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第1弾NHK「お風呂頂きます」ってどんな番組?サンドウィッチマンの即興ミニコントとコムアイのナレーションを楽しむ


NHKでパイロット版的な扱いで放送された「お風呂頂きます」。その初回放送が18年1月4日に放送されましたね。記念すべき第1弾放送ではサンドウィッチマンの2人とスピードワゴンの2人が一般のご家庭のお風呂を訪問して「お風呂をいただく」ことを通じて地元の方と触れ合っていきます。

初回放送は「兵庫県新温泉町編」を舞台に3軒のご家庭のお風呂が登場。というわけでどんな展開になったのか詳しく見ていきましょう。

即興でボケを連発するサンドウィッチマン伊達さん(スピードワゴン小沢さん曰く“サンドウィッチマン劇場”)とコムアイさんの力の抜けたほっこりナレーションが見どころですね。

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番組概要

NHKの公式ページに掲載されている番組説明については以下のような紹介文となっていますね。

「真のお風呂文化は、各地方の家庭の風呂にこそある」そう信じる男、サンドウィッチマン伊達が、相方の富澤とスピードワゴンの井戸田と小沢を引き連れ、平安時代からの温泉文化を誇り、ドラマ「夢千代日記」の舞台にもなった兵庫県新温泉町を訪問。この機会にPRを仕掛ける町の広報に邪魔されたり、手伝ってもらったりしながら、地元の人々と交渉し、家庭のお風呂に入れてもらう事を目指す、笑いと感動の人情お風呂バラエティー

出典:NHK「湯けむり人情バラエティー お風呂頂きます 兵庫県 新温泉町編」公式ページ

出演者

  • 【出演】サンドウィッチマン(伊達みきお、富澤たけし)、スピードワゴン(井戸田潤、小沢一敬)
  • 【語り】コムアイ

スタッフ

  • 【撮影】小出寿顕
  • 【照明】森山剛伸
  • 【音声】佐藤清己、平川裕
  • 【映像技術】 伊部泰彦
  • 【映像デザイン】 塚崎安奈
  • 【音響効果】 尾形香
  • 【編集】斉藤真弓
  • 【リサーチャー】 佐々木貴博
  • 【プロデューサー】 並木慶、今理織
  • 【ディレクター】 石森康裕、上原太志
  • 【制作統括】 北川朗
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オープニング

サンドウィッチマン・スピードワゴンの4人の横並びから番組はスタート。

場所は兵庫県新温泉町浜坂駅前。時間は朝8:10。

伊達「何ですかこの環境は?」

富澤「お風呂頂きます?」

伊達「お前耳ふさぐなよ!テレビで耳ふさいでんじゃねぇよ。お前。」

寒かったのか耳あてをつけている富澤さんw

伊達「お風呂頂きます!」片手でガッツポーズで改めてタイトルコール。

ここでオープニングタイトル。

ナレーション「古より日本人が愛してやまないお風呂。身を清める沐浴が起源と言われ、時代ごとにその文化を育んできました。」

木造の温泉に浸かる伊達さん。湯船にはお風呂グッズのアヒルちゃん人形が沢山。

さらに、筆で描かれたかわいらしいタッチのイラスト。所々にアヒルちゃんがワンポイントで登場していますね。織田信長らしき人物が風呂に浸かってアヒルちゃんをツンツンするイラストも。陣幕に織田木瓜が描かれていますので恐らく織田信長だと思われます。最後は銭湯に浸かる人々のイラスト。

「この風呂文化を探求することを決意したのが?」

伊達「風呂入ろう!」湯船から立ち上がって爽やかな笑顔でカメラ目線w

ナレーション「伊達みきおさん。その信念は『真の風呂文化は家庭風呂にあり』」

オープニングでずっと流れていたBGMは水曜日のカンパネラ「ディアブロ」ですね。オープニング以外にも随所にこの曲が使用されています。「いい湯だね。いい湯だね。」のフレーズが印象的。

コチラが視聴動画。

ここからは番組のハイライト映像。

ナレーション「この番組は家庭のお風呂に入れていただこうとする伊達さんと、入る気が無い3人(富澤、井戸田、小沢)が地元の人と風呂愛溢れるふれあいを繰り広げるお風呂バラエティです。」

今回の目的地である兵庫県新温泉町は平安時代から温泉文化が伝わっている由緒正しき場所。“温泉”という文字がついていたことで伊達さんがチョイスしたそうです。

1981年に吉永小百合さん主演で放送された「夢千代日記」の舞台としても有名。

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ナレーションはコムアイ

ここまでのナレーターを改めて紹介。

お湯先案内人という肩書で登場したのは録音ブースでのコムアイさん。水曜日のカンパネラとしてアーティスト活動されていますよね。

名前のテロップはお風呂グッズのアヒルちゃんをカスタマイズした“ダヒル”ですね。メガネをかけた金髪姿。ダヒルの由来は「伊達似のアヒル」。

コムアイ「ご案内はわたくしお風呂大好きコムアイが務めま~す!」

ここでタイトル。NHK 初回 湯けむり人情バラエティー お風呂頂きます 兵庫県 新温泉町編

コムアイ「湯けむり人情バラエティー お風呂頂きま~す!」

さて、ここで番組ルールについて伊達さんから紹介。

「伊達流 真の風呂文化探究の心得」

  • 長年住む大家族の風呂に入るべし
  • 5軒の家庭風呂に入るべし
  • 家主の作法で入るべし

富澤「ちょっと何言ってるのか分からない。」

伊達「いや分かれよ!」

5軒という多さに引き気味の小沢さん。さらに朝8時の時間帯に人気があまりない事が心配そうです。

富澤「こんな時間に風呂入れてくれって言うの?」

町の人を探して歩き出しますが雨まで降ってきてしまいました。

とりえあず近くの観光案内所へ。「まち歩き案内所」というのれんが出ていますね。

案内所に入るといきなり、

「ようこそ!新温泉町へ!」

井戸田「ビックリした~。」

現れたのは新温泉町役場の商工観光課の福井さん。そして新温泉町のマドンナという原さん。

お二人とも観光PR担当者だそうです。鉢巻にはっぴ姿でやる気満々。

4人が町を訪れる事を聞きつけた西村町長が「これはチャンス!」とばかりに2人を送り込んで来たとのこと。ちょっとした再現VTR。西村町長も含めてご本人が演じてらっしゃいますね。

ここでは浜坂温泉という温泉が湧いているそうですが、700軒ぐらいの一般家庭に温泉が配湯されているそう。通常の水道のように蛇口をひねると温泉が出てくるのでそのままお風呂に汲んで使うとの事。

温泉で肌がツヤツヤということで福井さんに年齢を聞く小沢さん。

福井さん「28(歳)です。」

小沢「どおりで。」※実際は福井さんは48歳だそう。

伊達「両方ボケちゃった。」

井戸田「ボケとボケのぶつかり合い。」

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ここで本題に、

伊達「ご家庭のお風呂にですね。我々入りたいんですけど。」

井戸田「“我々”って言っちゃった。」

小沢「今の所、1対3の構図です。」

とりあえず人が集まっている場所に向かって候補の方を探すことに。

その場所というのは、

福井さん「本当にね。す・・す・・どう説明したら・・・。」

富澤「言えばいいじゃないですか!」

小沢「何で遠回りしようと。におわすだけで終わらそうとしてるから。」

ここで場面転換。浜坂湯の足湯にダヒルちゃんとちっちゃなアヒルちゃんが浸かっている映像。ちょこちょこ場面転換で短い映像が差し込まれますね。

漁港で松葉がに

さて、目的に着くと確かに人がいっぱいいるようですが、

伊達「魚市場ですか?ここは。」

新温泉町の諸寄(もろよせ)漁港。

目に入ったのは大量のかにが並ぶ光景。

伊達「これがいわゆる松葉がに?」

町の特産品である松葉がにのPRを仕掛けてきた福井さんと原さん。

新温泉町の松葉がに(ズワイガニ)の漁期は11月から3月で漁獲高は年間約400t。市町村単位で漁獲高全国2位になったこともあるそうです。

コムアイ「絶品らしいけど、目的はお風呂に入れてくれる人探し。そんな単純な罠に乗る4人ではないハズなんですが・・・。」

遠くに鍋が並んでいる光景を見て一気にテンションアップの4人。

コムアイ「思ったより単純な4人を待ちかまえていたのは、かにの生態から美味しい食べ方まで熟知する『かにソムリエ』。旬の松葉がにを食べさせてくれるそうでーす。」

慣れた手つきで豪快に松葉がにを解体していっています。さすが、かにソムリエ。

しゃぶしゃぶでご馳走してもらえるそうです。

井戸田「やばい超うめえ!」

伊達「まさかお風呂より先にかにいただけるとは思わなかった。」

井戸田「あまーい!」

伊達「ああ出た!」

コムアイ「町の思惑通り松葉がにを堪能する脇の甘い4人。ちょっと!忘れていませんか~?」

さて、ようやく本題のお風呂探しがスタートしますが、

コムアイ「市場でお風呂に入れていただける方を探しますが、上手くいきません・・・。」

そして声をかけたのは地元のご夫婦。旦那さんは外国人の方のようです。インドネシアから漁師の研修で来られていたそうですが、その研修先の娘さんとご結婚されたそうです。

伊達「キーワード発していいですか?」

これから決まり文句、

伊達「お風呂頂けますか?」

なぜかビートたけしさんのモノマネで言う伊達さん。番組の重要なキーワードなんだから真面目にやってくださいw

BGMはタケちゃんマン。コチラが視聴動画。

小沢「しっかりしろ!君だけはしっかりしろ!」

改めて「こんなことね、初対面で言うのおこがましいんですが、お風呂頂けませんか?」

富澤「入らせていただくことは可能ですか?」

ちょっとした間の後に「ごめんなさい・・・」のひと言。

伊達「ええでも、そこを何とかっていう形で何とかなりませんかね?」

特に奥様が嫌がっているようです。そりゃそうですよね。

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それでも、入れていただかないと帰れないと食い下がる富澤さん。

旦那さんはOKのようなのでもう一押し。

小沢「じゃあ伊達ちゃん。もう一回本気のやつ言っちゃおう。」

伊達「お風呂!・・・」

富澤「ふざけんじゃねえっつうの!『お風呂!』じゃねえよ!」

またビートたけしモノマネで言おうとする伊達さんをツッコむ富澤さんw

伊達「そういうフリをするから・・・。ちゃんとやりましょうよ。無理を承知で、お風呂頂けますか?」

ここは粘り勝ちでなんとかOKをもらって、

伊達「ありがとうございます。うれしい!よし行きましょうお風呂!第1号!」

ということでウギアさん、濱根綾華さんご夫婦のお家へ。

ウギアさんは綾華さんのお父さんが船長を務める船で漁師をされており、綾華さんのご実家で暮らしているそう。

濱根家は50年以上この町に暮らして現在は5人家族。

「長年住む大家族の風呂に入るべし」という心得にもピッタリですね。

綾華さんはただいま妊娠中で3月に出産予定だそう。

濱根家のお風呂

伊達さんは片手にダヒルちゃんを持ってお家に向かいます。

玄関先のチャイムを鳴らす4人。あれ?応答がないようですが?

富澤「いませんね。じゃあ次の・・・。」

伊達「いやいやいや。笑。早いな!諦めが。」

すると時間差で応答する声が、すると、

伊達「集金です。」

井戸田「違うだろ!」

ボケまくるサンドウィッチマンのお二人。

このやり取りを見つめていた小沢さんですが「サンドウィッチマンのロケ盗もう」と勉強宣言w

綾華さんのお父さんの秀樹さんとウギアさんがお出迎え。

早速お風呂を拝見します。

広めのお風呂ですね。

小沢「いざお風呂くるとさ。結構ああ・・・って思うね。」

他人の家のお風呂を見る機会なんてそうあるものでもないのでちょっとテンションが上がっている様子の4人。

ここで、伊達流 真の風呂探求の心得「家主の作法で入るべし」に従って濱根家のお風呂の入り方を聞きます。

新婚のお二人は一緒にお風呂に入る事もあるということで

お風呂作法その1

・夫婦で一緒に入る

伊達「二人で入んの?奥さんの実家で?」

小沢「ウギアぁ~。」

井戸田「嫁の実家の・・・元嫁だけど、実家の風呂1回も入った事ない。何か緊張しちゃって。」元嫁というのは女優の安達祐実さんのことですよね。

2005年9月14日に安達祐実さんとご結婚(当時妊娠2ヶ月)され、その後2006年4月に長女がお生まれになっていますが2009年1月8日に離婚されていますね。

伊達「僕なんか全然知らない方のお家、今からお風呂入る。」

小沢「すごいね。笑」

漁師さんならではということで、

お風呂作法その2

・一日に複数回入る

やはり、潮風でベタベタしがちなのでサッパリさせるためにも何回もお風呂に入るようです。

さて、そろそろお風呂にということで伊達さんが入浴スタイルに着替え。上半身裸で下はバスタオルを巻いていますね。

力道山のようなポーズをとる伊達さんw

井戸田「仕上がったねぇ。」

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まずはお風呂の温度を測ってみます。ダヒルちゃんロゴつきの温度計。

湯温は39.6℃でちょっとぬるめ。

お風呂作法その3

・肌がスベスベになる入浴剤を入れる

お風呂作法その4

・かけ湯をしてから湯船に入る

お風呂に入る際には肌色の水着姿の伊達さん。湯船には伊達さん特製360度カメラまで。

流れるBGMはこちらでしょうか。「いい湯だな」のボサノバver. ※再生がブロックされますのでYouTubeでご覧くださいからご視聴ください。

360度カメラの映像が流れますが、ちょっと意味ないような?家庭のお風呂という事でスケール感はないので分かりづらい映像ですよね。う

お風呂の真横には窓があるということで、

お風呂作法その5

・窓を開けて露天風呂気分

窓を開ける伊達さんですが、

伊達「ああ!ビックリしたっ!」

え?一体何が?

伊達「カマキリいるわ!」

網戸越しにカマキリが登場。

まさかのハプニングに爆笑の一同。

山が近いのでたまたまのようですね。

伊達「マジのカマキリ。」

富澤「マジカマ?」

伊達「笹かまみたいだな。」

そんな突然の訪問者もありつつ、お風呂に浸かる時間については、

お風呂作法その6

・入浴時間は20分弱

作法に従うという心得ですが、

伊達「そんな入んの!?」

お風呂上りトーク

さて、伊達さんはお風呂を堪能するということで他の3人はリビングでご家族を交えてのトーク。

家族構成を説明したりしていると、

伊達「いらっしゃい。」

富澤「長男みたいな感じ。」

伊達「やっぱお風呂頂くと、一家になった感じしますね?」

濱根家は5人兄弟ですが、母・智江さんは7年前に病気で他界。以来長女の綾華さんが母親代わりになって家族の支えに。

ウギアさんとの出会いは6年前。綾華さんの一目ぼれでした。

お父さんとしては最初はあまりいい顔はしなかったそう。というのもあくまで研修生という身なので恋愛はNGとお父さんは考えていたそう。

ただ、綾華さんは頑なだったようですね。

小沢「港町の女は言うんだよ。」

井戸田「知らねぇだろ。」

娘さんをください的なプロポーズはちゃんと言ったそうで、

伊達「娘頂きますみたいなことですか?」

小沢「違う違う。笑」

お風呂頂きますとは違うのでw

宗教や文化の異なる国際結婚ということもあって「急がなくてもいい」とお父さんは思ったそうですが、綾華さんはお父さんに内緒でインドネシアに渡り、ウギアさんと同じイスラム教に改宗したうえで結婚してしまったのです。

下手をしたら親子の関係にヒビが入りそうな一大事ですが、奥様を亡くされてから母親代わりをずっとさせてきたということもあって、綾華さん自身の人生を歩んでもらいたいという思いが。

奥様が他界した7年前、綾華さんは実家を離れて京都でパティシエを目指して夢を追いかけている時期でしたが、家族のために夢をあきらめて家に戻った綾華さん。

また、ウギアさんは漁師としても優秀で好青年。娘には娘の人生をという思いから最終的には結婚に賛成したようです。

そんな心温まるエピソードに、

小沢「みんなお互いのこと思い合ってて、家族愛感じるわ。」

とここで伊達さん締めのひと言をフリップで発表。

「温度以上に温かいお風呂でした。」

小沢「この番組のルール全然知らないんだけど。そんなのあるの?」

こんなフリップが用意されていたなんて知らなかった様子ですね。

伊達「ここが1軒目でいいのか?これ以上の家庭があるのか?と。俺はもう1軒でいいんじゃないか?と。」

早々にロケを切り上げようとする伊達さんw

心得は5軒ですよ?

井戸田さんは「1軒目終わってざっと見えてきた。あの~。あったかい番組だね。」と番組の流れが大体把握できたようですね。

見ているコッチとしても同じ気分ですw

最後はお礼のオリジナルステッカーをプレゼントして記念撮影。

コムアイ「お風呂、ありがとうございました~!」

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植田家のお風呂

濱根家を出るとそこには観光PR担当の福井さんと原さんが待ち構えていました。

コムアイ「新温泉町のPRを企む二人。」

いやそういう仕事のお二人ですからw

2軒目は候補となる方を探しておいてくれたようで、電話でお風呂の交渉を行う伊達さん。先方は植田さんという方のようです。

まずは電話でプロフィールを聞き出していきます。

  • 畜産業で牛を飼っている
  • 牛は但馬牛

ここまで聞いた時点で、

伊達「植田さん!お肉頂けますか?」

小沢「違う違う。心の声出てる!」

富澤「お肉って言っちゃってる。」

さらにプロフィールを聞いていくと、

  • 長年新温泉町住まい
  • 年齢は41歳

伊達「あっ年下じゃねぇか!」

富澤「やめろ!初対面だろ!」

小沢「サンドウィッチマン劇場。」

伊達「すいません。ちょっと。体育会系なもんですから。」サンドウィッチマンの二人は元ラグビー部ですよね。

年下だからと言って初対面で急に横柄な態度はやめましょうw

結局ここまで聞きだした所で植田家に向かうことに。

ここで場面転換。松葉がににつつかれるダヒルちゃん。

場面が変わると、

富澤「中止ですね。」

目的につくと突然あられが降ってきたようです。

伊達「いやいや。ワゴンさん!」

スピードワゴンの2人はテンションがガタ落ち・・・。

それでも現地に到着したので、まずは牛舎を見せてもらうことに。

植田さん家では但馬牛の母牛を飼っており、繁殖をされているそう。

但馬牛として生まれた子牛が各地に送られて育てられて神戸牛や松坂牛になるんですね。

いわば、和牛の源を担うのが但馬牛。

伊達流 真の風呂探求の心得

・長年住む大家族の風呂に入るべし

植田家は7人家族で101歳になるおばあちゃんも一緒に暮らしているそう。

ここで伊達さんがあの言葉、

伊達「お風呂頂けますか?」

植田さん「お風呂に入るんですか?どうぞ。」

二つ返事でOKが出ました。

見ず知らずの四人ですけど?という小沢さんの念押しにも、

「うちので良かったら。」と快いお返事。

富澤「牛ので良かったら?」そんな事は言ってませんからw

さて、牛舎から移動してお宅へお邪魔します。

かなり大きなお屋敷で、玄関を入ると大きな置物が。

出迎えてくれたのは沢山の子どもたち。ご近所の親戚が大集合したようです。

玄関にはご自宅を空撮した写真まで飾られています。

小沢「空から見た我が家の写真撮ったことある?」

伊達「無いです。」

では早速お風呂チェック。

いたって普通のお風呂ですがちょっと大きめですかね。

2歳の子もいるということでお風呂で遊ぶおもちゃがいっぱい。

お風呂に食いついた様子の井戸田さんを無言で見つめる伊達さんw

井戸田さんは一人で入る気満々ですが、伊達さんは一緒に入りたかった様子。

「ちょっと待ってくださいよ」と厳しい表情で考え込む伊達さん。また無言になっちゃいましたね。

富澤「風呂戦争勃発してますよ。」

伊達「ZZZ・・・」

富澤「寝てたのかよ!考えろよ。待ってんだから。何人待たせてんだよ。」

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ということで今回は井戸田さんが一人で入る事に。

井戸田「お風呂頂いてもよろしいでしょうか?」

改めて植田さんからOKが出たので入浴準備。

伊達流 真の風呂探求の心得

・家主の作法で入るべし

植田家のお風呂作法その1

・体をきれいに洗ってから湯船に入る

植田家のお風呂作法その2

・木の香りの入浴剤を入れる

植田家のお風呂作法その3

・腕から洗う

その間、小沢さん、富澤さんはリビングに移動して子どもたちと触れ合い。

時間がある時は牛の世話を手伝うという中学2年生になる長女の星七(せな)ちゃん。前は嫌だったそうですが、今では牛がかわいく思えてきて、むしろ積極的に世話したいという気持ちだそう。

そこへ但馬牛の焼肉セットが。

場面はお風呂へ戻って、いよいよお風呂に浸かる井戸田さん。

井戸田「あ~気持ちいい!」

湯温は40℃の設定。

BGMはまたしても「いい湯だな」のボサノバver. 

植田家のお風呂作法その4

・2歳の娘と15分入る

植田家のお風呂作法その5

・お風呂で英語のお遊び

アルファベットのマグネットを使っての遊び

伊達「俺も入りたいもんなぁ。」「入ろうかな?」

井戸田「いんじゃない?」

その頃ホットプレートを囲む小沢&伊達ペア。

伊達「アイツらが来る前に食べちゃいたい。」

悪い声で悪だくみ。

但馬牛を堪能する二人。

富澤「おいC」と手でCの形を作って上機嫌。

その頃お風呂では「Wおじさんin風呂」

二人並んで少し余裕があるサイズの浴槽ですね。

伊達「風呂王がやって参りましたよ。」

井戸田「風呂王がやってきたぞ?」

伊達「風呂王である!」

ガッツポーズを取る伊達さん。酔ってます?

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お風呂上りトーク

お風呂上りにはご家族を交えての風呂上りトーク。

焼肉パーティーの真っ最中にショックを受ける伊達さん。

101歳のおばあちゃんも合流。お元気そうですね。

植田さんのお父さんが初代でお父さんが20歳の時に牛一頭からスタートした牛舎だそう。

家族みんなで暮らしたかったからという理由で畜産業を始められたんですね。

そんな父の背中を見て幼いころから家業を継ぐことを心に決めていたそう。

事業拡大もあくまで家族で出来る範囲にとどめるという思いがあるそうで、そこもお父さんの意思を継ぐ想いがあるんですね。

牛を世話するのが楽しいと語っていた娘さんの星七さんにもその想いは伝わっているはず。

そんないい話を聞いているとずっと姿が見えなかった井戸田さんが登場。

テンガロンハットを被ってその姿は?ハンバーグ師匠?

まずは熱々の鉄板ジョーク100gから。

ハンバーグ師匠「ハンバーグね。寒い日は丸まってお風呂に入るんだ。えっ?お湯の中に入ったら“肉団子”になるじゃねぇかって?いいとこ“つくね”ぇ。ハンバーグ!!」

富澤「うるせえな。笑」

それでも子どもたちは大爆笑。

伊達「良かった。101歳のおばあちゃんアッチの部屋行ってて。ビックリするところだったわ。」

最後に湯上りのひと言。今回は井戸田さんが担当。

井戸田「仕事終わりの憩いの湯」

お風呂の子ども用グッズに温かさがにじんでいると井戸田さん。

井戸田「僕は少し涙が出ました。」

記念品のステッカーを渡して記念撮影。お礼を言ってお家を後にします。

コムアイ「お風呂ありがとうございました~。」

場面転換では但馬牛のえさ場に紛れ込むダヒルの姿。

おばあかふぇ

続いては先ほどの植田さんにおすすめされた所へ。

向かったのは湯村温泉。平安時代から続く有名な温泉地。

自宅に温泉を引いている人が多いとの事。

またしても観光PR担当者のお二人が合流して地元の人が多く集まっている場所へ。

到着したのは「遊月亭 おばあかふぇ」

湯村温泉の名物スポットで新温泉町に住む平均年齢69歳のおばあたちとの会話を楽しめるという休憩所。

暖簾をくぐって中を覗くと「ちょっと用事を思い出しましたけども。」と引き気味の伊達さんw

観念して入りましょうw

入るといきなりおはらいをされる4人。

お祓いで使われる白い紙のついたアレではなく、ほこり払いのはたきのように見えますけどねw

ちなみにお祓いの白い紙のついたアレは御幣(ごへい)、幣束(へいそく)、幣(ぬさ)なんて呼び名です。

汚れを払うというのに引っかけたような?

「おたくたちのばい菌ついてるから。」

伊達「誰がばい菌だらけですか!」

爆笑するおばあw

どうしても店名の「おばあかふぇ」が「おばあかへ」になってしまうおばあ。

改めて「かふぇ」と書いてどう読むんですか?と聞くと、

「コーヒー」という返答。

もうメチャクチャw

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店内でゆっくりしていると、そこに武将姿の怪しい人たちが登場。

「わしは無駄信長と申します。」

「豊臣無駄吉でございます。」

「無駄川家康でございます。」

「無駄田官兵衛でございます。」

「まあそんな感じでですね。」そうまとめたのは全日本かくれんぼ協会副会長の谷口薫さん。

谷口さんは黒い忍び装束に「JAPAN」と書かれた日の丸の鉢巻き姿。

もう訳が分かりませんが、とりあえず「全日本かくれんぼ大会」の関係者という事でイベントの説明へ。

全日本かくれんぼ大会とは湯村温泉全体を使った名物イベントで隠れる側と見つける側に分かれて誰でも参加が出来るとの事。

隠れる側は仮装して隠れるルールですが、見つける側も仮装するようになっていき、いつの間にか仮装大会のようなイベントになったとの事。

コチラが公式ページ

という事でこの番組の約5か月後に開催予定の第19回全日本かくれんぼ大会へのPRもかねて登場したとの事。

やっと冒頭の武将姿とかくれんぼがつながりましたね。

という事で伊達さんも武将姿にチェンジ。本人は渋っていますが。

一応伊達さんは独眼竜で有名な伊達家の分家にあたるとのこと。

ここで無駄信長さんにお風呂を紹介してもらう事に。

候補に出てきたのは温泉を引いているご家庭で西村さんという方のお家。

場面転換では夢千代像とダヒル。アヒルちゃんも2匹くっついていますね。

西村家のお風呂

一気に西村さん宅の玄関へ。

ピンポンを押すと現れたのは驚いた表情の西村一彦さんという方。

伊達「無駄信長さんからご紹介いただきましてですね。」

西村さん「信長が?無駄?風呂?うちの風呂?」

詳しく事情を説明しない伊達さんのせいで西村さんが混乱中w

もう既に「うちのに入るんですか?」と不穏な空気を感じ取ったような西村さん。

コムアイ「突然すみません。」

西村さん宅は12人家族で40年この地でお住まいという事で風呂探求の心得の「長年住む大家族の風呂」の条件に合致。

早速お風呂を拝見すると石造りの立派なお風呂。

ここであのセリフ。

伊達「いいですか?カメラさん?お風呂!・・・」

富澤「それじゃねぇよ!忘れてたわ!」

またビートたけしさんのモノマネで言おうとする伊達さんw

改めて「お風呂頂けますか?」

西村さん「よっしゃ!」

豪快なご返事。

やっぱり大事な伊達流 真の風呂探求の心得

・家主の作法で入るべし

西村さんの今は亡きお父さんが本物の石を敷き詰めて作った浴室だそう。

西村家のお風呂作法その1

・源泉を水で薄めず適温になるまで待つ

源泉は60℃との事で、それを前もってお湯はりして冷ましてから入るそう。

「湯村の荒湯の湯」を楽しむのが作法との事。

伊達「結構熱いっすよね。」

かけ湯をしようとしますがちょっとビビり気味の伊達さん。湯温は43℃とそこそこ熱め。

西村家のお風呂作法その2

・かけ湯で体を湯になじませる

ミズノの競泳用水着っぽいものを着用して湯舟に入る伊達さん。なぜこの水着?w

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湯村温泉は重曹の成分が含まれた弱アルカリ性のお湯で入浴すると肌がツルツルになると言われています。これは皮脂と反応して乳化が起こるからヌルヌル(ツルツル)するんですよね。決して皮膚の表面が溶けているわけではありません。

西村家のお風呂作法その3

・テレビを見ながら半身浴

お風呂場にはテレビも完備。

ここで井戸田さんが湯舟に持って来たのはダヒルちゃん。

遂に伊達さんとダヒルちゃんの共演。

伊達「うわ。ダヒルと一緒だ。」

何そのそのままなコメントw

西村家のお風呂作法その4

・手作りジャグジーでお湯を循環

西村家のお風呂作法その5

・適温になるように自宅で源泉掛け流し

蛇口をひねると温泉が出てくるので熱くしたい時は蛇口をひねって調整。

ここで2歳になるお孫さんの一之佑くんが一緒にお風呂に入る事に。

西村家のお風呂作法その6

・窓と一緒に入る

足先を浸けると「あちい!」と拒否w

アヒルのおもちゃを持った一之佑くんはダヒルちゃんを見てのノーリアクション。それでもしつこく見せていると「ウフフ」と笑顔。

お風呂上りトーク

お風呂を上がって風呂上りトーク。

石造りのお風呂を作られたというお父さんのお話へ。

朝昼晩と1日3回のお風呂が日課だったとの事。

裸一貫から清掃業を始めて5人の子どもを育てたというお父さん。

そんなお父さんのお風呂のこだわりは孫と一番風呂に入る事だったそう。

西村家のお風呂作法その7

・一家の主が一番風呂に入る

今もその伝統は受け継がれているそう。一之佑くんもそのうち一番風呂に入る時が来るんでしょうね。

西村さん「ここから旅立つ若者がおりますが、大学とか行っちゃって。是非この温泉がいいなって言う事を思い出して帰って来てほしい。」

離れてから気づく事ってありますよね。

最後に湯上りのひと言。今回は伊達さんが担当。

「おじいちゃんの残した宝物」

伊達「お父さんがつないでくれてるんだなっていう。」

西村さん「生きてたら100歳。」

富澤「死んでたら何歳?」

思い切ったボケに爆笑の一同w

エンディングはコムアイさんのナレーション。

コムアイ「もうすぐ子どもが生まれる新婚さん。娘とのお風呂を楽しみに頑張るお父さん。孫に地元のお湯の良さを伝えたいおじいちゃん。何かお風呂って人生なんだなぁ~。」

ダヒルちゃんを浮かべてそれぞれのお風呂を堪能する今回登場した3つのお宅。

最後は「お風呂いただきます!」の4人のかけ声でエンディング。

NHK「サンドのお風呂いただきます」に関する全記事はこちらのリンクから

一覧:NHK「サンドのお風呂いただきます」

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