。
スポンサーリンク続いて向かったのはハマったさんの3人が通っている帯広畜産大学。
酪農研究サークルのメンバーと合流しますが、そこには地元で作られたという乳製品がズラリ。
ラクレットチーズを試食する桜井さん。
桜井「言っていいですか?美味い!!」
噛めば噛むほど鼻に抜けるコクだそう。
ここでチーズと牛乳のちょっとした豆知識。
チーズを食べた後に牛乳を飲むとなぜかすごく甘く感じるとのこと。
これを聞いた桜井さんは「えー!いただきますっ!」と早速牛乳を一口。
「うん!うん!うん!甘い!すごい甘い!びっくり!」と一気にテンションアップ。
VTRが終わってスタジオトークに戻ると、すっかり牛沼にハマってしまったという桜井さん。
また、牛の魅力として牛の生活サイクルの中で生産される牛乳を人間が飲むとプロセスでは無駄が発生しないというものがあるそう。
人間が口にすることのない牧草を牛が食べることで、人間が口にする牛乳に変換してくれているんですね。
声優沼から引き続きゲストの石川さんは牛乳好きで、いつか乳搾り体験もしてみたいそう。牛沼に興味津々の様子ですね。
ここで鐘の音。
リモコンのdボタンを押した後に決定ボタンを連打すると「いいね!」が投票出来て、その結果によってスペシャル動画が公開されるとの事。
連打されればされるほど画面に牛マークが溜まっていっていますね。
3元中継で牛ゲージ、桜井さんの北海道ロケ映像、スタジオの様子の3画面構成。
ロケ映像をツッコむ高橋さんですが「2日間頑張ったんですよ!」と猛アピールの桜井さん。
何だこれはw
そう言っているうちに牛沼がいっぱいになったようで「モーハマった!」の文字が。
高橋「何だよー!とにかく牛いいね!で盛り上がってまーす!」
スペシャル動画は桜井さんのロケ未公開シーンと梶裕貴さんのメッセージだそう。
なぜか「卵焼き」への熱い思いを語る桜井さんの映像や梶裕貴の声優の目指す人たちへのメッセージが公開されていますね。
【「沼にハマってきいてみた」に関する全記事はこちらのリンクから】