第23回 NHK「チコちゃんに叱られる!」まさか次回は出張キョエちゃんの企画が決定?
10月5日の第23回放送では珍しくレギュラー第3回以来となるチコちゃんの疑問が3問のみという番組構成。高いところでムズムズするのはなぜ?の疑問でかなり撮れ高を稼いだせいもありますが、「NHK たぶんこうだったんじゃないか劇場(TKG)」もあったりと一ネタの内容が濃かった放送回ですね。
そしてひだまりの縁側で・・・コーナーではキョエちゃんについての新展開が?※ホントに実現するかは不明
ということで、10月5日に放送された第23回「チコちゃんに叱られる!」の様子を詳しく見ていく事にしましょう。
ちなみにカツ丼とソースカツ丼の発祥の違いってご存知でした?
スポンサーリンク目次
出演者
【メインMC】チコちゃん(声:木村祐一)
【アシスタント】塚原愛(NHKアナウンサー)
【ナレーション】森田美由紀(NHKアナウンサー)
【レギュラー】ナインティナイン 岡村隆史
【ゲスト】鈴木紗理奈、カンニング竹山隆範
【VTR】神戸ディレクター、鶴見辰吾、つぶやきシロー
チコちゃんの疑問その1
なぜ高い所で体がムズムズする?
今日のゲストは初登場の鈴木紗理奈さんと合計3回目(1回はVTR出演)の出演となるカンニング竹山さん。解答者では第6回以来ですね。
鈴木紗理奈さんには「世界的大女優のサリナ・スズキ~!」という紹介のチコちゃん。
2017年7月に「キセキの葉書」でマドリード国際映画祭最優秀外国映画主演女優賞を受賞したんですよね。
そして、竹山さんには「中途半端一重メガネ」という紹介。
竹山「それやったけどさぁ。」
岡村「進化途中?」
メガネを外した竹山さんですが、第6回放送で出題された「なぜ一重まぶたと二重まぶたの人がいるの?」で竹山さんの一重が話題になったんですよね。
テロップでは、
※「一重まぶたは二重まぶたの進化したもの説」を以前、番組でご紹介しました。
になっていますね。
鈴木「ホンマや。中途半端や。どっちですか?もうちょいで二重です。でも。」
実はあの放送以来、会う人に「ちょっとまぶた見せてもらえますか?」と言われ続けて迷惑しているという竹山さんw
この放送後にまた言われちゃうかもしれないですね。
ここで第一問目の指名。
強そうに見えて怖がりな大人ってだーれ?
竹山さんが2人の視線を集めたので、竹山さんが解答者。
チコちゃん「竹山はよくキレるけどさ、あれはまあ芸としてさ。」
竹山「言わなくていいのよ。本気でキレてる時もあるから。ちゃんと。」
そんなキレキャラが定着している竹山さんですが実は怖がりだそう。ジェットコースターや高い所は苦手みたいですね。
バンジージャンプは絶対NGで、突然バンジージャンプを飛ぶという展開で収録(本人の記憶では群馬ロケ)が行われた際にはディレクターさんと大ゲンカしたそう。
流れるBGMは映画「仁義なき戦い」のテーマ曲。
コチラが視聴動画。
竹山「実は竹山さん飛ぶんです。みたいな事言い出したから、ふざけんじゃねぇ!んにゃろぉぉー!ってなって。」
その結果、バンジージャンプから「崖を滑る」というものに変更になったそう。キャニオニングの事ですかね。
ここで高い場所で体どうなるか?というチコちゃんの質問。
下半身がゾワゾワするという竹山さんですが、
チコちゃん「なんで?なんで高い場所で体がゾワゾワするの?」
ここでチコちゃんの疑問、
なぜ高い所で体がゾワゾワする?
「地面についていないから。安定が無いから。」という理由を言う竹山さんですが、
チコちゃん「それで?」
竹山「それで!?」
岡村「視覚的な問題じゃないの?」
チコちゃん「どういう作用でそうなるの?っつってんの。」
鈴木「作用?怖いなーこの子。」
スポンサーリンク竹山さんは苦し紛れに三半規管というキーワードを出しますが、その瞬間に、
「ボーっと生きてんじゃねーよ!」とチコちゃんからお叱り。
チコちゃん「何か適当に漢字四文字並べちゃってさぁ。」
鈴木「恥ずかしい!」
チコちゃん「三半規管ときたわさ~。えぇ?」
鈴木「・・・なんやこの5歳生意気やな・・・」
岡村「チコちゃん。小っちゃい声で(鈴木紗理奈さんが)『何や?この子?』ってずっと言ってるからね。」
チコちゃん「聞こえてる。聞こえてる。」
まずは東京タワーの展望台でウォッチング。流れるBGMはJigsaw(ジグソー) – Sky High(スカイハイ)。
コチラが視聴動画。
実はこの曲は失恋ソングなんですよね。
東京タワーでは透明な強化ガラスのスケスケ床を見下ろす(ルックダウンウィンドウ)が有名(150m)。
さらにカメラは横浜ランドマークタワーの屋上にあるヘリポートへ(296m)。
続いて向かったのは日本一のムズムズポイント。
流れるBGMはCarl Orff – O Fortuna 「Carmina Burana」、カール・オルフの「カルミナ・ブラーナ」から「O Fortuna」コーラス部分の抜粋ですね。
コチラが視聴動画。
向かったのは高さ100mを誇る茨城県 竜神大吊橋。公式HPはコチラ
日本一の高さを誇るバンジージャンプで有名ですね。100mはビル30階相当の高さ。
飛ぶ直前の感覚を取材しようとしますが「関係者以外立入禁止」で飛ぶ人以外は入れないようになっているということで、
番組の神戸(かんべ)ディレクターが実際に飛ぶことに。手にカメラを持ったままですが落ちないようにテープでぐるぐる巻きにされています。
インストラクターさんの指示でジャンプの定位置に着く神戸Dですが、位置を細かく微調整。
「そのまま。まあいいや。OK」
インストラクターさんのこのセリフが一番怖いやつですよねw
「えっ?何か妥協してない?」と思って不安感が倍増。
ジャンプ直前には息が荒くなっている様子の神戸D。それでもインストラクターさんのかなり速いテンポのカウントダウンで一気にジャンプ。
岡村「速い!速い!」「行くねぇ~。」
スポンサーリンクということでチコちゃんの答えは、
トイレに行く波 行かない波が同時に押し寄せるから
竹山「えっ・・・?」
鈴木「どういう事っ!?」
岡村「おしっことの関係性って事?」
鈴木「初めて聞いたこんな事。」
解説は九州大学大学院 講師 吉原一文さん。
体のムズムズは高所に対する恐怖に反応して、体が無意識的にコントロールしている所がせめぎ合っているとのこと。
人が高い所に登ると脳から同時に二つの指令が出されます。
まず一つ目の指令は、
危険なので逃げろ
という指令。
逃げるためには筋肉に力を集中させる必要があります。
例えばこんな反応。全力で抗う人々の視聴動画はコチラ。中国の張家界市にあるガラス製の橋、天門山のガラスの歩道です。
この時、体はあまり必要ではないトイレなどの活動を抑えようとします。その為に肛門括約筋がキュッと締まるんですね。
しかし、高い所ではもう一つの指令が。それが、
危険なので動くな
という指令。
高い所ではその場でじっとしておく方が生存の可能性が高くなるので「すくみ反応」と呼ばれる反応が出やすい場所。
この動くなという指令は「逃げろ」とは逆に筋肉から力が抜けるように作用。
そこで肛門括約筋が緩んでトイレが近くなる反応が出ます。
- 逃げろ – 筋肉が締まる→トイレに行かない
- 動くな – 筋肉が緩む→トイレに行きたい
この2つの指令が体の中で戦っている時がムズムズとした感覚の正体。
ということでカメラは開通20周年を迎えた明石海峡大橋へ。
流れるBGMはショムニのメインテーマ。コチラが視聴動画。
その橋の中でも298mの地点に向かいます。
下を見下ろした映像が映ると出演者一同はは「うわ~~!」と声を上げます。
鈴木「何ここ!!地獄や地獄。」
ここでメンテナンスのために働いている職員さんにムズムズする感覚についてインタビューしてみますが、
ピンと来ていない様子。
実際の作業現場に向かう様子もカメラに収めますが、高所恐怖症の人だと気絶しそうな光景。
海風もあるでしょうし、足場は幅1m。しかも丸いパイプの上なので足場は平らではないんですね。
ナレーション「視聴者の皆さん、ムズムズしていますか?」
岡村「ムズムズしていますか?って。笑」
鈴木「してるよ!してる!」
ちなみにトイレに行きたくなるかどうか?についても聞いてみますが「意識したことが無い」という答え。
ナレーション「これはもしかすると高さが足りないのかも?」
という事でスタッフさんが向かったのは日本一の高さを誇る東京スカイツリー。頂上までだと一気に高さが上がって634m。
東京スカイツリーでガラス清掃の仕事に従事する方にインタビュー。職場は450m超。
竹山「何これ!?」
再度「カルミナ・ブラーナ」が流れる中、カメラを外に向けるとゴンドラで作業する作業員発見。
高さ450mの位置にある天望回廊よりもちょっと上の458mで作業中。もはや8mの違いなんてどうでもいい高さですね。
ゴンドラに乗り込む瞬間は完全なる空中。
スポンサーリンクチコちゃん「これ怖いでしょ~。」
鈴木「だってロープだけでしょ?つながってんの。」
ゴンドラから身を乗り出して窓を拭く作業員。女性の方ですね。
鈴木「アカンて。降りとき!」
竹山「汚れてていいよ。別に。」
清掃員の方にムズムズする感覚について聞いてみますが、やっぱりピンと来ていないよう。トイレに行きたい事も無いそうです。
一体なぜこの方たちにはムズムズ感が無いんでしょうか?
吉原さんによると、トイレをする状況ではないという判断の元で肛門括約筋がしっかり締まっているからだそう。
高い場所に慣れた作業員の皆さんは、2つの指令のうち、
動くな – 筋肉が緩む→トイレに行きたい
という指令が弱まるそう。
筋肉が動かないと仕事になりませんからね。
肛門括約筋が締まるという説明に大変納得した様子の清掃員の方。
というわけで、
高い所でムズムズするのはトイレに行く波 行かない波が同時に押し寄せるから
一番震えた瞬間は何?と聞かれたチコちゃんは、
「VTRでちびっちゃってるし。」だそう。
岡村「大丈夫?笑」
ハズレくじを引いてしまったっぽい神戸Dは「出来れば断りたかった。」との事。
バンジージャンプのインストラクターさん達は何回も飛ばせようと声を掛けて来ていたそうですが、全力拒否したそうw
清掃員の方々は命綱となるワイヤーでゴンドラにつながれているから全く怖くないとの事。
むしろ脚立の方が怖いそうw
高所作業員はバンジージャンプが怖いのかどうか?や初めて現場に向かった時はどうだったか?なども一緒に調査してもらいたかったですよね。
ここでチコちゃんから「全然、余談だけど。」
高い所=「スカイ・ハイ」という効果音の使い方がテレビの編集ではよく見られるという話。
チコちゃん「高い所だから。それ分かんじゃん?こないだサラメシ観てたらさ。中井貴一さんの。」
NHK総合で放送されている「サラメシ」の話題へ。
チコちゃん「ファスナー会社のランチの所に行ってんのよ。そのBGMが『ジョニー・B・グッド』なのよ。何でだ?何でだ?って思って、やっと分かったんだけど。チャック・ベリーの曲なのよ。あれ誰が分かんねんっ!」
チャック会社じゃなくてあえてファスナー会社と説明しているのが憎い工夫w
片足でピョンピョンしながらギターをかき鳴らすチコちゃん。いい動きですね。
Chuck Berry(チャック・ベリー) – Johnny B. Goode(ジョニー・B・グッド)はコチラ。曲名は人名なので「Johnny, Be good.」じゃないですよ?コチラが視聴動画。
チコちゃん「まあ観てまっせ!こっちも。」
最後は高い所でムズムズするメカニズムはまだ未解明の部分も多く諸説あるという補足。
スポンサーリンクオープニング
ここで改めてオープニング。
おなじみのカリキュラマシーンのテーマがオープニングテーマ。
オープニングテーマ後にはすぐさま第二問目へ。
と行きたい所ですが、岡村さんの黄色いTシャツを見て、
「セットに同化してるやないか!」
とチコちゃん。
岡村さんは「チコちゃんがかわいらしい。」という評判が多く寄せられている状況を鑑みて、自分もかわいらしい衣装を。という注文だったそう。
ちなみに岡村さん自身もリハーサルの時点で黄色ベースのセットに同化している自分の姿には感づいていたそうw
岡村「ごめんなさい。笑」
ということえ第二問目へ。
チコちゃんの疑問その2
なぜお蕎麦屋さんにカツ丼がある?
指名は、日本料理が大好きなすてきな大人ってだーれ?
お刺身大好き人間と公言している岡村さんが自ら立候補。
先週第22回放送のひだまりの縁側で・・・コーナーでも同様の事をおっしゃっていましたよね。
チコちゃんは「おそば屋さんで頼むものは?」という質問。
せいろ、板わさ、親子丼、カツ丼という答えの岡村さん。
ここでチコちゃんの疑問、
なんでおそば屋さんにカツ丼があるの?
なかなかカツ丼が出ないので、おそば以外は?ガチッと食べたい時は?とカツ丼の答えを引き出すのにちょっと苦労したチコちゃん。岡村さんも「どのキーワードが欲しいんだろうか?」とちょっと察した様子でしたねw
岡村さんの答えは「もともと、カツ丼屋さんやねん!」
チコちゃん「えっ!?」
岡村「違う!違う!」
さらに「お蕎麦を作る過程でカツ丼を作ることがそんなに難しい事ではないのよ。工程的に。」という説明の岡村さん。
チコちゃん「何それ?笑」
岡村「チコちゃん、何それ?とか言わんといてや!笑」
改めて「ボーっと生きてんじゃねーよ!」とお叱り。
蕎麦は打って、切っての作業工程。カツは「おい!揚げとけ!」で何とかなると無茶苦茶な事を言い出す岡村さんw
確かにおそば屋さんのメニューを見てみるとカツ丼のメニューも目につきますよね。
おそば屋さんでカツ丼を食べる方にインタビューしてみますが答えは出ず。お連れの方に「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と言われちゃってる方も。初のパターンw
でもその人も「知らない。」という答え。
ここで場面が一気に切り替わって取調室での一コマ。犯人役はつぶやきシローさん。刑事役は出ました!鶴見辰吾さん。
「NHK たぶんこうだったんじゃないか劇場(TKG)」以外で登場するのは初。
岡村「またや。笑」
流れるBGMは「太陽にほえろ!」のテーマ。コチラが視聴動画。
「食うかい?」と差し出されるカツ丼。
鶴見刑事「美味いか?お前がやったんだろ?」
涙をこらえて自白するつぶやきシローさん。
ナレーション「取調室での出前は禁止されています。」
「それはさておき、チコちゃんは知っています。」のナレーションでカメラ目線になる鶴見さんとつぶやきさんw
チコちゃんの答えは、
そもそもおそば屋さんが作ったから
スポンサーリンク竹山「じゃあ岡村さんの意見はちょっと似てたって事ですよね?」
岡村「チコちゃん。またカスッたなぁ!」
チコちゃん「全然ダメよ。味付けとかにも関わってきますからね。」
解説はそば研究家で江戸ソバリエ倶楽部研究者の前島敏正さん。
服はミリタリー調である事をイジるチコちゃんw
ちなみに前島さんのおすすめのそばの食べ方は面に直接わさびを乗せていただく事。
岡村「俺もこうしてますぅ!私もこうしてます。先生。」
実はカツ丼は早稲田大学の目の前にある老舗のそば屋が元祖。
1860年頃の江戸時代に創業した三朝庵(さんちょうあん)。早稲田大学創設者の大隈重信も愛したお店と言われています。
現在は5代目店主、加藤浩志さんが切り盛り。ちなみに加藤浩志さんは東京外国語大学で中国語専攻だったそう。
翻訳家、漫画家の仕事を経て家業を継いだそうです。ということで加藤浩志さんが愛読したという中国関連本が店内に。
そこで元祖カツ丼を注文してみると、非常にシンプルな一品が登場。
一口食べて、
スタッフ「元祖って感じがしますね?やっぱり。」
岡村「嘘ついた!絶対。笑」
こだわりは?という質問には「特にない。」という答え。
お店のメニューにも、
「当店のカツ丼はこだわりカツ丼でわありません。普通のそば屋のカツ丼です。」
という文言がハッキリと明記されていますw
お客さんにいちいち説明するのが面倒だからという理由で書いちゃっているそう。それだけお客さんから同じ質問が多いんですね。
ナレーション「さすが。元祖。」
流れるBGMは天才バカボン。アニメ第2シリーズのタイトルは「元祖天才バカボン」でしたよね。
作り方を実際に見せてもらいながらコツを聞いてみますが加藤さんは、
「ないです」
とキッパリw
スタッフ「味見とかしないんですか?」
加藤さん「えっ?何で味見?」
ナレーション「やはり元祖は違います。」
岡村「この人おもしろいやん。笑。この代で閉めよう思うてんちゃう?」
※先日、閉店されました。
という悲しいテロップ表示。実は2018年7月31日に閉店、112年の歴史に幕となっています。
気を取り直して、カツ丼が誕生したのは1918年。
初代店主の加藤朝治郎さんが考案者。
ここで始まるのは「NHK たぶんこうだったんじゃないか劇場」。
「限りなく透明に近いブラウン ~カツ丼誕生秘話~」
元ネタは村上龍さんののデビュー作「限りなく透明に近いブルー」でしょうか。英語だと”Almost Transparent Blue”.
※実際のお店で撮影したため所々に今っぽさが残ってます
という断りのテロップ。
初代店主の加藤朝治郎さん役はもちろん鶴見辰吾さん。
岡村「フルに働いてくれはるから。笑」
お店は早稲田大学の学生たちで大繁盛。夜は宴会客でにぎわい。夜のお客さんのお目当ては「とんかつ」で当時は贅沢品でした。
仕出し屋さんからのとんかつで大人気。
そんなある日。
加藤朝治郎(鶴見辰吾)「今夜もとんかつでドカーンだよ!!はははは!!」
そんなセリフw
そこに駆け込んでくる、つぶやきシローさん演じるお弟子さん。
何と予約があった夜の宴会がキャンセルになってしまったとのこと。
急いで仕出し屋にとんかつの注文をキャンセルしようとしますが時すでに遅し。
弟子(つぶやきシロー)「大将!とんかつがドカーンです!」
既にとんかつはお店に届いてしまった後でした。宴会用なので大量。
スポンサーリンク途方に暮れているとある常連客が一言。
カメラが切り替わるとサングラスをかけた鶴見辰吾さんの姿。また流れ出す「太陽にほえろ!」の愛のテーマ。
先ほど登場した鶴見辰吾さんが演じた刑事が再登場。まさか「NHK たぶんこうだったんじゃないか劇場」にも入り込んでくるとはw
テロップでは「鶴見刑事」の表示。
鈴木「二役!」
竹山「さっきの刑事さん。」
鶴見刑事「そのとんかつ、たまご丼みたいに煮たら柔らかくなるんじゃないの?」「おたくの丼もの、だし汁美味いからなぁ。」
一つの画面に収まる鶴見辰吾さんが2人状態。一人四役を演じた第6回放送以来ですね。
このアドバイスを元にそばつゆにとんかつを投入。
たまごで閉じて試食してみると、
加藤朝治郎(鶴見辰吾)「・・・うまい・・・」
大きな声ではなく、あえてつぶやくように言う鶴見さん。
鈴木「ああ来るとは!」
岡村「声張らんとね。」
竹山「上手いですねぇ~。」
鈴木「あそこ私やったら張ってたなぁ。」
鶴見さんの芝居を大絶賛する3人。
そして弟子役のつぶやきシローさんも試食。
岡村「つぶやき見せろ!」
チコちゃん「溜めて~溜めて~?」
まさに一言を言う寸前でカットw
このスカしの演出に大爆笑の3人。
岡村「ちょっと溜めすぎたんやなぁ。」
とはいえ、これがカツ丼誕生の瞬間。
弟子(つぶやきシロー)「どうします?料理の名前。」
つぶやきさんの顎をグッと掴んで、
加藤朝治郎(鶴見辰吾)「決まってんだろぉ~。カツ丼よ!」カメラ目線。
弟子(つぶやきシロー)「でしょうね。」
ナレーション「ヒントをくれた常連客が刑事だったかは定かではありませんが、お客さんの思い付きで生まれたカツ丼。」
そばつゆにはかつお節が欠かせませんが、このカツオの出汁という和風の旨味がとんかつに染み込んで日本人好みの味に。
確か女子テニス選手の大坂なおみさんも是非食べたいとおっしゃってましたよね。
大量に作るそばつゆを無駄なく有効活用出来るとあって全国のおそば屋さんで広まったんですね。
というわけで、
おそば屋さんにカツ丼があるのはおそば屋さんが作ったものだから
おそば屋さんでの楽しみは?と聞かれたチコちゃんは、
演芸場の近くのそば屋に行って、噺家がしっかりそばすすってるかを見るのが楽しみだそう。
VTR中に鶴見辰吾さんの芝居をたびたび感心していたという鈴木紗理奈さん。
チコちゃん「鶴見さんもさぁ、あなたみたいな賞をもらった大女優に言われたら幸せね。」
鈴木「ちょっと止めてください!恐れ多いです。私。」
チコちゃん「目線がさ、上からのような感じがしたので付け加えておきました。」
スポンサーリンクここで塚原愛アナから補足。
今回取り上げたのはおそば屋さん由来のカツ丼でとんかつをたまごで閉じたものですが、ソースカツ丼は大正時代に早稲田にある食堂で誕生したという説が有力とのこと。
ドイツで料理修行から帰国した店主が揚げたてのカツにソースをくぐらせて白米に乗せて食べるスタイルを考案したとされているそう。※諸説あります。
ここでチコちゃんから「さらにちなみに情報なんですけど。」
鶴見辰吾さんは撮影当日に集合時間の1時間前に現場入りしてカツ丼をしっかり食してから撮影に臨んだとのこと。
竹山「すごい!役者さんだ!」
ここでミニコーナーのにらめっこ。
変顔では、公家のような格好。おちょぼ口が画面にドアップになるという演出付き。
チコちゃんの疑問その3
なぜ学校でウサギを飼う?
第三問目は冒頭から笑いで始まるチコちゃんお決まりのパターン。特番第3回の「おさい銭はどうして入れるの?」の疑問で登場した國學院大學文学部の新谷尚紀教授がその元祖。
第三問目は小学生の子どもがいるステキなお母さんってだーれ?という指名。
決め打ちの指名w
鈴木「そりゃ私・・・」
チコちゃん「私。大女優。」
鈴木「チコちゃん5歳でしょ?」「私ね。チコちゃん。結婚とかして、出産とかして、」
チコちゃん「長くなる?それ?」
鈴木「離婚とかもして、すごい人生経験とかもしてるわけ。」
チコちゃん「はいはい。ご苦労様。」
色々あった鈴木紗理奈ですが、チコちゃんよりも知っていることも多いというアピールw
岡村「それを教えたって。チコちゃんに。」「チコちゃん、今めちゃめちゃ振ってんでー。紗理奈。」
チコちゃんよりも少し年上のお子さんを育児中なので絶対に答えられると自信満々。
めちゃイケの共演者だった2人なのでこの辺の息は慣れたものですねw
ちなみに鈴木紗理奈さんの息子さんは小学3年生でイケメンと評判だそう。
ここで学校で何か飼っていた?というチコちゃんの質問。息子さんの通う学校では特に何も飼っていないようですが、鈴木紗理奈さんはウサギを飼っていたとのこと。
ここでチコちゃんの疑問は、
なんで学校でウサギを飼うの?
統計データではウサギを飼っている学校が一番多いそう。
鈴木「それはかわいいからや!」
スポンサーリンクさみしかったら死ぬと言われているというウサギの俗説を持ち出し、
鈴木「ほったらかしたら女って“すれっからし”になるよって。」
岡村「オスもいるから。笑」
チコちゃん「下品な言葉を使うな!」
すれっからしの意味としては、「擦れっ枯らし」とも書きますが、辛い人生経験を経て性格がちょっと曲がってしまった人の事を言いますね。
チコちゃん「ボーっと生きてんじゃねーよ!」「そんな教育委員会がありますか!言葉をちょっと気を付けながら喋りなさい。」
実際に東京・江戸川区 松江小学校の飼育小屋を覗いてみると「ここあ」という名前のウサギが飼育されていました。
江戸川区獣医師会のデータでは小学校で飼育される率が最も高いのがウサギだそう。飼育率は70%ほど。
学校で飼う動物のランキングでは、
- カメ 30%ほど
- 魚類 同じく30%ほど
- ニワトリ類 20%ほど
- ザリガニ 10%ほど
と続きます。
学校で生徒にウサギを飼う理由について聞くスタッフさんですが、ウサギが突然走り出したのでリードに引っ張られる生徒さんw
返って来たのは「先生が前に言ったけど、何だっけ?責任感とか?」など。
という事で先生に聞いてみますが先生も知らず。
飼育小屋には一日一愛という言葉が掲げられています。
そして気になるチコちゃんの答えは、
ちょうどいいから
岡村「出たでー!こんなん!」
竹山「それダメよ!」
チコちゃん「ちょうどいいって言うのはちょうどいいのよ。ホントに。」
鈴木「私はそんな風に言われて付き合うのとかイヤ!」
すれっからしといい色々と誤解されている様子w
解説は日本動物看護学会理事長で獣医師の桜井冨士朗先生。
ウサギを学校で飼う理由について“ちょうどいいからです”と明言。
スタッフ「ちょうどいい?」
桜井先生「ちょうどいいんです。」「とにかくちょうどいいんです。」
何がちょうどいいのかについてですが、
- 鳴かない
- 噛まない
- 昼間起きない
の3つがちょうどいいそう。「うさぎの3ない」というタイトルのフリップを持つ桜井先生。
ちょうどいい理由その1の「鳴かない」を説明しようとするちょうどその頃、手術を終えたばかりという犬の泣き声が盛大に聞こえてきます。
確かによく鳴く動物だと授業に支障が出たり、学校の近隣にも迷惑になるかもしれませんよね。
ウサギがあまり鳴かない理由は、声帯があまり発達していないから。
ウサギは天敵から身を潜める為に声を発する必要が無く、声帯が発達していないと言われています。
だからウサギは静かなんですね。
「噛まない」についてですが、動物を飼育する際に気を付けるべきなのは噛まれて生徒がケガをするリスク。
ウサギは草食動物で草をかみ切る道具として歯を使うので噛まれる事は滅多にないそう。
よっぽどウサギが嫌がる事をしない限りは噛まれるリスクは非常に低いんですね。
安全に触れ合えるという事でウサギは重宝されるという事ですね。
「昼間起きない」についてですが、実はウサギは夜行性の動物なので夜の活動性のほうが高いんですね。
エサを食べたり、動き回ったりと夜に活動的。
という事は飼育係の仕事としてはエサやり、水、掃除、ゴミ捨てとシンプル。
掃除もウサギが大人しい昼間に行えるので楽ちん。
そしてウサギの魅力は癒し効果も。ウサギカフェもあったりして外国人観光客も多く訪れているそう。
お母さんが抱いたウサギが急に動いてちょっとビビる外国人の女の子。
笑顔なので癒されているはずですw
実はウサギが癒すのは人間以外にも。
それは馬。
スポンサーリンク大井競馬場厩務員労働組合の上杉真一さんによると馬房にウサギを入れて馬の癖を修正するという手法が昔は多く行われていたとのこと。
試しに馬房にウサギを入れてみると、同じ草食動物のウサギを鼻の先でやさしくタッチする馬。
寂しがり屋の馬は同じ草食動物の仲間という事で精神的にリラックスするそう。
さらに小さなウサギを踏まないようにと気を配る事で馬の気性が穏やかになるとも言われているとのこと。
鼻同士をくっ付けて仲良さげなウサギと馬
例えばこんな2ショット。コチラが視聴動画。
ということで、
学校でウサギが飼育されるのはちょうどいいから
夜眠れない時の過ごし方を聞かれると、
「なんか食べちゃう。」という答えのチコちゃん。
岡村「分かる。笑」
また、ちょうどいいという言葉について説くチコちゃん。
チコちゃん「仏の教えでもあるの。京都大原のね“額縁寺(がくぶちでら)”って俗に呼ばれてる、庭がスゴイ綺麗なお寺があって、その壁には『丁度いい』という額が貼られてんの。」
額縁庭園で有名な宝泉院ですね。
顔、背丈、家族、恋人、仕事、収入、生活すべてが丁度いいと思いなさいという教え。という説明のチコちゃん。
鈴木「チコちゃん、ちょっと説教くさいわぁ。生きる死ぬとかの話になると、チコちゃん何かのスイッチ入って、京都とかお寺とか本質の話に入るとちょっと長なるっていう。」
チコちゃん「ああ、そう?そんな所まで見てるの?大女優さんは?」
竹山「何言ってもダメだよ。笑」
最後に塚原愛アナから注意点。
ウサギはちょうどいいと繰り返し番組内で説明しましたが、あくまで生き物で繊細な部分もあるため、丁寧にお世話するようにしましょう。との事。
続いてはひだまりの縁側で・・・コーナー。今回は珍しく三問だけ。
ひだまりの縁側で・・・コーナー
ここで視聴者からのお手紙を紹介するコーナー。
チコちゃん「この前はキョエちゃんへのファンレターでしたね。」
手紙を抜き取ると、
キョエちゃん「バカー!バカーって言う方がバカー!と言う事はキョエちゃんがバカー!」
岡村「そうや!」
チコちゃん「一人でまとめたわね。笑。すごい成長。」
おたよりは5才+48という女性の方から。
レギュラー化後に仲間入りしたキョエちゃんの大ファンだそう。※実はレギュラー化以前に放送された特別編でキョエちゃんは初登場しています。その時は喋らない設定だったんですよね。
レギュラー化後は第2回放送からキョエちゃんは登場していますね。
そしてチコちゃんへのお願いは「どうか私にキョエちゃんを下さい!!」という衝撃的なオファー。
りんご農家さんだそうで、りんごを狙う小鳥やカラスを追い払うという仕事があるそう。案山子代わりに「バカー!」と追い払うというお仕事。
岡村「じゃあプレゼントします!」
チコちゃん「アカン!アカン!アカン!」
岡村「悪い事ばっかり喋るから!」
スポンサーリンク「キョエちゃんどうしますか?」という岡村さんの質問には、
キョエちゃん「行く行く~。」
岡村「移籍成立しました!電撃移籍になりました。キョエちゃんの。」
チコちゃん「長野に?」
岡村「人気出始めてたのに残念です。」
キョエちゃん「長野行く行く~。」
泊まりで、住み込みで働くのかどうかが気になると言うチコちゃんですが、
本気でりんご農家にキョエちゃんを連れて行ってみて追い払えるかどうかを試してみたらどうか?と提案する岡村さん。
キョエちゃんがりんごを狙わないか心配ですけどねw
チコちゃん「でも長野行ける?キョエちゃん。どうやって行く?」
キョエちゃん「日帰り。江戸川から通う~。」
しっかりと通勤プランをお持ちのキョエちゃんw
岡村「もうちょっと・・・僕にも注目してね?」
2週連続でキョエちゃんに関するネタでしたが、キョエちゃんやチコちゃんにばかり視聴者の関心が集まっている事にちょっと嫉妬心を抱く岡村さんw
チコちゃん「主役は脇が目立つと自然と目立つの。松方弘樹さんの言葉。」
岡村「渋いなぁ~。笑」
ということでおたよりの宛先は、
〒150-8001 NHK 「チコちゃんに叱られる」係 宛て
※お名前/ご住所/ご連絡先(電話番号やメールアドレス)をご明記ください。名前のわきに「5さい」と書いてください。
番組公式ホームページ http://nhk.jp/chikochan
となっています。写真などもOK。
今回のようにキョエちゃん宛のおたよりも募集中ですが、岡村さんが寂しそうなので岡村さん宛てのおたよりだと採用されやすいかもしれませんね。
キョエちゃん「岡村もよろしく~。」
最後に表示されたメッセージは、
次回、「出張キョエちゃん長野でお仕事編。」
キョエちゃん「長野行く行く~。」
本編の疑問に絡めて何かキョエちゃんがロケする企画が立てられるのか?それともただの妄想企画で終わるのか?今後のキョエちゃんの展望が気になりますね。
次回放送は、
10月12日(金) 夜7:57スタート(一部地域を除く)
10月13日(土) 朝8:15スタート
になっていますね。
NHK「チコちゃんに叱られる!」に関する全記事はこちらのリンクから。