第3回 NHK「沼にハマってきいてみた」ってどんな番組?アンチ派も登場してチョコミントについて語り合う その歴史も紹介
NHK「沼にハマってきいてみた」の第3回が18年7月30日に放送。今回のテーマは「チョコミント沼」ですが、アンチ派というパンサーの向井さんも登場してこれまでの番組テイストとは若干違ったものに。
というわけでどんな展開になったのか詳しく見ていきましょう。
スポンサーリンク番組概要
NHKの公式ページに掲載されている番組説明については以下のような紹介文となっていますね。
大好きでドハマりしてしまった趣味のことを、ネットの世界では「沼」と呼ぶ。これは、アイドル・スポーツ・音楽など「ある沼にハマった」若者たちが主人公の番組。それぞれの沼には、どんな哲学や魅力があるのか?多種多様な青春を謳歌する10代の世界を深掘りする。MCを務めるのは、“岡山の奇跡”の愛称で、今人気急上昇中の女優・桜井日奈子さんと、お笑い芸人・サバンナの高橋茂雄さん。若者のディープな世界にふたりがどう切り込んでいくのか?
出演者
- 【司会】高橋茂雄、桜井日奈子
- 【ゲスト】パンサー 向井慧
- 【出演】うしくろ、みっくす
- 【語り】小野寺一歩
第2回放送 番組概要
2018年7月30日 NHK Eテレ 18:55~19:25
沼にハマってきいてみた「チョコミント!“甘くてスースー”の底知れぬ魅力!」
とある趣味にハマり人生が変わった人々を紹介する番組第3回。今年大流行!「チョコミント」にハマった若者続々登場!SNSに同人誌、韓国も取材!思わずハマる!
大流行の「チョコミント」にハマッた若者たちが続々登場!SNS投稿に、ミント愛のつぶやきなどそのハマリっぷりを大公開!
そして、フォロワー数5万人!「チョコミント大学生」こと、うしくろくんのオリジナルスイーツ作りに密着!鮮やかなミント色を出す神業に迫る。
また、「歯磨き粉みたいで嫌い」というパンサー向井さん率いるアンチ派とのバトルも!さらに、チョコミントの“聖地”を訪ね、うしくろくんが韓国へ!
スポンサーリンクオープニング
番組冒頭では、
ヘンデル(Handel)作曲のメサイア(Messiah)からハレルヤコーラスが流れる中、小さな沼の穴から様々なチョコミント関連のグッズが登場するという演出。
ということで第3回のテーマは「チョコミント沼」ですね。
高橋さんはチョコミントで30分出来るか不安な様子ですが、桜井さんはチョコミント好きだそう。
桜井「沼で言ったらこれ位浸かってるぐらいですね。」
高橋「半身浴してますのん?」
腰ぐらいまで浸かっちゃってると言う桜井さん。
ここで第2回同様のオープニングムービー。
ムービー終わりには、
ナレーション「まずはこちらをお聞きください。」
前に出た桜井さんにピンスポットが当たり、
桜井「終電を逃した。財布を見たら130円入っていた。」「Googleが家まで徒歩で6時間だと教えてくれた。」「近くのコンビニに駆け込んでチョコミントをほおばった。」と朗読。
高橋「何の時間これ?」
一礼して戻っていく桜井さん。
高橋「シュール過ぎやしませんか?」
この一文は今日登場するハマったさんが写真つきでSNSに投稿したものだそう。
そう言うのはハマったさんのホリくん。大学1年生だそう。
実体験だそうですが、こういう文章は若気の至りで書きがちですね。
大学ではチョコミント研究会を主宰しているそう。メンバーは26人ぐらい。
学園祭でチョコミントアイスのお店を出すのが最終目標とのこと。
高橋「なかなか小ぶりな・・・笑」
確かに26人もメンバーがいればすぐ実現しそうですけどね。
スポンサーリンクコンビニでは?
ここでVTRへ。
登場したのはチョコミントの妖精という自己紹介の「チョコミー」
ミントカラーの牛で緑のマント姿。左手にチョコミントのソフトクリームを持っていますね。
チョコミーが向かったのはファミリーマート。
お菓子コーナーにはチョコミントの特集棚が。
小枝、LOOK、DARS、BAKE、カントリーマアムなどなど。
さらにアイスコーナーにもチョコミントコーナーのような一角も。
ドリンクコーナーにも少しあるようですね。
総勢14種類のチョコミントラインナップ。
BGMはふゆのどうぶつえん – 「チョコミントクレイジーサマーガールズライオットラブ」ですかね。
新曲チョコミントクレイジーサマーガールズライオットラブ長いけど覚えてね
7/14の新グッズ!ふゆどうタオルをサビでみんなでふりましょう✊ pic.twitter.com/TY71Mev2fu
— ふゆのどうぶつえん (@fuyunodoubutuen) July 3, 2018
インターネットやSNSで「チョコミント党」という呼称も広まってきているというトレンドを踏まえてマーケティングしていると語るのは開発担当の守屋省吾さん。※チョコミン党の呼び名もあるようで、番組内でも混在して使われているようです。
守屋さんが手がけたチョコミント味のフラッペは大人気に。リピート率断トツの人気商品だそう。
当然ながら守屋さん自身もチョコミント党。
チョコミントの知名度アップに貢献できたことに満足だそう。
VTR終わりには、
もう一人のハマったさんである なーこさんが清涼感のあるお菓子はチョコミントが唯一じゃないかという意見。
今回は画面向かって左側にハマったさんが位置するという座り位置。今までは右側でしたね。
ということでスタジオに用意されたチョコミント味のお菓子を試食してみる事に。
ホリくんのおすすめは小枝チョコ。
高橋「俺 チョコミント党入れるかもしれん。」
感想ではチョコが前面に来てミント具合は薄めで食べやすいとのこと。
スポンサーリンクアンチ派登場
と、ここで沼の外でテーブルを囲むグループが。
「やっぱチョコミントは無いね~。チョコミント党入りたいと思わないでしょ?」「思わないです。」といった会話。
高橋「何でしょう?このきっかけ待ちの会話みたいな。笑。アンチチョコミント的な?」
向井「アンチチョコミントだし、アンチ“ホリ”になってるかも。」
沼に入ってきたのは向井さん率いるアンチチョコミント軍団3名。
画面向かって右側に座ります。アンチの存在が出てくるのは今回が初ということを考慮した座り位置だったんですね。
アンチ派の意見ではチョコミントに何を求めているのかが理解不能だそう。
高校3年生のゆうみさんは甘さならチョコだけ、すっきり感ならミントだけで良く、合わせてはいけないとのこと。
これに対してホリくんは「甘くて爽やかな適当さ」というチョコミント同好会のテーマを主張。
2つの味の融合と説明していますがそのままw
高橋「どうですか?このふんわりしたプレゼンは。」
向井「全然来ないんですけど。笑」
ハマった神降臨
ここでさらなる沼の深さを伝えるべく、桜井さんのきっかけセリフ。
桜井「神カモン!」
高橋「神カモン?」
このパターンは初なので高橋さんが戸惑うのも無理はないですよねw
大樹の扉を開いて出てきたのは“ハマった神”こと うしくろくんとみっくすさん。
高橋「なにもんや?」
うしくろくんのSNSフォロワー数は5万人だそう。ボードで紹介するのは桜井さんが担当。
職業を聞かれると、
うしくろ「いま、大学2年生です。」
なんてかわいらしい声w
高橋「かわいい声!」
高校生時代からチョコミントの情報をSNSで発信する活動をしていたそうで大手お菓子メーカーからも注目の的だそう。
ハマったさんのホリくん、なーこさんも当然ながらフォロー済み。会えて嬉しいようですね。
手を合わせて拝むホリくん。
高橋「神って仏の?」
ボードで紹介が続きますが、まずはうしくろくん手作りのチョコミントスイーツの数々。
なーこさんもチョコミントスイーツを作るそうですがそのきっかけがうしくろくんだそう。
「ビジュアルのかわいさはもちろん?」とアンチ派に振る高橋さん。
アンチ派のしぇみみさん(大学2年生)やゆうみさんはかわいさは認めてもやはり“味が問題”という意見。
高橋「2人はもううしくろくんをフォローしようと思てると思う。」
向井「待てよ!」
スポンサーリンクまた、うしくろくんはチョコミントの撮影時にはこだわりがあるそうで、それは、
「午前中の自然光で」
人工の光と自然光で撮られた写真を比べると一目瞭然。
高橋さんや向井さんは同じものなのか疑うほど。
続いてはうしくろくんのチョコミントスイーツ作りの誕生の現場についての密着VTR。
桜井「VTRハマった!ハマった!」
両腕を交互に振るようなジェスチャー。
高橋「かわいいな。」
VTRのうしくろくんはミント色のシャツにチョコカラーのエプロン姿。
レシピは、クリームチーズ・グラニュー糖・卵・生クリームをミキサーで混ぜ、謎の液体を投入。
液体の正体はミントオイルだそう。
手で仰ぐとミントの香りを感じて後からチーズの香りがするバランスがベストだそう。
次に投入したのはミント色をつける青の着色料。
色が強すぎると美味しそうに見えないのでバランスが大事だそう。
そうして出来上がったのはチョコミントチーズケーキ。
スタジオで試食してみると、
先ほどの小枝よりもミント感が強いそう。
桜井「抜ける清涼感が強いです。」
ミント→チーズ→ミントの順で感じるという高橋さんは「これで良かったですか?うしくろ様。」と神にお伺いを立ててますw
対して、アンチ派の向井さんは「ごめん・・・ない」と否定。
高橋「今、テレビを観てるチョコミン党のみなさんが、向井の事をSNSでディスり始めました。」
向井「それだけはやめてください。」
続いてしぇみみさん、ゆうみさんも口にしますがちょっと微妙な表情。
すると突然、
桜井「おいしー!!」
大声を出す桜井さんw
向井「そんな無茶なやり方ある?」
高橋「我慢できへんようなった?」
完全な力技でごまかそうとする桜井さんでしたw
ただやはりアンチ派は普通のチーズケーキがが良かったとのこと。
これにはうしくろくんは、「悲しいですけど、僕も嫌いな食べ物はあるので。」とコメント。
高橋「ほら。アンチにも優しい。笑」
スポンサーリンクハマった神 みっくす
ここからはみっくすさんの紹介。
チョコミントに関する同人誌を作成しているそう。
さらにチョコミント星人というキャラクターを創作してコスプレ衣装まで。
向井「今んとこコッチは引いてます。」
そして「THE CHOC-MINT」というタイトルの空想映画の原案も作っているそうで、宣伝用のポスターやチラシも用意済みだそう。
高橋「えっどういうこと?」
好きが高じてそこまでいってしまったようですが、チョコミントの味わって楽しんで、見て楽しんでという面をアピールしたいそう。
まずは見た目からということでこういった活動をしているようですね。
チョコミントの歴史
ここでチョコミーが再登場。
チョコミントと言えばあのアイスだよね?ということでサーティワンアイスクリームに取材。
取材に応じてくれたのは副社長の安斎正明さん。勤続36年だそう。
日本人とチョコミントの出会いについてよく知る人物。
元々はアメリカのチェーン店で日本1号店がオープンしたのは1974年のこと。
チョコミントアイスも日本に上陸。
当時の日本ではアイスクリームといえばバニラ・ストロベリー・チョコの3種類がせいぜいだったそう。
そこにアメリカから渡ってきたのがチョコミント。
当時のお客さんにとってはカラフルなチョコミントアイスは衝撃的だったとのこと。
むしろミント自体も日本ではなじみのないもので当時は「ハッカ」という言葉で表現していたそう。
実際に当時の商品説明には、
スーッとするハッカの味のアイスクリームにチョコレートのスライスがほろにがく・・・おとなの味
という説明書き。
スポンサーリンクさらにひとくち試食サービスで積極的に味を紹介。
すると、
当時のナンバーワンで、なんと意外なことにバニラよりも人気になったそう。
ではチョコミントがなぜ人気になったのか?については、
1974年頃の時代背景を考えると、アメリカのファストフードがどんどん日本に入ってきた時代で、その中でチョコミントはアメリカ文化の象徴のような捉え方をされたのが要因ではないかとのこと。
日本人にとってはとても斬新で、話題や流行の的となったために広まったそう。
VTR終わりには、サーティワンアイスクリームにまつわる思い出を話す向井さん。
ダブルを注文して1つのカップに入れてもらい彼女と2人で食べようとした時に、チョコミントを頼もうとする彼女に対して、アイス同士の接している面が気になるから別々にしようと提案した所、ケンカに発展してしまったそう。
高橋「今の話で衝撃的やったんは、なんと器の小さい人間なんだって。」
向井「そんな攻め方すんのやめてください。笑」
これにはアンチ派の2人も気持ちは分かるとのこと。
好きな人はチョコミントをやけにすすめてくると「騙されたと思って食べてみ?」と関西弁で再現するゆうみさんですが、
高橋「何やねん!そのすすめてくる奴は必ず関西人みたいな。」
さて、再度チョコミーが登場して、ここからはチョコミントの歴史についてのVTR。
1918年にアメリカであるミント味のチョコが発売されたのがその起源。
番組内では名前は上がりませんでしたが、Frangoのミントチョコがその元祖と言われています。
番組で紹介されたのはロゴが消された以下のパッケージのものでしたね。
画像はFrango公式HP「Milk Mint」の商品紹介ページから
アメリカ産のミントオイルを使っていて、材料・作り方など100年前と同じように作られているそう。
Frangoでは1918年にミントチョコの製法について特許を取得しているようですね。
スタジオでは、
桜井「食べたいだろう~~?」
とニヤニヤ顔でハマったさんとハマった神に問いかける悪魔のような桜井さんw
桜井「ということでみなさん食べてみましょう!」
一口食べた高橋さんは、「食べてみ?」と一言。
向井「出たよ~!」
関西弁ですすめるのを再現w
高橋さん曰くミント成分が控えめだそう。
一口食べた向井さんも「食べてみ?」と言っていますが、「ちょうどいいかも。」という感想。
スポンサーリンクチョコミントの聖地へ
試食後はうしくろくんがどうしても行ってみたい所というチョコミントの聖地が紹介されます。
これだけの情報だと「全く知らないです。」と言うホリくん。
「おい!研究会!」とツッコみを入れられていますw
VTRはうしくろくんの自撮り風の画からのスタート。
やって来たのは韓国。韓国は初体験のようですね。
ソウル市弘大(ホンデ)エリアは流行の発信地のような場所。
そこにあったのはチョコミントの聖地「MINT HEIM(ミントハイム)」
入口を入ってすぐの排水溝もミントカラーで食いつくうしくろくん。
このVTRがテレビ初公開だそう。
「MINT HEIM」は2016年にオープンしたミントスイーツ専門店。味はもちろん、見た目もかわいいとSNSで話題になり、海外からのお客さんも多数で、この日も日本人観光客の姿も。
ケーキを一口食べたうしくろくんはじっくりと堪能した後で「おいしいです。」と一言。
高橋「6文字出すのになんぼ時間かかってんねん。」
色合いの青みが強くて食べ物感が薄く、模型やインテリアのような印象でも食感はとても柔らかいそう。
他のスポンジケーキを食べてみるとスポンジに何かしみ込ませているような味を感じ取ったうしくろくん。
お店のマネージャーさんノ・ヨンソクさんに詳しい話を聞いてみると、チョコレートのスポンジにもミントの風味をさりげなくつけているとのこと。
「よっぽどのマニアでないと普通のお客さんなら気づかないポイント」とノ・ヨンソクさん。さすがの神。
お客さんに自らインタビューするうしくろくんですが、お客さんもミントカラーの服だったりですね。
ホン・ユジンさんというお客さんは自身のブログでもミントスイーツの情報をアップしているそう。
韓国のハマったさんですね。
チョコミントを好きな点について「ストレスがパーッとなくなる所が好き」とコメント。
「ストレスがパッ」と言っているのが聞き取れますね。
これにはスタジオの桜井さんも反応。「ストレスがパーは日本語でしたね。今。」
本業は小説家でチョコミントを食べるといいアイディアが浮かぶそう。さらにミント色が好きで洋服や持ち物もミント色で揃えるほど。
好きな色を聞かれるうしくろくんですが、薄めのミントカラーが好きだそう。
もはやミントの中でどの色が好きかという話になっていますねw
完璧のミントカラーを探すのは難しいという話題までも。
ユジンさんも合流してうしくろくんが向かったのは地下鉄。
そこにあったのはミントカラーの髪色をしたアーティストが写ったポスター。
これはSechs Kiesのイ・ジェジンさんのポスターのようですね。
「19790713」という数字が書いてありましたが、これはイ・ジェジンさんの誕生日で、韓国ではアーティストや芸能人の誕生日に地下鉄の広告でお祝いする文化があるそう。私設のファンクラブ(ペンカフェ)などでお金を出し合って掲載してもらうんだとか。現在ではあまり芸能活動はされていないようですがペンカフェは活動しているようですね。
さて、話が脱線しましたが本題に戻ると。
この人もチョコミント好き?と聞くうしくろくん。でもさすがにそれは違うみたいです。
その後2人はお互いの国のチョコミントスイーツやドリンクでチョコミントパーティー。
ジャイアントカプリコのミント味に食いつくユジンさん。アイスの形をしたお菓子を初めて見たそう。
カプリコの断面の写真を見せるうしくろくん。中身がどうなっているかをユジンさんも気になっていた様子。
初対面でもすぐに共通の話題で盛り上がれて「チョコミントは国境を越えました」とうしくろくん。
最後は2人して「チョコミント万歳!」
スポンサーリンクシュールなエンディング
VTR終わりにはチョコミントを好きな人に好感が持てるようになったという向井さんの意見。アンチ派の2人も同じようですね。
そして最後にホリくんからチョコミントへの愛を語ってもらうことに。
あれ?冒頭の桜井さんみたいな感じです。
ピンスポットで、
「君を愛する者の中には君はアイドルであると語るものも少なくはない。しかしそういった熱狂的なファンがいる一方で『歯磨き粉の味がする』という理由で君を拒絶してしまう人もしばしば。だがそこで叫ばれる痛烈な批判も含めて全てが君の良さだと思う。僕が君にひかれた理由はここにあるに違いない。」
高橋「シュール過ぎるわっ!!」「シュールの極み2018。」
番組HPではうしくろくんオリジナルのチョコミントチーズケーキの詳しい作り方をWEB限定動画として公開中だそう。
【「沼にハマってきいてみた」に関する全記事はこちらのリンクから】